2021.10.20
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仕事や旅行で自宅を離れている間、愛犬や愛猫がちゃんと水を飲んでいるのか心配になりますよね。
そんな時、いつでも水を張った状態にできる自動給水器があれば、ペットだけで留守番しても安心です。
ろ過機能が付いた循環式のものを選べば、食べかすや被毛を取り除き、いつでも新鮮できれいな水を与えることができます。
今回はペット用自動給水器の選び方やおすすめ商品を紹介します。
目次
犬や猫の身体の約60%を占める水。
ペットが水を飲まずにいると、体内の水分バランスが崩れてしまい、心臓や尿路など身体のさまざまな機能に影響が出る恐れがあります。
まず、水分が不足すると血の巡りが滞り、血液がドロドロになって栄養が行き渡りにくくなります。
そのため尿路疾患が起きたり、心臓への負担が増したりする場合があるのです。
また、十分な水分が摂取できていないと、尿の中にある毒素や菌の濃度が濃くなり、腎臓などへの負担も高まります。
人間と同じように、熱中症予防にも水分は欠かせません。
犬や猫は汗を分泌する「汗腺」がほぼないため、汗をかいて身体の熱を放出することが苦手です。
熱を身体にため込みがちなので、こまめな水分補給が必要になってきます。
愛犬や愛猫の健康を守るためにも、常に新鮮な水を飲める状態にしてあげるのが大切なのです。
自動給水器とは、水をためたタンクから自動的にトレイに水を張り、ペットに給水してくれる装置のこと。
フィルターが水をろ過して供給する循環式や、トレイに入った水が少なくなると給水するディスペンサー型などさまざまなタイプがあります。
いつでも水が飲める環境を整えられるため、急な外出や長期間の不在時などに便利。
多頭飼いで水がすぐ足りなくなってしまう飼い主さんにもおすすめです。
さまざまなタイプの自動給水器がある中で、最も人気なのがフィルターで水をろ過できる循環式です。
電源を入れるとポンプが作動し、水に含まれる雑菌やゴミ、被毛などを除去してから再度供給できるため、いつでも衛生的な水を与えることができます。
ペットが飲む水の質にこだわりたい方におすすめです。
ただし、フィルター代や電気代などのコストが必要です。
長期外出がほぼなく、定期的に水の交換ができるのならば、電気を使わないディスペンサー型の方が経済的といえるでしょう。
自動給水器の受け皿の高さや深さが、ペットの体格に合わせて楽な姿勢で飲めるものを選びましょう。
受け皿の位置が高すぎたり低すぎたりすると首に負担がかかり、脊椎を傷めたりストレスが高まったりする原因になります。
首を緩やかに曲げて飲める高さを目安にしてください。
タンクに入れられる水の容量もチェックが必要です。
犬や猫の1日あたりの飲水量は気温や食事に左右されるものの、体重1kgあたり犬が50ml前後、猫が40~60mlとされています。
例えば、7kgの犬の場合は、50ml×7kgで一日あたり350mlの水が必要です。
長期出張や災害などに備えて、2、3日分の容量があるものを選ぶことをおすすめします。
毎日使用する自動給水器は、お手入れが簡単にできるかも重要なポイントの一つです。
お手入れ方法や部品の取り外しやすさ、フィルターの交換頻度などもチェックしましょう。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | タンクの容量 | フィルター交換頻度 |
ジェックスGEX|ピュアクリスタル1.5L 犬用 | 1.5L | 3週間~1か月 | ||
ダッドウェイPETKIT|ドリンキング・ウォーターファウンテン3 | 1.35L | 1~2カ月 | ||
アイリスオーヤマアイリスオーヤマ|ペット用自動給水機 PWF-200 | 1.2L | 2週間~1か月 | ||
NPETNPET|ペット自動給水器 WF050TP | 1.5L | 2週間~1か月 | ||
アクセスラインうちのこエレクトリック|プラスアクア自動給水器 | 2L | 2週間~1か月 | ||
ブルーピッグPetree|浄水機能付き自動給水器 | 1.8L | 1か月 | ||
ベムパートナーベムパートナー|スネイルウォーターフィーダー | 2.8L | 2週間~1か月 |
ペット用給水器人気ブランド「GEX」の定番アイテムで、ペット専門サイト「いぬのきもち」などのユーザー調査で1位を獲得しています。
フィルターが食べかすやホコリをキャッチし、水質を衛生的に保ちます。
水を舌ですくいあげる犬の飲み方に適した受け皿になっているため、ストレスを減らせるのもポイント。
透明窓から水位を確認できるため、犬がどれくらい水を飲んでいるのかチェックできますよ。
編集者が検証しました!
今回検証したのは犬用です。
猫用は上部ファンネル(じょうご)の中央が隆起しています。
プラスチック製容器でとても軽く、取り扱いに気を使いません。
ベースとなるタンクにフィルタートレイとフィルターを載せ、上からファンネルを重ねるだけで完成します。
はめ込むだけなので設置が簡単。
水を注いだ後は、側面にあるメモリで水位の確認ができます。
一番上が最高水位、一番下の最低推移線以下になったら水を補給します。
ACアダプターのジャックとプラグをつなぐだけで動作開始。
スイッチ類は無く、とてもシンプルです。
気になる動作音は、かすかに聴こえる程度でした。
ペットが驚くことも無いでしょう。
ファンネルに糸くずを流してみましたが、スムーズにフィルターへと吸い込まれていきました。
ホコリや毛が入っても清潔さは保たれるでしょう。
フィルターの取り換えはファンネルを空けるだけなので、こちらも手間がかかりません。
お手入れはポンプを取り外して綿棒で掃除をしますが、パーツが少ないので、それほど手間はかからないでしょう。
商品名 | ピュアクリスタル1.5L 犬用 |
サイズ | 幅22.5×奥行19.3×高さ13.6cm |
飲み口までの高さ | 約12cm |
タンクの容量 | 1.5L |
フィルター交換頻度 | 3週間~1か月 |
フィルタートレイ、活性炭、軟水化フィルター、不純物フィルターの4層フィルターが水をまろやかにする犬猫兼用の自動給水器。
水中にたまった毛やゴミを押し流す自動除去モードもあり、いつでもきれいな水を与えることができます。
停電時でも約7日間作動する「非常電源システム」も搭載。
本体裏面に単四電池をセットしておけば、電源がなくても動かせます。
水量不足やバッテリー残量、フィルター交換時期はライトの点灯、点滅で確認できますよ。
編集者が検証しました!
シンプルな形状ですが、光沢感のある上質な外装をしています。
電源コードで動作するほか、単4電池でも使えるところがよいと思いました。
その見た目とともに、置く場所を選ばないでしょう。
設置は他の給水器と同様に簡単です。
ただ、本体トレイはスイッチ類の付いたベース部位と結合させるため、水の入れ替え時等に底部を濡らさないよう配慮が必要です。
電源のオンオフ機能は無く、プラグを電源につなげばそのまま動作を始めます。
ポンプの動作音については、編集者の耳にはまったく聞こえませんでした。
水の流れる音も静かで、静音性にも優れている商品だと思います。
糸くずを流してみました。
通常の水量でも十分フィルターまでゴミが流されますが、自動除去モードを使用すればより強い水量で押し流してれます。
フィルター取り換えは、ファンネル(じょうご)を外して、フィルターのつまみを持って持ち上げるだけ。簡単です。
サイズ | 幅19.5×奥行19.5×高さ15.5cm |
飲み口までの高さ | |
タンクの容量 | 1.35L |
フィルター交換頻度 | 1~2カ月 |
アタッチメントで水流を切り替えられる犬猫兼用の自動給水器。
流れ落ちる水を飲むのが好きな子にはアタッチメント付き、たくさん飲みたい子には湧き水のようにあふれるアタッチメントなしと、ペットの個性に合わせた使い方を選べるのが魅力です。
水の汚れを取り除く活性炭入りフィルター付き。
パーツが少ないので毎日のお手入れが楽にできます。
編集者が検証しました!
パーツが少なく、とてもシンプルな自動給水器です。
本体にポンプをセットし、水を入れて上からカバーをかぶせるだけで完成します。
水位はフタを開けないと分からない仕様で、外からは確認できません。
また、ポンプの稼働音はうるさくはありませんが、ブーンという音が耳には届きます。
ファンネル(じょうご)に水は留まらない仕様で、蛇口から吸水口まで一方向で流れます。
付属のアタッチメントを付ければ蛇口を高く変えることもできます。
糸くずを流してみたところ、水流が強いため、すぐに吸水口のフィルターへ吸収されていきました。
これならゴミが溜まることも少ないでしょう。
フィルターは容器中央にセットするだけなので、交換も簡単です。
サイズ | 幅20.5×奥行20.5×高さ17.5cm(アタッチメント含む) |
飲み口までの高さ | |
タンクの容量 | 1.2L |
フィルター交換頻度 | 2週間~1か月 |
蛇口の高さを調整できる犬猫兼用の自動給水器。
蛇口の高さを2段階で調節できるほか、蛇口を取り外して湧泉モードにも切り替えられ、ペットの好みに応じて変えることができます。
貯水タンクは全面透明で、水の残量や水質を目視で確認できます。
貯水カバーには約180mlの貯水ボウルも付いており、一時的な停電時にはそこから飲むこともできますよ。
編集者が検証しました!
透明でおしゃれなビジュアルをしています。
複雑そうな造りに見えますが、容器は重くはなく、各パーツをはめ込むだけなので、設置も取り外しも簡単です。
箱の中には、お手入れ用のブラシセットや、交換用フィルターが付いていました。
これは親切ですね。
ただ、説明書が簡易的で少し分かりにくかったです。
例えば、ファンネル(じょうご)にフィルタートレイがセットされていますが、この取り外し方の記載が無かったりします。
水位は側面にあるMAXとMINの文字列で確認するのですが、容器が透明なので水量が分かりやすかったです。
起動と停止はケーブルに付いたスイッチで操作。
他にもブルーライト(強・弱・消灯)や水流の強弱(三段階)もこのスイッチで行います。
ブルーライトはとても鮮やかで、ディスプレイとして部屋をおしゃれに演出してくれそうです。
動作音については、ポンプの音がほとんど聞こえませんでした。
水の流れるチョロチョロという音がわずかに聴こえるだけです。
糸くずが流れるか試したところ、水槽が深めなためか少しファンネル(じょうご)内に留まりやすいように感じました。
ただ、最も弱い水流でもそのまま沈んでしまうということは無く、1~2分程度できちんとすべての糸くずがフィルター内に流れていきました。
フィルターの交換はファンネルを開けて、接続されているカバーを取り外してから取り出します。
サイズ | 15.5×15.5×高さ16.6cm |
飲み口までの高さ | |
タンクの容量 | 1.5L |
フィルター交換頻度 | 2週間~1か月 |
科学的に計算された猫が飲みやすい角度に設計し、脊椎への負担を減らした犬猫兼用の自動給水器。
平均音圧レベルがささやき声よりも小さい約20dbと静かなのが特長で、音に敏感な猫でも安心して使えます。
3層フィルターが毛や食べかす、カルキ臭を取り去り、まろやかな軟水へ。
2分おきに水流が止まる省エネモードの搭載や、水量不足やフィルター交換時期をLEDランプの点灯で知らせる機能などさまざまな性能を併せ持っています。
サイズ | 幅19.3×奥行19.3×高さ14.9cm |
飲み口までの高さ | |
タンクの容量 | 2L |
フィルター交換頻度 | 2週間~1か月 |
天然ココナッツ殻由来の高性能3層フィルターが水道水に含まれる塩素や水垢、サビを除去し、雑味のない水を生み出す犬猫兼用の自動給水器。
川のような緩やかな水流が特長で、犬や猫も怖がらずに飲んでくれるでしょう。
犬や猫が飲みやすいよう計算された4.15°の角度に設計されており、水を飲む際の首への負担を軽減。
シンプルでスタイリッシュなデザインで、どんなインテリアにもマッチします。
サイズ | 幅19×奥行19×高さ16cm |
飲み口までの高さ | 約16cm |
タンクの容量 | 1.8L |
フィルター交換頻度 | 1か月 |
電源を使わず、重力の差を利用して自動給水する犬猫兼用のディスペンサー型自動給水器。
電気代がかからずコスト削減に最適です。
ろ過フィルターで毛やホコリを除去し、清潔な水を供給できます。
かわいらしいカタツムリ型なので、インテリアの一部としてもおしゃれ。
2.8Lと大容量タンクなので、1週間分程度の水を溜められます。
長期外出などが多い方におすすめです。
サイズ | 30×24×20cm |
飲み口までの高さ | |
タンクの容量 | 2.8L |
フィルター交換頻度 | 2週間~1か月 |
お皿で水を飲むのが習慣になっていたペットに突然給水器を与えると、使い方が分からずに戸惑ってしまったり、怖がってしまったりすることがあります。
例えば循環式の自動給水器の場合、機械音を警戒して水を飲んでくれないことも。
こうした時はひとまず循環装置を停止させた状態で水を飲ませ、慣れてきたら装置を動かして機械音に慣れさせてあげましょう。
ペットにとって水分補給は健康にかかわる大切なもの。
留守番中でもこまめに水を飲めるよう自動給水器を活用してみてはいかがでしょうか?