【医師監修】授乳期も使える乳頭保護クリームおすすめ6選。産後の乳首の乾燥や痛みのケアに。

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乳頭保護クリーム

愛する我が子との幸せな授乳タイム…のはずが、“乳首が痛くてつらい!”と思っているママは案外多いもの。

あまりの痛さに“授乳をやめたい”とまで思った経験がある人もいるのではないでしょうか。

そうした乳頭の痛みを防ぐためにおすすめなのが乳頭保護クリームを使ったケアです。

ここでは、乳頭ケアの方法や乳頭保護クリームを選ぶポイント、妊娠中からできるケア方法などについてご紹介します。

あわせておすすめの乳頭保護クリームも紹介します。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

産婦人科医
吉岡 範人

吉岡 範人

医療法人社団都筑会 つづきレディスクリニック院長。1978年千葉県生まれ。聖マリアンナ医科大学産婦人科で研鑽を積み、カナダブリティッシュコロンビア大学へ留学をし、幅広い視野を獲得した。その後、聖マリアンナ医科大学へ帰院後、「つづきレディスクリニック」院長に就任。丁寧な問診を通して一人ひとりの生き方の違いや年齢、ライフスタイルなどに寄り添い、すべての女性がいつまでも若々しく・活き活きと暮らすお手伝いができるレディスクリニックをめざしている。

助産師
遠藤 真由実

遠藤 真由実

助産師11年目、岡山大学卒業後、助産師として大学病院産科病棟勤務を経て不妊治療専門クリニックでの経験を積み、幅広い分野での知識を身に着けた。現在は二児の母であることを活かし、つづきレディスクリニックにて一般婦人科診療から医療脱毛の施術まで幅広い女性のライフステージの看護に従事している。

医療法人社団都筑会 つづきレディスクリニック
神奈川県横浜市都筑区中川中央1丁目2-1 ヴァンクールセンター北4F
https://www.tsuzuki-ladys.com/

授乳期の乳頭トラブルについて

母乳を与えるママ

授乳期は赤ちゃんにおっぱいを吸われることで、乳頭が乾燥し、傷つきやすくなっています。

ひどい時には乳頭に裂けたような傷が入る「乳頭亀裂」という状態になることも。

乳頭亀裂になると、乳頭が衣類に触れるだけでも痛みを感じ、出血を伴うこともあります。

吉岡 範人

【監修者】産婦人科医吉岡 範人のコメント

授乳時期の乳頭や乳輪はデリケートなうえ、授乳という物理的な刺激で乳頭へダメージを受けるほか、乳頭の傷口から細菌・真菌感染し乳腺炎を引き起こすこともあります。

特に産後早期は育児に不慣れなことによる抱っこの仕方やポジショニングなどが原因となることが多いでしょう。

出血や痛みを伴うため、母乳育児が苦痛に感じることもあります。

乳頭トラブルがある場合は母乳育児の専門家や、分娩施設などに早めに受診しましょう。

産後ママ向け乳頭ケア方法

母乳パッドのイメージ

上述の通り、授乳期はさまざまな乳頭トラブルに悩まされるもの。そうしたトラブルを防ぐには、以下の方法があります。

母乳パッドを使う

乾燥した乳頭は、衣類に触れるだけでも痛いものです。

母乳パッドを使えば、衣類と乳頭が直接触れるのを防ぎ、痛みを和らげることができます。

もちろん、乳頭から母乳が出て下着や服を汚さなくて済むのも大きなメリット。

使い捨てタイプと、繰り返し使える布製タイプの2種類があるので、自分の肌質や目的に合ったものを選ぶといいでしょう。

乳頭マッサージを行う

乳頭マッサージを行うことで、母乳が出やすくなるだけでなく、乳頭が柔らかくなり、亀裂しにくくなる効果が期待できます。

マッサージの方法は産院で助産師さんから教えてもらうこともできるので、気軽に聞いてみてもいいですね。

乳頭保護クリームなどの保湿剤を使う

乳頭保護クリームは、その名の通り乳頭を保護することを主な目的としたクリーム。

乳頭に塗ることで潤いを与えて乾燥から守ってくれるので、手軽に取り入れやすいケア方法といえます。

乳頭保護クリームを選ぶときのポイント

赤ちゃん

乳頭保護クリームを選ぶ時は以下に注意しましょう。

赤ちゃんの口に入っても安心なもの

乳頭に塗るので、授乳の際に赤ちゃんの口に入っても大丈夫かどうかは選ぶ際の大きなポイントになります。

特に生後1、2カ月は授乳する回数が多いので、いちいち拭き取る手間がないものだと手軽に使えます。

匂いが気にならないこと

乳頭保護クリーム自体が無香料であっても、多少成分の匂いがすることがあります。

人によっては産後で嗅覚が敏感になっていることもあるので、成分表示などをチェックし、慎重に選ぶことをおすすめします。

乳頭ケア以外の用途にも使えるもの

乳頭保護クリームの中には、赤ちゃんのおむつかぶれや、リップケアなど、乳頭以外の用途に使えるものもあります。

1つで多用途に使えると便利ですね。

先輩ママに使用感をインタビュー

授乳期に乳頭保護クリームを使用していた先輩ママに、その感想を教えてもらいました。

30歳・女性

産後、乳頭に痛みが出たため、乳頭保護クリームを使用しました。授乳後と入浴後に塗っていたほか、ラップで覆って乳首をバックすることもありました。使用しなくなった後は、リップバームとしても使えて、かなり重宝しました!

28歳・女性

授乳中に乳首が切れたり、傷ついたりしたときに使おうと、出産前から購入していました。乳首が痛くなった時には、すぐ塗るようにしていました。

29歳・女性

乳頭が赤くなり、痛くなってしまったので、産後すぐに購入。ネイルケアに使うこともありました。

【調査概要】調査方法:インターネット調査、調査期間:2023年2月1日~2日、回答者数:111人(女性)、アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社

※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。edimo編集部が独自に行っています。

※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。

※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。

産後ママにおすすめの乳頭保護クリーム6選

medela「ピュアレーン」

天然ラノリン100%を使用した、拭き取り不要でそのまま授乳できる乳頭保護クリーム。

妊娠・授乳中の敏感な乳頭のケアだけでなく、赤ちゃんのリップケアやママのハンドクリームなど、スキンケアにもマルチに使えます。

携帯に便利な7g入りと、大容量37g入りの2サイズ展開。

無添加・無香料で、「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞(※)2021乳頭ケア部門」では第一位に選ばれています。

※たまひよ赤ちゃんグッズ大賞とは先輩ママ約2,000人による「使ってよかった」「選んでよかった」のリアルデータ。ランキングは『たまごクラブ』『ひよこクラブ』が、202011月にアンケートを行い、集計したもの。

おすすめここがおすすめ
・100%天然由来成分配合
・拭き取り不要でそのまま授乳OK

商品名ピュアレーン
ブランドmedela
メーカーメデラ
内容量7g、37g

カネソン「ランシノー」

母乳育児を応援する「カネソン」発の乳頭保護クリーム。

乳頭や乳房などの荒れやカサつきトラブルを緩和し、心地良い授乳をサポートしてくれます。

天然ラノリンを100%使用。肌に潤いを与えつつ、敏感な肌を保護する効果が期待できます。

使い方は、授乳後や必要な時に清潔な指に適量をとり、指先で柔らかくしてから乳頭全体に塗るだけ。

妊娠期から産後のママのスキンケアにも使えます。

たっぷり使いたい人には、2本入りの商品もあります。

おすすめここがおすすめ
・天然ラノリンを100%使用
・無添加・無香料で、スキンケアにも使える

商品名ランシノー
ブランドカネソン
メーカーカネソン
内容量10g

pigeon「リペアニプル」

母乳育児をサポートするスキンオイル。

ベタつきや匂いの少ない精製度の高い天然ラノリンを使用しており、油特有の嫌な匂いがありません。

肌荒れを防ぎ、お肌に潤いを与えます。妊娠中の乳首ケアにも、赤ちゃんのスキンケアにも使えます。

無香料・無着色・防腐剤不使用で、赤ちゃんの口に入っても大丈夫。

授乳の時に拭き取る必要がないのもうれしいですね。お得な2本入り商品もあります。

おすすめここがおすすめ
・無香料・無着色・防腐剤不使用
・精製度の高い天然ラノリンを使用

商品名リペアニプル
ブランドpigeon
メーカーピジョン
内容量10g

ママ&キッズ「ニプルベール」

しっかりと乳頭に密着するオイルタイプの乳頭保護クリーム。

食用ヒマワリ油から作られた高純度オイルが過敏な肌の炎症を穏やかに鎮めます。

さらに、トウモロコシやヤシから抽出したエモリエントアミノ酸が、乳頭の表面にベールを作り、肌に潤いをしっかり閉じ込めます。

低刺激処方で口に入っても安心。乳頭ケアのほか、赤ちゃんやママのリップケアとしても使えます。

食物アレルギーテスト済み、皮膚アレルギーテスト済み。

おすすめここがおすすめ
・食用ヒマワリ油から作られた高純度オイルを使用
・食物アレルギーテスト済み

商品名ニプルベール
ブランドママ&キッズ
メーカーナチュラルサイエンス
内容量8g

ベビーマドンナ「ベビーバーユマドンナプラス」

低温抽出された天然馬油に含まれるαーリノレン酸をはじめ、植物のモリンガオイル、トウキンセンカエキスなどの潤い成分をバランスよく配合した保護クリーム。

天然成分100%配合なので、産後の敏感な乳頭に安心して使えます。

乳頭亀裂をはじめ、会陰保護ケアや赤ちゃんのおしりケアまでマルチユースが可能。

赤ちゃんには生後0か月から使えます。

天然成分なので、冷蔵庫での保管がおすすめです。

おすすめここがおすすめ
・天然馬油を使用
・会陰保護ケアにも使える

商品名ベビーバーユマドンナプラス
ブランドべビーマドンナ
メーカーマドンナ
内容量10g

3%-Trois et la vie「にぷるん(ニップルスティック)」

マタニティウェアや授乳服を製造・販売する「スウィートマミー」と「株式会社プラチナファーマ」が共同開発した乳頭保護クリーム。

植物由来成分で、お肌に潤いを与え、乾燥を防ぐ効果が期待できます。

刺激の強い添加物を一切使わず、防腐剤、アルコール、石油系界面活性剤、鉱物油など8つの無添加を実現。

なめらかの塗り心地で、べたつきがなく、拭き取りいらずで授乳できる点もポイント。

かさばらないので持ち運びがしやすく、スティックタイプで簡単・手軽に使える点もおすすめです。

おすすめここがおすすめ
・スティックタイプで手軽に使える
・防腐剤やアルコールなど8つの無添加を実現

商品名にぷるん(ニップルスティック)
ブランド3%-Trois et la vie
メーカースウィートマミー
内容量

妊娠中の乳頭ケアについて

マッサージのイメージ

妊娠中から乳頭・乳房マッサージをすることで、血流がよくなり、産後の母乳の分泌を促す効果が期待できます。

ただし、乳首を刺激することで子宮に刺激が伝わり、早産につながるリスクがあるともいわれています。

乳頭ケアを行う場合は、必ず産院の医師・助産師に相談し、自己判断でマッサージをしないように注意しましょう。

吉岡 範人

【監修者】産婦人科医吉岡 範人のコメント

妊娠期からの乳頭ケアは乳頭の柔軟化を促し、産後の授乳トラブルを軽減するという効果もありますが、乳頭を刺激することで子宮を収縮させるホルモンが分泌されるため、切迫流早産のリスクがあります。

お腹の痛み・出血・子宮収縮の自覚がある方は、乳頭刺激は控える方がいいでしょう。

商品一覧表

商品名ピュアレーンランシノーリペアニプルニプルベールベビーバーユマドンナプラスにぷるん(ニップルスティック)
ブランドmedelaカネソンpigeonママ&キッズべビーマドンナ3%-Trois et la vie
メーカーメデラカネソンピジョンナチュラルサイエンスマドンナスウィートマミー
内容量7g、37g10g10g8g10g
商品詳細

まとめ

授乳の際に乳頭が痛いと思っても、乳頭保護クリームでケアすることで、改善できる場合もあります。

乳頭の痛みで母乳育児を諦める前に、ぜひ一度試してみるといいですね。

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