水難学会会長・大学教授
一般社団法人 水難学会会長
明治国際医療大学 救急救命学科 教授
工学博士(博士論文:水難時着衣泳の救命効果の工学的検証/国立大学法人 長岡技術科学大学)
1961年生まれ(兵庫県赤穂市)。35年にわたり消防職員として消防、救急、救助に関わってきたほか、日本赤十字社水上安全法指導員として、40年にわたり水難事故防止活動と救助員養成に従事。
水難学会設立当初から、溺者目線で「水難事故から命を守る知識や技術」を研究し、指導プログラムを確立したうえで国内及びアジア地域において「ういてまて:UITEMATE」普及活動に従事している。
消防本部退職後はフィリピン共和国カリボ地方政府の危機管理部局に入職し、防災、救急、救助指導にあたる。
現在は、明治国際医療大学(京都府)教授として救急救命士を目指す学生の指導にあたるとともに、附属防災救急救助研究所所長補佐として地域の防災力強化に従事している。
一般社団法人 水難学会
https://uitemate.jp/
「水難に遭ったらどうすればよいのか」「誰もが水難から生還するにはどうしたらよいか」。その答えを出すため、さまざまな分野の専門家が継続的に議論する場として設立。
「ういてまて」をキーワードに、溺者、バイスタンダー、救助者ならびに医療関係者の、それぞれの役割を明確にするため、現場での検証を重視し、その結果を学術総会などで議論し、考えられるなかで最も正しいといえることを公開し、テキストや講習会を通じて社会に広めている。