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皆さんは、サーキュレーターと扇風機の違いを知っていますか？
どちらも同じような家電に見えるかもしれませんが、実は用途や機能は大きく違うのです。
今回はサーキューレターの種類や効果的な使用方法などについて解説。
あわせて、編集部おすすめのサーキュレーターを紹介するので、チェックしてみてくださいね。
目次
サーキュレーターと扇風機は、いずれも風を起こす家電ですが、それぞれ次のような特徴があります。
サーキュレーターは、「室内の空気を循環させること」を目的に作られた送風機です。
部屋全体の空気を撹拌（かくはん）させるために、強い風を直線的に送り出す構造になっています。
そのため、サーキュレーターの風を人間に直接あてると、体が冷えすぎてダルさを感じる可能性があります。
扇風機は、人が「涼むこと」を目的に作られた送風機です。
人間の体に直接あたっても良いように、前だけでなく横にも広がる柔らかい風を送り出す構造になっています。
その分、風が遠くまで届きにくいのが特徴です。
サーキュレーターの主な形状は卓上型とスタンド型、壁掛け型の3種類です。
それぞれの特徴について解説します。
最も主流なタイプで、比較的小型なものが多いのが特徴です。
リビングや寝室はもちろん、スペースの狭い脱衣所などにも設置できます。
床に置けば下から上へ、棚などに乗せれば上から下へ風を送れます。
ファンとスタンドが一体化した、扇風機のようなタイプです。
高さがあるので、棚などに乗せなくても高い位置に風を送れます。
また、最近では扇風機として併用できる柔らかい風のサーキュレーターも登場しています。
壁や天井などに取り付けるタイプで、狭い場所や物の多い場所にも設置しやすいのが魅力です。
床や棚にたくさん物を置きたくない人や、子どもの手が届かない位置に設置したい人には特におすすめ。
釘やホッチキスで直接壁に固定するものから、クリップで挟んだり、ハンガーラックに吊るしたりして設置できるものまでさまざまな種類があります。
サーキュレーターを選ぶ際には、次のポイントに注意しましょう。
室内の空気をしっかりと循環させるためには、部屋の面積に合った風力が必要になります。
そのため、サーキュレーターを選ぶ際には適用畳数の確認が欠かせません。
物が多い場所では風が届きにくくなる可能性もあるので、できれば使用する部屋より適用畳数が大きいサーキュレーターを選んでおくと安心です。
就寝時にサーキュレーターを使う予定がある人は、静音性能もチェックしましょう。
睡眠の妨げになりにくい騒音値は40dB（デシベル）未満だといわれているため、それ以下の可動モードが搭載されている商品を選ぶのがおすすめです。
ただし、一般的に静音性が高いものはパワーも弱い傾向があるので、風力も合わせて確認するようにしてください。
必要な場所に的確に風を送るためには、上下左右にファンの角度を調整できるのものが便利です。
サーキュレーターは上下にしか角度を動かせないものもありますが、できれば左右の首振り機能も欲しいところ。
左右の首振り機能は、特に洗濯物を乾かす際に重宝します。
最近ではリモンコンによる遠隔操作をはじめ、タイマーや衣類乾燥モードなど、さまざまな機能が付いた商品が販売されています。
自分の使用用途と予算に合わせて、必要な機能を選ぶことも大切です。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
| 商品名 | 画像 | 詳細を見る | 適用面積 | 運転音 |
アイリスオーヤマアイリスオーヤマ｜コンパクトサーキュレーター扇風機 KSF-DC151TC |  | ～24畳 | 35db未満（風量1～3/リズム風：弱の場合） | |
山善YAMAZEN｜洗えるサーキュレーター YKAR-PDW151 |  | ～24畳 | ||
タンスのゲンタンスのゲン｜ヒート＆クール4WAYサーキュレーター |  | 弱39dB、中46dB、強53dB | ||
カドーカドー｜STREAM 1800 |  | 32畳（52m²） | 最小21dBA（風量：弱）／最大52dBA（風量：急速） | |
モダンデコモダンデコ｜360° 首振りサーキュレーター yy02 |  | 約29dB（風量1） | ||
バルミューダバルミューダ｜GreenFan C2 |  | 20畳 | 20〜52dB | |
モダンデコモダンデコ｜3D首振り 壁掛け式サーキュレーター yy04 |  | 約30dB（風量1） |
サーキュレーターと扇風機としても使える1台2役のサーキュレーター。
直風で浴びられる「微風」から、空気の循環に適した「強風」まで、風量を10段階で調節できるのが特徴です。
風量1～4までは運転音が35db未満ととても静かなので、寝室で使うのもおすすめ。
スタンドのポールを外すと高さが変わる2WAYタイプで、コンパクトに収納できるのも魅力です。
女性
高さも変えられて衣類乾燥モードも魅力的だったので購入
男性
サーキュレーターは機械っぽいデザインが多いが、この商品はデザインがかわいい。
女性
低くして使う時に延長用のポールを収納できるのが良い。
| 重さ | 約2.6kg |
| サイズ | 幅24.7×奥行27.7×高さ36.9～61.2cm |
| 適用面積 | ～24畳 |
| 風量調節 | 10段階 |
| 消費電力 | 25W（50/60Hz） |
| 運転音 | 35db未満（風量1～3/リズム風：弱の場合） |
前・背面のガードと羽根を取り外して水洗いできる「洗えるサーキュレーター」。
すべて工具を使わず分解できるので、手入れは簡単です。
また、上下左右に風を送る「衣類乾燥モード」が搭載されているのもポイント。
洗濯物を効率的に乾かし、乾きムラも抑えます。
本体には室温表示機能が付いており、部屋の状態が一目で分かるのも魅力です。
20代・男性
分解時の掃除のしやすさとコンパクトなサイズ感は良かったです。
40代・男性
廊下に設置し、部屋と部屋の空気の通りを補助するのに使用していますが、非常に効果が出ておりエアコンの利用機会を抑制できているのがいい点。温度が表示されるのも目安となり助かっている。
30代・女性
慣れると素早く分解、お手入れができる。運転時の音も静かで寝るときにも重宝している。
| 重さ | 約1.9kg |
| サイズ | 約幅226 x 奥行218 x 高さ322mm |
| 適用面積 | ～24畳 |
| 風量調節 | 10段階 |
| 消費電力 | 19W(50/60Hz) |
| 運転音 |
サーキュレーターと、扇風機、衣類乾燥機、ヒーターとして活躍する4WAY仕様。
3段階の送風機能に加えて、ヒーターモードが搭載されており、夏は涼しく冬は暖かく使えます。
また、上下左右に円を描くように首を動かす「3D首振り機能」によって、室内の空気を立体的に循環させることができるのも特徴です。
年齢・性別不明
サーキュレーターは一台持っていましたが今回洗濯物にも対応しておりオールシーズンで使える利点があるので購入しました。優れ物で満足してます。
年齢・性別不明
これは本当に驚きでした。しっかりとした作りになっていて風もパワーがあり涼しいです。驚いたのが温風 ♪ 温かくて冬場の足元にも使えそうです。リモコン付きで首振りもするので店舗にも使ってます。
年齢・性別不明
酷暑のため、レッスン室のエアコンの効率を少しでもあげたくて購入をしました。冬のことも考え、温風が出るタイプを選びました。
どうしても必要な日に、ギリギリ間に合い、とても助かりました。
| 重さ | 約3kg |
| サイズ | 約幅23.5x奥行25.5x高さ34cm |
| 適用面積 | |
| 風量調節 | 3段階（ヒーターモード使用時…1段階） |
| 消費電力 | 45〜1200W |
| 運転音 | 弱39dB、中46dB、強53dB |
「オゾン生成ユニット」から低濃度のオゾンを放出することで、空間除菌を可能にした除菌サーキュレーター。
空気の循環はもちろん、衣類の消臭乾燥にも活躍します。
コンパクトながら32畳の広範囲にまで風を届ける高い拡散力も魅力。
夏場には扇風機としても併用できます。
カラーはクールグレーとホワイトの2色展開。
シンプルなデザインも魅力です。
| 重さ | 約3.6㎏（触媒フィルター含む） |
| サイズ | 幅約276ｘ奥行約237×高さ約330mm（本体水平方向）／幅約276×奥行約276×高さ約323ｍm（本体垂直方向） |
| 適用面積 | 32畳（52m²） |
| 風量調節 | 弱・中・強・急速（2時間） ※急速設定は2時間後に中に自動で切り替わる |
| 消費電力 | |
| 運転音 | 最小21dBA（風量：弱）／最大52dBA（風量：急速） |
シンプルなデザインと全6色というカラーバリエーションが魅力。
オフホワイトのみ、コンセントがない場所にも設置できる「コードレスタイプ」も展開されています。
すべて背面には取手が付いており、持ち運びやすいのがポイント。
また、無操作で7時間運転し続けた場合に電源が自動で止まる「オートOFF機能」があるので、万一の時も安心です。
| 重さ | ベーシックタイプ：1.9kg／コードレスタイプ：2.2kg |
| サイズ | ベーシックタイプ 幅25.4cm×奥行き24.4cm×高さ35cm／コードレスタイプ 幅25.4cm×奥行き24.5cm×高さ35.3cm |
| 適用面積 | |
| 風量調節 | ベーシック：10段階／コードレス8段階 |
| 消費電力 | 18W |
| 運転音 | 約29dB（風量1） |
高性能の活性炭脱臭フィルターが搭載されており、部屋中の空気を循環させながら脱臭も行えるのが特徴。
生ゴミやペットの臭いもしっかり除去します。
部屋中の空気を動かすほど強い風を起こせる一方で、風量を弱めれば扇風機のように直接風を浴び続けることも可能。
また、別売のバッテリー＆ドックを組み合わせれば、コードレスとしても使用できます。
| 重さ | 約3.0kg |
| サイズ | 幅320mm×奥行き230mm（最大320mm）×高さ340mm（最大382mm） |
| 適用面積 | 20畳 |
| 風量調節 | 4段階（風量1/2/3/ジェットモード） |
| 消費電力 | 1.5W~26W |
| 運転音 | 20〜52dB |
シンプルでスタイリッシュなデザインの壁掛け型サーキュレーター。
生活の導線を邪魔しないので、小さな子どもやペットがいる家庭におすすめです。
ネジを使って壁に直接固定できるので、グラつく心配はありません。
本体の下部にあるハンドルによってファンの角度を調整することも可能。
風の強さや運転モードはリモコンでも操作できます。
| 重さ | 約2.08㎏ |
| サイズ | 幅約25.4㎝×奥行約29.8㎝×高さ約45.2㎝ |
| 適用面積 | |
| 風量調節 | 3段階 |
| 消費電力 | 32/34W |
| 運転音 | 約30dB（風量1） |
サーキュレーターの主な活用法について紹介します。
エアコンの風は遠くまで届きにくい上、暖かい空気は天井側、冷たい空気は床側に溜まりやすいという特徴があります。
その状態で部屋全体を快適な温度にしようと思うと、温度や風量を強めることになります。
一方、サーキュレーターを使えば、空気を循環させて部屋全体の温度を均一にすることができるので、エアコンの稼働を最小限に抑えられ、電気代の節約につながります。
サーキュレーターは空気の流れを生み出す機械であるため、部屋の換気にも活用できます。
具体的な使い方は、部屋の中心から開けた窓に向かって風を送るだけ。
サーキュレーターの直線的な風が、室内に溜まった湿気やホコリ、ウイルスなどを効率的に屋外へ排出します。
ニオイが気になる場合の換気にも役立ちますよ。
洗濯物は風通しの良い場所ほどよく乾きます。
そのため、雨の日の閉め切った部屋でもサーキュレーターで風を起こせば、洗濯物が乾く時間を短縮でき、“生乾き臭”の発生も抑えられます。
エアコンを使う夏場や冬場はもちろん、雨の日の部屋干し対策にも活躍するサーキュレーターは、1台持っておくと便利なアイテムです。
ぜひ皆さんも、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
使う場所や使い方によって、最適なタイプやサイズ、必要な機能は異なるので、選ぶ際には今回の記事を参考にしてみてくださいね。
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