edimoはアフィリエイト広告を利用しています。
ひきたての豆で入れたコーヒーは芳醇な香りが広がり、ぜい沢な味わいを楽しめますよね。
とはいえ、自分で豆をひいて入れるのは手間がかかるもの。
自宅ではインスタントで済ませている方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は豆ひきから抽出までをワンタッチで行ってくれる「全自動コーヒーメーカー」をピックアップ。
豆のひき具合や入れ方を好みで変えられるものもあり、自宅で簡単にこだわりの一杯を味わえます。
全自動コーヒーメーカーの特徴や選ぶ際のポイントについて、上新電機・生活家電グループ主任の松島菜穂さんへの取材をもとに解説します。
あわせてedimo編集部が選んだおすすめ商品も紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
家電量販店スタッフ
松島 菜穂
大阪市浪速区に本社を置き、「Joshin(ジョーシン)」の名称で家電量販店を展開している上新電機の商品部 生活家電グループ 主任。
上新電機株式会社
大阪市浪速区日本橋西1-6-5
https://www.joshin.co.jp/joshintop/
目次
全自動コーヒーメーカーの特徴は、豆ひきからコーヒーの抽出までの工程をすべて自動で行えること。
コーヒードリップの技術がなくても、コーヒー豆、水、フィルターをセットしてボタンを押すだけで、カフェのような香り高い一杯が楽しめます。
豆をひいた後すぐにドリップを行うため、豆本来の風味や香りを損ないにくく、いつでも新鮮なコーヒーを味わえるのが魅力。
また、商品によっては豆のひき具合を選べたり、好みの豆を手軽に取り入れたりできるため、こだわりの一杯を手軽に入れることができます。
全自動コーヒーメーカーを選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。
全自動コーヒーメーカーには、豆をひくための“ミル”が組み込まれています。
ミルの刃は主に「プロペラ式」か「コーン式/臼式」となっており、それぞれ刃の特徴が異なるためチェックしましょう。
プロペラ式は、フードプロセッサーに似たシンプルな構造で、プロペラ状の刃を回転させて豆を砕いていく方式。
刃を高速回転させて粉砕するため、短時間でコーヒー豆をひくことができます。比較的お手頃な価格のものが多く、全自動コーヒーメーカーを初めて買う方にもおすすめです。
ただし、プロペラ式は構造上、刃が豆に多く当たるところと届かないところでムラが出やすく、豆をひく際に均等な仕上がりにするのが難しいといわれています。
また、摩擦熱が大きく、コーヒー豆に余分な熱を加えて劣化させてしまうというデメリットもあります。
コーン式は「コニカル式」とも呼ばれ、円錐形の構造をした刃でコーヒー豆を粉砕し、すりつぶしていく方式。臼式は、凹凸のある臼状の刃の間にコーヒー豆を挟み、ゴリゴリとすりつぶしながら砕いていくものです。
コーン式・臼式ともに粗びきから細ひきまで細かいひき目の調節ができ、ひいた豆の粒の大きさにムラが出にくいのが魅力。
摩擦熱が生じにくいため、コーヒー豆本来のおいしさをキープできるでしょう。
ただし、コーン式・臼式のコーヒーメーカーは、ミルのメンテナンスに手間がかかるのが難点。価格も比較的高いため、本格的なコーヒーメーカーを探している方におすすめです。
全自動コーヒーメーカーには一杯ずつ抽出するタイプから、一度に3〜10杯のコーヒーを淹れられるタイプまで、さまざまなタンク容量のものが展開されています。
飲む頻度と使う人数に合わせて選ぶのがおすすめです。
容量は、普段使っているカップに合わせるのが大切。
コーヒーカップは1杯120〜150cc、マグカップは1杯250〜400ccを目安にしてみてください。
また、タンク容量が大きくなるほど本体サイズも大きくなるため、設置スペースを考慮したうえで選ぶようにしましょう。
コーヒーメーカーのフィルターには、主に「ペーパーフィルター」と「メッシュフィルター」の2種類があります。
それぞれの特徴が異なるため、好みのものを選びましょう。
ペーパーの細かい繊維で、コーヒーの持つ油分や雑味を適度にろ過して、すっきりとした味わいを楽しめるのが魅力。ただし、フィルターが使い捨てになるためその都度交換が必要になり、ランニングコストがかかります。
メッシュフィルターは、コーヒーの成分をすべて抽出するため、素材本来の苦味や甘みをしっかり味わえます。ペーパー式と異なり繰り返し使用できますが、フィルターが目詰まりしやすいため、使うたびに洗う手間がかかります。
全自動コーヒーメーカーはお手入れを怠ると、付着した豆の油が酸化して、コーヒーの風味に影響することもあります。
それを防ぐためには、簡単にパーツの取り外しができ、手軽にサッと洗えるかどうかが大きなカギになります。
お手入れのしやすさを重視するなら、頻繁に洗うパーツがなるべく少ないものを選ぶとよいでしょう。
メンテナンスで一番面倒なのはミルのお手入れ。
一般的にプロペラ式のミルは構造がシンプルで洗いやすいといわれています。
また、カビの生えやすい給水タンクは丸洗いできるものがおすすめです。
お手入れの手間を省きたい方には、「自動洗浄機能」が搭載されたモデルがおすすめ。
コーヒーをいれるたびに自動で洗浄してくれるため、汚れがたまりにくく、清潔に使い続けられます。
全自動コーヒーメーカーには、サーバーと呼ばれるコーヒーポットが付いています。
ガラス製のサーバーは、汚れやニオイが付きにくく、お手入れが簡単なのが特長。
誤って落としたり、加熱後に急激に冷やしたりすると破損するおそれはあるものの、透明なのでコーヒーの残量がわかりやすいのがポイントです。
一方で、ステンレス製のサーバーは、外気の影響を受けにくいため、保温性に優れているのが魅力。
保温機能を使わずとも、温かいコーヒーを長く楽しむことができます。
サーバーごとテーブルに持っていき、何人かでコーヒーを飲むときにも便利です。
風味や濃さを調整できる機能が搭載されているタイプを選べば、ワンランク上のコーヒーを楽しめるでしょう。
飲むタイミングや気分でコーヒーの味を変えたい方には、「濃度調整機能」や入れ方を調整する機能が付いているものがおすすめ。
お湯とコーヒー豆をなじませる「蒸らし機能」が搭載されていれば、丁寧にハンドドリップされたものに近い味わいが楽しめます。
また、水道水に含まれるカルキはコーヒーの香りに影響する可能性がありますが、浄水機能付きのモデルであれば、フィルターなどでカルキ臭をカットして、コーヒー本来の味と香りを引き立ててくれます。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 最大抽出容量 | 豆のひき分け |
アイリスオーヤマ全自動コーヒーメーカー BLIAC-A600-B | 600ml(カップ4杯分) | 2段階(豆1・豆2) | ||
シロカ全自動コーヒーメーカー SC-A211 | ||||
パナソニック沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57 | 670ml(カップ5杯分) | 粗挽き・中粗挽き | ||
ツインバード全自動コーヒーメーカー 3杯用(CM-D457B) | 450ml(カップ3杯分) | 3段階(粗・中・細) | ||
象印フレスコ象印マホービン|全自動コーヒーメーカー 珈琲通® EC-SA40 BA(ブラック) | 540ml(カップ4杯分) | 中細挽き・粗挽き | ||
ラドンナToffy|全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー(K-CM9-RB) | 無段階調節可 | |||
メリタジャパンメリタ|AromaFresh(アロマフレッシュ) 10杯用 | 1250ml(カップ10杯分) | 3段階 |
コーヒー豆の種類やその日の気分によって、中びき・粗びきの2種類から選択可能。
コーヒー粉からのドリップもできます。
メッシュフィルターを採用しており、コーヒー豆が持つ油分や味わいをダイレクトに抽出してくれます。
ドリップ終了後は40分間保温され、自動で電源がオフになるため、消し忘れを防げるでしょう。
水タンクとメッシュフィルターは取り外せるのでお手入れ簡単。便利なブラシも付いています。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
30代・女性
お値ごろ価格で、性能も良く、本格的なコーヒーが楽しめる。
40代・女性
お手入れ、掃除がしやすく、毎日使いやすい。
30代・女性
豆引きから自動ででき、水と豆を入れるだけで良い手軽さが良い。
最大抽出容量 | 600ml(カップ4杯分) |
ミルの構造 | プロペラ式 |
豆のひき分け | 2段階(豆1・豆2) |
入れ分け | |
フィルタータイプ | メッシュフィルター |
サーバータイプ | ガラス |
付加機能 | 保温 |
コーヒー豆とコーヒー粉どちらにも対応したモデル。
豆本来の味わいを引き出すようプログラムされた「蒸らし機能」が搭載された上、ステンレスフィルターでコーヒー豆から出る油分まで抽出するため、よりコク深い味わいが楽しめるでしょう。
保温機能は30分間持続するため、ドリップ後すぐに飲めないときでも、温かいコーヒーを楽しめるのがうれしいポイント。
食卓やキッチンなどになじみやすいコンパクトなデザインです。
「粗挽き・中粗挽き」と「リッチ・マイルド」を組み合わせ、好みに応じた4種類のコーヒーが味わえるモデル。
活性炭フィルターによるカルキ臭カット機能や蒸らし機能も付いており、ワンランク上の一杯を楽しみたい方におすすめです。
蒸らしと抽出のプログラムを最適化した「デカフェ豆」コースも搭載。
おやすみ前のリラックスタイムに、カフェインを控えながらコクのある一杯を楽しめます。
最大抽出容量 | 670ml(カップ5杯分) |
ミルの構造 | プロペラ式 |
豆のひき分け | 粗挽き・中粗挽き |
入れ分け | マイルド・リッチ |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
サーバータイプ | ガラス |
付加機能 | 蒸らし・保温・浄水器・自動内部洗浄 |
老舗コーヒー店「カフェ・バッハ」の店主である田口護さんの監修により、すべての工程を正しい方法で一つひとつ再現した全自動コーヒーメーカー。
6ヵ所から内側に向けて斜めにお湯を注ぐシャワードリップで、ハンドドリップの丁寧な入れ方を実現しています。
豆をひく音や蒸らしによって豆が膨らんでいく様子、香り立つコーヒーのアロマなど、中身が見える構造によって、コーヒーを入れる一つひとつの工程を五感で楽しむことができます。
コーヒーを入れているひとときもぜい沢に楽しめるでしょう。
最大抽出容量 | 450ml(カップ3杯分) |
ミルの構造 | 低速臼式フラットミル |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
豆のひき分け | 3段階(粗・中・細) |
入れ分け | |
サーバータイプ | ガラス |
付加機能 | 蒸らし・保温・湯温調整 |
象印が培ってきた「マイコン予熱」と「ダブル加熱」の技術によって高温抽出を実現。
熱湯と蒸気によってコクと香りを引き出したコーヒーを楽しむことができます。
さらに、約20秒間じっくり蒸らすことで、より本格的な味わいを実現しています。
ひき目は中粗びき・粗びきの2段階に調節可能。
さらにストロングとレギュラーの2種類から濃さを選択できるため、コーヒー豆の種類や好みによって4種類の味わいを追求できます。
フィルターはステンレス・ペーパーの両方が使用できるため、フィルターを変えることで、味の幅がぐっと広がることでしょう。
最大抽出容量 | 540ml(カップ4杯分) |
ミルの構造 | プロペラ式 |
豆のひき分け | 中細挽き・粗挽き |
入れ分け | ストロング・レギュラー |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター・ステンレスメッシュフィルター |
サーバータイプ | ガラス |
付加機能 | 蒸らし・浄水器 |
コーヒー豆はひき目調節ダイヤルで無段階の繊細なグラインドが可能。
抽出温度と味わい(アロマ)はそれぞれ3パターンから選択できるため、好みや気分に合わせた一杯が入れられます。
粉からのドリップにも対応し、豆ひきだけの使用もできるので、気分でハンドドリップも楽しめます。
コーヒーの抽出や豆ひきの完了時間を設定できるタイマー機能も搭載しており、事前に設定しておけば、忙しい朝でも手間をかけずに入れたて・ひきたてのコーヒーを飲めるでしょう。
最大抽出容量 | |
ミルの構造 | コーン式 |
豆のひき分け | 無段階調節可 |
入れ分け | マイルド・ミディアム・ストロング |
フィルタータイプ | ペーパー |
サーバータイプ | ガラス |
付加機能 | 蒸らし・保温・湯温調整・アロマ・タイマー・自動内部洗浄 |
鋭角な最新ホッパーとコニカル式ミルを搭載したモデル。
自分好みの味わいに調整できる、3段階の抽出調整機能を搭載しています。
また、タイマー機能も付いているため、事前に設定しておけば、忙しい朝でもひきたて・入れたてのコーヒーが味わえます。
ホッパーフタを閉めないとミルが作動しない安全設計。
洗浄のタイミングを教えてくれる「カルキ洗浄お知らせ機能」も備わっています。
キッチンに収まるスリムなボディなので、インテリアを邪魔せずに使えるでしょう。
最大抽出容量 | 1250ml(カップ10杯分) |
ミルの構造 | コニカル式 |
豆のひき分け | 3段階 |
入れ分け | |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
サーバータイプ | ステンレス |
付加機能 | タイマー・カルキ洗浄お知らせ機能 |
全自動コーヒーメーカーが一台あれば、ハンドドリップの手間をかけずに、ひきたて・入れたてのコーヒーを味わうことができます。
コーヒー豆の種類や自分の好みに合わせてひき具合や入れ方を選べれば、自分だけのこだわりの一杯を追求できるのではないでしょうか。
また、長く愛用するためにも、日頃のメンテナンスは欠かさずに行ってくださいね。
楽天のランキングはこちら!