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「若い頃と同じ食生活を続けているまま30代に突入し、いつの間にかお腹周りが出ていた」と気付いた人も多いのではないでしょうか。
そのぽっこりお腹、気になり始めた今こそ解消しましょう。
今回は、スポーツプログラマーの資格を持つ、Feel株式会社の代表取締役・長岡 智津子さんに、ぽっこりお腹の原因や対策についてお聞きしました。
あわせて、edimo編集部おすすめの内臓脂肪対策のサプリメントもご紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
スポーツプログラマー
長岡 智津子
日本体育大学を卒業後、国立競技場トレーニングルーム勤務。2017年にFeel株式会社を設立。30年以上健康に携わる指導(健康増進体操・ソシアルダンス・ポールウォーキングなど)を1週間に150人以上指導。楽しく・美しく体を動かすことをモットーに性別・年齢を問わず、多くのメニューで心身の健康増進と生きがいづくりのプログラムを提供。非日常的な体験企画も提案し笑顔溢れる人生の道先案内人。
Feel株式会社
千葉県我孫子市寿2-27-31
https://www.feel-nagaoka.com/
目次
ぽっこりお腹になる原因としては、主に以下のことが考えられます。
ぽっこりお腹の原因となる脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。
そのうち内臓脂肪は、肝臓・胃・腸などのお腹周りを中心に蓄積する脂肪のこと。
胃や腸を覆う膜につくため、蓄積するとお腹がぽっこりと張り出した体型になります。
内臓脂肪は女性より男性に付きやすく、短期間で蓄積される反面、落としやすいのが特徴です。
主に「摂取エネルギー過多」「加齢による基礎代謝の低下」「生活習慣のバランス不良(食事過多・睡眠不足・運動不足など)」などによって蓄積されていきます。
内臓脂肪が蓄積されると生活習慣病(糖尿病・高血圧など)につながる恐れがあります。
ただ、中には体に必要な脂肪もあるので、過剰なダイエットはあまりおすすめできません。
運動不足になると、筋力が低下し、姿勢の悪さや内臓下垂などにつながります。
これがぽっこりした見た目のお腹となります。
筋力の低下によって内臓下垂となると、腸の動きが低下し、便の押し出しが滞って便秘になり、お腹の見た目もぽっこりします。
骨盤のゆがみや筋力不足で姿勢が悪くなると、背中が丸くなり、腰まわりに脂肪がつきやすくなるため、ボディラインがたるんできます。
さらに、骨盤の歪みにより筋力が低下すると、新陳代謝が悪くなります。
自律神経やホルモンのバランスの乱れを引き起こし、血行やリンパの流れが悪くなるため、むくみなどを引き起こす原因にもなります。
ぽっこりお腹を予防する方法は以下の通りです。
ぽっこりお腹を予防する方法の一つに、姿勢改善があります。
長時間デスクワークをしていると、どうしても前かがみになりがち。
正しい姿勢を保てる椅子を使うことで、腰に負担がかからず、姿勢不良になりにくいという効果が期待できます。
また、仕事の合間や休憩時間に両手を組んで上に伸びをするのも有効です。
適度な運動や筋トレを行うことも重要です。
これは、筋肉量を増やすと基礎代謝がアップし、エネルギー消費量が増えるといわれているため。
脂肪を効率よく燃焼するには、ウオーキングやサイクリングといった有酸素運動がおすすめです。
また、筋肉量を増やすための運動としては、スクワットやプランクなど自重のみの負荷でできる運動が手軽な上に効果的。
いきなり負荷をかけるとけがをするリスクがあるため、無理なく筋肉量の維持・アップを目指しましょう。
【監修者】スポーツプログラマー長岡 智津子のコメント
1日3食、バランスよく食事するように心掛けましょう。
特に食物繊維や筋肉のもとになるタンパク質の摂取を意識してください。
もちろん、よく噛んで食べることも重要です。
食事で補えない栄養素は、サプリメントで摂取すると良いでしょう。
脂肪を燃焼しやすくしたり、腸内環境を整えたりする成分が含まれ、内臓脂肪対策に効果があるとされるサプリを、補助的に取り入れるのがおすすめです。
ぽっこりお腹の対策が期待できるサプリメントを選ぶ際は、以下の栄養素が含まれているかどうかに着目して選ぶことをおすすめします。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
お腹の脂肪を減らす機能があることが報告されています。
葛の花由来イソフラボン
お腹の脂肪・ウエストサイズを減らすのをサポートしたり、運動時のカロリー消費を高めたりする働きが報告されています。
HCA(ヒドロキシクエン酸)
運動や日常生活に取り入れることで、効率よく脂肪燃焼をサポートすることが報告されています。
乳酸菌
生菌はプロバイオティクスとも呼ばれるもの。
熱や胃酸に弱いため、実際に生きたまま腸に届くのはごくわずかですが、一部のガセリ菌やビフィズス菌などは腸内で健康に有益な働きをすることが判明しています。
一方、死菌はバイオジェニックスとも呼ばれ、熱や胃酸の影響を受けにくいです。種類によっては、生きている菌より高い整腸効果が得られるというメリットがあります。
DHA、EPA
中性脂肪を低下させることが報告されています。
オリーブ由来ヒドロキシチロソール
コレステロールが気になる方におすすめです。
リコピン
トマトに含まれることで知られる栄養素です。コレステロールと中性脂肪が気になる方におすすめの栄養素です。
桑の葉イミノシュガー、キトサン、茶花サポニン、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
食事の糖や脂肪の吸収を抑え、脂肪の代謝をサポートする効果が期待できます。
サラシノール、難消化性デキストリン、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン、フロロタンニン
糖や脂肪の吸収を抑え、腸内環境を整える効果が期待できます。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 内容量 | 主な成分 |
ファンケルファンケル|内脂サポート | 90粒 | ビフィズス菌、N-アセチルグルコサミンなど | ||
キリンホールディングスキリンホールディングス|キリン iMUSE 免疫ケア・内臓脂肪ダウン | 30粒 | プラズマ乳酸菌、葛の花由来イソフラボンなど | ||
大正製薬大正製薬|おなかの脂肪が気になる方のタブレット(粒タイプ) | 90粒 | 葛の花由来イソフラボンなど | ||
アミノセルス製薬アミノセルス製薬|ターミナリアスリム | 60粒 | ターミナリアベリリカ由来没食子酸など | ||
ヴィジョンステイトヴィジョンステイト|アルクスマート | 60粒 | ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンなど |
BMIの数値が高めで肥満気味の方におすすめのサプリメント。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが、脂肪の分解・消費を促すノルアドレナリンを増加させ、内臓脂肪を減らすようサポート。
さらにビフィズス菌とN-アセチルグルコサミンが腸からアプローチし、腹部の皮下脂肪を減らす効果が期待できます。
内臓脂肪と免疫の関係に注目し、プラズマ乳酸菌1,000億個と葛の花由来イソフラボンを配合した、機能性表示食品です。
プラズマ乳酸菌は、健康な人の免疫機能の維持をサポートする乳酸菌といわれており、葛の花由来イソフラボンは、お腹の脂肪を減らすのを助けるといわれています。
1日の摂取目安量は3粒。肥満気味の人のお腹の脂肪減少効果が期待できるサプリメントです。
配合している葛の花由来イソフラボンは、脂肪の合成抑制、脂肪の分解促進、脂肪の消費促進の3つの働きによって、お腹の脂肪を減らすサポートをすると考えられています。
粒の形や硬さなどにもこだわっており、飲みやすさも考慮されていますよ。
糖と脂肪の吸収を抑える機能性表示食品。
配合されているターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事の脂肪や糖の吸収を抑え、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を穏やかにする機能と、肥満気味な方の内臓脂肪とBMIを減らすのを助ける機能があると報告されています。
食後の中性脂肪や血糖値が気になる方は1日あたり2粒、肥満気味で内臓脂肪が気になる方は1日あたり4粒を、食前に飲めばOKです。
配合されている機能性関与成分のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが、足の筋力に作用することで、歩く力を維持しつつ、歩行距離を増加する機能で歩行能力を向上。
これにより、日常のエネルギー代謝において、お腹の脂肪を消費しやすくする機能が期待できます。
そのほか、1,000億個のビフィズス菌と、60億個の乳酸菌を配合しているので、毎朝の排便もサポートしてくれますよ。
ぽっこりお腹を解消するには、普段の生活習慣を見直すとともに、脂肪を燃焼しやすくする成分や腸内環境を整える成分などが含まれるサプリを摂取しましょう。
サプリメントを選ぶ際には、自分に合ったものを選んで無理なく継続することが重要です。
今回ご紹介したサプリメントを参考にして、自分に合うものを選んでみてはいかがでしょうか。
有酸素運動として、姿勢改善や消費エネルギーに効率が良いとされる「ポールウオーキング」も良いでしょう。
ポールウオーキングとは、両手に杖のような専用のポールを持って歩くウオーキング方法のこと。
姿勢良く正しい歩行ができる運動として注目を集めています。