edimoはアフィリエイト広告を利用しています。
最近はパンを朝食にする家庭が増えていますが、食材の値上げによりパンの価格も上昇しています。
そこで、節約も兼ねてホームベーカリーを利用すると、手間なく焼きたてのパンを楽しめますよ。
今回は家電量販店スタッフで家電製品総合アドバイザーとして活躍中の高取浩明氏への取材をもとに、ホームベーカリー導入のメリット、選び方、上手に焼き上げるコツや3日坊主にならない秘けつなどを解説します。
あわせてedimo編集部お勧めのホームベーカリーを紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
家電量販店スタッフ
高取 浩明
大阪市浪速区に本社を置き、「Joshin(ジョーシン)」の名称で家電量販店を展開している上新電機の商品部 生活家電グループに在籍(課長代理)。家電製品総合アドバイザー、スマートマスター、フォトマスター2級などの資格も持つ。
上新電機株式会社
大阪市浪速区日本橋西1-6-5
https://www.joshin.co.jp/joshintop/
目次
最大のメリットは手間がかからず、また失敗もしにくいこと。
前日に材料を準備してタイマーをセットすれば、朝の慌ただしい時間帯でも焼きたてのパンを楽しむことができます。
さらにマニュアルモードや具材投入メニューなどを活用し、自分オリジナルのパンを焼くこともできます。
たとえばドライフルーツやナッツなどの具材やココアパウダーなどを練り込む、クリームやあんなどを入れるなどです。
焼き加減も、自分の好みでこんがりさせたり軽めに焼いたりなど調節できます。
ホームベーカリーというとパン焼き専用のようですが、実はさまざまな機能をもっています。
パン生地を作るために“しっかり練る”、発酵のために“適度に温める”、パンを“高温で焼く”機能をもつホームベーカリーはほかにもさまざまな食品を作ることができます。
たとえばピザやうどん・パスタの生地を作ったり、餅をついたりもできます。
ピザは難しい生地作りをホームベーカリーに任せ、具をのせるなど後の工程は家族全員で楽しんで作業できます。
フェットチーネのようなスーパーなどであまり見かけないパスタを作るのも、目新しくて家族に喜ばれるかもしれません。
ほかにも甘酒やジャム、ヨーグルト、焼き芋、ケーキなどをワンタッチで作れる機種もあります。
製品によってパン以外のメニューはそれぞれ異なります。
最近、健康を考えて糖質を抑えた低糖質パンが人気です。
しかし、糖質が少ないというのはイーストが増えにくい、すなわち発酵しにくいことを意味します。
そのため、手作りの低糖質パンはうまく膨らまなかったりボソボソになったりと失敗しがちです。
これに対して一部のホームベーカリーは低糖質パンの自動メニューもあるため、おいしい低糖質パンを気軽に焼けます。
他方、アレルギーがあると市販のパンには手を出しにくいものです。
ホームベーカリーは多くの場合、米粉パンを作る自動メニューがあるため、小麦アレルギーでも心配せずにパンを楽しめます。
もちろん牛乳や乳製品、卵のアレルギーでも、これらを使わないパンのレシピでパンを焼くことができます。
せっかくホームベーカリーを買うなら、後悔しないように自分に合った機種を選びたいものです。
ここでは購入時のチェックポイントを紹介します。
パンの普段の消費量をチェックしましょう。
ホームベーカリーは炊飯器とは異なり、好きな量でパンを作ることはできません。
多くは1サイズのみですが、1斤と1.5斤など2サイズから選べる製品もあります。
一般に、2人暮らしであれば1斤モデルが適しています。
パン焼きの初心者はオートメニューが豊富だと便利です。
材料を用意して容器にセットするだけでよいためです。
製品によって異なりますが、一般に米粉パン、天然酵母パン、低糖質パン、全粒粉パンといった複数のメニューがあります。
製品ごとに力を注いでいる点も異なるので、仕上がりの特徴も確認しておきましょう。
たとえばパンの内部はふわっと軽いかそれとももちもちと弾力があるか、耳は香ばしくカリッとしているか軟らかく舌触りがよいかなどです。
パン作りに慣れていない場合、ドライイーストの自動投入機能があると失敗が減ります。
一般にホームベーカリーでは材料を積み重ねるように容器に入れ、最後にドライイーストを入れます。
このときドライイーストを水に接触させないことが大切です。
いったん水に触れるとイーストが発酵を始め、パンの膨らみが不均一になったり十分に膨らまなかったりするためです。
これに対して自動投入機能をもつ機種は、パンをこねながら最適のタイミングでイーストを投入します。
他方、具材の自動投入機能があると、いったんホームベーカリーを止めて具材を投入する手間が省けます。
とくに夜間に具材の入ったパンを焼きたい場合には必須です。
起床時間や帰宅時間に合わせてパンを焼き上げるには、焼き上がり時間をタイマーで予約設定できる商品が便利です。
なお製品ごとに異なりますが、一般に全メニューで予約できるわけではありません。
また、パンを食べる予定だったのに材料をセットし忘れた、急に食べたくなったといったケースもあるかもしれません。
このような場合、早焼きの機能があると時間が短縮されて助かります。
ただし早焼きの時間は、製品によって1~3時間まで幅があるので注意が必要です。
パンの焼き具合は人によって好みが分かれるところです。
焼き色調整機能があれば、より自分好みのパンを焼くことができます。
多くの製品は2~3段階でこんがりと焼くか、淡い色に焼くかなどを決定します。
ある程度パン焼きに慣れている人は、マニュアル機能があると使いやすいでしょう。
自分で考えたアレンジや、バケット、ブリオッシュといったオートメニューにはないパンを自在に作ることができます。
特に練り時間、発酵時間、焼成の時間など各工程を独立して設定できると便利です。
なかにはしっかり練るか、ざっくり練るか、優しく練るかなどの練りレベルを設定できる製品もあります。
意外に見落としやすいのがホームベーカリーの音。
生地をしっかりこねるために多少の音は発生します。
日中は気にならない音量でも、深夜には大きく感じるものです。
ホームベーカリーを置く場所と寝室が離れていれば特に問題はありませんが、部屋が隣り合わせで仕切りがないなど、音が気になりそうなときには静音モデルを検討しましょう。
ただし静音モデルでも、自動投入機能がある場合には投入時に大きめの音がします。
目安としては40db(デシベル)は図書館、50dbは普通の事務所、60dbは騒がしい部屋です。
デシベルは数字に応じて少しずつ大きくなるわけではありません。
たとえば60dbは40dbの10倍の音の大きさなので、数字が少し違っただけでも意外に音の印象は異なります。
高性能のホームベーカリーは高価なので、購入をためらうかもしれません。
しかし、焼き立てのパンを毎日食べるのであれば、多少高くてもそれだけの価値はあります。
とはいえ慎重に製品を選びましょう。
ホームベーカリーは使用後、早めに洗うのがお勧めです。
一般に食器洗浄機は使えません。
手入れに手間がかかると放置しがちなので、あらかじめ部品の洗いやすさなどを確認しておきましょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 容量(食パン) |
パナソニックパナソニック|ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4 | ハーフ食パン、1斤 | ||
シロカシロカ|おうちベーカリーベーシック SB-1D251 | 1斤 | ||
アイリスオーヤマアイリスオーヤマ|コンパクトホームベーカリー IBM-010-C | 1斤 | ||
ツインバードツインバード|おいしい低糖質パンベーカリー BM-EF38B | 1.5斤/1斤 | ||
ウィナーズレコルト|コンパクトベーカリー RBK-1 | 1斤 | ||
象印マホービン象印|パンくらぶ®ホームベーカリー BB-HE10 | 1斤 |
生地を「叩く」「伸ばす」というプロの技法を3次元で再現した「3D匠ねり」の導入により、のびの良い生地を作り上げ、ふっくらしたパンを作ることが可能。
「室温センサー」と「庫内温度センサー」による「Wセンシング発酵」を採用しており、イーストの混ぜ込みタイミングなどを自動で調整して焼き上げてくれます。
「全粒粉メニュー」や「ドライ天然酵母食パン」、グルテンフリーのアレンジレシピなど、43種類のオートメニューを搭載。
生食パンや低糖質パンはもちろん、ピザ生地やうどん、パスタ、ジャム、甘酒、餅なども作れます。
省スペースに収まるコンパクトデザインのホームベーカリー。
全部で21種類のオートメニューが搭載されており、中でも「超早焼きパンコース」は材料を投入後、焼き上がるまでの時間が47分と短いので、忙しい朝にも重宝しそうです。
94レシピを掲載した「オリジナルレシピブック」も付属。
シンプルな食パンはもちろん、糖質オフパン、ヨーグルト、甘酒、焼き芋など幅広いメニューにチャレンジできます。
24種類のオートメニューを搭載したホームベーカリー。
それぞれのパンに合わせた「こね」「寝かし」「発酵」「焼き」でおいしく焼き上げてくれます。
焼き色を3段階で選択できるのもポイント。
また、「こねる」「発酵」「焼く」の工程をそれぞれ独立して設定できるので、オートメニュー以外のパンも自分好みに焼くことができます。
付属のレシピブックには、子育てファミリー向けに50種類のレシピを掲載。
グルテンフリーの米粉パン、ピザやうどんの生地、ジャムやあん、もちも作れます。
低糖質のパンづくりに特化したホームベーカリー。
専用のパンミックスを使用して、低糖質食パンと低糖質ブランパンを焼くことができます。
23のメニューを搭載しており、食パンやハード食パン、全粒粉パン、米粉パンなども焼き上げ可能。
一度に食べきれず冷凍保存することを想定した「トースト用食パン」メニューもあります。
パンだけでなく付け合わせのおかずも紹介するオリジナルレシピブック付き。
インテリアになじむシンプルなデザインのホームベーカリー。
幅20.5cmとスリムなので、場所を取らないのも魅力です。
厚さ約2.5mmの「厚釜パンケース」を採用。
熱を十分に蓄え、安定した温度で一気に焼き上げるため、表面は薄くカリッと、中はもっちりとした食感のパンが楽しめます。
オートメニューは使いやすい12種類を厳選。
全80ページ、52レシピを掲載した専用レシピブックも付属しています。
テーブルやワゴンの上に置けるコンパクトサイズのホームベーカリー。
「もちもち」「ふんわり」から食感を選べる食パンコース、天然酵母パンコース、米粉パン「もちもち」コースのほか、残ったご飯でもちもちパンが焼ける「ごはん入りパンコース」があります。
「早焼きコース」なら約2時間でパンが完成。
焼き上がりは「お知らせメロディー」が教えてくれます。
取扱説明書には、いろいろなパンのレシピが掲載されたお料理ノート付き。
ホームベーカリーによるパン焼きは失敗しにくいですが、それでも気をつけたい点がいくつかあります。
まず、分量は正確に測りましょう。
量が多すぎたり少なすぎたりすると、よく膨らまない、きめが粗いなどの問題が生じがちです。
新鮮な材料を用いることも大切です。
とりわけ賞味期限を過ぎたドライイーストは発酵しにくくなります。
開封後は冷蔵庫で保存しましょう。
重要なのは、材料を入れる順番を間違えないこと。
とくにイーストを入れる順番やタイミングは仕上がりを左右します。
イーストの自動投入機能があれば失敗は格段に減ります。
イーストによる発酵は気温や水温の影響も受けるので、説明書を確認して使用する水の温度を調節しましょう。
一般に、夏は5℃前後の冷水、冬は20~30℃のぬるま湯を用います。
せっかく購入したホームベーカリー、めったに使わないのはもったいないですよね。
放置してほこりをかぶらせないようにするには、パン作りを楽しむことが大切です。
休日には家族でわいわいしながらピザ作りやパスタ作りに挑戦するのもよいでしょう。
朝、起き抜けに焼きたてのパンの香りが漂っていたら…と想像したことがあるかもしれません。
そんな海外の映画のような光景をかなえるのがホームベーカリー。
夜に材料を投入してスイッチを押すだけで、翌朝にはパンが焼き上がっています。
また一部のホームベーカリーはパンのみならず、甘酒や焼き芋、餅などさまざまな食品を作る機能を備えています。
ピザ生地やパスタ生地などを家庭で用意できるのもうれしいところ。
休日にはぜひ家族や友人たちとピザパーティやパスタパーティを催し、ホームベーカリーを活用しながら楽しい思い出を作ってくださいね。