2023.05.22

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【使ってみました】猫用自動トイレおすすめ9選。排せつ回数や滞在時間、体重をチェックして健康管理

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愛猫に留守番をさせる時に便利だと人気の、猫用全自動トイレ。

排せつ物を自動で処理してくれるだけでなく、排せつ回数や時間、体重の増減なども記録できる多機能なものもあり、健康管理に便利です。

また、多頭飼いに対応したものもあります。

今回はガイア動物病院院長の松田唯先生への取材をもとに、全自動トイレの選び方やデータの活用法、健康管理の大切さなどについて解説します。

あわせて、edimo編集部おすすめの全自動トイレを紹介します。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

獣医師
松田 唯

松田 唯

ガイア動物病院 院長。埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主が選択できる治療が好評。

ガイア動物病院
東京都杉並区下井草1-23-2
https://www.gaia-ah.com/

猫の健康管理に使える全自動トイレ

猫はトイレの清潔さに敏感なので、汚れたトイレでは排せつを我慢してしまい、膀胱炎(ぼうこうえん)になることもあります。

しかし自動トイレならば定期的に掃除をしてくれるため、家を長時間留守にする際も安心です。

さらに、スマホと連動してトイレに行っている回数や排せつ物の量、体重などを測定し、記録する多機能タイプもあります。

トイレに入ったときにスマホにお知らせが届くものもあり、留守番中のペット見守りの役目も果たしてくれるでしょう。

多頭飼いにも便利

多頭飼育をしている方の多くは、それぞれの猫の健康管理に苦労しています。

猫の体調不良を把握する手段のひとつに“排せつ物の観察”がありますが、多頭飼育の場合、いつもと違う排せつ物を見つけても、それがどの猫のものか断定するのが困難です。

多頭飼いに対応した機種を選べば、排せつ物や体重を猫ごとに区別して記録を保存してくれるため、それぞれの猫の健康状態をしっかり把握することが可能です。

松田 唯

【監修者】獣医師松田 唯のコメント

診察でも、「多分、この子が調子悪いのだと思うのですが…」と、言って、飼っているうちの一匹を連れてくる方は多いです。

このような問題も、個体識別機能の付いた自動トイレを利用することで解決できるでしょう。

全自動トイレの記録を役立てよう

汚れたトイレだと排せつを我慢しがちな猫は、膀胱炎や腎臓病など、尿路関係の病気にかかりやすいです。

膀胱炎になると一日に何回もトイレに入るようになるのですが、1回の排せつ時間は短く、場合によってはトイレに入っても全く排尿されていないこともあります。

また腎臓病の場合は尿量が増え、体重が徐々に減っていくのが特徴です。

排せつ時間や排尿量を測定した記録がスマホで手軽に管理できる自動トイレを上手に使うことで、トイレの利用状況から猫の病気にいち早く気づくことができます。

また、健康診断で病院にかかる際も、トイレのデータを医師に見せることで、健康状態をより的確に把握してもらえるためおすすめです。

全自動トイレを選ぶ際のチェックポイント

猫の全自動トイレにはさまざまな種類があります。

選ぶ際に特に重視してほしいポイントについて解説します。

安全性

全自動猫トイレの多くがフード型(ドーム型)ですが、この場合、猫がトイレを利用している際にトレイが倒れると閉じ込められる心配があります。

排せつ後に掃除を開始する時間を設定できるのですが、猫が全自動トイレに慣れないうちは、猫がトイレから出る前に掃除が始まり機械に巻き込まれてしまうおそれがあります。

こうした危険を避けるには、猫がトイレに入っていることをセンサーで感知するタイプがおすすめです。

猫が全自動トイレに慣れるまでは、飼い主の目の届くところで使用するのがよいでしょう。

処理サイクル

猫の年齢や性別によって、排せつ時間が違います。処理サイクルを自由に設定できる機種を選ぶと安心です。

動作音

猫は、冷蔵庫のように誰もいないところで突然音がする機械をとても嫌います。

音が静かなものを選ぶようにしましょう。

そうでない場合は、猫が落ち着いて過ごす部屋とは別の場所にトイレを置くようにしましょう。

猫砂

猫砂は、排せつ物がしっかり固まる鉱物系、使用後はトイレに流せる紙系、天然素材で安全性の高い木系、粒が大きくて飛び散りにくいおから、抗菌・消臭に優れたシリカゲルの5つが主流。

選ぶ際は、使い勝手や安全性を重視したいものですが、一番大切なのは、猫が気に入ってくれることです。

個体差はありますが、ほとんどの猫は細かくてサラサラとした猫砂を好む傾向にあります。

全自動トイレによっては使えない猫砂もあるので、猫の気に入っている砂が使えるかどうか、きちんと確認しましょう。

トイレの大きさ

普通の猫用トイレに比べて、全自動トイレは大きい傾向にあります。

しかしその割に、トイレの空間が狭い場合があり、猫の体重によってはそもそも中に入れない場合があります。

またトイレの入り口に高さがある場合、足の短い猫だと上りきれない心配もあります。

トイレの見た目の大きさだけでなく、中の広さや入り口の構造など、実際に使えるかどうかを考えて吟味しましょう。

ダストボックスの容量

排せつ後の汚れた砂をためておくダストボックスの容量が大きいと、旅行などで長期間留守にする場合に便利です。

特に多頭飼いの場合は、排せつ量が多くなるため、容量が大きい機種を選ぶとよいでしょう。

給電方式

電源が必要な全自動トイレの場合、コンセントの近くに設置することになります。

設置を考えている場所にトイレが収まるかも、きちんと確認しておきましょう。

また災害などで停電になった場合、猫が全自動トイレに慣れていると、通常のトイレの使用を嫌がるかもしれません。

万が一に備え、充電式のものを選んでおくと、停電になった場合も安心でしょう。

フード型orオープン型

猫用トイレにはオープン型と、屋根や壁のあるフード型の2種類があります。

フード型は、使用中に排せつ物や砂が飛び散らないため片付けが簡単で便利なのですが、臭いがこもるため、人の何倍も嗅覚の良い猫は使用を嫌がる傾向にあります。

自動で掃除してくれるタイプの全自動トイレはフード型のものが多いのですが、健康管理機能のみが付いたシンプルなものならばオープン型もあります。

尿量や体重などの測定機能

健康管理には排せつ回数や排せつにかかる時間、排せつ物の量、体重などの観察が大切です。

目的にあった測定機能が備わっているかどうか確認しましょう。

また専用のアプリを使ってスマホと連携できるものもあります

猫の異変により早く気がつくことができるため、スマホと連携可能かどうかも併せてチェックしましょう。

価格

さまざまな機能が付いているものは便利ですが、当然、価格も高くなります。

ただ単に掃除の手間を減らしたい場合は、機能がシンプルで安価なものでよいでしょう。

しかし留守が多く、多少値段が高くても猫の様子を見守りたい場合、自動掃除や健康管理機能だけでなく、見守りカメラ付きのものを選ぶと安心です。

使用目的に優先順位をつけて、目的にあったものを選びましょう

※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。

※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。

※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。

全自動猫トイレおすすめ7選

商品名画像詳細を見る見守りカメラ多頭飼い対応

オーエフティーCATLINK|自動猫トイレ CATLINK SCOOPER PRO-X

×

オーエフティーCATLINK|自動ネコトイレ CATLINK SCOOPER SE

×○ ※個体識別には450gほどの体重差が必要

ブルーピッグPETREE|猫用自動トイレ ペッツリー PLUS

×

ブルーピッグPETREE|ペッツリークリーン 猫用自動トイレ Smart

1台につき2匹までを推奨×

ロボショップLitter-Robot|Litter-Robot 3 Connect 猫用全自動洗浄トイレ

×

boostverseELS PET|ELS PET全自動ネコトイレ カラー

×セルフクリーニング、ナイトモード

ラジオシステムズコーポレーションPet Safe|Scoop Free™トイレ

××

フード型全自動猫トイレ

オーエフティーCATLINK|自動猫トイレ CATLINK SCOOPER PRO-X

猫の排せつ後にセンサーが感知して処理サイクルを開始する「オートモード」、アプリ上のボタンをタップするとすぐに処理が始まる「マニュアルモード」、指定した時刻にのみ処理サイクルが行われる「タイマーモード」、猫砂の入れ替えやドーム内を掃除したいときに猫砂を下部のコンテナに落とす「エンプティモード」の全4モードから自動掃除を開始する処理サイクルが選べます

アプリ連携により外出先からモード切替できるのが便利。

体重やトイレ滞在時間等の計測機能も付いています。

編集者が使ってみました!

編集者が、セッティングのしやすさ、操作性、安全性、手入れのしやすさなどの使用感を確認しました。

セッティングのしやすさ

組み立て不要で、梱包時の緩衝材を外すだけです。

本体は女性でもなんとか抱えられるサイズと重さで、室内の置きたい場所に一人で運ぶことができました。

電源アダプターのプラグを本体に挿入して、コンセントを差せば電源がオンになります。

猫砂は入り口から注ぎ込みます。

床に対して垂直になっているので、こぼさないよう注意が必要でした。

一方、排せつ物が入るコンテナへのゴミ袋の装着は、奥側から被せて手前に引っ掛けるだけと簡単でした。

専用アプリの設定は、基本は画面の指示に従うだけなので難しくありません。

操作性

本体の前面右下にある操作パネル(オフライン)と、専用アプリ(オンライン)の両方から操作でき、「オートモード」「マニュアルモード」「エンプティモード」を選べるようになっています。

加えて専用アプリからは、決まった時間に自動清掃できる「タイマーモード」も設定できます。

安全性

まずは、猫の排せつ後に一定時間が経過すると自動清掃が始まる「オートモード」を試しました。

ドームの入り口に手を掛けて加重し、猫砂に紙コップ1杯分(約150mL)の水をかけた状態で、自動清掃の様子を確認。

手を離して数分経過した後、ドームがゆっくりと回転を始めます。

回転中、何度か入り口に手を掛けてみましたが、その都度すぐに回転が停止します。

これなら、自動清掃中に子どもや愛猫が触ってしまっても、機械に巻き込まれる心配はないと感じました。

実証の様子は下記の動画でご確認ください(2倍速で再生)。

加えて、チャイルドロック機能も付いているので安心です。

手入れのしやすさ

「オートモード」の自動清掃機能により、猫の排せつ物で固まった猫砂が排せつ物コンテナに排出されます。

「エンプティモード」を使用すると、残った猫砂も排せつ物コンテナに排出できます。

後は、装着していたゴミ袋を外して廃棄するだけなので、排せつ物の処理は簡単です。

一方、ドーム内にこびりついた猫砂は水洗いしなければなりませんでした。

固まった猫砂をふるい分けるメッシュ部分は取り外して洗えますが、それ以外の部分は分解できないため、浴室や庭先の洗い場など広いスペースが必要でした。

毎日行うのは難しいかもしれません。

ここが便利

アプリ上で一日の稼働状況を確認できます。

愛猫の情報を登録しておけば、トイレの回数や時間などもチェック可能で、過去の記録や推移も見ることができます。

ちょっとした変化もデータから見て取れるので、仕事で日中一緒にいられない方などは安心できるでしょう。

複数の猫情報が登録できるため、多頭飼いしている家庭にもおすすめです。

サイズ幅580×奥行き600×高さ710mm(トイレの入り口サイズ:260×260mm/入り口までの高さ:410mm)
自動掃除
見守りカメラ×
主な機能動体感知センサー、挟み込み防止装置、重量センサーなど
スマホ連携
多頭飼い対応

オーエフティーCATLINK|自動ネコトイレ CATLINK SCOOPER SE

1.5kg~7kgの幅広い体重の猫に対応している自動猫トイレ。

コンパクトな設計で、置き場所に困りません。

動体感知センサーと重量センサーを搭載しているほか、縦回転式で猫が挟まりにくい構造になっており、高い安全性が魅力。

本体をWi-Fiに接続することで、アプリにトイレ使用回数などの情報が届きます。

Bluetoothも搭載しているので、従来モデルよりもさらに接続が簡単になっています。

故障や修理などに対応してくれる1年保証付き。

編集者が使ってみました!

セッティングのしやすさ

「CATLINK SCOOPER PRO-X」よりもコンパクトで、女性一人でも十分動かせました。

設置場所を決めたら緩衝材を外し、本体左側面にあるノブのなかに専用デオドライザー(消臭剤)をセッティングします。

本体左側にあるノブを外してデオドライザーを中に入れるだけなのでとても簡単でした。

排せつ物コンテナにセットするライナー(専用ゴミ袋)は、専用のフレームで固定するタイプ。

排出口にピッタリ収まるため、猫砂がこぼれる心配もありません。

また、「猫砂追加ボタン」を押すとドームの入り口が上を向いて止まるので、猫砂を入れやすかったです。

専用のアプリの設定も、問題なくスムーズにできました。

操作性

本体の前面右側に「清掃ボタン」と「猫砂追加ボタン」があります。

「清掃ボタン」を長押しすると「オートモード」「マニュアルモード」のどちらかを設定を選ぶことができます。

2つのボタンを同時に長押しすると「チャイルドロック」を設定できます。

設定状況は、入り口の下側のインジケーターにアイコンで表示されます。

選択しているモード、チャイルドロックや砂排出モードのオンオフ状況、Wi-Fiの接続状況、安全装置の状態がひと目でわかるのがいいと思いました。

専用アプリを使えば、指定時間に自動清掃する「タイマーモード」も選択可能。

そのほかのモードも、インジケーターと同じ柄のアイコンをタップするだけでよく、操作がもっと簡単になりました。

安全性

猫の排せつ後、一定時間が経過すると自動清掃が始まる「オートモード」で安全性を確認しました。

ドームの床面を手のひらで押して加重し、紙コップ1杯分(約150mL)の水を流して、自動清掃の様子をチェックしました。

手を離してからドームの回転が始まるまでに数分かかります。

猫がトイレ周辺から離れるには十分な時間だと思います。

万が一、猫が近づいても、インジケーターの部分に内蔵されている赤外線センサーが感知して回転が止まるので安心です。

試しに、ドームの回転中にインジケーターの前に手をかざしてみたところ、回転がピタッと止まり、10秒弱経過してから再稼働しました。

実証の様子は下記の動画でご確認ください(2倍速で再生)。

重量センサーも付いているので、二重の安心感があります。

手入れのしやすさ

「CATLINK SCOOPER PRO-X」と同様に、ドームの回転により固まった猫砂が排せつ物コンテナに集められます。

ライナーを新しいものに交換するだけなので、処理は簡単でした。

ドーム本体は、こびりついた汚れを拭くだけで水洗いできませんが、床側に装着されている「ドームマット」は取り外して水洗いできます。

汚れの大部分は「ドームマット」に付着するのでこの部分が洗えるのはうれしいポイントです。

水洗いしてしっかりと乾かした後、奥から順にツメを引っ掛けて装着します。

ここが便利

先述した通り、アプリを利用するとタイマー設定などモード選択の利便性が向上します。

愛猫の情報を登録しておけば、体重の変化やトイレの回数、所要時間なども管理可能で、一日単位、週単位、月単位で確認できるのがポイントです。

このほか、猫砂の全交換時期や専用デオドライザーの交換時期も表示されるのでメンテナンスもしやすいでしょう。

忙しくてこまめに猫トイレの状態をチェックできない人に活用してほしい商品です。

サイズ幅59.9×奥53.3×高54.4cm
自動掃除
見守りカメラ×
主な機能安全機能、簡単設定、1年間保証、Bluetooth、専用デオドライザー、静音設計
スマホ連携
多頭飼い対応○ ※個体識別には450gほどの体重差が必要

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ブルーピッグPETREE|猫用自動トイレ ペッツリー PLUS

特許を取得した排せつ処理技術が特徴。

通常の猫用全自動トイレは排せつ物が落ちる部分が底面にあるのに対し、Petreeは側面に設けてあるため、猫の落下を未然に防いでくれます。

また排出口を軸に回転するので、排出口と回転ボールの間に猫が挟まる心配もなし。

コロンと丸みを帯びたかわいらしいデザインですが、底面が広く安定しているので倒れにくく、万が一、猫が入っている状態で倒れてもすぐに脱出できるよう設計されているのも安心です。

ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント

30代・女性

思ったより大きくてびっくりしましたが、掃除の負担が減って非常に快適です!携帯からトイレに行った回数が分かるのが便利!

40代・女性

設置してすぐに興味を持ってくれました。うちの子は短足なので手前に台を置いて使用しています。

サイズ幅587×奥行き624×高さ537mm(トイレの入り口サイズ:幅330×縦260mm/入り口までの高さ:190mm)
自動掃除
見守りカメラ×
主な機能排泄処理技術(特許取得)、物体感知センサーなど
スマホ連携
多頭飼い対応

ブルーピッグPETREE|ペッツリークリーン 猫用自動トイレ Smart

内蔵のPIRモーションセンサー(赤外線センサー)により猫の体温や動きを感知し、自動的に排せつ物の処理を行える猫トイレ。

排せつ物は、内側のドームが回転して自動的にダストボックスに振り分けられます。

ドームの回転中に猫や人が近づいたり、ドームとダストボックスの間に物が挟まったりした場合は、マイクロ波レーダーセンサーが感知して動作を停止し、安全を確保。

スマートフォンのアプリと連携して、トイレの操作や設定、使用状況のモリタリングも可能です。

複数のスマートフォンでアプリを共有できるのもうれしいポイント。

ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント

40代・女性

3にゃん居ますが2匹は初日から興味津々で使用しています。もう1匹は様子見中。
日本語の説明書が付いているので、迷うことなく設定できました。
トイレ掃除が楽になり、買って正解です!

40代・男性

他の自動トイレよりニオイが漏れにくい。紙の猫砂も使えるのが助かる。前を通るとセンサーが反応して回転が止まってしまう事があるが、猫の安全を考えるとそれくらいのほうが良い。

サイズ本体:52 ×52 × 67 cm(トイレ入り口のサイズ:約 26 × 20 cm/床から入り口までの段差:約 30 cm)
自動掃除
見守りカメラ×
主な機能

PIRモーションセンサー、マイクロ波レーダーセンサー、スリープモードなど

スマホ連携
多頭飼い対応1台につき2匹までを推奨

ロボショップLitter-Robot|Litter-Robot 3 Connect 猫用全自動洗浄トイレ

猫がトイレから出た後、特許取得済みのふるい分け機構が自動的にトレイの砂から排せつ物を分離し、排せつ物引き出しに入れて処分します。

専用のゴミ袋ではなく、一般的な台所用ゴミ袋が使えるのも経済的。

引き出しがいっぱいになるとスマホに通知が届くため、掃除のタイミングが分かりやすいのも便利です。

高齢の猫が夜間でも使いやすいよう、自動常夜灯も搭載しています。

サイズ幅612.2×奥行き678.2×高さ741.7mm
自動掃除
見守りカメラ×
主な機能ふるい分け機構(特許取得)、受け箱満杯表示、スリープモード、自動常夜灯、調整可能なサイクルタイマなど
スマホ連携
多頭飼い対応

boostverseELS PET|ELS PET全自動ネコトイレ カラー

スタイリッシュなデザインで、インテリアにこだわりがある人にぴったりの全自動トイレ。

セルフクリーニングや健康分析、各種設定をアプリで簡単に行えます。

複数の猫用トイレと互換性があるため、いま使っているものをそのまま使える場合もあります。

ノイズを低減するナイトモード搭載で、夜間に音や光が気になることもなさそう。

本体に持ち手がついており、掃除の際の移動も簡単です。

サイズ61.5L x 60W x 65.5H cm
自動掃除
見守りカメラ×
主な機能セルフクリーニング、ナイトモード
スマホ連携
多頭飼い対応 

Amazonで詳細を見る

楽天市場で詳細を見る

オープン型全自動猫トイレ

ラジオシステムズコーポレーションPet Safe|Scoop Free™トイレ

排せつ物が「詰まって固まる」猫砂ではなく、専用のクリスタルを使用。

従来の猫砂に比べて臭いの抑制効果が5倍程度期待できるため、猫も飼い主も、より快適に使用できます。

自動掃除機能付きで、トイレ使用後、掃除開始までの時間を5分、10分、20分の間隔から選べるのも便利。

トイレの使用頻度を記録するヘルスカウンター付きなので、猫の健康状態もしっかり観察できます。

サイズ695×490×425mm
自動掃除
見守りカメラ×
主な機能感知センサー、ヘルスカウンターなど
スマホ連携×
多頭飼い対応×

モーター音を嫌がる猫におすすめのシステムトイレ2選

商品名画像詳細を見る見守りカメラ多頭飼い対応

シャープSHARP|見守る猫トイレ ペットケアモニター

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トレッタキャッツToletta|トレッタ

続いて、自動ではありませんが、愛猫の健康管理に役立つシステムトイレを紹介します。

モーター音が苦手な猫の場合におすすめです。

シャープSHARP|見守る猫トイレ ペットケアモニター

フード型が苦手な猫におすすめの、オープン型システムトイレ。

専用アプリにより体重や排尿量などを24時間365日、しっかり確認することができます。

忙しいとつい忘れがちなトイレシートの取り替えも、時期がきたらアプリにお知らせが届くので安心。

また周辺温度も計測されるため、季節や天候にかかわらず、そのデータに基づいて愛猫にとって心地よい環境を整えることができるでしょう。

編集者が使ってみました!

セッティングのしやすさ

上部ユニット(トイレ)と、猫がトイレを使用したことを感知して飼い主に通知するスケールユニットの2つの部分に分かれています。

上部ユニットは、本体にスノコとカバーを重ねて、下部にトレーを載せた引き出しをセットするだけで組み立て完了です。

後は、これをACアダプターに接続したスケールユニットの上に設置するだけなので、セッティングは簡単でした。

一般的なトレータイプの猫トイレと同じくらいのサイズ感で、それほど重くないので、設置したい場所への移動も楽でした。

利用を開始するには専用アプリから専用サービス(有料)への加入が必要です。

アプリをダウンロードする前に、シャープが運営する会員向けサイト「COCORO MEMBERS」に登録(無料)しなければならないので、少し手間がかかりました。

アプリとの接続、猫の情報の登録、データの転送方法の設定は画面表示に従って進められるので、難しくはなかったです。

操作性

スノコにペットケアモニター用のチップ、トレーにペットケアモニター用のシートをセッティングするだけで、ほかに操作は不要でした。

愛猫が排せつするとアプリに通知が届きます。

安全性

スケールユニット以外に電気が使われておらず、モーターでどこかのパーツが稼動するわけでもないので、愛猫がトイレに巻き込まれる心配はありません。

安全性は非常に高いと思います。

手入れのしやすさ

トレーをゆっくりと引き出し、シートを交換します。

チップは付属のスコップを使って補充したり取り除いたりできました。

すべて手作業で行うので手間はかかりますが、排せつ物の状態を自分の目で確認できるのがいいと思います。

また、構造がシンプルで簡単に解体でき、スケールユニット以外はすべて洗えるので衛生面も安心です。

ここが便利

アプリの専用サービスに愛猫の情報を登録して、体重、尿量、トイレの回数、滞在時間を管理できます。

5日間、1週間、1ヵ月単位で変化を確認できるので、愛猫の体調管理に役立ちます。

また、別売りの個体識別バッジを首輪に付けておけば、複数の猫を登録してデータを管理できるのでおすすめです。

サイズ約380×約576×約210mm
見守りカメラ×
主な機能体重、尿量、周辺温度、掃除時期、記念日など
スマホ連携
多頭飼い対応

トレッタキャッツToletta|トレッタ

獣医師と共同開発したトレッタ独自のシステムを採用した、多頭飼い対応の自動トイレ。

「AIねこ顔認識技術(特許登録済み)」を搭載したカメラ付きトイレとアプリを連動するだけで、猫にストレスをかけることなく、それぞれの健康管理ができます。

猫がトイレに入ると重量センサーが感知し、体重・尿量・排尿時間・滞在時間など6つの健康指標を自動で計測。

計測結果は日・週・月・年の4つの期間ごとにグラフ表示されるので、小さな変化もひと目で把握することができます。

編集者が使ってみました!

セッティングのしやすさ

上から順に、上部カバー、スノコ、下部カバーを重ね、トレーを挿入したらトイレ本体が完成します。

これを、猫がトイレを使用したことを感知するセンサープレートの上にセットし、カメラユニットを上部カバーのくぼみに載せたら準備完了です。

ACアダプターをコンセントに差し込むと、カメラユニットが赤く点灯し、しばらくすると白い灯りに変わり、システムトイレが使用可能になったことを知らせてくれます。

アプリの設定も、画面の指示に沿って進められるのでスムーズでした。

操作性

スノコに専用の猫砂を入れ、トレーに専用の尿シートを広げて、後は猫がトイレを使用するのを待つだけです。

愛猫がトイレを使用するとセンサープレートが感知し、アプリに通知が届きます。

安全性

電源コードに装着できるコード保護チューブが付属しています。

コードに巻き付けるのに時間がかかりましたが、愛猫がうっかりかじってしまっても感電する心配は無用です。

手入れのしやすさ

トレーのシートを交換します。

シートが尿を吸収しきれていない場合があるので、こぼれないよう静かにトレーを引き出したほうがいいと感じました。

スノコのチップは手作業で取り出します。

スコップなどは付属していないので、別途準備する必要があると感じました。

ここが便利

付属のAIカメラに愛猫の写真を覚えさせることができます。

愛猫がトレッタを使用したら、AIカメラとセンサープレートが感知し、排せつ量を動画とともにアプリで知らせてくれます。

画像を確認しながら、おしっこの色やうんちの状態、気づいたことを書き込めるのも便利です。

多頭飼いの場合はAIカメラが個体を識別してくれるので、それぞれの愛猫の情報をしっかり管理できるでしょう。

サイズ横幅約428×奥行き約561×高さ約300mm
見守りカメラ
主な機能体重、尿量、排尿、滞在、入室、経過など
スマホ連携
多頭飼い対応

愛猫を全自動トイレに慣れさせるには

猫は新しいものを警戒する傾向が強く、気に入らなければ見向きもしません。

せっかく高価な全自動トイレを用意したのに、愛猫が使ってくれなくては意味がありませんよね。

子猫のうちから慣らしていくのがベストですが、それ以外にも、慣れてもらう方法はあります。

以下のことを試してみましょう。

これまで使用していた猫砂(猫自身の排せつ物の臭いがついているもの)を使用する

② 突然動いたり、音を出したりする物を怖がるため、しばらくは電源を入れずに使用する

なお、全自動トイレを使ってくれないからといって、無理矢理押し込んだり、怒ったりするのは逆効果です。

全自動トイレが嫌なものというイメージが付いてしまい、二度と使用してくれなくなる場合があるため注意しましょう。

全自動トイレに頼りっぱなしはNG

便利な全自動トイレですが、当然ながら、排せつ物がなくなるわけではないため、トイレの衛生状態や猫の健康管理を任せっぱなしにすることはできません。

以下の点に気をつけながら、全自動トイレを上手に使いましょう。

定期的に掃除をする

排せつ物がなくなるわけでなないため、猫砂や、その下に敷くシートなどを、定期的に取り替える必要があります。

また、トイレに消臭機能が付いている場合でも、排せつ物を数日放置するとやはり臭いの原因になります。

定期的にトイレの掃除やメンテナンスを行いましょう

排せつ物の確認

健康管理機能が付いている全自動トイレでも、排せつ物の色や形状、臭いまでは分かりません。

猫が病気にかかっている場合、尿や便の色、形状、臭いなどにも変化が現れます。

これらを見落とさないためにも、定期的に排せつ物の状態を目で見て確認するようにしましょう

Q&A「全自動猫トイレを賢く活用するために」

Q 多頭飼い対応の全自動トイレであれば、1台を複数の猫で使っても問題ありませんか?

松田 唯

【監修者】獣医師松田 唯のコメント

1台を共用すること自体に問題はありません

ただ、猫は臭いに敏感で、自分の排泄物の臭いですら気にします。

他の猫の臭いはさらに気になるはずなので、共用してくれない可能性もあります。

Q 全自動トイレであっても定期的に排せつ物のチェックをしたほうがいいとのことですが、どんなところを確認したらいいですか?

松田 唯

【監修者】獣医師松田 唯のコメント

膀胱炎の場合、尿の色だけでなく、排泄回数が増え、1回の量が減る傾向にあります。

細菌感染を起こしているのであれば、臭いも変わってきます。

結晶(結石)が混ざっているとキラキラしている場合もあります。

また、便の柔らかさ(カレー状、マヨネーズ状、水下痢など)やも確認が必要です。

血液が周囲に着いていたり、混ざっていたりすることもあるでしょう。

白くてウネウネしている寄生虫を見つけることがあるかもしれません。

こうしたことは機械が判断できるものではないので、必ず自分の目で確認してください。

まとめ

大切な愛猫の健康管理は飼い主の重要な役目。

排せつ状況をしっかり記録してくれる全自動トイレがあれば、留守が多い家庭でも手間なくしっかりチェックできそうですね。

煩わしい排せつ物の処理も簡単に済むので一石二鳥。

愛猫との生活をより豊かなものにするためにも、我が家にぴったりの一台を上手に選んでくださいね。

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