2023.03.29
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「母乳がちゃんと足りているのか」「赤ちゃんの体重の増減が分からない」などといった不安を抱えるお母さんは少なくありません。
赤ちゃんの体重は成長を測るうえで大切なバロメーターの一つです。
ベビースケールを使って日々の体重の変化や授乳量を数字で確認することで、子育ての不安を解消しつつ、我が子の成長を実感できるのではないでしょうか。
そこで今回は、edimo編集部がおすすめするベビースケールをご紹介します。
あわせて、経験豊富な助産師グループ「ジョサンシーズ」の渡邊愛子CEOに、赤ちゃんの体重を測る際のポイントについてお聞きしました。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
Josan-she’s CEO
渡邊 愛子
二児の母。助産師として勤務後、「助産師の働き方」と「子育て」の社会課題を解決したいと考え、妊娠〜育児をサポートする会社「ジョサンシーズ」を2021年10月に設立。オンラインとオフライン(訪問)で助産師と妊産婦さんを繋ぎ、一人ひとりのありたい子育てを叶えるサービスを展開している。
ジョサンシーズベーシックプラン https://josanshes.com/basic-plan/
助産師による産後ケアやベビーシッター、ネントレなど30を超えるプログラムで赤ちゃん育児をサポートするプラン。24時間助産師にLINEで相談が可能。
ジョサンシーズ低月齢ベビーシッタープラン https://josanshes.com/babysitting/
0才0ヶ月の新生児から対応可能なベビーシッタープラン。ベビーシッターは全て助産師。LINEから簡単予約OK。
ジョサンシーズロイヤルプラン(次世代育児コンシェルジュサービス) https://josanshes.com/royal-plan/
忙しい現代女性に特化した「育児のtodo」を助産師ベビーシッターがフルサポートする、先取り提案型のプラン。
株式会社Josan-she’s
東京都中央区日本橋2-1-17-2F
https://josanshes.com/
目次
一般的な体重計は100g単位で測るものがほとんどなため、細かいグラム単位で測定することができず、少しずつ成長する赤ちゃんの体重測定には適しているとはいえません。
その一方で、ベビースケールは5〜10g単位で計測できるものが多く、正確な体重や細かい変化を測定することができます。
また1g単位から計測できるものもあり、授乳前後に計測することで、母乳がきちんと出ているのかどうか、赤ちゃんがしっかり飲めているのかどうかを判断する基準にもなります。
赤ちゃんの体重を計測するメリットとしては、以下の2点が挙げられるのだそう。
特に母乳育児をしている場合は、哺乳瓶のようにどのくらい赤ちゃんが飲んだのかを目盛りで確認することができません。
初めての育児では特に適切な母乳量を与えられているのかどうか判断に迷うこともあるでしょう。
そんなときにベビースケールがあれば、授乳前後に赤ちゃんの体重を測ることで、1cc=1gの計算でどのくらい飲んだのかを数値で確認することができます。
授乳量が分かれば足りない分をミルクで補うこともでき、母乳とミルクの混合育児を考えている人にとっても役立つでしょう。
一般的に初めての健診(1ヶ月健診)が終わると、次は3~4カ月健診になるため、赤ちゃんの成長を医師にチェックしてもらう頻度は減り、代わりに自宅で体重を測ることで、成長を数値で確認できるようになります。
赤ちゃんは日に日に大きくなっていくため、体重を記録しておくことで、成長の過程も実感できるでしょう。
また月齢によって一日あたりの増加体重の目安もあるため、それを参考にしながら順調に増えているかを確認することもできます。
最小単位とは、どの程度細かく量れるのかを示した数値。
母乳がどれくらい出ているのか知りたい人は、5g単位で計測できるものがおすすめ。
母乳が出にくいと感じる人や、低体重の赤ちゃんの場合は、より細かく授乳量を確認できる「最小単位1g」を選ぶとよいでしょう。
授乳量を確認することで、母乳のみで育てるのか、粉ミルクと混合栄養にするのか、医師に相談したり方針を考えたりする時に役立ちます。
授乳前後の体重差から、授乳量を自動計算してくれる機能も便利です。
体重を量るだけなら、最小単位は10g単位以上でもよいでしょう。重量が増えるにつれて最小単位が5g単位、10g単位に大きくなっていく商品もあります。
赤ちゃんを寝かせたまま身長も測れる商品や、スマートフォンのアプリと連携して成長をデータ管理できる機能も便利です。
赤ちゃんの体重を正確に知りたい場合は、裸の状態で計測する必要があります。
風袋(ふうたい)引き機能といわれる、衣類の重さをカットして計測できる機能があれば、衣類をすべて脱がせて量る必要がありません。
また計量トレイにタオルやおくるみを敷いて量る時も、その分の重さを自分で計算する必要がなく便利です。
赤ちゃんが自分で立てるようになったら、計量トレイを外して、大人の体重計と同じように使える商品もあります。
子どもの平均体重の目安は、3歳頃が約13㎏、4歳頃は約15㎏。成長曲線の個人差は大きいため、幼児期まで使い続けたい人は最大軽量値20㎏の商品を選ぶとよいでしょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 最大計量値 | その他の機能 |
大和製衡Yamato|ベビースケール UDS-211Be-K | 15kg | ワンタッチ風袋引き機能、オートオフ機能など | ||
タニタタニタ|授乳量機能付ベビースケール nometa BB-105 | 20kg | 授乳量計算機能 | ||
日本トイザらスベビーザらス|デジタルベビースケール | 20kg | 風袋機能、メモリー機能 | ||
SISSIS|デジタルベビースケール | 20kg | 風袋機能 | ||
トライアンドイートライアンドイー|スマートベビースケール SBS20-BT | 20kg | Bluetooth通信機能 |
赤ちゃんの体重や母乳量をより細かく測定できるよう、最小目盛り5gを実現したベビースケール。
さらに拡張表示で最小目盛2gまで確認できます。
衣服などの風袋込みで最大15kgまで計測可能です。
赤ちゃんの飲んだ母乳量をワンタッチ操作で簡単に測定できる機能も搭載。
台座には、赤ちゃんを載せやすいよう大きく緩やかなカーブをつけたデザインを採用しています。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
40代・女性
丸洗いできるのでいつも清潔に使えるという安心感があります。
30代・男性
とにかく電池の持ちがいいのでオススメです。
30代・女性
丸みを帯びたデザインで、赤ちゃんを抱きあげる時に腕を入れやすいです。
計測単位 | 5g(〜7.5kg)、10g(〜15kg) |
最大計量値 | 15kg |
本体サイズ | 650×307×255mm |
その他の機能 | ワンタッチ風袋引き機能、オートオフ機能など |
授乳前後の赤ちゃんの体重の差から授乳量を計算できるベビースケール。
授乳量は1g単位で測定できるため、ミルクの摂取量を細かく把握したい方におすすめです。
体重計に載せる際に冷やっとしない「やわらかマット」が付いています。
体重は5g単位で測定可能。
日々の体重変化をしっかりと確認できます。
体重は8kgまで5g単位、20kgまで10g単位で測定できるので、赤ちゃんが成長してからも使えるでしょう。
計測単位 | 5g(0〜8kg)、10g(8〜20kg) |
最大計量値 | 20kg |
本体サイズ | 580×390×93mm |
その他の機能 | 授乳量計算機能 |
新生児から20kgまで計量できるベビースケール。
前回計測した体重からの増減が分かるメモリー機能付きなので、赤ちゃんの日々の成長を把握しやすいのがうれしいポイントです。
タオルや布などの重さを引いて測れる風袋引き機能付き。
お子さんが自分で立てるようになったら、トレイを外して使うこともでき、成長に長く寄り添えるでしょう。
計測単位 | 10g(〜5kg未満)、20g(5〜9.98kg未満)、30g(9.98〜20kg) |
最大計量値 | 20kg |
本体サイズ | 520×320×115mm |
その他の機能 | 風袋機能、メモリー機能 |
赤ちゃんの体重を10g単位から計測可能。
最少60gから最大20kgまで計測できるので、赤ちゃんの成長と共に長く使えるでしょう。
風袋機能が付いているため、本体の上にタオルや布を敷いても余分な重さをカットして計測できます。
本体には約53cmのメジャーがプリントされており、体重とともに身長などのサイズ計測ができるのもうれしいポイント。
触り心地のよい温かみのあるトレーで赤ちゃんを優しく支えます。
計測単位 | 10g |
最大計量値 | 20kg |
本体サイズ | 550×330×40mm |
その他の機能 | 風袋引き機能 |
赤ちゃんのデリケートな肌を考慮して、受け皿と台座は抗菌ABSで形成されています。
受け皿を取り外して重ねれば約10cm幅とコンパクトになるので収納時に便利です。
スマートフォンに専用の育児管理アプリをダウンロードすれば、体重値を自動取得し、授乳量の算出や体重・身長のチャート表示、授乳量のリスト表示などの機能も使えます。
お子さんの成長をデータで管理したい方におすすめです。
計測単位 | 10g(〜5kg未満)、20g(5〜10kg未満)、50g(10〜20kg) |
最大計量値 | 20kg |
本体サイズ | 520×275×115mm |
その他の機能 | Bluetooth通信機能 |
国立保健医療科学院が発表している「乳幼児身体発育評価マニュアル」によると、赤ちゃんの一日あたりに期待される体重増加の目安は、月齢によって以下のように変わるそうです。
○0〜3ヶ月:25〜30g/日
○3〜6ヶ月:15〜20g/日
○6〜12ヶ月:10〜15g/日
また赤ちゃんの発育には、大きく分けて以下の3タイプがあるといいます。
一般型
生後半年の発育が急に進み、その後緩やかになっていく一般的な発育タイプ。
立ち上がり型
初期の発育が一般型よりさらに急だが、その後緩やかになっていくタイプ。
追いつき型
生後間もない頃は食が細いように感じるが、離乳食を食べる月齢になるとたくさん食べるようになり、成長が追いついていくタイプ。
ただし赤ちゃんの発育は出生体重や出生週数、栄養法などによって変わります。
成長の度合いやペースには個人差が生じるため、目安の増加量がコンスタントに得られるとは限りません。
日々測定した体重は過度に重視せず、あくまで成長の“一つの目安”として捉え、もし体重の増減に不安がある場合は、医師や助産師などに相談するとよいでしょう。
まず授乳前に赤ちゃんの体重を量ります。授乳後に再び測定し、授乳前後の体重の差を計算します。
授乳が安定するまでは体重を量る頻度が多くなりますが、安定すれば数日に一回、1週間に一回、数週間に一回と、回数を減らしていっても赤ちゃんの成長を確認することができます。
生後1週間頃から赤ちゃんが一回に飲める量が増え、授乳の前後で体重が変化するため、計測するタイミングは授乳前後のどちらかに決めるのがポイントです。
体重の増加は、栄養方法や赤ちゃんの成長・月齢によって異なりますので、あくまでも一つの目安として捉えましょう。
赤ちゃんの体重がなかなか増えない場合、まず第一に「飲んでいる量が足りているか」を確認するとよいでしょう。
生後間もない赤ちゃんは一回あたり10mlから徐々に授乳量が増えていきます。
渡邊さんによると、一回あたり80mlほどまで増やしたらしばらくはキープし、不足感があれば90ml、100mlへと増やしていくものなのだそう。
生後から日数が経過しているにも関わらず、ずっと同じ量を飲ませている場合は、哺乳量が不足している可能性が考えられるのだとか。
母乳のみで体重がなかなか増加しないときは、ミルクで不足分を追加してあげるとよいでしょう。
対して体重が増えすぎている場合は「飲んでいる量が多い」ことが理由として考えられます。
ただ母乳は「これだけ」と量をコントロールすることが難しいため、代わりに授乳時間を短くするなどして、一回あたりの飲む量を少し減らしてあげてもよいでしょう。
渡邊さんいわく、基本的に母乳のみで体重が増えすぎている場合は特に気にしなくてよい一方、ミルクの飲ませすぎは消化に負担がかかるので注意が必要なのだそう。
ミルクを飲んだ後に少量でも毎回吐き戻している場合は、飲み過ぎの可能性があるため、ミルクの量を減らしてあげるとよいでしょう。
ただし、体重の増加を抑えるために安易に授乳量を減らすと、かえって必要な栄養摂取量を下回るケースもあります。
体重の増減に不安がある際は、医師や助産師の判断を仰ぐようにしましょう。
また、うんちが数日出ていないために体重が増えすぎているというケースもあるといいます。
赤ちゃんが便秘気味でないかどうかも確認してみてはいかがでしょうか。
ベビースケールで日々の体重や授乳量を計測することで、産後の育児の不安を軽減できるのではないでしょうか。
もし赤ちゃんの体重の増減に不安がある場合は、医師や助産師へ相談することが大切です。
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