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初めての子育ては、想像以上に大変。特に赤ちゃんがなかなか寝てくれなかったり、外出先でぐずったりするときは困りますよね。
そんなときに重宝するといわれているのがおしゃぶりです。
今回は、五反田駅前歯医者 院長の大木烈先生監修のもと、おしゃぶりについて、どんなときに使えばいいか、何歳ごろまで使うものなのか、使用のメリットとデメリットなどを解説します。
あわせて、edimo編集部おすすめメーカーのおしゃぶりも紹介するので、チェックしてみてくださいね。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
歯科医師・歯学博士
大木 烈
昭和大学歯学部卒。2020年12月に、五反田駅前歯医者を開院。2021年6月より昭和大学歯科病院 高齢者歯科学講座の兼任講師を務める。子どもから大人まで、歯のお悩みを全てケアする総合歯科医。患者に提供する治療の選択肢を多く持ち、よりよい結果に導くように活動する。
五反田駅前歯医者
東京都品川区西五反田1-5-2 トラヤビル3階
https://gotanda-dc.jp/
目次
赤ちゃんがおしゃぶりを使うことによって得られる効果は、精神的な安定のほか、あごや骨格の成長を促したり、鼻呼吸が身に付いたりするといったことが挙げられます。
特に精神的な安定が得られることにより、泣いている赤ちゃんが泣き止んだり、寝つきがスムーズになったりするなど、親にとってもメリットといえることがあります。
初めての育児では、親も疲れたりしんどいと感じたりするのは当然。
あまりがんばりすぎず、おしゃぶりを活用してみるのもいいかもしれません。
寝かしつけやぐずり防止に役立つおしゃぶりですが、多用しすぎるとデメリットもあります。
長時間使うと歯並びが悪くなったり出っ歯になったりする可能性があるほか、依存性が増してクセになり、なかなかやめられなくなるといったこともあるので注意が必要です。
また、おしゃぶりを使う時期の乳幼児にとって、声を発して親とコミュニケーションをとったり口にものを入れて認知したりすることも発達上大切なこと。
おしゃぶりを使う時間が長いとそうした機会が失われてしまうこともデメリットだといえるでしょう。
おしゃぶりは生後0か月から使用できますが、早く与えすぎると依存性が増してしまいます。
また、母乳育児を考えている人は、赤ちゃんがお母さんのおっぱいに慣れるまでは使わないほうがいいでしょう。
使い始めてからも、あまり頼りすぎず、外出時にぐずったときやどうしても寝付かないときなど、必要なときだけ使うようにするのがおすすめです。
おしゃぶりにはさまざまなタイプのものがあります。
赤ちゃんの好みに合わせた形状や素材、そして月齢に合わせた大きさを選んであげることが大切です。
まずチェックしたいのが、ニップルの形状です。
大きく分けて丸いものと平たいものがあり、丸いものは哺乳瓶の形に近いので哺乳瓶に慣れている赤ちゃんはなじみやすいとされています。
一方で、歯並びや舌の動きに配慮した製品で多く採用されているのは平たい形状のもの。
平たいタイプの中でも薄さや形状はさまざまなので、製品の特徴をよく調べて、赤ちゃんが気に入りそうなものを選ぶようにしましょう。
ニップルの素材は天然ゴムとシリコーンが一般的です。
天然ゴムは柔らかく弾力があるので赤ちゃんの口にフィットしやすい反面、熱や薬剤に弱いので取り扱いに注意が必要です。
また、ゴム特有のにおいがあるので赤ちゃんによっては嫌がる場合もあります。
一方でシリコーンは熱に強いので殺菌・消毒がしやすく扱いやすいのが特徴。
耐熱性や撥水性に優れているため、劣化しにくいのもうれしいポイントです。
月齢に合わせて適したサイズを選ぶのも大切です。
製品には0か月~6か月用、3か月~10か月用など使用時期の目安が表示されているので、選ぶ際の参考にしてください。
使用目安の月齢を過ぎたら、新しいものに替えてあげましょう。
赤ちゃんが直接口に入れるおしゃぶりは、哺乳瓶と同じように煮沸・薬液・電子レンジによる消毒が必要です。
製品によって消毒方法が異なるので、その点も購入前にしっかりチェックしましょう。
電子レンジ用の消毒ケースが付いた製品なら、わざわざ消毒用の道具を用意しなくて済むので便利です。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 形状 | 対象 |
ジェクスChuChu|デンティスター1 (0~6ヶ月頃 授乳期用) | 平型 | 0~6か月 | ||
ダッドウェイNUK|おしゃぶりスター(消毒ケース付き)/0-6カ月用 | 0~6か月 | |||
リッチェルリッチェル|吸せつラボ オールシリコーンおしゃぶり 新生児用 | 丸形 | 新生児~ | ||
コンビコンビ|テテオおしゃぶり 入眠ナビP サイズM | 平型 | 2,3か月~10か月 | ||
ピジョンピジョン|おしゃぶりFunFriends 3~6ヵ月/M りんご柄 | 丸形 | 3~6か月 | ||
東欣BIBS|BIBS COLOUR 天然ゴムおしゃぶり | 丸形 | 0~6か月用、6ヵ月~18か月用 の2サイズ | ||
クラデンジャパンクラプロックス|クラプロックスベビー おしゃぶり | 平型 | 0~7か月、7ヶ月~18ヶ月、18か月~36か月の3サイズ |
オーラルケア先進国のドイツの歯科医師が考えた、歯並びへの影響に配慮したおしゃぶり。
薄いニップルが前歯やあごへの圧力を軽減し、舌の入るスペースを確保して歯に余計な圧力をかけません。
自然な嚙み合わせで歯茎の間にフィットし、赤ちゃんに安心感を与えます。
持ち運びに便利な専用キャップ付き。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢・性別非公開
どうかなーと思いましたが、普段から指をちゅぱちゅぱしており退院後すぐからすぐ使いました。
夜泣きのぐずりはこれで軽減されました!
年齢・性別非公開
孫のために購入しました。
子供が孫を寝かしつける時、チュパチュパ吸いながら寝るようになったそうです。
おかげで娘も抱っこで寝かしつけることなくゆっくり寝ているみたいです。
年齢・性別非公開
このおしゃぶりの先っぽは丸くなっていなくて、平になっています
いわゆる乳首の形などとは違いますが赤ちゃんは気にせずしゃぶってくれています
この形が出っ歯にならない工夫なのかもしれませんね
ドイツを代表する哺乳瓶とおしゃぶりのブランド「NUK」の製品。
授乳時の乳首にそっくりに作られた、上あごにフィットする独特なニップルの形状が特徴です。
ニップル部分が薄く柔らかいので口への負担が最小限に抑えられます。
電子レンジ消毒ができるケース付きで、持ち運びにも便利。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢非公開・女性
NUK(ヌーク)のおしゃぶりはママの乳首の形を再現しているので嫌がらずにくわえてくれるお子さまが多いです??
我が家は寝るときに使用していたので娘は眠くなると自らおしゃぶりを持ってきていました
年齢非公開・女性
ミルクを作るとき、家事を優先せざるをえないとき、など子供が泣いているけど「ちょっとまっててね~」なタイミングの時、ありますよね。
そんな時におしゃぶりをくわえさせてあげると、泣き止んでくれて精神的にも助かりました。
様々な機能が備わっているシリーズやサイズ、可愛いデザインもあるので、場面で使い分けるのもおすすめです☆
寝つきのよさやぐずり止めをサポートする「吸いやすさ」を研究したおしゃぶり。
パーツのつなぎ目がないオールシリコン製で、洗いやすいだけでなく汚れや雑菌がたまりにくいのでいつも衛生的に保てます。
指スポットにお母さんが指を入れて、赤ちゃんとのコミュニケーションに使うことができます。
電子レンジで消毒できる専用ケース付き。
寝かしつけのために作られた「入眠ナビシリーズ」のおしゃぶり。
薄型・軽量・コンパクトで、赤ちゃんのおやすみを邪魔しません。
舌の動きをさまたげにくい薄い形状のニップルは、付け根も薄く前歯の成長にも配慮しています。
3ヵ所に隙間があり通気性にも配慮。
衛生的に持ち運べるキャップ付きで、外出時のおやすみにも。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢・性別非公開
車内で泣いていて抱っこできない時にくわえさせると落ち着いて寝てくれた。
外出時に特に重宝しています。
年齢・性別非公開
ねんねに時間がかかるので、こちらを購入しました。
普段使っているおしゃぶりよりも薄くて軽く、あまり口から落ちません。
ケース付きなのも良かったです。
年齢・性別非公開
まだSサイズを使ってますが他のおしゃぶりを嫌がるのでこれからの為にMサイズも購入しました
このおしゃぶりが1番よく寝ます。
肌に密着しない設計だから、口まわりに跡が付きにくく、肌にも優しい。
ニップルは赤ちゃんが自然に舌を動かしやすい形状で、柔らかいのであごへの負担も少ないです。
赤ちゃんがくわえやすい重さと、くわえている間に口から落ちない安定感にも配慮されています。
ポップなデザインで使っている姿をさらにかわいく見せてくれます。
ユーザーのレコメンド※編集部収集コメント
20代・女性
元々Pigeonの哺乳瓶を使っていたので、同ブランドのこちらのおしゃぶりを購入。
生後4ヶ月から使い始めましたが、最初からスムーズに咥えてくれました。
うまく寝付けない時や、出先でぐずってしまった時に咥えさせると、安心するのかすぐに眠っていきます。
口の周りにおしゃぶりの跡が残ることもありません。
ヨーロッパの安全規格をクリアした素材を使ったおしゃぶり。
薄くて軽いプレート部分は肌との接触を最小限に抑える設計で、肌への負担を軽減します。
ニップルには空気を逃がす弁があり、吸うことで空気が抜けて口の形に自然にフィットします。
ナチュラルでシンプルな印象のくすみカラー。
歯やあごにやさしい設計で、最適な呼吸をサポートするおしゃぶり。
フラットな形状のニップルが上あごへの負担をやわらげ、呼吸や睡眠を妨げません。
電子レンジ消毒ボックス付きでクリーニングにも持ち運びにも便利。
3つのサイズ展開で成長に合わせたものを使えます。
形状 | 平型 |
素材 | |
対象 | 0~7か月、7ヶ月~18ヶ月、18か月~36か月の3サイズ |
寝かしつけにおしゃぶりを使う場合、赤ちゃんが入眠したら必ずおしゃぶりは外しましょう。
また、こまめに洗浄・消毒して清潔に保つこと、ひび割れなどのキズが入った場合は雑菌が繁殖する原因になるので新しいものに取り換えることも大切です。
親とのコミュニケーションや発語の機会が減るなどのデメリットがあるので多用は避け、おしゃぶりを使っているときでも声かけなどのコミュニケーションを意識するようにしましょう。
発語が増えて言葉を覚え始める1歳を過ぎる頃から常時使用することは避け、乳歯が生えそろう2歳半ごろまでには完全に卒業しましょう。
おとなしくなるから、静かにしていてくれるからと、大人の都合でおしゃぶりに頼りすぎてしまうことがないように十分注意することが必要です。
赤ちゃんに安心感を与えるおしゃぶりは、ぐずったりなかなか寝付かない場合に有効である一方、多用しすぎると歯並びが悪化したり親子のコミュニケーションや発語の機会が減ったりするデメリットもあります。
また、おしゃぶりを与えるとおとなしくなるためつい親も頼ってしまいがち。
親の心の余裕と赤ちゃんのすこやかな発育を大切に、おしゃぶり以外のあやし方も試しながら上手に活用できるといいですね。