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度重なるデスクワークやスマホの利用などにより、慢性的な背中や肩のこりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
実は、そのような悩みは、肩甲骨がこり固まっているから起こることが多いです。
今回は、背中や肩のこりによる影響や考えられる対策のほか、ストレッチ器具の選び方について、医師の中澤佑介さんにお聞きしました。
あわせて、edimo編集部がピックアップした、おすすめの背中用ストレッチ器具を紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
医師
中澤 佑介
金沢医科大学医学部医学科卒業。「患者さんに近い立場で専門的医療を提供したい」という思いで2021年、なかざわ腎泌尿器科クリニックを開設。2023年6月、JR金沢駅前にメンズヘルスクリニック(Gran Clinic)を開院。
なかざわ腎泌尿器科クリニック
https://www.nakazawa-cl.jp/
目次
背中や肩がこる理由として考えられるのは、主に以下の4つがあります。
・ 前かがみなど、正しくない姿勢を続ける
・ 過度な筋肉の使用
・ 運動不足
・ ストレス
【監修者】医師中澤 佑介のコメント
肩(主に肩甲骨)や背中の筋肉を柔らかくするために、ストレッチを行うことが効果的です。
特に、ストレッチ器具を使えば、普通のストレッチでは難しい特定の部位をほぐすことが可能です。
専門家によるマッサージやセルフマッサージを行うことで、筋肉の緊張をほぐすことができます。
温湿布を使うなど、該当部位を温めることによって血流を促進し、筋肉を緩めます。
背中や肩甲骨を強化するための運動を取り入れれば、こりが改善されやすくなるでしょう。
背中を反らせるような曲線のデザインになっているものが多いです。
基本的には床に置いて使用します。
姿勢の悪さや背中の緊張を感じる人、デスクワークや長時間の座位作業をしている人、ストレスで肩こりや背中の痛みを感じる人などに適しています。
伸縮性のあるバンドやリングで構成されているタイプ。
両手に持ったまま手を広げることで、背中がほぐされます。
軽いストレッチを行いたい人向け。
コンパクトなものが多いため、持ち運びが容易です。
硬いボールやローラーで構成されており、背中に当てて使用します。
背中のマッサージをしたい人のほか、筋肉のこりや緊張を和らげたい人に適しています。
また、ローラータイプは背中全体に沿って使えるため、広い範囲の筋肉をケアできます。
【監修者】医師中澤 佑介のコメント
使用前に適切な使い方や注意点を確認し、けがや不快感を防ぐことが重要です。
あくまで運動やリラクゼーションの補助具として使用することをおすすめします。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | タイプ |
シェモアchez moi|ぐい押し バックストレッチャー | アーチ | ||
ジュートIMPHY|バックストレッチャー | アーチ | ||
アルファックススッキリング|スッキリング | アーチ(リング状) | ||
ジョイナスLa-VIE|ダイエットリング こりゃ、ええわ。 | リング | ||
Ultimate LifeGronG|トレーニングチューブ | バンド | ||
LEIBPreime|Dr.relax Ball | ボール | ||
plantobizプラントビズ|Massage bar | ローラー |
床に本体を置き、本体上部の突起が肩甲骨周辺に当たるよう仰向けになって使用するタイプ。
なだらかな立体アーチ形状に設計されており、背中を縦向きに伸ばしてくれます。
また、背中を刺激するようXラインに配列された突起により、肩甲骨が押し広げられます。
さらに、全体には16個の突起があるため、広い範囲を一度に押圧してくれますよ。
床に置いたり、椅子の背もたれと背中の間に入れたりして使用するストレッチ器具です。
ハリのある背面筋膜を伸ばしてくれます。
また、背中だけでなく、太ももやふくらはぎ、足首など複数箇所を伸ばす際に、活用することが可能です。
座った状態でも、仰向けになった状態でも使用できる指圧代用器。
硬質素材でできているリングが、背中のつぼ6カ所に当たるよう設計されています。
好みに合わせて「面押し」「点押し」が選べる、リバーシブル仕様です。
高密度のラバーフォームで作られた、直径約30cmのリング。
両手で持ち、ゆっくり押しつぶしたり戻したりする動作を繰り返すことで、背中だけでなくバストや二の腕のストレッチにもなります。
お腹や内ももなどの箇所にも使用可能です。
筋力トレーニングやストレッチにぴったりのトレーニングチューブです。
持ち運びが可能なので、旅行先やオフィスなど、どこでも気軽に利用できます。
手首部分にバンドを装着して、両手を横に広げたり戻したりを繰り返すことで、背中をほぐせます。
二の腕や腹筋、お尻、足などにも使用可能です。
トリガーポイントにフィットするよう計算されたサイズ感のボール。
床に置き、その上に仰向けになって背中を乗せ、上下左右にゆっくり体を動かすことで、背中を指圧しているようなマッサージを再現できます。
首、太もも、足裏などへの使用にもぴったりです。
程よい硬さの凹凸感の筋膜ローラー。
体全体の血流をしっかり改善し、疲れやコリをほぐしてくれます。
運動前のストレッチ、運動後のセルフケアにも使えます。
当てる際の圧は自在に調整できるので、継続してセルフケアを行えるでしょう。
タイプ | ローラー |
背中や肩のこりは、普段の生活習慣が原因で誰にでも引き起こされる可能性があります。
ストレッチ器具を活用しながら、背中から肩甲骨にかけて筋肉をしっかりほぐしましょう。
今回紹介した商品の中から、ぜひお気に入りのものを見つけてくださいね。
こりが進行し続けることにより、筋肉が硬直し、痛みを引き起こすことがあります。
また、肩や背中の可動域が制限されたり、姿勢が悪化して体のバランスが崩れたりすることもあるので、注意が必要です。