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通勤や休日のおでかけなど、車を日常的に使う人は多いですよね。
車は便利なアイテムである反面、事故などの危険と隣り合わせ。
年5月には、新型車はバックカメラかセンサーを搭載することが義務化され、交通事故への意識が高まっています。
一方、事故時に役立つアイテムとして注目されているのが、ドライブレコーダー。
昨今増加しているあおり運転抑制策としても需要が高まっています。
今回は、ドライブレコーダー協議会の鳥塚俊洋さんへの取材をもとに、ドライブレコーダーの役割や購入する際に気を付けたいポイントについて解説します。
あわせて、edimo編集部が選んだドライブレコーダーをご紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
一般社団法人
ドライブレコーダー協議会
ドライブレコーダーを活用した交通事故防止や適切な事故処理などを通じて安全で安心な交通社会を実現するため、ドライブレコーダーの普及及び利活用を幅広く総合的に推進している団体。また、大学や研究機関等との連携を強化しながら、製品の比較テスト、シンポジウムの開催、ガイドラインの策定などを行っている。
目次
事故時の記録をきちんと残すために最も重要なのは信頼性。
ドライブレコーダー協議会の調査によると、市場に出回っているものの中には期待される要件を満たしていないものもあるそうです。
そのため、購入の際には以下のポイントをチェックしてみてください。
また、ドライブレコーダー協議会会員メーカーの商品もチェックしてみると、安心感が得られるでしょう。
事故状況をはっきりと記録するには、現状では、フルHD(1920×1080ピクセル、200万画素)以上のものがおすすめ。
また、HDR・WDRといった画像補正が付いたものは、トンネルの出入り口など画面が見えづらくなるシーンでも白飛びや黒つぶれを防いで記録してくれます。
夜に運転をするという人は、夜間機能が付いたものを選ぶことで、暗い場所でもきれいな映像を残せます。
カメラの視野角が広いほど、広い範囲を撮影できます。
事故の際の証拠として使いたいのであれば、横の撮影範囲である水平画角が100度以上のものを選ぶようにしましょう。
車の前後にカメラを取り付けるタイプ。
リアカメラでは、あおり運転や追突事故を記録できるため、人気のあるタイプです。
全方位の撮影が可能なため、死角を少なくすることができます。
前後はもちろん、横からも記録が残せるため、幅寄せや割り込みなどの対策もできるでしょう。
また、車内の撮影もできるため、車上荒らしにも遭った場合に証拠として活用できそうです。
前方のみ撮影ができるタイプ。
比較的リーズナブルな商品が多く、機能がシンプルなため扱いやすいのが特徴です。
前方のみの事故対策でよいという場合や旅行などの記録目的であれば、このタイプで十分でしょう。
ドライブレコーダーの本体は、モニターとカメラが一つになった一体型と、別々になっているセパレート型の2種類があります。
一体型は前方がすっきりとして視界がよいのが特徴ですが、なかでも映像が見やすく車内の見栄えもよくしたいという人にはミラー型もあります。
セパレート型は、好きな場所にモニターを設置できるため、運転の邪魔にならないよう配慮することができます。
駐車中の当て逃げや車上荒らし対策に有効な機能。
駐車中も録画を続ける常時録画タイプと、衝撃や動くものを察知した時のみ録画する衝撃・動体検知タイプがあります。
バッテリーの消耗度合と撮り逃しの可能性を考えるとどちらも一長一短あるため、使い方に合わせて選ぶようにしましょう。
事故が起こりそうな状況におちいった時、音で知らせてくれる機能。
車線逸脱警告、前方車発信警告、車速アラームなど、さまざまな機能がありますが、なかでもチェックしておきたいのが後方接近警告。
あおり運転や追突など、後方との距離が近くなりすぎた時に警告音が鳴ります。
GPS機能が搭載されていれば、事故に遭った場合の状況を詳細に記録することができます。
事故現場の位置情報や日時、速度などが記録できるため、証拠として活用できる可能性が高まるでしょう。
ドライブレコーダーはSDカードを利用して記録をとるものが一般的。
そのため、容量がいっぱいになると、古い映像は上書きされてしまいます。
事故に遭った時にせっかく映像が記録されていても、上書きされてしまっては困りますよね。
Gセンサー搭載機種では、一定以上の衝撃を感知した時の映像を分けて保存するものが多く、上書きされにくくなります。
センサーの感度を調節できるかどうかもチェックしておきましょう。
【監修者】一般社団法人 ドライブレコーダー協議会のコメント
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | カメラタイプ | 設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) |
コムテックHDR801 | 前後2カメラ | 一体型 | ||
コムテックHDR361GW | 360°、リアカメラ | 一体型 | ||
コムテックZDR038 | 前後2カメラ | ミラー型 | ||
パイオニアカロッツェリア|カロッツェリア VREC-DZ800DC | 前後2カメラ | 一体型 | ||
パイオニアカロッツェリア|カロッツェリア VREC-DH700 | フロントカメラ | 一体型 | ||
JVCケンウッドKENWOOD|DRV-EM4700 | 前後2カメラ | ミラー型 | ||
JVCケンウッドKENWOOD|DRV-MR870 | 前後2カメラ | 一体型 | ||
ユピテルY-4K | 前後2カメラ | 一体型 |
映像を人の色の感じ方に合わせて補正する新映像補正機能「Recolize™」を搭載し、色鮮やかで見やすい映像を実現。
CMOSセンサーを採用することで、夜間などの低照度下でも鮮明で美しい映像を残すことができます。
ドライブレコーダーのステッカーも付属しているので、あおり運転対策としても活用できそう。
3年間の商品保証付き。
画質 | FullHD(1920×1080)/HD(1280×720) ※フロント/リヤ共通設定 |
画質補正(HDR・WDR) | Recolize™、HDR |
カメラタイプ | 前後2カメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | 一体型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | オプション(CDOP-01P「駐車監視・直接配線コード」が必要) |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | ○ |
Gセンサー | ○ |
メインの360°カメラで全方位を記録するだけでなく、リアカメラで後方もしっかり撮影できるドライブレコーダー。
フォーマットフリーでメンテナンスの手間が少なくて済むのが魅力です。
さらに、起動時に自動でmicroSDカードをチェックしてくれる撮り逃し防止機能により、カードが破損していた場合に異常を知らせてくれます。
オプションで、駐車監視機能を付けることも可能。
画質 | メインカメラ1856×1856(前後左右360°を記録)/リヤカメラ(FullHD(1920×1080)/HD(1280×720)) |
画質補正(HDR・WDR) | HDR |
カメラタイプ | 360°、リアカメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | 一体型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | オプション(HDROP-14「駐車監視・直接配線コード」が必要) |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | × |
Gセンサー | ○ |
大きなミラーで後方が見やすいのが特徴の、ミラー型のドライブレコーダー。
後部座席に同乗者がいたり、荷物をたくさん積んでいたりしてもリアカメラの映像を使うことで視界を遮られません。
ミラー部分はタッチパネル式なので、操作しやすいのが魅力。
ドライブサポート機能や後続車接近お知らせ機能など7つの安全運転支援機能が付いているのもポイントです。
画質 | FullHD(1920×1080)/HD(1280×720) |
画質補正(HDR・WDR) | HDR |
カメラタイプ | 前後2カメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | ミラー型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | オプション(HDROP-14「駐車監視・直接配線コード」が必要) |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | ○ |
Gセンサー | ○ |
フルHDに加えCMOSセンサーを採用することにより、夜間や暗い駐車場でもはっきりと記録する「ナイトサイト」に対応したドライブレコーダー。
エンジンを切っていても、振動を検知することで映像を記録する駐車監視機能を搭載。
駐車中の当て逃げや車上荒らしを監視してくれます。
また、あおり運転を検知した際や、前方の車両の急ブレーキや強引な割り込みによって自分の車が急ブレーキをかけた際に、イベント録画として映像を自動保存。
専用アプリをダウンロードすれば、ドライブレコーダーの映像の確認や保存、設定を行うことができます。
画質 | フルHD約200 万画素(車載用高感度 CMOS センサー) |
画質補正(HDR・WDR) | WDR |
カメラタイプ | 前後2カメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | 一体型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | ○ |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | ○ |
Gセンサー | ○ |
フロントカメラのみのコンパクトなドライブレコーダー。
衝撃を検知した場合はもちろん、急ハンドルや急加速などの危険な挙動を検知した場合、自動で録画を開始。
専用ソフトをダウンロードすればパソコンで映像を確認できるため、自身の運転状況の見直しにも活用できそうです。
別売りのリアカメラを取り付けることで、前後2カメラのドライブレコーダーとしても使用可能。
画質 | 3M高画質(2304×1296p)/フルHD(1920×1080p)、HD(1280×720p) |
画質補正(HDR・WDR) | WDR |
カメラタイプ | フロントカメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | 一体型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | ○ |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | ○ |
Gセンサー | ○ |
12型の大きな画面が特徴の、ミラー型ドライブレコーダー。
車の純正ミラーに固定用バンドで留めるだけなので、初心者でも簡単に取り付けられます。
また、純正ミラーが大きい車種でも、カメラをスライドさせることで取り付け可能。
音声コマンド機能を搭載しており、ハンドルから手を離せなくても音声で手動録画を開始させることができます。
「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」対応機種。
画質 | フルHD(1920×1080/動画最大約207万画素)<フロントカメラ/バックカメラ>) |
画質補正(HDR・WDR) | WDR |
カメラタイプ | 前後2カメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | ミラー型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | ○ |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | × |
Gセンサー | ○ |
高解像度で記録できるWQHD録画対応で、ナンバープレートなどの細かな情報もはっきりと記録できます。
後方からの急接近や蛇行運転があった際にドライバーにお知らせするAIセンシング機能を搭載。
自動で録画を開始するので、万が一事故に遭った場合にも証拠として活用できるでしょう。
microSDカードのカードスロットが2つあるので、長時間の録画も可能。
さらに、撮り逃しを防ぐmicroSDカード寿命告知機能付き。
メンテナンスフリーで手軽に使えそうです。
画質 | WQHD(2560×1440)/3M(2304×1296)/FULL HD(1920×1080) |
画質補正(HDR・WDR) | CMOSセンサーSTARVISTM、HDR |
カメラタイプ | 前後2カメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | 一体型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | ○ |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | ○ |
Gセンサー | ○ |
フロントカメラは4K記録ができ、くっきりときれいな映像を記録できます。
リアカメラには高感度センサーSTARVIS搭載で、プライバシーガラスやスモークガラスにも対応。
昼夜問わず、鮮明に撮影可能です。
「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」の対象機種。
画質 | [フロント]4K(3840×2160)、1440P(2560×1440)、1080P(1920×1080)/[リア]1080P(1920×1080) |
画質補正(HDR・WDR) | HDR |
カメラタイプ | 前後2カメラ |
設置場所(一体型・セパレート型・ミラー型) | 一体型 |
駐車監視機能(常時or動体検知) | オプション |
GPS | ○ |
安全運転支援機能 | × |
Gセンサー | ○ |
購入後は次の点に注意してドライブレコーダーを活用しましょう。
ドライブレコーダーの取り付け位置には、法令で定められた範囲があるため、正しく付けないと視界が妨げられたり車検が通らなかったりといった場合があります。
配線不要なタイプであれば、それほど難しくないため自分で取り付けることもできると思いますが、不安な場合はカー用品店などでお願いすると安心です。
また、装着方法や使い方などをホームページで紹介している機種もあるので、参考にするといいでしょう。
ドライブレコーダーを一度取り付けるとそのままにしているという人もいるかもしれません。
しかし、不具合やSDカードの寿命により正しく記録されていないこともあります。
1カ月に1度を目安に本体の稼働を確認し、SDカードを取り出して記録されていることを確認しましょう。
フォーマットフリーのSDカードの場合も、念のため定期的な確認を行ったほうがよいでしょう。
万が一の事故の際に強い味方となってくれるドライブレコーダー。
さまざまな機種が販売されているので、利用状況に合わせてぴったりのものを選んでくださいね。
当協議会では、「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」を設けています。
対象のドライブレコーダーであれば、レッカーを伴うような交通事故に遭った場合に申請すると、買替えのための補償金が4万円支給されます。
ユーザーの費用負担はありませんので、ぜひ活用していただきたい制度です。
購入時の手続きが必要なため、忘れずに行ってくださいね。
対象ドライブレコーダーはこちらでチェック → https://www.jdrc.or.jp/deposit-system/