2023.06.14
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楽しい海外旅行ですが、日本と違って気を付けなければいけないのが防犯対策です。
そこで今回は、JTB添乗員・コンシェルジュの山口瞳さん監修のもと、海外での手荷物の管理や街歩き用のバッグの選び方を解説します。
後半では、edimo編集部おすすめの街歩きバッグをその使用感とともに紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
JTB添乗員・コンシェルジュ
山口 瞳
JTBロイヤルロード銀座 カスタマーサービスデスク コンシェルジュ。
国内・海外添乗歴15年、国内47都道府県制覇、海外渡航57ヵ国。
「お客様のご旅行相談、旅行販売、営業を中心に、添乗員として「お客様の心に響く旅」の提供を心がけています」
JTBホームページ
https://www.jtb.co.jp/
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目次
海外では何もかもが新鮮で、観光やショッピングなど楽しみなことがたくさんありますが、楽しむのに夢中で防犯対策を忘れてしまわないよう注意が必要です。
街歩きの際もバッグは肌身離さず、いつも自分の視界の中に入るよう意識しましょう。
必要なものだけを持ち歩くようにして、不要な現金やその日必要ないものはホテルのセーフティボックスに置いておくことも大切です。
また、夜の外出はできるだけ避けるのがベター。
もし外出する場合、たとえ水一本買うだけでも必ず誰かと一緒に行動するようにしましょう。
街歩きの際に持つバッグを選ぶときは、必要なものがサッと取り出せる機能性や、防犯性の高さも重要。
大きさの目安は、必要なものがぴったり収まるサイズです。
「これ必要かな？」と迷ったら、それはきっと使う出番がないもの。
思い切って置いて行き、持ち物は必要最低限とするのが鉄則です。
手で持つだけでなく肩にかけたり斜めがけしたりとアレンジがきくものは、場面に応じて使い分けられるので便利。
買い物などの際には両手が空くタイプのバッグの方が動きやすいのでおすすめです。
旅先によっては天候が変わりやすい地域もあるので、雨など水濡れに強い素材や、撥水加工されているものだと安心して旅を楽しめるでしょう。
リュックは両手が空いて動きやすいというメリットがある一方、自分の視界に入らないので気付かないうちに中身が抜き取られるなどの被害に遭う可能性が高く、海外旅行ではあまりおすすめできません。
もしどうしてもリュックを使いたい場合は、正面に回して持つなど防犯性を高める工夫をしましょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
| 商品名 | 画像 | 詳細を見る | サイズ | 重量 |
リバーフライヤージャパンLiberFlyer｜セキュリポ®︎ セキュリティポーチ |  | 縦13.5×横24.5cm×厚さ1.3cm ベルト長さ65-90cm | 140g | |
ブルーシンシアBLUE SINCERE｜【ちょうどいいサイズ感】ショルダーバッグ 肩掛け 軽量撥水 / SMART – スマート – / SHB1 |  | 【外寸】横約27.5×縦約19×厚さ約9cm | 約280g | |
BRUNOMILESTO｜Hutte メッセンジャーバッグ S |  | 幅22.5、高さ17、マチ8（cm） | ||
エースカナナプロジェクト｜カナナバッグ PJ1-4th ショルダーバッグ 67642 |  | 幅28、高さ19、マチ7（cm） | 320g | |
キャロットカンパニーレガートラルゴ｜かるいかばん-soft- |  | 幅28、高さ21.5、マチ12.5（cm） | 400g | |
ヴァリュウ物産ソロ・ツーリスト｜ジャーニーポーチ34 |  | 幅22、高さ17、マチ6（cm） | 240g |
海外旅行の貴重品管理に関する悩みについてアンケート調査を行い、300人以上の声を基に開発されたセキュリティポーチ。
厚さ1.3cmと薄型で服の中に隠しやすく、一見して着用していることが分からないのがポイントです。
収納スペースはフロントポケット、メインポケット、背面メッシュポケットの3つ。
パスポートや現金、クレジットカードなどを小分けして入れることができます。
メインポケットにはクレジットカード用のポケットがあり、スキミング防止加工も施されているので、そのままウォレットとして使用OK。
カラーバリエーションは9種類。
ライトグリーンやライトピンク、ライトベージュ、パープルなど、柔らかい色合いのものも揃っているので、男女問わず使いやすいでしょう。
編集者が使ってみました！
パリやニューヨークに旅行経験のある女性編集者が収納力や防犯性、持ちやすさなどをチェックしました。
見た目がとてもコンパクトで、薄い長財布といった感じです。
メインポケットはスナップボタンで開閉するのですが、外からは見えないので、一見するとフロントにポケットが一つあるだけのように見えます。
スポーツウェアなどに用いられる撥水性に優れたライクラ素材を使用しており、マットな質感がカッコいいです。
フロント、背面、メインの3つのポケットからなるシンプルな構造です。
厚さ1.7cmと薄いため、財布代わりに紙幣や小銭、カードなどを直接入れるのに適しています。
フロントポケットの中にはカード用の小さなポケットが3つあります。
フロントポケットをめくるとメインポケットがあり、こちらも中にはカード用の小さなポケットが設けられています。
先述したように、スナップボタンの開閉式だということがわかりづらいので、当面使う現金はフロントポケット、クレカやパスポートなどの貴重品はメインポケットといった具合に使い分けると便利です。
背面はメッシュポケットになっており、イヤホンなどの小物の収納に重宝するでしょう。
メインポケットはスキミング防止機能付きです。
本体が薄いうえ、ストラップにはHigh Fitゴムベルトを採用しているので、体に密着させて持ち歩けます。
服の内側に携行しても、見た目ではほとんど分かりません。
貴重品を肌身離さず持ち歩きたいけれど、服の中にいれてモサモサするのは避けたいという人におすすめです。
大小合わせて7つのポケットがあり、収納力抜群のショルダーバッグ。
長財布やペットボトル、折り畳み傘はもちろん、スマートフォンなどの小物もスッキリと収まります。
撥水性能のあるポリキャンパスを採用しており、軽くて扱いやすいのも魅力。
A4サイズに対応しているので、通勤・通学にも重宝するでしょう。
カラーバリエーションはグレー、ブラック、グリーン、ネイビー、ベージュの5色。
編集者が使ってみました！
サラッとした質感と発色のよさが魅力のポリキャンパス地を使っており、四角いフォルムとあいまって、カッチリとした印象のバッグです。
ふたの縁の緩やかなカーブもアクセントになっています。
ふたを開けた前面にポケットが2つ、背面に1つ、本体に4つポケットがあります。
前面には、スマホやハンカチ、チケットといった小物、背面にはマップやガイドブックなどすぐに取り出したいものがスッキリと収まりました。
A4サイズまで入る本体は厚さが内寸で約8cmと大容量で、ペットボトルや折り畳み傘なども入れられました。
ファスナーをした上にフタを被せるタイプです。
バッグの中に手を入れるまでに手間がかかるので、スリ対策に効果的だと思います。
ショルダーストラップの長さを調節して、肩掛け、斜め掛けができます。
ストラップを留めるパーツに溝があり、留め具がズレにくい構造になっていて、持ち歩いている時に安定感がありました。
また、上ぶたを留めるマグネットがかなり内側に付いているため、閉める時に少し手探りする必要があったのが気になりましたが、慣れると問題はないでしょう。
本体の前面側と背面側、底部にクッション性のある芯材が使われていて、13インチのノートパソコンも安心して収納できました。
海外旅行の街歩きだけではなく、通勤や通学にも使いたい人におすすめしたいバッグです。
体に密着させて使えるメッセンジャーバッグは防犯面で非常に優れています。
背中ではなく正面に回して持てばさらに防犯性が高まります。
見た目はスマートですが、500mlペットボトルが入る収納力を備えています。
家族やカップルで共有できるユニセックスなデザイン。
編集者が使ってみました！
カジュアルなキャンバス地で、本体とフタで色を変えています。
フタの持ち手にも別の色が使われていて、それがアクセントになっています。
本体と大小3つの内ポケット、外から出し入れできるサイドポケットという、比較的シンプルな構造です。
本体は底マチが広く、折り畳み傘やペットボトルなどを横向きに入れられます。
内ポケットの一つがファスナー式になっていて、パスポートなどの貴重品を入れるのに役立ちそうです。
本体はファスナー式で、その上からフタをかぶせます。
すぐにバッグのなかに手を入れることができないので、スリ対策に効果がありそうです。
ストラップを一番短くすると、肩に掛けて小脇に抱えられます。
ボディバック風に斜め掛けしてもおしゃれです。
下部が厚く、上部が薄いため、体にもフィットしやすく歩きやすかったです。
シンプルな構造でコンパクトなバッグです。
荷物が少なく、アクティブに歩き回りたい人に使ってほしいバッグです。
バッグとラゲージの総合メーカー・エースが、旅の達人・竹内海南江さんと共同開発した「カナナプロジェクト」シリーズのショルダーバッグ。
丈夫なのに軽く、たくさん荷物を入れても扱いやすいのが魅力です。
メインファスナーには不用意に開くのを防ぐセーフティロック付き。
本体生地には撥水・撥油機能にすぐれたテフロン加工を施し、汚れが付きにくいので長く使えます。
編集者が使ってみました！
キメの細かいポリエステル素材のマットな質感が上品な印象のバッグです。
フロントポケットにあしらわれたドレープと牛革のライン、蝶を型抜きしたファスナーの持ち手、フワフワのキーホルダーなど、細部にもこだわって女性らしさを演出しています。
前面に2つ、背面に1つの大きなポケットがあり、整理整頓しやすいと思いました。
前面のポケットには内ポケットやペンホルダーが付いていて、スマホやイヤホン、ハンカチ、ティッシュペーパーなどの小物がスッキリ収まります。
取り外し可能なキーホルダーも付属しており、スーツケースの鍵などを管理するのに便利だと思いました。
メインの収納スペースにも内ポケットが2つとメッシュのポケットがあり、パスポートや薬などこまごましたものを入れられます。
メインの収納スペースはダブルファスナー式で、2つの持ち手をつなぐ金具が付いています。
不用意に開けられるのを防止できるので、海外旅行で被害の多いスリのリスクが軽減されるでしょう。
ストラップを短くして肩掛け、長めにすれば斜め掛けにできます。
バッグ自体が軽量なので、物を詰め込んでも重くなりすぎず、肩も楽でした。
編集者は心配性で持ち物が多くなりがちなのですが、バッグのなかを整理整頓しやすい点が気に入りました。
同じように、つい持ち物が増えてしまう人に使っていただきたいです。
ショルダーと手持ちバッグの2WAYで使えるバッグ。
持ち手は内側に倒して収納できるので、ショルダーバッグとして使う際もスッキリとした印象です。
また、ショルダーストラップは100～142㎝の間で調節でき、余った部分が折れないようループが付いています。
編集者が使ってみました！
柔らかくマットな質感のポリウレタンが、本革のような風合いです。
持ち手に付いたタグやショルダーの裏側が別色になっていて、ちらりと見える感じがおしゃれです。
また、丸みを帯びたフォルムがフェミニンな印象で、手持ちバッグとして使用する際は少しフォーマルな場面でも活躍してくれるでしょう。
前面と背面に大きなポケットが設けられています。
A5サイズくらいまで入る大きさで、手がスッと入れられるので、使用頻度の高いガイドブックや観光マップ、メトロの路線図などを入れるのにピッタリです。
片方のポケットにはスマートフォンとハンカチを入れるなど、使い分けるのがいいでしょう。
内ポケットは、ハガキくらいのサイズで、ホテルのルームキーなど小さなものを入れておくのに便利です。
本体は底マチが約12×25cmと広く、折り畳み傘やペットボトルを横にして入れることもできました。
上部がファスナー式で、鍵や上ぶたがないので、他人に勝手に開けられないよう、注意が必要だと思います。
バッグの上部に常に手を添える、バッグを抱え込むように持つなど工夫するのがおすすめです。
ショルダーの長さを8段階で調節可能なので、長めに設定して斜め掛け、短くして肩掛けにすることができます。
下部が厚く上部が薄いバッグなので体に密着させやすいのがポイントです。
せっかくの海外旅行、一回ぐらいは高級レストランでディナーをと考えている人も多いと思います。
そのためだけのバッグを持って行くのは荷物が増えてしまいますが、ショルダーと手持ちバッグの2WAYで使えるこのバッグなら重宝するでしょう。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
20代・女性
持ってみて軽さに驚きました！見た目の可愛さだけでなく、ポケットがたくさんあって機能的なところも嬉しいです。
20代・女性
長財布の出し入れがストレスなく出来る、絶妙なサイズ感。見た目以上の収納力なので、ヘビロテしています！
30代・女性
2WAYで使えるので用途に合わせて使える優秀バッグ。形がしっかりしていて自立する点もうれしいです。
ショルダーバッグ兼ウエストポーチという珍しいタイプの2WAY仕様。
高密度のコーデュラナイロン生地に撥水加工が施され、耐久性があり汚れにくいのがポイントです。
メインポケットのファスナースライダーにはスナップボタンが付いていてスリ防止に役立ちます。
編集者が使ってみました！
耐久性、撥水性に優れた軽量素材「コーデュラ」を使用していて、独特の格子柄がカジュアルな印象です。
前面に2つ、背面に1つ、本体内部に大小合わせて10個のポケットがあります。
特筆すべきは、本体の収納性の良さです。
中は大きく3つに仕切られていて、仕切り部分もファスナー付きのポケットになっています。
フロント側のスペースには大ポケットが1つと中ポケットが1つ、カードサイズのポケットが4つ、背面側のスペースにはにはファスナー式の大ポケットが1つと中ポケットが2つ設けられています。
財布やパスポートといった大ぶりなものはもちろん、イヤホンや薬入れといったこまごましたものまで、きっちり整理して収められるのがいいと思いました。
本体はダブルファスナータイプで、それぞれの持ち手をスナップボタンで留めることができ、スリ防止に役立ちそうです。
また、フロントポケットのファスナーの持ち手を、もう一方のポケットのフタで隠すことができるのも安心感が高いポイントです。
ショルダーストラップで斜め掛けにします。
今回は、短めにしてボディバッグ風に持ってみました。
ストラップの留め具が背面にあり、ぶら下げた時に体に密着しやすい気がしました。
また、背面ポケットの裏に収納されているウエストベルトを引き出せば、ウエストポーチにもなります。
厚さ6cmなので、ジャケットやコートの下に付けても邪魔にならないでしょう。
ウエストポーチにして両手を空けられるので、ショッピングで荷物が増えがちな人、ファミリー旅行で子どもと手をつないだり抱っこしたりする必要がある人に使ってほしいです。
楽しい海外旅行、ついつい景色に夢中になったりスマートフォンやガイドブックに見入ってしまったりしてしまいますが、大切なのは「外国人は狙われている」という意識を忘れないこと。
楽しむあまり注意散漫にならないように気を付けましょう。
また、日本人は笑顔が少ないといわれます。
レストランや観光地などでは大げさでも表情を豊かにし、どんなときも笑顔でいることを心がけると周りの人も気持ちよく対応してくれるでしょう。
何かサービスを受けたら「ありがとう」の気持ちでチップを渡すのも忘れずに。
写真を撮ってSNSなどにあげる際は、人の映り込みにも注意が必要です。
初めての海外旅行はきっとたくさんの驚きと感動をもたらしてくれるでしょう。
ですが、スリに遭ったり、怖い思いをしたりしては楽しい気分も台無しです。
外国人は狙われているという意識を忘れず、できるだけ複数人で行動してお互いに気を付け合いましょう。
国ごとのルールや公共の場でのマナーを守って、楽しい海外旅行を満喫してくださいね。
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