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最近愛犬の無駄吠えが激しい、猫が意味なく鳴く、てんかんなどのけいれん発作がある…。
そうした気になるペットの行動に効果的と注目されているのが、CBDオイルです。
ペットの抱えるストレスを緩和し、不調の改善が期待されています。
今回は、CBDオイルとは何か、どんな効果が期待できるのかなどについて、松田先生にお伺いしました。
あわせて編集部おすすめ商品も紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
獣医師
松田 唯
ガイア動物病院 院長。埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主が選択できる治療が好評。
ガイア動物病院
東京都杉並区下井草1-23-2
https://www.gaia-ah.com/
目次
CBDとはカンナビジオールと呼ばれ、成熟した大麻草の「茎」や「種子」から採れる成分です。
人では美容や健康の維持など、すでにさまざまな目的で使用されています。
最近では医療目的で使われることも多く、けいれんや炎症を抑える、不安を落ち着かせるなどの効果が期待されています。
大麻と聞くと少し不安になるかもしれませんが、実は大麻草からは数百を超える成分を抽出することができます。
その中でも人に高揚感を与え、中毒性のある成分とされるのが、「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という成分。
これは大麻草の「花」「穂」「葉」「根」から抽出することができ、日本では大麻取締法において規制の対象になっています。
これに対し、CBDも同じ大麻草から採れる成分ではありますが、THCとは全く異なり、精神作用や中毒性はないことが報告されています。
基本的に日本で正規に流通している商品は合法になります。
最近はペット用のCBDオイルも登場しています。
スポイトなどで口内に直接垂らしたり、ペットフードに混ぜたりして与えることが多いです。
基本的には使用量やタイミングを守れば安全に使うことができます。
とはいえ、絶対に副作用がないというわけではなく、場合によっては下痢をする、吐いてしまうこともあるでしょう。
また、ペットがCBDオイル自体をまったく食べないという場合も考えられます。
そのため、まずは低濃度のものを少量から使用し、効果が認められなければ、徐々に増やしていくといった使い方をおすすめします。
残念ながらサプリメントなので、効果を言い切ることはできませんが、普段の生活で気になる行動がある場合には試してみても良いかもしれません。
また、関節炎、皮膚炎、てんかんなどの治療のサポートとして使用することで、薬の量が減る、症状を抑えることができる可能性もあります。
特に、てんかんや問題行動への使用は、かなり高い効果が見込めると考えられています。
【監修者】獣医師松田 唯のコメント
原料となる大麻草の産地には、中国、アメリカ、スイスなどがあります。
アメリカは、大麻が一般的なものとなっているため比較的規制が緩く、精製時にTHCが混ざってしまうリスクもあると言われています。
中国は薬物に対して世界基準の厳しさがあるため、THCが混ざるリスクは少ないとされていますが、製造工程が見えにくいと言われることもあります。
このため、それぞれの産地の特徴を知ったうえで、品質やTHCフリーが保証される管理体制なのかどうかもチェックしてみるとよいでしょう。
オイルに含まれているCBDの濃度も考えておきましょう。
人と同様、同じ濃度のものでも個体によってそれぞれ効果の表れ方は違います。
低い濃度でも十分効果を感じられることがある一方で、高い濃度でもまったく効果が感じられない場合もあるでしょう。
また、初めから濃度の高いものを選んでしまうと、副作用が強く出る可能性があります。
決められた容量の範囲内で徐々に濃度を高くするなど、ペットの様子をみながら調整してみることが大事です。
「アイソレート」「ブロードスペクトラム」「フルスペクトラム」といった製法の違いからも選ぶことができます。
「アイソレート」は、CBD(カンナビジオール)以外の成分を除去したもので、ドーピングに該当しないことから、アスリートにも愛用されています。
麻特有の風味や苦みなどがほとんど残っていないため、摂取しやすく初めての場合におすすめといえます。
「ブロードスペクトラム」は、CBD以外の成分も含まれていますが、THCは含まれていません。
複数の成分から相乗効果が期待できる一方で、麻特有の風味や苦みは残ります。
「フルスペクトラム」は、THCも含めた麻の成分がすべて含まれており、効果も最大限に発揮されることが期待されます。
しかし、THCを含んでいるため、日本では規制の対象となっています。
ほかにも、香りや味の違い、信頼できる会社かどうかも選ぶポイントになるでしょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | CBD含有量 | 製法 |
ウェルファーマM&N’s|犬用CBDオイルサプリメント 30ml | 100mg(10ml)、300mg(30ml) | アイソレート | ||
organyVIGOPET|ビーゴペットCBDオイル | 200mg | ブロードスペクトラム | ||
バリューマーケティング研究所999™|for PET CBD 3% 10ml | 3%(300㎎) | アイソレート | ||
CBDfx Japan(日本総代理店)CBDfx|【犬猫用】ペットティンクチャー(CBD250mg ) | 250mg | ブロードスペクトラム | ||
NaturecanNaturecan|猫用2.5%CBDオイル | 250mg(10ml)、750mg(30ml) | アイソレート | ||
ヘンプフーズジャパンHEMPS|CBD OIL FOR PETS | 200mg | アイソレート | ||
NUMUN NATURALSNUMUN NATURALS|パーフェクトペット愛犬用CBDオイル 2% 300mg | 300mg | ブロードスペクトラム |
人間用のCBDオイルを手掛けるメーカーが製造。
動物病院やペットサロンなどでも利用されてるオイルサプリメントで、スイスオーガニック認証を取得したCBDが原料。
アロマオイルなどの植物の香り成分テルペンを配合し、CBDと一緒に摂ることで相乗的な効果があるといわれています。
初めてのペット向けにお試しの少量サイズ(10ml)も用意されています。
また他に、テルペンを配合していない「猫用CBDオイルサプリメント」も販売されています。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢・性別非公開
(12歳 ♀、9歳 ♀)
てんかんからくる不安感にも期待してますが、気圧変動や満月新月のイライラが年々ひどくなってきたので穏やかにすごせたらいいな!
前に取り寄せたCBDオイルはピリピリした味で嫌がりましたがこちらのCBDオイルはペロペロ舐めてくれます。
年齢非公開・性別非公開
ヨーグルトに数滴垂らして与えています。ほのかに香りあるけど、特に嫌がることもなくペロリ!
発作は今のところ落ち着いています。
内容量 | 10ml、30ml |
CBD含有量 | 100mg(10ml)、300mg(30ml) |
製法 | アイソレート |
犬や猫向けの濃度・成分配合で開発されたCBDオイル。
イタリア産のヘンプ(産業用麻)シードオイルと、EU産ブロードスペクトラムCBDを原材料に、国内製造されています。
ヘンプシードオイルには、オメガ3、オメガ6が含まれています。
「なかなか口にしてくれない」などの悩みに応じて濃度を濃くしたり、フレーバーを加えたりといったカスタムオーダーも受け付けています。
内容量 | 30ml |
CBD含有量 | 200mg |
製法 | ブロードスペクトラム |
人間用のCBDオイルを手がける研究所が、人間用と同じ衛生・管理基準で国内製造したペット用CBDオイル。
スイスの美しい自然の中で育ったオーガニック原料が使用されています。
アイソレート製法でCBD成分のみを抽出しており、アロマ成分テルペンを摂取できないペット(猫やウサギ)にも使用可能となっています。
内容量 | 10ml |
CBD含有量 | 3%(300㎎) |
製法 | アイソレート |
無農薬栽培されたヒューマングレードの原材料を使用。
ブロードスペクトラム製法で、THCは非検出。
日本の法律に沿った製品となっています。
ペットが摂取しやすいように、ベーコンの味わいが組み合わされています。
犬猫のサイズは問いません。
内容量 | 30ml |
CBD含有量 | 250mg |
製法 | ブロードスペクトラム |
アメリカ西海岸の麻から抽出された高品質のCBDと、MCTオイル(ココナッツオイル)のみを組み合わせた猫専用のCBDオイル。
アイソレート製法による100%天然成分のみで作られています。
猫の種類を問わず使用可能。
ほかに小型犬用、中型犬用、大型犬用も販売されています。
内容量 | 10ml、30ml |
CBD含有量 | 250mg(10ml)、750mg(30ml) |
製法 | アイソレート |
犬、猫両用のCBDオイル。
摂取時に、匂いや風味を嫌がらないよう、無味無臭のMCTオイルとCBDアイソレートを使用しています。
原産国は日本。
使いやすいプッシュポンプで、1プッシュ当たりに含まれるCBDは、約1.5㎎。
月間売上の1%は、動物愛護活動団体に寄付されます。
内容量 | 20ml |
CBD含有量 | 200mg |
製法 | アイソレート |
犬用CBDオイル。
高品質のラベンダーオイルとオーガニックMCTオイルを組み合わせた製品です。
テルペン(植物の香り成分)とCBDとの相乗効果に着目し、カリフォルニアで生産。
甘味料や添加剤などは使用せず、ナチュラルな味に仕上がっています。
内容量 | 15ml |
CBD含有量 | 300mg |
製法 | ブロードスペクトラム |
基本的には飲み込ませることができればどのような与え方でもかまいません。
例えばフードに混ぜる、おやつにしみこませる、水に混ぜる、直接口にたらすなど。
製品によっては、食前に与える方がよいものもあります。
注意点は、病気を治療している場合です。
自己判断で使用してしまうと副作用が強く出るなど、病気の治療がうまくいかなくなる可能性があります。
かかりつけの獣医師に相談してから使用することをおすすめします。
ペットの生活の質の向上に役立つと注目のCBDオイル。
さまざまな不調を改善することが期待されます。
犬や猫、体のサイズなどそれぞれに適したCBDオイルを選んで、日々のケアを続けてあげましょう。
万が一、何らかのトラブルが起きた場合はすぐに使用をストップし、かかりつけの獣医師に相談することが重要です。
私自身は、実際に犬や猫に使用することで、症状が軽くなった、無くなったということを経験しています。