2022.02.02

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【獣医監修】犬の歯磨きガムおすすめ7選。口臭や歯周病の予防効果も!

ガムをかじる犬

家族と同じくらい大切にしている愛犬の健康には、常に気を配っていたいもの。

定期的な健康診断やワクチンの接種などを積極的に行っている人も多いことでしょう。

しかし意外と見落としがちな病気の1つが歯のトラブル。

愛犬の口臭が気になる、フードを食べづらそうにしている、よだれの量が増えたなどの変化が見られた場合には、歯のトラブルが発生していると考えられます。

中でも気になるのが、年齢を重ねると人間と同じく増えてくる「歯周病」です。

歯磨きの徹底に加え、愛犬の歯のトラブルを予防するために取り入れたいアイテムの1つとして歯磨きガムがあります。

今回はよく起こる愛犬の歯のトラブルや歯磨きガムの選び方について、ガイア動物病院院長・松田唯先生に伺いました。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

獣医
松田唯

松田唯

ガイア動物病院 院長。埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主が選択できる治療が好評。

ガイア動物病院
東京都杉並区下井草1-23-2
https://www.gaia-ah.com/

犬の歯に関するトラブルにはどんなものがある?

犬の歯を診療する獣医

そもそも犬の歯に関するトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか?

代表的なものは、最初にも述べた「歯周病」。

これは歯垢の中にいる細菌が歯肉などに対して炎症を起こし、出血させたり骨を溶かしたりする進行性の病気です。

その他にも、歯並びや噛み合わせが悪くなったり、乳歯が抜けずに永久歯と重なって生えたりすることが多いです。

また、これらが原因でより大きな病気へと繋がる可能性もあります。

なぜ歯周病になる犬が多いの?

歯みがきする犬

犬は日常的に歯磨きをする機会が少なく、歯の汚れが付着したままになりやすいため、歯周病になることが多いです。

また、歯垢が歯石に変わるまでの速さも関係しています。

人間の場合、歯垢が歯石に変わるまで30日ほどかかりますが、犬の場合は3日ほどで変化するそう。

歯石になると、歯に強固にくっついてしまうだけでなく、表面がザラザラしているためより歯垢が付きやすくなる、という悪循環を生み出します。

歯石は歯磨き程度では取れないため、専用の機械を使って取り除くことになります。 

●犬が虫歯になることはほとんどなし

ちなみに、犬が「虫歯」になることはほぼありません。

この理由としては、犬の口の中がアルカリ性であることや、糖分を含んだ食べ物をあまり摂らないことなどがあります。

また、食餌をちぎって食べ、ほとんど噛まずにそのまま飲み込んでしまうことも理由の一つと考えられています。

歯周病になるとどんな症状が出るの?

犬の臭いが気になる女性

2歳以上の犬のうち80%が、何かしらの歯周病の徴候を抱えていると言われています。

これは歯磨きが十分でなく、細菌を含んだ歯垢が付着し続けることが大きな理由です。

歯周病は悪臭を放つのが特徴で、愛犬が同じ部屋にいるだけで臭いと感じることがあります。

また、歯周病が悪化すると、歯を支える骨が溶けて歯がグラグラしたり、歯根に膿が溜まったりします。

さらに進行した場合は、口の中と鼻が繋がって頬に穴が開いてしまうこともあるため注意が必要。

心臓病・腎臓病・肝臓病などといった大きな病気を引き起こす可能性もあり、短命につながるケースもあることを知っておきましょう。

歯周病を予防する方法は?

ガムとハブラシ

歯周病を予防するうえで最も大事なのは「歯に歯垢を付けない」こと。

そのために普段の生活で気を付けておくべきことを紹介します。

●ドライフードをメインの食餌とする

缶詰などの水分を多く含むフードは歯に付きやすく、柔らかいので物理的に歯垢を落とす力に欠けます。

ドライフードなど、少し硬めの食材にすれば噛むたびにしっかり歯垢を落とせます。

●サプリメント

口の中を殺菌してくれるスプレータイプのものや、口腔内細菌のバランスを整えてくれる乳酸菌錠など様々なものがあります。

ただし、「下痢をしやすい」「尿石症を患っている」など、持病があるなら避けた方が良いでしょう。

●歯磨き

歯周病の予防に最も効果的なのは歯磨き。

しかし、手間がかかることに加えて嫌がる犬が多いなど、難易度が高いというデメリットもあります。

犬が歯みがきを嫌がらないようにするには、「飼い主が口の中に手を入れること」に慣れさせなければなりません。

最初はガーゼなどを使って歯を触れられることに慣れさせ、上手く磨けたら思いっきり褒めてあげるといったように、時間をかけて手順を踏む必要があります。

どうしても上手くいかない場合には愛犬の歯磨き教室に参加したり、かかりつけ医に相談したりすると良いでしょう。

●歯磨き用ガムなどのおやつは適量を

犬が喜んで食べる場合も多く、デンタルケアとして比較的簡単なのがこの歯磨き用ガムの活用。

ただし、カロリーの面でも気を遣わないと肥満につながる場合もあるので、与えすぎには注意しましょう。

また、硬すぎるものや簡単に飲み込めてしまうものはおすすめできません。

歯磨きガムの選び方のポイントは?

ガムをかじる犬

「どうしても歯磨きができない」「ちゃんと磨けているか不安」といった場合には、特に歯磨きガムの利用がおすすめです。

歯磨きガムは、噛むことによって歯垢を落とせるだけでなく、唾液を出させることによって口の中の洗浄効果も期待できます。

また、喜んで食べてくれることも多いので、飼い主にとって楽なのもポイント。

長い時間噛んでくれることが重要なので、すぐに飲み込めてしまう小さいものは避けましょう。

また、丸呑みが原因で食道内にガムが引っかかる可能性もあるため、ある程度は飼い主が手に持ったまま食べさせ、小さくなってから渡すという配慮も必要です。

最近は歯垢を溶かしやすくしたり、歯垢が再度歯に付着しにくくしたりする成分が含まれている歯磨きガムもあります。

犬用歯磨きガム おすすめ7選

グリニーズ「グリニーズプラス™ 成犬用」

体重1.3~4㎏の犬用の「超小型犬用ミニ」から、22~45㎏までの犬用の「大型犬用」まで5種類あるので、愛犬のサイズに合わせて選べます。

国内で試験を行っていたり、アレルゲンになりにくいと言われている原料を使用したりと安全面にも配慮。

また高温多湿の日本で販売することを前提に、バリア性の高いパッケージを採用しているものポイント。

おすすめここがおすすめ
・愛犬のサイズに合わせた5種類から選べる

・アレルゲンになりにくい材料を使用

【商品名】グリニーズプラス™ 成犬用
【ブランド】グリニーズ
【メーカー】マースジャパンリミテッド
【内容量】1本/6本/30本/60本/90本(※タイプによってはないものもあります)
【原材料】小麦粉、小麦タンパク、ゼラチン(豚由来)、セルロース、タンパク加水分解物、グリセリン、レシチン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、リン、亜鉛、鉄、銅)、着色料(スイカ色素、ゲニパ色素、ウコン色素)

DADWAY「FAD 国産牛皮/ツイスト」

国内で食用として飼育された牛の皮を100%使用した贅沢なガム。

検証を何度も行った製法を用いることで、通常は使用されることのない上皮付近まで使用。肉厚な食感を実現しました。

素材の味をしっかり楽しめる無添加・無着色のガムです。

おすすめここがおすすめ
・牛皮の上皮まで使用し肉厚なガム
・国内で加工管理

【商品名】FAD 国産牛皮/ツイスト
【ブランド】DADWAY
【メーカー】ダッドウェイ
【内容量】4個
【原材料】牛皮100%

DINGO「ディンゴ デンタ・トリーツ」

よく噛むことで歯垢を落とす骨型のデンタルガム。適度な硬さと弾力があるため、歯にぴったりと密着。

平面状なので様々な形の歯にフィットし、取れにくい奥歯の歯垢までしっかりと落としてくれます。

関節の健康維持にも大事なグルコサミンやお腹に優しいオリゴ糖を配合。

クロロフィルのフレーバーで口の中も爽やかにリフレッシュできます。

おすすめここがおすすめ
・平面状で様々な形の歯にフィット
・爽やかなクロロフィルフレーバー

【商品名】ディンゴ デンタ・トリーツ 
【ブランド】DINGO
【メーカー】スペクトラム ブランズ ジャパン
【内容量】5本/15本
【原材料】小麦グルテン、増粘安定剤(グリセリン)、パイナップル繊維、デンプン、ゼラチン、香料、着色料(酸化チタン、葉緑素)、ミネラル類(Ca)、植物油、オリゴ糖、グルコサミン塩酸塩、保存料(プロピオン酸Na)

モッピー&ナナ「ローハイドカルシウムボーン」

牛皮のみを使用した無漂白、無着色のガム。嚙みながら楽しく遊べるので歯の生え変わり時期のムズムズにも効果的です。

体格や好みに合わせて選べる、8㎝から25㎝まで6種類のサイズを展開。

また牛皮ローハイド製品の3~5倍も長持ちする型押しを採用することで長く楽しめる工夫もされています。

おすすめここがおすすめ
・無漂白・無着色
・型押し加工で長持ち

【商品名】ローハイドカルシウムボーン
【ブランド】モッピー&ナナ
【メーカー】モッピーアンドナナ
【内容量】1本~
【原材料】牛皮100%

ビルバック「C.E.T.®ビルバックチュウ」

牛皮を主原料とした、飽きにくく嗜好性の高いチキン味のデンタルガムです。

天然素材の牛皮を使用し、しっかりとした噛み応えが長続きします。

サイズはS、M、Lの3サイズ展開で、愛犬の好みに合わせて選ぶことが可能です。

口腔内の健康をサポートするため2種類の酵素も配合されています。

おすすめここがおすすめ
・飽きにくいチキン味
・口腔内の健康を助ける酵素配合

【商品名】C.E.T.®ビルバックチュウ
【ブランド】ビルバック
【メーカー】ビルバックジャパン
【内容量】Sサイズ:170g/Mサイズ:200g/Lサイズ:200g
【原材料】牛皮、グルコースオキシダーゼ、ラクトペルオキダーゼ、甘味料(デキストロース)、チキンフレーバー、加水分解植物性たんぱく質、ドライイースト、保存料(ソルビン酸カリウム)

ウィムズィーズ「ハブラシ」

その名の通り歯ブラシそっくりのユニークな形状の歯磨きガム。たくさんの突起や溝が歯垢を取り除き歯石を予防。

犬が手に持って噛みやすい形となっており、遊びながらでもきれいな歯と爽やかな息になることが期待できます。

噛むことで歯垢・歯石蓄積のコントロールをサポートすると米国獣医口腔衛生協議会から認定された「OHC認定」商品。

厳選された植物性の原料を使用し、低脂肪でビタミンや抗酸化物質、食物繊維も豊富です。

おすすめここがおすすめ
・歯垢除去に効果的な形状
・VOHC認定商品

【商品名】ハブラシ
【ブランド】ウィムズィーズ
【メーカー】ウェルペット・ジャパン
【内容量】XS(体重2-7kg):225g(30日分)/S(体重7-12kg):210g(14日分)
【原材料】じゃがいもでん粉、セルロース、酵母、麦芽エキス、ルピナス、グリセリン、レシチン

ペティオ「穀物を使用していないデンタルガム カルシウム配合 40g」

ペットケア事業に特化し、ペットの安全・健康に配慮した製品を開発するブランド、ペティオの歯磨きガム。

食物アレルギーに配慮した、穀物や大豆を含まないグレインフリーのデンタルガムなので安心です。

噛むことで牛皮のコラーゲン繊維が歯垢をからめ取り、口腔内を清潔に保ってくれます。

カルシウムも配合されているため、歯の健康面もバッチリ。

おすすめここがおすすめ
・食物アレルギーに配慮したグレインフリー
・カルシウム配合

【商品名】穀物を使用していないデンタルガム カルシウム配合 40g
【ブランド】ペティオ
【メーカー】ペティオ
【内容量】40g
【原材料】牛皮、鶏ササミ、乳酸菌(KT‐11株(熱処理済))、加工でんぷん、炭酸Ca、グリセリン、乳酸Na、増粘安定剤(CMC)、調味料(アミノ酸)、保存料(ソルビン酸)、着色料(酸化チタン)

商品一覧表

商品名グリニーズプラス™ 成犬用FAD 国産牛皮/ツイストディンゴ デンタ・トリーツローハイドカルシウムボーンC.E.T.®ビルバックチュウハブラシ穀物を使用していないデンタルガム カルシウム配合 40g
画像
ブランドグリニーズDADWAYDINGOモッピー&ナナビルバックウィムズィーズペティオ
メーカーマースジャパンリミテッドダッドウェイスペクトラム ブランズ ジャパンモッピーアンドナナビルバックジャパンウェルペット・ジャパンペティオ
内容量1本/6本/30本/60本/90本(※タイプによってはないものもあります)4個5本/15本1本~Sサイズ:170g/Mサイズ:200g/Lサイズ:200gXS<体重2-7kg>225g(30日分)/S<体重7-12kg>210g(14日分)40g
原材料小麦粉、小麦タンパク、ゼラチン(豚由来)、セルロース、タンパク加水分解物、グリセリン、レシチン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、リン、亜鉛、鉄、銅)、着色料(スイカ色素、ゲニパ色素、ウコン色素)牛皮100%小麦グルテン、増粘安定剤(グリセリン)、パイナップル繊維、デンプン、ゼラチン、香料、着色料(酸化チタン、葉緑素)、ミネラル類(Ca)、植物油、オリゴ糖、グルコサミン塩酸塩、保存料(プロピオン酸Na)牛皮牛皮、グルコースオキシダーゼ、ラクトペルオキダーゼ、甘味料(デキストロース)、チキンフレーバー、加水分解植物性たんぱく質、ドライイースト、保存料(ソルビン酸カリウム)じゃがいもでん粉、セルロース、酵母、麦芽エキス、ルピナス、グリセリン、レシチン牛皮、鶏ササミ、乳酸菌(KT‐11株(熱処理済))、加工でんぷん、炭酸Ca、グリセリン、乳酸Na、増粘安定剤(CMC)、調味料(アミノ酸)、保存料(ソルビン酸)、着色料(酸化チタン)
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まとめ

愛犬の健康維持に欠かせないデンタルケア。

毎日の歯磨きをしてあげることが一番ですが、なかなか難しいことが多いです。

日頃のケアとして取り入れやすい歯磨きガムを利用することで、いつまでもワンちゃんの健康な歯をキープしてあげましょう。

<掲載商品はedimo編集部が実際に連絡を行い、コンタクトが取れたメーカーのものだけに限定しています。※一部国内プレスリリースでの確認>

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