2022.01.11

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【獣医監修】猫の歯磨き用おやつおすすめ6選。簡単デンタルケアで歯周病予防の効果も期待できる!

横になった猫

猫を飼っている人なら誰しも、愛猫にいつまでも元気でいて欲しいもの。

ワクチン接種や健康診断にプラスして忘れてはならないのが、猫のデンタルケアです。

実は猫も人と同様に、デンタルケアを怠ると、歯周病になってしまうことがあります。

愛猫の健康のために正しいケアの仕方や便利なケアグッズについて知っておきましょう。

今回は動物病院院長・松田唯先生に、愛猫の歯のトラブル予防と歯磨きガムの選び方について伺いました。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

獣医
松田唯

松田唯

ガイア動物病院 院長。埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主が選択できる治療が好評。

ガイア動物病院
東京都杉並区下井草1-23-2
https://www.gaia-ah.com/

歯周病になる猫が多い原因とは

歯磨きを嫌がる猫

実は猫は歯周病になりやすく、2歳以上の猫のうち80%は、何らかの歯周病症状があると言われています。

これは歯磨きが十分でないことが大きな理由として考えられます。

「歯を磨けばいいのでは?」と考えがちですが、猫の場合は犬に比べて非常に馴化(いわゆるしつけ)しにくいのがネック。

ご褒美をあげてもなかなか言うことを聞いてくれない特性上、歯磨きを猫に教え込むのはなかなか難しいでしょう。

猫が歯周病になるとどんな症状になる?

飼い主と猫

歯のトラブルとしてよくあるものの一つが歯周病です。

歯周病になってしまうと以下の症状が見られます。

・口臭が酷くなる

・歯がぐらついたり、口内炎になりやすくなったりする

・硬いものが食べられない

・出血や疼痛が起こる

・顔を傾けて(痛いところを避けるため)ご飯を食べる

・歯に歯石が付着する

・くしゃみ、鼻水、鼻血が出る

歯周病になったあとの治療

医者と猫

歯周病になった場合、どのような治療方法があるのでしょうか。

まず内科的な治療として、炎症を抑制し痛みを和らげるためにステロイドや抗菌薬を使用します。

しかし、投薬だけでは歯周病の根本的な原因となっている歯垢や歯石を取り除くことはできません。

投薬のみの治療しか行わなかった結果、薬の副作用で体調が悪くなってしまうケースもあります。

しっかりと治療するためには、麻酔をかけた上で外科的な処置(手術)も必要となります。

高齢の猫では腎臓病や心臓病を抱えていることが多いので、手術の際に麻酔をかけると大きな負担になってしまいます。

そのため、できるだけ早い段階(若く、痛みなどの症状が出ていない状態)で治療を開始する必要があります。

歯周病の予防法は何が効果的?

餌を食べる猫

では、そもそも歯周病にならないためには、どのようなこと行えばよいのでしょうか。

考えられる方法を紹介します。

●歯磨き

やはり一番効果的なのは歯磨きですが、猫の歯磨きを行うにはかなりの時間がかかります。

動物にこちらが望むことをやってもらうにはご褒美(おやつ)を与えることが必要ですが、特に猫はご褒美につられて何かをする個体が少ないからです。

歯磨きの方法としては、若いうちから根気よく少しずつ慣れさせていくことが最大のポイント。

口の周りを触ったり、軽く持ったりすることから始めましょう。

さらに指で歯や歯肉に触れる、ガーゼを巻いて触れる、歯ブラシを口の中に入れる、実際に磨くというように「徐々にステップアップしていく」ことが大事です。

上記の方法であれば多くの猫が歯磨きに抵抗がなくなると思いますが、中には数年を要することもあるため飼い主側が根負けしてしまうことの方が多いのです。

●サプリメント

口腔内細菌のバランスを整えてくれたり、殺菌効果があったりするものが販売されています。

どのサプリメントを使用するのか、事前にかかりつけ医に相談しておくと安心です。

●デンタルジェル

歯磨き粉代わりに使用することも可能です。

美味しそうな香りがついてるものも市販されています。

●フード

デンタルケアを考慮し、粒の形が工夫されているフードは多くあります。

中には、フードと水だけで生きていけるよう栄養バランスが取れている「総合栄養食」に分類されるデンタルケアフードも。

こうしたフードを普段から食べさせていれば歯垢は付きにくくなります。

●歯磨き用おやつ

歯磨きの代案としては非常に効果的と考えらる市販の歯磨き用のおやつ。

歯磨きに比べて楽にデンタルケアが行える上、猫も喜ぶので継続しやすいです。

最近は様々な味・大きさのものや機能性の良いものがあり選択肢も多いので、好き嫌いが多い猫でも合うものを選びやすいでしょう。

<先生から>

すでに歯周病になっている場合には治療を終えてからデンタルケアを行います。歯周病は思っている以上に痛いもの。デンタルケアは継続が大事ですので、痛みがあるうちにやっても逆効果となり受け入れてくれません。不安な場合は一度、獣医師に相談しましょう。

愛猫の歯磨き用おやつを選ぶポイント

猫の餌やり

猫の場合、犬に比べて好き嫌いが激しいのでおやつ選びには注意が必要。

たくさん買ったものの、全く食べてくれなかった…という話も珍しくありません。

少量ずつ購入し、試すようにしましょう。

また、カロリーを気にせず与えているとカロリーを取りすぎてしまい、いつの間にか肥満になっていたというケースも。

おやつを増やす分普段のご飯を減らしてしまうと栄養バランスに問題が出ることがあるため、与える量は調整しましょう。

心配であればかかりつけ医に相談してください。

<先生から>

デンタルケアとして、やはり歯磨きに勝るものはありません。

歯磨き用おやつを使用していても「いつかは歯石除去をやらないといけない日は来る」と考えておきましょう。

歯磨き用おやつ おすすめ6選

グリニーズ「猫用グリニーズ™ 歯磨き専用スナック」

米国獣医口腔衛生協議会認定、米国獣医師推奨の歯磨き用おやつです。

味にこだわりがある猫のために「グリルツナ味」「チキン味&サーモン味」「グリルチキン・西洋マタタビ風味」など、全部で5種類の味をラインアップ。

60gのトライアルサイズで試しながら、愛猫の好みに合ったものを見つけられます。

おすすめここがおすすめ
・5種類の味から選べる
・トライアルサイズもあり

【商品名】猫用グリニーズ™ 歯磨き専用スナック
【ブランド】グリニーズ
【メーカー】マース・ジャパン
【内容量】60g/130g
【原材料】<グリルツナ味>チキンミール、小麦、米、コーングルテン、鶏脂*、オーツ麦繊維、タンパク加水分解物、亜麻仁、乾燥酵母、ツナエキス、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、カルシウム、クロライド、コバルト、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)、着色料(スイカ色素、ゲニパ色素、ウコン色素)*ミックストコフェロールで保存

Plact「プラクト ねこちゃんの 歯みがきデンタルガム かつお味 9本入」

獣医師が推奨する成分のオボプロンを配合した「プラクト」。

噛むことで牛皮のコラーゲン繊維が歯垢をからめながら落としてくれます。猫の好きなかつお味で食いつきの良さも期待できます。

また1本あたり4kcalとヘルシーで、体に良いとされるオメガ3脂肪酸「DHA」「EPA」を配合。

保存料、着色料、香料に加え、穀物も不使用のグレインフリーです。

おすすめここがおすすめ
・コラーゲン繊維が歯垢をからめて落とす
・グレインフリー

【商品名】プラクト ねこちゃんの 歯みがきデンタルガム かつお味 9本入
【ブランド】Plact
【メーカー】ペティオ
【内容量】9本
【原材料】肉類(鶏ササミ・鶏レバー)、牛皮、馬鈴薯でんぷん、かつおエキス、植物性油脂、魚油(DHA・EPA含有)、酵母エキス、殺菌乳酸菌(プラズマ乳酸菌)、卵黄粉末(オボプロン含有)、グリセリン、加工でんぷん、増粘安定剤(グァーガム)、酸化防止剤(亜硫酸Na・V.E)

アース・ペット「食べられる歯みがきロープ L8020」

L8020乳酸菌やトリポリリン酸Naを配合しており、健康な美しい歯をサポート。

しっかり噛んで歯垢を除去しやすいようコラーゲンでできたロープに、鯛の味を染み込ませている。

緑茶エキスを配合しているので、息も爽やかにしてくれます。

おすすめここがおすすめ
・噛みやすいロープ形
・緑茶エキスで息も爽やか

【商品名】食べられる歯みがきロープ L8020
【ブランド】アース・ペット
【メーカー】アース・ペット
【内容量】7個
【原材料】コラーゲン(牛由来)、鯛エキス、酵母エキス、シーフードエキス、L8020乳酸菌(殺菌)粉末、D-ソルビトール、トリポリリン酸Na、茶乾留物(緑茶エキス含有)

ネスレ日本「ピュリナ デンタライフ」

歯石のコントロールを助け、歯磨き効果があることを、アメリカの獣医口腔衛生協議会に承認された「ピュリナ デンタライフ」。

その証明としてパッケージにVOHC(Veterinary Oral Health Council / 米国獣医口腔衛生協議会)マークを表示しています。

科学的に設計され、通常の粒よりも穴の多いクリスピーな粒なので、サクサク噛むことで歯石の蓄積をコントロールできます。

カルシウム、タウリンなどの栄養成分も配合。猫が喜んで食べるおいしさにこだわったおやつです。

「チキン」と「サーモン味」の2種類から猫の好きなフレーバーを選べます。

おすすめここがおすすめ
・科学的に設計された粒で、噛んで歯石の蓄積をコントロール
・猫が喜んで食べる2種類のフレーバー

【商品名】「ピュリナ デンタライフ」キャット デンタルケア スナック
【ブランド】ピュリナ デンタライフ
【メーカー】ネスレ日本
【内容量】51g
【原材料】<チキン>穀類(とうもろこし、コーングルテン)、チキン、たんぱく加水分解物、牛脂、セルロース、デキストロース、酵母、乳酸菌、グリセリン、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド)、ビタミンE、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール) ※合成着色料、香料は添加していません/<サーモン味>穀類(とうもろこし、コーングルテン)、チキン、たんぱく加水分解物、牛脂、セルロース、フィッシュエキス(サーモン含有)、デキストロース、酵母、乳酸菌、グリセリン、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド)、ビタミンE、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール) ※合成着色料、香料は添加していません

Hartz®「チューデント」

美味しく飽きずに噛むことで楽しく歯磨き習慣が身につきます。

「チューデント」は猫の好きなチキンやカツオ、マグロのエキスをたっぷり含んだ牛皮ガム。

両端の切れ込み形状が歯間の汚れまでキャッチして、歯垢をからめとります。ロール状でしっかりとした噛み応えがあるので長時間噛めます。

おすすめここがおすすめ
・両端の切れ込みで歯間の汚れもキャッチ
・しっかりとした噛み応え

【商品名】チューデント
【ブランド】Hartz®
【メーカー】Hartz®(販売元;住商アグロインターナショナル)
【内容量】5本
【原材料】牛皮、鶏肉、チキンエキス、小麦たん白、マグロエキス、食塩、グリセリン

DHC「猫用 国産 デンタルケアガム」

歯が食い込みやすい穴形状と牛皮の繊維質を採用し、つぶつぶした食感の牛皮コラーゲンチップスをプラスすることで、歯茎を傷めることなく程よい噛み応えを実現。

口内を潤し、クリーンに保ってくれる「ポリグルタミン酸」、口内環境をすこやかに整える「デンタブロック乳酸菌®※(乳酸菌KT-11)」を配合。

トラブルを防ぎながら口内環境を清潔で健康に保ってくれます。

おすすめここがおすすめ
・歯茎を傷めない程よい噛み心地
・口内環境を整える成分配合

【商品名】猫用 国産 デンタルケアガム
【ブランド】DHC
【メーカー】DHC
【内容量】50g
【原材料】鶏ささみ、牛皮、小麦たんぱく、マグロエキス、澱粉、大豆油、デキストリン、ビール酵母、乳酸菌(殺菌)、米油、グリセリン、ポリグルタミン酸、ビタミンE

商品一覧

商品名猫用グリニーズ™ 歯磨き専用スナックプラクト ねこちゃんの 歯みがきデンタルガム かつお味 9本入食べられる歯みがきロープ L8020「ピュリナ デンタライフ」キャット デンタルケア スナックチューデント猫用 国産 デンタルケアガム
画像
ブランドグリニーズPlactアース・ペットピュリナ デンタライフHartz®DHC
メーカーマース・ジャパンペティオアース・ペットネスレ日本Hartz®(販売元;住商アグロインターナショナル)DHC
内容量60g/130g9本7個51g5本50g
原材料<グリルツナ味>チキンミール、小麦、米、コーングルテン、鶏脂*、オーツ麦繊維、タンパク加水分解物、亜麻仁、乾燥酵母、ツナエキス、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、カルシウム、クロライド、コバルト、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)、着色料(スイカ色素、ゲニパ色素、ウコン色素)*ミックストコフェロールで保存肉類(鶏ササミ・鶏レバー)、牛皮、馬鈴薯でんぷん、かつおエキス、植物性油脂、魚油(DHA・EPA含有)、酵母エキス、殺菌乳酸菌(プラズマ乳酸菌)、卵黄粉末(オボプロン含有)、グリセリン、加工でんぷん、増粘安定剤(グァーガム)、酸化防止剤(亜硫酸Na・V.E)コラーゲン(牛由来)、鯛エキス、酵母エキス、シーフードエキス、L8020乳酸菌(殺菌)粉末、D-ソルビトール、トリポリリン酸Na、茶乾留物(緑茶エキス含有)<チキン>穀類(とうもろこし、コーングルテン)、チキン、たんぱく加水分解物、牛脂、セルロース、デキストロース、酵母、乳酸菌、グリセリン、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド)、ビタミンE、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール) ※合成着色料、香料は添加していません/<サーモン味>穀類(とうもろこし、コーングルテン)、チキン、たんぱく加水分解物、牛脂、セルロース、フィッシュエキス(サーモン含有)、デキストロース、酵母、乳酸菌、グリセリン、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド)、ビタミンE、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール) ※合成着色料、香料は添加していません牛皮、鶏肉、チキンエキス、小麦たん白、マグロエキス、食塩、グリセリン鶏ささみ、牛皮、小麦たんぱく、マグロエキス、澱粉、大豆油、デキストリン、ビール酵母、乳酸菌(殺菌)、米油、グリセリン、ポリグルタミン酸、ビタミンE
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まとめ

警戒心が強く、歯磨きの習慣がつけにくい猫ですが、少しずつ歯磨きに慣れさせながら、歯磨き用のおやつを毎日の生活に取り入れることで、歯周病の予防へ繋がります。

健康維持に欠かせない愛猫のデンタルケアのために、好みに合ったおやつを探してみてはいかがでしょうか。

<掲載商品はedimo編集部が実際に連絡を行い、コンタクトが取れたメーカーのものだけに限定しています。※一部国内プレスリリースでの確認>

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