edimoはアフィリエイト広告を利用しています。
愛犬がかゆがる姿を見て、心配になったことはないでしょうか。
人間に食物アレルギー、環境アレルギー、動物アレルギーといったアレルギー症状があるように、犬もアレルギーを発症することがあります。
そこで今回は、アレルギー対策ができるドッグフードに注目。
アレルゲンとなる食材を使用しないことで、皮膚のかゆみや抜け毛といった症状を抑えることができる可能性があります。
ガイア動物病院 院長 松田唯先生監修のもと、犬のアレルギーに多い症状やその対策、おすすめアイテムを紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
獣医師
松田 唯
ガイア動物病院 院長。埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主が選択できる治療が好評。
ガイア動物病院
東京都杉並区下井草1-23-2
https://www.gaia-ah.com/
目次
人間の場合、アレルギー症状といえば、くしゃみや目のかゆみといった症状を思い浮かべる人が多いでしょう。
これに対し、犬に多いのは皮膚のかゆみ、赤みなどの「アレルギー性皮膚炎」です。
その原因となるのは、食物アレルギー、ダニアレルギー、アトピー性皮膚炎。
人間と同じように、花粉や食べ物、ダニなどによって引き起こされます。
中でも食物アレルギーは、皮膚の症状以外にも鼻炎や下痢、嘔吐などさまざまな症状が現れることもあります。
うんちの回数が多い、かゆがる仕草をする、口や背中に炎症が見られるなど、こうした症状は食物アレルギーの可能性があるので、一度動物病院を受診するのがおすすめです。
食物アレルギーは、食べ物に含まれるタンパク質が原因とされています。
一般的には、「小麦、とうもろこし、大豆、乳製品、卵、牛肉、豚肉、鶏肉など」が挙げられますが、どの食材が原因になるかは犬によって異なります。
また、魚類やラム、トマトといったアレルギー食に含まれる食物にも反応する犬が増えてきています。
食物アレルギーへの対策として、その原因となっている食べ物を与えないようにすることが大切です。
アレルゲンを把握できない場合は、動物病院の血液検査でアレルゲンを特定してもらうとよいでしょう。
アレルゲンとなる食材を含まないフードのことを「除去食」と呼びます。
アレルゲンを除去したフードという意味です。
何がアレルゲンとなるかは個々で異なるため、必ずしもアレルギー症状が出ないという意味ではありません。
「除去食」は、アレルゲンとなる食材を極力省いているものの、すべてを網羅しているわけではありません。
愛犬のアレルゲンが判明している場合は、対象となるアレルゲンがカットされているものを選びましょう。
例えば、穀類にアレルギーがある場合は、「グレインフリー」のものがおすすめです。
アレルゲンを把握できていない場合は、アレルゲンとなりうる食材が少ないドッグフードを選び、様子を見てみましょう。
「除去食」に対して「分解食」というものもあります。
加水や加熱によって、タンパク質を分子レベルまで細かくしてあるフードで、理論上は体が反応しないといわれています。
どの程度まで細かくしてあるかは、メーカーやフードによって異なるので、購入する際には気を付ける必要があります。
また、ここ最近はアトピー性皮膚炎に効果的な「抗炎症フード」というものも登場しています。
抗炎症作用がある、オメガ脂肪酸などを多く含んだフードです。
食べ物で、食物アレルギー以外の治療もできるようになってきています。
フードの変更には注意が必要です。
急な食餌の変更は下痢や嘔吐の原因になることがあり、アレルギー症状と見分けがつかなくなるため、1~2週間かけてゆっくり変更してあげましょう。
さらに変更後は、ほかのおやつやフードを食べさせないで2カ月ほど様子を見る必要があります。
アレルギーがある場合、ほんの少しのアレルゲンにも反応してしまうことがあるので、“ちょっとなら大丈夫”が通用しないのです。
ドッグフードに含まれる防腐剤や着色料といった添加物も、アレルギーを引き起こす可能性があります。
できるだけ添加物が少ない、原材料がシンプルなものを選んでおくと安心でしょう。
ただ、添加物に対してあまり神経質になりすぎないようにしましょう。
ペットフードにはさまざまな種類がありますが、神経質になりすぎると適切な治療ができず、逆に症状が悪化することもあるのです。
アレルギーの症状において、薬を使っていても症状をゼロにすることは難しいもの。
かゆみや下痢、嘔吐などの症状が出ておらず、生活に質が落ちていないのであれば、ある程度は許容することも必要です。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | アレルギー対象 | 対象 |
ペットフード工房ペットフード工房|選べる750kg×3袋 | 全犬種 | |||
京都ダイゴ犬舎ネイティブドッグ|プレミアムフィッシュ 低アレルゲン | かゆみ、涙やけ、皮膚あれ、抜け毛 | 全年齢 | ||
レガールファクトリーシェフドッグ オールミックス | ||||
マースジャパンプロマネージTM|グレインフリー 食物アレルギーに配慮レシピ | 成犬用 | |||
日本ペットフードビューティープロ|食物アレルゲンに配慮 1歳から | 1歳から | |||
日本ヒルズ・コルゲートヒルズ プリスクリプション・ダイエット|<犬用>ダーム ディフェンス ドライ | かゆみ、皮膚トラブル |
人間の食事と同じように、栄養素を天然食材だけで賄うことにこだわったドッグフード。
馬肉や鹿肉、緑黄色野菜といった食材を使っています。合成添加物は一切使っておらず、国際的な栄養基準をクリアしています。
食物アレルギーになりにくい「馬肉」、皮膚や胃腸の健康に配慮した「鶏肉」、栄養素をたっぷり含んだ「野菜」の3種類がセットになっています。
アレルギー対象 | |
対象 | 全犬種 |
内容量 | 1袋あたり750g |
原材料 | 生肉、穀物、生おから、生野菜、鰹鰯粉など |
食物アレルギーの不安要素をカットし、魚とじゃがいもを主原料に作られた低アレルゲンフード。
かゆみや皮膚荒れ、涙やけといったアレルギー症状が気になる犬におすすめです。
高純度に精製したコーン油、タンパク質を含まない牛由来の動物性油脂など、細かい原料に至るまで低アレルゲンに配慮。
全犬種に与えられます。
アレルギー対象 | かゆみ、涙やけ、皮膚あれ、抜け毛 |
対象 | 全年齢 |
内容量 | 800g・3kg・6kg・12kg・18kg |
原材料 | 魚介類(マス、鮭)、じゃがいも、トマトなど |
石川県金沢市のペットフードメーカーが、地元産の魚や食材をたっぷり使用して作ったペットフード。
牛肉、馬肉、鶏肉、魚肉をバランスよく配合し、一つのタンパク質に偏らないよう配慮しています。
腸内環境の改善に効果的な、食物繊維、オリゴ糖、ビフィズス菌も配合。
防カビ剤、着色料などの添加物は一切使っていません。
アレルギー対象 | |
対象 | |
内容量 | 800g・2.1kg |
原材料 | 生肉、穀物、魚粉、ヤシ粉末など |
消化吸収のよいチキン、食物アレルギーになりにくいツナやポテト、えんどう豆を使用。
穀物を使わないことで、愛犬の消化吸収の健康をサポートしてくれます。
健やかな毛ヅヤの維持に効果的な、ビタミンE群や亜鉛をブレンド。
さらに、抗酸化作用のあるビタミンEを加えることで、免疫力を保つ作用も期待できます。
アレルギー対象 | |
対象 | 成犬用 |
内容量 | 1.4kg |
原材料 | えんどう豆、チキンミール、ポテト、家畜類など |
食物アレルギーに配慮し、国産米と魚を使用。
アレルゲンになりやすい小麦、鶏肉、牛肉は不使用です。
マリンコラーゲンやグルコン酸亜鉛などを配合することで、皮膚のバリア機能維持も期待できます。
豊富に栄養素が配合されているのも魅力。
腸内環境改善に役立つオリゴ糖、眼の健康維持に効果的なアントシアニン、関節の健康維持に必要なグルコサミンなどを配合しています。
アレルギー対象 | |
対象 | 1歳から |
内容量 | 400g・2.3kg・4.7kg |
原材料 | 穀類、魚介類、油脂類など |
環境刺激や犬アトピー性皮膚炎時の免疫反応を栄養学的に管理。
皮膚の再生に必要なタンパク質、必須脂肪酸、正常な免疫を維持するビタミンEなどを含有。
皮膚バリアを健康な状態に維持し、内側から皮膚と被毛のケアに役立ちます。
ヒルズ独自の栄養ブレンドである、ヒスタガード(※)のほか、高レベルのオメガ脂肪酸を含有しています。
※ビタミンEを含む抗酸化成分、ポリフェノール、卵を使用したヒルズ独自の栄養ブレンド
アレルギー対象 | かゆみ、皮膚トラブル |
対象 | |
内容量 | 1kg・3kg・7.5kg |
原材料 | トウモロコシ、米、鶏肉、コーングルテン、鶏肉エキスなど |
愛犬が食物アレルギー症状で苦しんでいるのを見るのはつらいもの。
ここで紹介したアイテムを取り入れて、まずは食事からアレルギー対策に踏み出してください。