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愛犬とのドライブの際、車内でワンちゃんが落ち着いてくれなくて困った経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そんなお悩みには、犬用ドライブボックスを使用するのも解決法の一つ。
今回は、ガイア動物病院の院長である松田唯先生に、犬用ドライブボックスの特徴や使用のメリット、選び方、使用時の注意点などをお聞きしました。
あわせてedimo編集部おすすめメーカーの犬用ドライブボックスをご紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
獣医師
松田 唯
ガイア動物病院 院長。埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主が選択できる治療が好評。
ガイア動物病院
東京都杉並区下井草1-23-2
https://www.gaia-ah.com/
目次
犬用ドライブボックスの役割と使用のメリットについて紹介します。
・ ドライバーと犬、お互いの安全を守ってくれる“犬用のシートベルト”
・ 興奮して、運転中の車内で走り回ってしまい、ドライバーの視界を妨げたり、運転席の足元にもぐり込んでアクセルやブレーキの邪魔になったりするといったトラブルを防止できる
・ クレートと異なり、上部がオープンな箱型なので開放感がある
・ 車の急発進や急ブレーキの際に、衝撃で犬が転んで捻挫や打撲してしまう心配が減る
・ 犬用ドライブボックスの囲いが犬の興奮を鎮めてくれるのに役立つ
・ 犬が動き回らずに着席してくれているので安心感がある
・ 商品によっては、目的地に到着後にそのままキャリーバッグとしても使えるものもある
犬用ドライブボックスを選ぶ際は、サイズ、安全性、機能性、お手入れのしやすさなどをチェックしましょう。
・ 愛犬のサイズに合わせて、“大きすぎず、小さすぎず”が重要
・ 大きすぎると自由に動ける範囲が広がって、ドライブボックスの機能が失われてしまう
・ 小さすぎて窮屈だと、犬にとってストレスになる
・ 丸くなって眠る犬が、自分で体勢を変えられる程度の大きさがおすすめ
・ 車内に設置できる大きさのものを選ぶ
・ 車への固定方法には、ドライブボックスに装備されたベルトを使用するもの、車のシートベルトを利用するものなどがある
・ 固定しやすく、しっかり固定できるものを選ぶ
・ ドライブボックスの中で、犬をリードでつなぐことができるものを選ぶ(リードは、首輪よりもハーネスでつなぐタイプの方が、急ブレーキや追突など万が一の際もダメージを減らせる可能性が高い
・ 目的地でキャリーバッグやケージとして使用できるかどうか
・ 広げて座席汚れ防止シートとしても使えるかどうか
・ 水でサッと流して干しておけばOKというような、洗いやすい形状、素材のものが便利
・ ドライブボックスの内側は犬のよだれや嘔吐物、糞尿などで汚れやすいので、撥水性のある素材のものを選ぶ
・ 洗えないタイプであれば、ペットシーツを敷いて固定できる仕様のものがおすすめ
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 固定方法 | 飛び出し防止 |
クリエイティブヨーコペットパラダイス|ドライブ カドラー《茶》【小型犬】 | ベルト2本+シートベルト | リード付き | ||
アイリスオーヤマアイリスオーヤマ|ペットドライブボックス PDFW-30,50,60 | 付属のショルダーベルト+車のシートベルト | |||
エムールEMOOR|3WAYドライブベッド | 3本のゴムバンドでアームレストに固定 | リード付き | ||
スリーアローズJeep®|3WAY ドライブキャリーベッド | 付属のストラップ+シートベルト | リードフック付き | ||
カインズPet’sOne|折りたためるドライブボックス |
ふかふかのクッションが魅力のドライブカドラー(ベッド)。
ヘッドレスト用ベルト、座席用ベルトに加え、背面にシートベルトを通すループが付いており、3カ所でしっかり固定できるのがポイントです。
飛び出し防止用のリード付き。
ボア生地のカバーは面ファスナー式なので簡単に取り外せ、ネットに入れて洗濯OK。
本体も手洗いできるので、衛生的です。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢・性別非公開
車座席に設置し、乗せた途端爆睡しました♪
ふわふわで気持ちがいいみたいです。
買って良かった!!
年齢・性別非公開
車に乗ってる時、足に負担だと思いこちらを購入しました。
入ってくれるか不安でしたが、居心地がいいのか、運転中も寝そべるように寛いでくれてるので買って良かったです。
小さいと、大きいの二種類あり、大きいのを購入しましたが
トイプードル 体重5.6キロで大きいのでちょうど良かったです。小さいのは少し小さかったかもしれません。
固定方法 | ベルト2本+シートベルト |
飛び出し防止 | リード付き |
お手入れのしやすさ | 本体:手洗い可能 カバー:ネット使用で洗濯可能 |
ドライブボックス以外の使用法 | ベッド |
適応サイズ |
ワイヤー入りの丈夫な構造で、コンパクトに折り畳み可能なドライブボックス。
付属のショルダーベルトと車のシートベルトでしっかり固定できる上、2本の飛び出し防止ベルトも付いているので安心です。
ロールアップして脱着テープで留められるメッシュカバー、ペットシーツを固定できるスナップボタン付き。
内側は防水加工されているので、お手入れしやすいでしょう。
ピンクとブラウンの2色展開。
固定方法 | 付属のショルダーベルト+車のシートベルト |
飛び出し防止 | |
お手入れのしやすさ | 内側防水加工 |
ドライブボックス以外の使用法 | |
適応サイズ | PDFW-30:チワワ、ポメラニアン、猫など PDFW-50:ミニチュアダックス、トイプードル、パピヨン、猫など PDFW-60:コーギー、柴犬、ミニチュアシュナウザー、猫など |
運転席と助手席の間、アームレストに固定できる、小型犬用のドライブベッド。
より多くの車種に対応できるよう、固定用のゴムは3カ所に付いています。
側面には高密度ウレタンクッション、フロント部分には綿がたっぷり詰まっていて、安定性、快適性もバッチリ。
愛犬が滑りにくいツイル生地が採用されており、カバーとクッションを丸洗いできるのも魅力です。
フロント部分はスナップボタンとファスナーで開閉できるので、マットとしても利用OK。
合皮の持ち運び用カバーバッグが付属していて、キャリーバッグとしても重宝します。
スモーキーブラウンとエバーグリーンの2色展開。
固定方法 | 3本のゴムバンドでアームレストに固定 |
飛び出し防止 | リード付き |
お手入れのしやすさ | 手洗い可 |
ドライブボックス以外の使用法 | キャリー、ベッド |
適応サイズ | チワワ、ヨークシャーテリア、ポメラニアン、パピヨン、マルチーズ、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、シーズー、小型のミニチュアシュナウザー、子犬 |
助手席はもちろん、後部座席にも設置可能なドライブベッド。
ヘッドレストやシートにストラップで固定できるほか、背面のループにシートベルトを通して固定することも可能です。
側面と底面がふかふかのクッション仕様になっているので、愛犬もゆったり落ち着いてドライブできるでしょう。
そのままキャリーとして持ち出せる上、前面が面ファスナー式になっているため、広げてマットとしても使用OK。
両サイドにはカラビナやフックを取り付けられるウェビングテープが2本付いていて、小物ポーチなどを付ければ収納力もアップします。
ポリエステル100%で手洗いできるので、衛生面も安心。
固定方法 | 付属のストラップ+シートベルト |
飛び出し防止 | リードフック付き |
お手入れのしやすさ | 手洗い可 |
ドライブボックス以外の使用法 | キャリー、ベッド |
適応サイズ | 5~6kgまで、耐荷重:10㎏まで |
コンパクトに折り畳める、小型犬用のドライブボックス。
助手席、後部座席に固定するタイプで、飛び出しを防げるベルトが2本付いています。
芯材にスチール、発泡ポリエチレンが使用されているので、型崩れしにくいのが特徴。
表面はポリエステル100%、塩化ビニル樹脂コーティングなので、汚れは中性洗剤で拭き取れます。
汚れやすい中敷は手洗い可能。
固定方法 | |
飛び出し防止 | |
お手入れのしやすさ | |
ドライブボックス以外の使用法 | |
適応サイズ | Sサイズ:チワワ、ヨークシャテリア、シーズーなど Mサイズ:トイプードル、ミニチュアダックスなど |
犬とのドライブにあたっては、ほかにも注意すべきことがいくつかあります。
普段と異なる環境では、犬はトイレを我慢してしまいがち。
我慢が長時間にわたると、膀胱炎のリスクが高まります。
こまめにトイレ休憩をとり、排泄を促してあげてください。
車に乗ると吠え続ける犬もいます。
その理由によって対策はさまざまです。
怖がっているのであれば、車で“楽しい場所”へ連れて行く経験を重ねることで変化する可能性があります。
ドライブボックスに入るのを嫌がる場合は、ドライブボックスを家に持ち込み、普段から食餌や昼寝の場として使用してみるのも一つの方法です。
安心できる場所だと認識すれば吠えなくなるかもしれません。
犬も車酔いします。
原因は、揺れ、車内の匂い、精神的ストレスなど。
犬が車酔いすると、普段より荒い呼吸、大量のよだれ、鼻水、体の震え、下痢、嘔吐などの症状が出ます。
車酔いを防ぐためは、揺れないよう安全運転を心掛ける、車用芳香剤を撤去する、ドライブ前に散歩するなどして疲れさせて乗車後に昼寝するよう仕向ける、満腹・空腹状態での乗車を避ける、運転中は車内換気と休憩を適切に行う、などの対策を試みましょう。
また、動物病院で酔い止めの薬を処方してもらうこともできます。
副作用が少なく、一回の服用で長時間効くものもあります。
車酔いしてしまったら、停車して、涼しいところで休憩することが大切。
水をがぶ飲みしたがる犬がたまにいますが、飲みすぎると吐きやすくなるため、適度な量にとどめましょう。
犬も熱中症になります。
症状は車酔いと似ていますが、体温の高さで見分けられます。
パグやフレンチブルドッグなど、鼻が短い犬種は、特に体温調節が苦手なので、温度管理が大切。
少し寒いかなと思うくらいの室温がおすすめです。
夏の暑い時期は、エアコンを切った車内に犬だけで留守番させるのは2~3分でも厳禁。
また、水分補給も忘れずに。
愛犬とのドライブを安全に快適なものにしてくれるドライブボックス。
メリットや選び方のポイントを踏まえて、ワンちゃんにも気に入ってもらえるものを選びたいですね。
ご紹介したアイテムも参考に、検討してみてください。