2021.04.20
さまざまな動画配信サービスが登場し、話題の作品も数多く誕生している昨今。
テレビ番組よりも、こうした配信サービスを利用している人も多いのではないでしょうか。
その際ホームプロジェクターがあれば、大画面での映像が楽しめるのでおすすめです。
今回は、一人暮らしの狭い部屋でも大画面が楽しめるおすすめのホームプロジェクターを厳選してご紹介します。
目次
株式会社プラネットが行ったテレビ視聴に関する調査によれば、70代以上の男性と60代以上女性の9割が地上波番組を毎日見ると答えているのに対し、20代男性では53.0%、女性で61.6%と約半数にとどまっています。
ところが、テレビ局以外の動画配信サービスに関して尋ねると、無料配信を「毎日見る」人は20代男性で48.3%、女性で35.8%という結果に。
これは、他の世代と比べて高い数値となっており、若い世代において動画配信サービスが人気傾向にあると考えられます。
最近はAmazonプライム・ビデオやNetflixなどの有料動画の配信サービスや、YouTubeの動画コンテンツが非常に充実しています。
せっかくなら、こうした動画を大画面で楽しみたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回注目したいのがホームプロジェクターです。
ホームプロジェクターがあれば、いつもスマートフォンで見ている動画を自宅の壁に映して大画面で視聴できたり、ゲームなどを迫力ある雰囲気で楽しんだりすることができます。
とはいえ「ホームプロジェクターというと、広い部屋が必要なのでは?」と思う人もいるはず。
実は、最近は限られたスペースでも大画面の映像を楽しめる商品が多く登場しているのです。
省スペースでプロジェクターの大画面を楽しみたい場合、まずポイントとなるのが「投影距離」です。
投影距離とは映像を映すスクリーンや壁と、プロジェクターのレンズの間の距離のこと。
一般的に、投影距離が長いほど画面サイズは大きく映し出すことができ、100インチの大画面を投影するためには2~3mの距離が必要とされています。
一方で、スペースに限りがある場合におすすめなのが「短焦点モデル」のプロジェクターです。
短い投影距離で大きく映像を映し出せるので、スペースが限られる狭い部屋でも大画面叶います。
ただし普通のプロジェクターと比べると、価格が高い傾向があります。
そのほか、十分な投影距離が確保できない場合、壁ではなく天井に投影する方法もあります。
例えば、寝かせて使うことができれば、ベッドに設置して横になった状態で映画や動画を楽しむことができますよ。
そのほか、投影距離以外のポイントについてもご紹介します。
4K(4,096×2,160pixel)、フルHD(1,280×720pixel)、SD(720×480 pixel)などで表記されることが多い解像度。
これは画像を構成している点の数を表す値で、数値が大きいほど画像は美しくクッキリ映し出すことが可能です。
YouTubeなどのコンテンツはフルHD画質が主流なので、フルHDのものがおすすめです。よりキレイな映像にこだわりたい人には4Kを選ぶとよいでしょう。
明るさの数値である「輝度」(ルーメン)は数値が高いほど明るくクッキリ投影できます。
目安としては、映像を見る際に部屋を暗くできる場合には、500ルーメン以上のものがよいでしょう。
日中カーテンを開けた明るい場所でも使用したい場合には、3,000ルーメン以上のものがおすすめです。
台形補正機能とは、投影時に台形にゆがんでしまった画面を正しく長方形に補正する機能です。
ほとんどのプロジェクターには、縦方向のゆがみを調整する「縦台形補正機能」が付いています。
自動で搭載されているタイプなら電源を入れれば、きれいな長方形に補正してくれるので手間いらずです。
一方で斜めから投影する場合には、「横台形補正機能」が活躍します。
ただし、横補正は本体の位置をずらして調整することも対応可能なため、機能を省略しているか、手動で調整できる場合も多いです。
優先順位としては縦台形機能の使いやすさ、次いで横台形補正機能の有無と考えれば良いでしょう。
基本的に、プロジェクターをパソコンやDVD/Blu-rayレコーダーと接続するには、HDMIケーブルを使用します。
ただし、スマートフォンの画面をそのままプロジェクターに投影させることができる「ミラーリング」機能を使えば、配線は不要です。
この場合、Wi-FiやBluetooth機能を利用して接続するタイプが大半です。
どんなデバイスとどのように接続できるかも、事前にチェックしておくのがおすすめです。
壁からわずか38㎝の投影距離で、100インチの大画面を表示させることが可能な超短焦点のプロジェクター。
投影距離が11㎝でも60インチの画面表示が可能なので、スペースに限りがある狭い部屋でも迫力ある映像を楽しむことができます。
壁から本体までの距離が短いため、障害物や人が画面を遮る心配もなく、快適に視聴することができます。
スマートフォンやパソコンと、有線でもワイヤレスでも接続可能。
USBを接続すれば動画や写真、画像を再生することもできるので、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
ここがおすすめ
・壁から38㎝の距離で、100インチの大画面が叶う超短焦点モデル
・投影距離が短いので、画面に物や人影が写りこむ心配がない
【商品名】HF65LS
【ブランド】LGエレクトロニクス
【メーカー】LGエレクトロニクス
【サイズ】高さ12.9×幅13.1×奥行30.9cm
【重量】約1.9㎏
【投影距離(画面サイズ)】11~38cm(60~100インチ)
【台形補正機能】〇(4コーナー台形補正)
【Bluetooth接続】〇
天井に照明として設置する「シーリングライト」に、「高性能プロジェクター」と「高音質スピーカー」を搭載した、照明一体型3in1プロジェクター。
家庭用の引掛シーリングさえあれば、追加工事の必要もなく、手軽に取り付けることができます。
搭載コンテンツも充実しており、Amazonプライム・ビデオやNetflix、YouTubeなどの人気の動画サービスが手軽に大画面で楽しめます。
専用アプリと対応チューナーを接続すれば、テレビ番組や録画も視聴可能なほか、音楽やラジオも楽しめます。
そのほか、壁一面に時計や美しい風景、月などを映せるオリジナルコンテンツも豊富。
一台で空間を多彩に彩ることができるので、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
ここがおすすめ
・シーリングライトタイプなので、設置場所を取らない
・人気の動画配信サービスを搭載しているほか、オリジナルコンテンツが豊富
【商品名】popIn Aladdin SE
【ブランド】popIn Aladdin
【メーカー】popIn
【サイズ】高さ16.9×幅47.6×奥行47.6cm
【重量】約4.9㎏
【投影距離(画面サイズ)】1.27~3.33m(約40~120インチ)※本体中心から壁までの距離
【台形補正機能】〇(水平40°, 垂直40°)
【Bluetooth接続】〇
500mlのアルミ缶よりも小さいサイズで、重量は約740gと、持ち運びにも便利なモバイルプロジェクター。
Android TV9.0を搭載しているので、NetflixやAbema TV、YouTubeなど多彩なエンターテインメントを手軽に楽しむことができます。
映像は壁に投影できるほか、本体を寝かせる形で設置すれば、天井に映像を映すことも可能。
HDMI、USB接続はもちろん、Wi-FiやBluetoothでのワイヤレス接続にも対応。
自宅はもちろん、旅先でもアウトドアでも、さまざまなシーンで活用できる一台です。
ここがおすすめ
・コンパクトなサイズ感で持ち運び可能
・Android TVを搭載。さまざまな動画サービスが楽しめる
【商品名】Nebula Capsule ll
【ブランド】Nebula
【メーカー】アンカー・ジャパン
【サイズ】約高さ15×直径8cm
【重量】約740g
【投影距離(画面サイズ)】1.15~3.08m(40~100インチ)
【台形補正機能】〇(自動:±40°)
【Bluetooth接続】〇
リンゴ1個ほどのコンパクトなサイズ感と、重さ約380gという軽量設計のモバイルプロジェクター。
動画の場合、約2.5時間の連続使用が可能です。
持ち運びが簡単なので、自宅以外に旅行先などでも活躍します。
壁はもちろん、本体を寝かせて画面を天井に向けるように設置すれば、寝室の天井などにも投影可能。
Wi-Fi接続で、AmazonプライムやNetflix、YouTubeなどの動画コンテンツが視聴できます。
専用アプリをインストールすれば、スマートフォンをリモコンとして利用することができて便利です。
ここがおすすめ
・コンパクト&軽量設計で持ち運びしやすい
・壁以外に天井などでも使用可能
【商品名】Nebula Astro
【ブランド】Nebula
【メーカー】アンカー・ジャパン
【サイズ】約9.12×8.2×8.92cm
【重量】約380g
【投影距離(画面サイズ)】0.87~3.08m(30~100インチ)
【台形補正機能】〇(垂直方向±40°対応)
【Bluetooth接続】〇
90度に回転する構造で、壁にも天井にも投影できるプロジェクター。
高さ19.2㎝、直径5cmというコンパクトサイズなので、設置も収納も場所を取らず持ち運びも便利です。
小型でありながら、1000ルーメンの明るさがあるためクッキリした見やすい映像が楽しめます。
さらに、プロジェクターとスマートフォンは、いつでもどこでもミラーリングで接続が可能。
Wi-Fiのないアウトドア時でも車の壁面で映像を楽しめるなど、さまざまなシーンで多彩な使い方ができるのも魅力的です。
Office対応なのでUSBのデータをそのまま映すこともでき、リモートワークにも活用できます。
ここがおすすめ
・持ち運びや収納に便利なコンパクトデザイン
・スマートフォンとミラーリング接続ができ、いつでもどこでも使用可能
【商品名】FunLogy X-03 / 小型プロジェクター
【ブランド】FunLogy
【メーカー】Sandlots(サンドロッツ)
【サイズ】高さ19.2×幅5×奥行5cm
【重量】440g
【投影距離(画面サイズ)】26cm~(10~100インチ)
【台形補正機能】〇(自動:上下±40°)
【Bluetooth接続】〇
ホームプロジェクターを手軽に試してみたい人におすすめの、手頃な価格設定が魅力の商品。
コンパクトなサイズでありながら、3900ルーメンという明るさで映像が楽しめます。
最大画面サイズは120インチ。手動で台形補正が可能です。
PC、デジタルカメラなどとの接続が可能なので、ドラマや映画、ゲームをはじめ、デジカメで撮影した映像も大画面で楽しめます。
ここがおすすめ
・初めてでも挑戦しやすい価格設定
・さまざまなデバイスと接続できる多彩な互換性
【商品名】コンパクトLEDプロジェクター YLP-80HD
【ブランド】Qriom
【メーカー】山善
【サイズ】高さ7.4×幅20.2×奥行15.2cm
【重量】約830g
【投影距離(画面サイズ)】1.0~3.5m(32~120インチ)
【台形補正機能】〇(手動)
【Bluetooth接続】なし
商品名 | HF65LS | popIn Aladdin SE | Nebula Capsule ll | Nebula Astro | FunLogy X-03 / 小型プロジェクター | コンパクトLEDプロジェクター YLP-80HD |
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ブランド | LGエレクトロニクス | popIn Aladdin | Nebula | Nebula | FunLogy | Qriom |
メーカー | LGエレクトロニクス | popIn | アンカー・ジャパン | アンカー・ジャパン | Sandlots(サンドロッツ) | 山善 |
サイズ | 高さ12.9×幅13.1×奥行30.9cm | 高さ16.9×幅47.6×奥行47.6cm | 約高さ15×直径8cm | 約9.12×8.2×8.92cm | 高さ19.2×幅5×奥行5cm | 高さ7.4×幅20.2×奥行15.2cm |
重量 | 約1.9㎏ | 約4.9㎏ | 約740g | 約380g | 440g | 約830g |
投影距離(画面サイズ) | 11~38cm(60~100インチ) | 1.27~3.33m(約40~120インチ)※本体中心から壁までの距離 | 1.15~3.08m(40~100インチ) | 0.87~3.08m(30~100インチ) | 26cm~(10~100インチ) | 1.0~3.5m(32~120インチ) |
台形補正機能 | 〇(4コーナー台形補正) | 〇(水平40°, 垂直40°) | 〇(自動:±40°) | 〇(垂直方向±40°対応) | 〇(自動:上下±40°) | 〇(手動) |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | なし |
商品詳細 | ||||||
自宅にいながらにしてシアター感覚が楽しめるホームプロジェクター。
おうち時間の充実にも役立つアイテムです。
価格や機能もさまざまですが、部屋の広さも考慮しつつ、用途にあった商品を選んでくださいね。
<掲載商品はedimo編集部が実際に連絡を行い、コンタクトが取れたメーカーのものだけに限定しています。※一部国内プレスリリースでの確認>