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寒さを感じるのは、人間だけではありません。
きっと愛犬にとっても、冬は寒く、散歩も大変なはず。
そんな時におすすめしたいのが、犬用防寒着です。
今回は獣医師の松田唯先生への取材を基に、犬用防寒着の必要性やサイズの測り方、防寒着の選び方などについて解説します。
あわせて、edimo編集部おすすめメーカーの犬の防寒着をタイプ別に紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
獣医師
松田 唯
ガイア動物病院 院長。埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主が選択できる治療が好評。
ガイア動物病院
東京都杉並区下井草1-23-2
https://www.gaia-ah.com/
目次
人気の犬種は、日本原産ではないことも多く、日本の寒さに耐えられないことがあります。
そのような場合には服を着せてあげないと散歩を嫌がるようになってしまい、冬場は犬もこたつで丸くなる…なんてことになってしまうかもしれません。
日本原産ではなく、毛が短い犬種として挙げられるのがミニチュア・ピンシャー、イタリアン・グレーハウンド、ダックス(スムース)、チワワ(スムース)などです。
毛が短いだけでなく、基本的に皮下脂肪が少ない犬種なので、寒さに弱いのです。
また、高齢動物や甲状腺機能低下症などの病気を持っている場合は、体温調節がスムーズにいきません。
すべての犬種に防寒着が必要というわけではありませんが、状況・状態に合わせて着せてあげるのがおすすめです。
寒さを防ぐ以外に、病気を防ぐ効果も期待できます。
寒さが原因とされる病気として、低体温症や寒冷凝集素症(寒さで耳の先端などにうまく血液が回らなくなり、壊死してしまう病気)があり、防寒着を着せることが予防につながるでしょう。
また、心臓病の場合は、足先などの先端の血管が収縮するため心臓に一気に血液が集まり、心臓病を悪化させてしまうことがあります。
そのため、足先から防寒が必要です。
防寒着に限らず、服を着ることで毛が散るのを防ぐ、体を舐めてしまうのを防ぐ、手術後に傷をいじらないようにするといったメリットもあります。
犬の毛には、オーバーコートという上毛、アンダーコートという下毛の2種類があります。
2種類の毛で覆われている犬種はダブルコートと呼ばれます。
ダックスフント、チワワ、ポメラニアン、ゴールデンレトリーバー、柴犬など、季節により換毛期がある犬種が該当します。
比較的毛の密度が高く、体温維持に長けている傾向があります。
オーバーコートのみの犬種はシングルコートと呼ばれます。
代表的な犬種として、プードル、ヨークシャテリア、マルチーズ、フレンチブルドッグ、ビーグルなどが挙げられます。
寒さに弱い傾向があるので、ダウンなど防風効果が期待できる防寒着を選ぶといいでしょう。
また、超短毛の犬種や病気が原因で毛の薄い犬はこの限りではなく、厚手の服を選んであげるといいでしょう。
防寒着には体に沿ってピッタリに作られているタイプと、ゆとりがあるタイプがあります。
ピッタリの方が動きやすいと思いがちですが、動くと体が締め付けられることを嫌い、動かなくなってしまうことがあります。
締め付けにより呼吸が悪くなって換気も悪くなり、熱中症になってしまう恐れもあります。
また、ある程度毛が長い犬の場合、服の下で毛玉になってしまうことがあるので注意しましょう。
一方、服にゆとりがあると勝手に脱いでしまうだけでなく、服に足が絡まってけがをすることがあります。
また、服と体の隙間が広いということは、そもそも防寒着の役目を果たしていないといえます。
いずれにせよ、ちょうどいいものを選ぶのが一番重要です。
犬はきれいに服を着るという概念がないので、必ず汚します。
汚れたものを着続けていると不衛生なので、自宅で簡単に洗えるものをおすすめします。
なお、服を着せる時に暴れる場合や高齢で立ち上がるのが難しい場合、背中で留めるタイプの防寒着を選ぶと着せやすいでしょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 分類 | サイズ |
ラディカSophistique|ロゴ裏ボアロンパース | ロンパース | S/M/L/LL/3L/SD/MD/LD | ||
CHOCOマンダリンブラザーズ|ボアスーツ | ロンパース | XS/S/M/MD/L/XL/XXL/3L | ||
クークチュールCoo Couture|テラヘルツワン クロスラブベルクロタンクトップ | 背中開き | SS/S/M/L/LL/3L/ST/MT/LT | ||
ペティオPetio|犬用ウェア抗菌防臭E-Stretch着せやすいボアパーカー ブルー SS | おむつ・マナーベルト着用可能 | SS/XS/S | ||
ペティオPetio|犬用ウェア 抗菌防臭E-Stretch お腹ウォーム スムーストレーナー | おむつ着用可能 | SS/S/M | ||
ラディカSophistique|ノルディック柄フェザーリアルニット | 厚手 | SS/S/M/L/LL/3L/SD/MD |
全身をしっかり包み込むロンパース。
手足も首もすっぽり覆うので、抜け毛対策におすすめです。
生地の表面温度を常に31℃に保つ快適温度維持素材プレサーモC31を配合した高機能生地を使用。
伸縮性がバツグンで、しっかり伸びる素材です。
シンプルなロゴがおしゃれですね。
パジャマとしても使えます。
分類 | ロンパース |
サイズ | S/M/L/LL/3L/SD/MD/LD |
素材 | 本体表:綿100%、本体裏:ポリエステル100%、バインダー:綿95%、ポリウレタン5% |
全身を包み込むタイプのもこもこロンパース。
着脱しやすいプルオーバータイプです。
両面ボア生地で、まるでふかふかのブランケットに包まれているかのようなかわいい見た目もポイント。
ナチュラル、バーガンディ、カーキの3色展開。毎シーズン変わるワンポイントの刺繍も人気。
リード通し穴付き。
究極のパワーストーンといわれるテラヘルツ人工鉱石配合の繊維を使用した防寒着。
背中にはふかふかのボア生地、前身頃にはテラヘルツ生地を使用しています。
着用した時のフィット感を第一に考えた立体裁断。
マジックテープ仕様の背中開きタイプで着脱も簡単です。
スマイルとハート柄。
分類 | 背中開き |
サイズ | SS/S/M/L/LL/3L/ST/MT/LT |
素材 | 表:ポリエステル100% テラ生地:綿62% ポリエステル33% ポリウレタン5% |
頭からスポッとかぶせて着せるタイプの防寒着。
ストレッチ生地でできているので伸びやすく着せやすいのが特徴です。
温かさを逃さない保温性のある両面ボア生地で快適な着心地を実現。
フードがあるので頭にかぶせてもかわいいし防寒にもなります。
抗菌防臭加工が施されているので臭いの元になる菌の繁殖を抑制。
手洗い可能です。
リード通し穴付き、おむつの子も着られます。
トレーナータイプの防寒着。
ハイストレッチ素材で360°伸縮するので着せやすく、愛犬がアクティブに動くこともできます。
背中部分はビロードのような触り心地のストレッチベロア生地、お腹部分は冷えにくいよう両面ファー生地を採用し、機能性と着心地を両立しています。
抗菌・防臭加工が施されているので衛生面も安心。
リード通し穴付き。
前開きカーディガンタイプの防寒着。
柔らかなナイロンの毛糸を使っているので、毛玉になりにくいのがポイント。
前開きですが、伸縮性抜群で着脱させやすいので、前を閉じたまま頭からかぶって着ることもできます。
ナチュラル感のあるノルディック柄も魅力。
大きな襟で首元もしっかり温めます。
上質なルームウェアのような着心地のニットに愛犬もうっとりするはず。
分類 | 厚手 |
サイズ | SS/S/M/L/LL/3L/SD/MD |
素材 | ナイロン100% |
購入前に首周り、胴回り、着丈を測っておきましょう。
体に沿う柔らかいメジャーを使い、できれば犬を保定する人、測定する人に分かれて2人以上で測るのがおすすめです。
服の首周りは首輪の位置ではなく、肩付近になります。
頭の近くではなく、肩に近い方を測定しましょう。
犬種によって、胴の太い部分は変わってきます。
どの犬種も一番太いところを測定しましょう。
細いところで測定すると、服が合わずに着せられないことがあるので注意が必要です。
首の根本(首周りを測定した部位)から、背骨に沿って骨盤あたりまで測定してください。
寒い季節は人間でなく犬も防寒するのがおすすめです。
本記事を参考に、サイズを確認した上で防寒着を購入してはいかがでしょうか。