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1980年代頃に一世を風靡した「シティポップ」。
“都市的感覚”をまとったその魅力が国内外で再評価され、いまや20代の若者にまで人気に広がりを見せています。
なかにはネットでの配信には飽き足らない人もいるかも。
そんなときはレコードプレーヤーを手に入れ、当時のアナログな音質でシティポップを聴いてみましょう。
80年代当時の雰囲気にひたることができます。
では、どのような点に気をつけてレコードプレーヤー(ターンテーブル)を探せばよいのでしょうか?
上新電機商品部A&Vグループの前田仁志さんへの取材をもとに解説するとともに、初心者にも扱いやすいおすすめ商品を紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
家電量販店スタッフ
前田 仁志
大阪市浪速区に本社を置き、「Joshin(ジョーシン)」の名称で家電量販店を展開している上新電機の商品部A&VグループMD(マーチャンダイザー)。
上新電機株式会社
大阪市浪速区日本橋西1-6-5
https://www.joshin.co.jp/joshintop/
目次
スマホで楽しむ音楽はデジタル音源、しかしレコード盤はアナログ音源です。
何が違うのでしょうか?
音楽CDのようなデジタル音源では、演奏された音の波形を数値に置き換えて保存します。
そのため、音がクリアで劣化することもなく、機器の性能にそれほど左右されません。
他方、レコード盤のようなアナログ音源は演奏時の音を忠実に保存します。
しかし再生時には、レコードプレーヤーの特性や周囲の環境によって音質や音色などが変化します。
つまり、レコードプレーヤーの選択は、聴きたい楽曲の“音”を選ぶことにもつながるのです。
レコードプレーヤーはどうやってレコード盤の音を出すのでしょうか?
レコード盤には非常に細い渦巻き状の溝「音溝(おんこう)」があります。
実はこれこそが音の記録です。
顕微鏡で観察すると、この音溝がうねったり幅が広くなったり狭くなったりしていることがわかります。
こうした不規則な形の音溝の上をレコード針が通過すると、溝の形状の微小な変化につれて針が振動します。
この振動が電気信号に変換され、音として再生されるのです。
レコードプレーヤーを選ぶ際、どのような点を確認したらよいのでしょうか。
まず、自分がレコードプレーヤーを使う場面をイメージしましょう。
自宅にあるオーディオセットを有効利用するのか、リビングだけでなく自分の部屋でも聴くのか、といったことです。
というのもレコードプレーヤーは「接続型」と「一体型(オールインワン)」の2種類に大別でき、使う場面によって選ぶべき種類が変わるためです。
接続型は、レコードプレーヤーをアンプやスピーカーにつないで使用するタイプです。
自宅に既にアンプやスピーカーがある、あるいは、自分好みの音に設定したい場合にはこちらが適しています。
スピーカーを離して置けるため、音の立体感(ライブ感)も得られます。
ただし接続型は購入後、プレーヤー本体に部品を取り付けるタイプが多いため、この種の組み立て作業に慣れていない人にはハードルが高いかもしれません。
一体型は、再生に必要なものがすべて内蔵されているタイプです。
普段はスマホなどを音源として利用している、オーディオセットを設置する適当な場所がないといった場合にはこちらを選ぶとよいでしょう。
プレーヤーを購入するだけで気軽にレコード音楽を楽しめます。
レコードプレーヤーでは、レコード盤が回転してその上の溝をレコード針がなぞると音楽が再生されます。
このとき、レコード盤を設置する円形の板全体を「ターンテーブル」、またそこからカバーをはずしたものを「プラッター」と呼びます。
ちなみに一部のメーカーではレコードプレーヤーそのものをターンテーブルと呼称しています。
ターンテーブルを回転させる方法にはおもに「ダイレクトドライブ式」と「ベルトドライブ式」があります。
ダイレクトドライブ式は、モーターの軸を直接ターンテーブルに接続する方式で、立ち上がりから回転が安定します。
他方、ベルトドライブ式は、モーターの回転軸にゴムのベルトをかけてターンテーブルを回転させます。
ベルトが振動を抑えるために回転が滑らかといわれます。
現在では、ダイレクトドライブ式を採用する機種は数少なくなりました。
初心者は選択肢が多いベルトドライブ式を選んだ方がよいでしょう。
ただしベルトはゴムが劣化するため、数年に1回は交換する必要があります。
レコードは音楽を再生するための回転数がそれぞれ決まっています。
一般にアーティストのシングルレコードでは1分間に45回転、アルバムでは33+1/3回転です。
現在のレコードプレーヤーのほとんどは45回転と33+1/3回転の両方に対応しており、スイッチなどで簡単に回転数を切り換えることができます。
なお、1950年頃までのレコード(SPレコード)は基本的に78回転であるため、一部のレコードプレーヤーは78回転にも対応しています。
レコードプレーヤーで音を生み出すのは、レコード針のついた“腕”の部分です。
長い「トーンアーム」、その先端部の「ヘッドシェル」、それにレコード針のついた「カートリッジ」からなります。
レコードの音声記録を電気信号に変換するのがカートリッジ、そしてカートリッジを支えながら電気信号を送信するのがヘッドシェルやトーンアームです。
ヘッドシェルやトーンアームはそれだけでなく、レコード針の振動を増幅させます。
つまり、ヘッドシェルやトーンアームは音を膨らませる存在であり、その形状や材質は音質に強く結びついています。
カートリッジはレコードプレーヤーのいわば心臓です。
その下部に取り付けられたレコード針の振動がカートリッジ内に伝わり、電気信号に変換されます。
カートリッジは主に2種類あります。
一つは針の振動に合わせて内部の磁石が動く「MM型(ムービング・マグネット)」、もう一つは磁石ではなく電磁コイルが動く「MC型(ムービング・コイル)」です。
初心者にはMM型をおすすめします。
このタイプは針が摩耗したときなど、ヘッドシェルからカートリッジをはずして簡単に交換することができます。
MC型はヘッドシェルと一体になっているため、針交換の際はメーカーに持ち込む必要があります。
カートリッジを直接取り付けるのがヘッドシェルです。
その材質や重さは音質に大きく影響します。
金属製などの重くて硬質のヘッドシェルは余計な振動を抑制するため、一つひとつの音がくっきりと際立ちます。
そのため、ビートの利いた曲(ジャズ、ロック、メタルなど)を好んで聴く場合はこうしたシェルを選ぶとよいかもしれません。
他方、樹脂や木材でできた軽量で柔軟性のあるヘッドシェルはよく振動するため、音の広がりが感じられます。
スローテンポの曲やクラシックにはこちらが合っているといえそうです。
どちらがよいか迷う場合には、ヘッドシェルが交換できるプレーヤーを選んでもよいでしょう。
トーンアームには主にS字型とストレート型があり、S字型はヘッドシェルを交換できるものが一般的です。
他方、ストレート型は多くの場合、ヘッドシェルと一体になっています。
一般的な傾向として、S字型のトーンアームの方が音が豊か、かつ再現力が高いといわれています。
傷つきやすいレコード盤に針を下ろすのは、慣れている人でも緊張するもの。
初心者であればなおさらです。
そこで、針の上げ下ろしを自分で操作する手動(マニュアル)タイプではなく、オートタイプを選んでもよいでしょう。
フルオートの機種では、スイッチひとつで針を下ろすところから再生が終わってトーンアームを定位置に戻すところまで自動で制御してくれます。
ただし手動といっても、針の上げ下ろしは昇降レバーで操作できる機種がほとんどです。
接続型のプレーヤーを選ぶときには、フォノイコライザーが内蔵されているかどうかに注意しましょう。
フォノイコライザーは音声信号を元通りに復元しつつ増幅するもの。
プレーヤーかアンプ、どちらかには必ずこの装置がなくてはなりません。
もしどちらも内蔵していない場合、音が異常に小さい、細かな音が鮮明に聞こえないといったトラブルが生じます。
オーディオ用アンプには一般にフォノイコライザーが内蔵されていますが、ミニコンポや小型アンプは必ずしもそうではありません。
フォノイコライザーが内蔵されていないプレーヤーを購入する場合は、接続する機器の仕様を確認しましょう。
最近では音楽を楽しむときは大抵スマホだという人も少なくありません。
このような人におすすめしたいのはUSB端子のついた機種やBluetooth®対応機種です。
USB端子があれば、レコードプレーヤーだけでなく、自分のスマホや携帯用音楽プレーヤーでもレコードの音楽を聴くことができます。
この種のプレーヤーでは多くの場合、ケーブルでパソコン(PC)に接続し、専用プログラムを利用してレコードの音楽をデジタル信号として録音できます。
このデータをスマホに送信したり、マイクロSDやUSBメモリなどに保存したりすれば、音楽を楽しめるシーンが増えます。
PC接続が必要のないタイプもあります。
こうした機種では、端子にUSBメモリをさすだけでデジタル録音ができます。
Bluetooth®対応レコードプレーヤーは、他の機器との面倒な接続作業を必要とせず、置き場所にも自由度が出ます。
Bluetooth®対応のヘッドホンやアクティブスピーカー(パワードスピーカー。アンプを内蔵しているスピーカー)があれば、レコードプレーヤーからワイヤレスで音声信号を送れます。
なお、スマホに送信はできないものが一般的です。
一口にBluetooth®対応といっても送信型だけでなく、受信型のレコードプレーヤーもあります。
このタイプではスマホや他の音楽プレーヤーの音声をレコードプレーヤー内蔵のスピーカーから流すことができます。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | オート機能 | 回転数/RPM |
山善Qriom|マルチレコードプレーヤー MRP-M100CR | 手動(昇降レバーあり) | 33+1/3 45 78 | ||
InMusic JapanIon Audio|Vinyl Transport | オートストップ(昇降レバー*あり) | 33+1/3 45 78 | ||
InMusic JapanIon Audio|Premier LP | オートリターン(昇降レバー*あり) | 33+1/3 45 78 | ||
ソニーソニー|ステレオレコードプレーヤー PS-LX310BT | フルオート | 33+1/3 45 | ||
ティアックTEAC|Bluetooth®トランスミッター搭載 アナログターンテーブル TN-280BT | 手動(昇降レバー*あり) | 33+1/3 45 | ||
ティアックTEAC|ターンテーブル/カセットプレーヤー付CDプレーヤー LP-R520 | オートリターン(昇降レバー*あり) | 33+1/3 45 78 | ||
InMusic JapanNUMARK|PT01 Scratch | 手動 | 33+1/3 45 78 | ||
太知ホールディングスANABAS|ポータブルレコードプレーヤー GP-N3R | 手動 | 33+1/3 45 | ||
ディーアンドエムホールディングスDENON®|USBメモリー対応・フルオートレコードプレーヤー DP-200USB | フルオート | 33+1/3 45 | ||
オーディオテクニカaudio-technica|ワイヤレスダイレクトドライブターンテーブル AT-LP120XBT-USB | 手動(昇降レバー*あり) | 33+1/3 45 78 |
レトロで重厚なデザインが目を引くマルチプレーヤー。
レコードのみならず、カセットテープ、CD、ラジオ、SDカードやUSBメモリに保存している音楽も聴くことができます。
SDカードやUSBメモリに直接、デジタル録音できるのも本機の特徴の一つ(カセットテープやCDへの録音機能はなし)。
リーズナブルな価格も魅力です。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢・性別非公開
カセット、レコードなどのアナログの音源をSDやUSBにおとせるので、昔の思い出を劣化させずに保存できるのが良い
オート機能 | 手動(昇降レバーあり) |
一体型/接続型 | 一体型 |
Bluetooth® | × |
USB | ○ |
本体録音 | USBメモリ/SDカード |
駆動式 | ベルトドライブ |
回転数/RPM | 33+1/3 45 78 |
カートリッジ/針 | カートリッジ(402-M208-015) |
トーンアーム | ストレート |
フォノイコライザー | ○ |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 235×445×335mm |
重量 | 6.8kg |
スタイリッシュなトランク型デザインで、インテリアとしても映えます。
アンプやスピーカーに接続せずにレコードが聴ける一体型で、価格もリーズナブル。
AC電源だけでなく、単3電池でも使用できるため、持ち運びもできます。
オート機能 | オートストップ(昇降レバー*あり) |
一体型/接続型 | 一体型/接続可 |
Bluetooth® | × |
USB | × |
本体録音 | × |
駆動式 | |
回転数/RPM | 33+1/3 45 78 |
カートリッジ/針 | セラミック |
トーンアーム | ストレート |
フォノイコライザー | |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 114×349 x254mm |
重量 | 約2.8kg |
高級感のある木目デザインが特徴です。
コンパクトながらアンプやスピーカーを内蔵しており、これ一台でレコードの音楽を聴くことができます。
また、プレーヤーの音声信号をBluetooth®対応のスピーカーやアンプに送って再生する別の楽しみ方も。
USB接続によりパソコンでデジタル録音ができ、レコードの音楽をスマホや携帯型音楽プレーヤーで持ち歩けます。
価格も1万円台とリーズナブルです。
オート機能 | オートリターン(昇降レバー*あり) |
一体型/接続型 | 一体型/接続可 |
Bluetooth® | ○ |
USB | ○ |
本体録音 | × |
駆動式 | |
回転数/RPM | 33+1/3 45 78 |
カートリッジ/針 | セラミック/サファイア針 |
トーンアーム | ストレート |
フォノイコライザー | |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 108×422×422mm |
重量 | 約3.8kg |
Bluetooth®対応なので、アンプやスピーカーなどとの配線は不要です。
Bluetooth®の接続先は8台まで登録可能。
さらにUSB接続によりパソコンでデジタル録音もできます。
トーンアームはダイナミックバランス型でヘッドシェルが一体化しています。
組み立ても比較的簡単で、初心者にも扱いやすいフルオート機能がついています。
オート機能 | フルオート |
一体型/接続型 | 接続型 |
Bluetooth® | ○ |
USB | ○ |
本体録音 | × |
駆動式 | ベルトドライブ |
回転数/RPM | 33+1/3 45 |
カートリッジ/針 | MM |
トーンアーム | J字/ダイナミックバランス型 |
フォノイコライザー | ○ |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 約108×430×367mm |
重量 | 約3.5kg |
初心者でもよい音を聴くための挑戦はいとわない―そんな人におすすめしたい本格派のプレーヤー。
針圧の微小な調整が可能で感度の高いスタティックバランス型のトーンアームを採用しており、音源を忠実に再現できます。
トーンアームにかかる力を調整し、針飛びを防ぐアンチスケーティング機構付き。
ワイヤレスで音声信号を送ってBluetooth®対応のスピーカー、ヘッドホンに接続できます。
オート機能 | 手動(昇降レバー*あり) |
一体型/接続型 | 接続型 |
Bluetooth® | ○ |
USB | × |
本体録音 | × |
駆動式 | ベルトドライブ |
回転数/RPM | 33+1/3 45 |
カートリッジ/針 | VM |
トーンアーム | ストレート/スタティックバランス型/ダイアモンド針 |
フォノイコライザー | ○ |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 117×420×356mm |
重量 | 約4.9kg |
本格派のマルチプレーヤーです。
レコード、カセットテープ、CDを再生できるほか、ラジオも受信可能。
再生した音を音楽用CDに簡単に録音できます。
このとき曲番も本体上で設定できます。
低音を補強するスピーカー(バスレフ式)を内蔵しており、迫力も満点です。
オート機能 | オートリターン(昇降レバー*あり) |
一体型/接続型 | 一体型/接続可 |
Bluetooth® | × |
USB | × |
本体録音 | CD-R/CD-RW |
駆動式 | ベルトドライブ |
回転数/RPM | 33+1/3 45 78 |
カートリッジ/針 | セラミック/サファイア針/ダイアモンド針(SP用) |
トーンアーム | ストレート |
フォノイコライザー | |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 230×470×390mm |
重量 | 約11kg |
スクラッチ機能付きでディスクジョッキー(DJ)気分を味わえるプレーヤー。
AC電源のほか、乾電池も使えるので、ポータブル機としても利用できます。
オート機能 | 手動 |
一体型/接続型 | 一体型/接続可 |
Bluetooth® | × |
USB | ○ |
本体録音 | × |
駆動式 | |
回転数/RPM | 33+1/3 45 78 |
カートリッジ/針 | |
トーンアーム | ストレート |
フォノイコライザー | |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 102×302×302mm |
重量 | 約2.15kg |
昭和の銘機を復刻した一体型プレーヤーですが、内部には最新技術をしっかり取り入れています。
17cm盤レコードであれば、水平に置くのはもちろん、壁に掛けても斜めに立てかけても再生できるのも魅力。
壁掛け時は横向きでも縦向きでもOKです。
カートリッジはオーディオテクニカ製のMM型で音質も追求しています。
通常のAC電源のほかに単1電池も使えるので、持ち歩きが可能です。
オート機能 | 手動 |
一体型/接続型 | 一体型 |
Bluetooth® | × |
USB | × |
本体録音 | × |
駆動式 | ベルトドライブ |
回転数/RPM | 33+1/3 45 |
カートリッジ/針 | MM |
トーンアーム | ストレート |
フォノイコライザー | |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 73×220×385mm |
重量 | 1.3kg |
伝統的なオーディオメーカーDENON®のプレーヤーです。
接続型ですが、比較的簡単に組み立てられます。
フルオートなので、レコードの再生時にはスイッチを押すだけ。
針をレコード盤に下ろすところから再生終了時にトーンアームを定位置に戻すまですべて自動制御で行われます。
トーンアームは安定した針圧調整ができるダイナミックバランス型です。
端子にUSBメモリを差し込むだけで、簡単にデジタル録音ができます。
またパソコンに専用のプログラムを入れれば、USBのデータをもとに自動でトラック番号や楽曲情報を取得してくれます。
オート機能 | フルオート |
一体型/接続型 | 接続型 |
Bluetooth® | × |
USB | ○ |
本体録音 | USBメモリ |
駆動式 | ベルトドライブ |
回転数/RPM | 33+1/3 45 |
カートリッジ/針 | MM |
トーンアーム | ダイナミックバランス型 |
フォノイコライザー | ○ |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 98×360×358mm |
重量 | 3.2kg |
優れたカートリッジでも知られるオーディオテクニカが生み出した接続型レコードプレーヤー(ターンテーブル)です。
こちらも本格派で、よい音を追求したい人におすすめ。
トーンアームもスタティックバランス型を採用しています。
現在では珍しいダイレクトドライブ駆動式で、ターンテーブルの回転が力強く安定しています。
Bluetooth®対応でワイヤレスで接続できるほか、USB接続によりパソコンでデジタル録音も可能です。
ネット販売限定商品で、店舗では取り扱いがありません。
オート機能 | 手動(昇降レバー*あり) |
一体型/接続型 | 接続型 |
Bluetooth® | ○ |
USB | ○ |
本体録音 | × |
駆動式 | ダイレクトドライブ |
回転数/RPM | 33+1/3 45 78 |
カートリッジ/針 | VM |
トーンアーム | S字/スタティックバランス型 |
フォノイコライザー | ○ |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 141.6×452×352mm |
重量 | 8kg |
レコードプレーヤーの魅力を最大限、引き出す方法を紹介します。
ポイントとなるのはレコードプレーヤーやスピーカーの設置場所です。
余計な反響を抑えるため、ガラス窓や壁には接触しないようにし、床や厚みのない棚の上も避けます。
プレーヤーやスピーカーの振動に共鳴しない(共振しない)しっかりした台の上に設置するとよいでしょう。
オーディオラックを利用するのもおすすめです。
左右のスピーカーはある程度離し、自分の位置を中心に三角形をつくるように置きます。
高さはできれば座ったときにちょうど自分の耳の位置にくるように調節するとよいでしょう。
大型スピーカーを使えば、大迫力の音楽を楽しめます。
部屋の雰囲気作りも工夫するとよいでしょう。
例えば電球色の間接照明にすると、室内が温かい印象になります。
これまでとは違う空間で楽しむサウンドには新たな感動があります。
レコード盤はビニール製なので、簡単に傷がついてしまいます。
ほこりが付いた場合にはレコードクリーナーを使ってレコード盤をきれいにしましょう。
レコード針も先端にゴミが付着すると針とびを起こしたり、音質が劣化する原因になります。
定期的に針クリーナーで汚れを取り除きます。
レコード盤はゆがまないよう、収納するときには書籍のように棚に立てておきます。
斜めに置いたり、水平に重ねて置くと、重さでレコード盤が反ったり破損する恐れがあります。
レコードプレーヤーと一口に言っても、いろいろな種類があります。
自分がどんなシーンでレコードを聴きたいのかを具体的に思い浮かべるとより選びやすくなるでしょう。
例えば家族で楽しみたいのか、自室でゆっくり聴きたいのか、スマホや音楽プレーヤーにも録音して持ち歩きたいのか――。
19世紀後半、レコードプレーヤー(蓄音機)を発明したのは、当時30歳のエジソン。
磁気テープが普及するまで半世紀以上にわたり、歴史的な音声記録のほとんどがレコード盤上に残されてきました。
そんな歴史に思いをはせながらレコードを聴いてみるのもよいかもしれませんね。