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赤ちゃんがハイハイをし始めると、いつ頃靴を準備すべきか気になりますよね。
歩き始める時期は個人差が大きく、早い子で8カ月頃から遅い子で1歳過ぎにはつかまり立ちや伝い歩きを始めます。
「ベビーシューズはどんなものを準備したらいい?」「いつから履かせる?」など、赤ちゃんの成長と靴にまつわる疑問について、ハピコワクリニック五反田院長の岸本久美子先生、たけつな小児科クリニック院長の竹綱庸仁先生への取材を基に解説します。
あわせて、edimo編集部おすすめブランドのベビーシューズを紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
医師
岸本 久美子
東邦大学医学部を卒業後、同大医療センター大橋病院、東芝病院(現・東京品川病院)での勤務を経て、2018年にハピコワクリニック五反田を開業。2022年に医療法人社団ハピコワ会を設立し理事長に就任。2023年、田町三田駅前内科・呼吸器内科・アレルギー科クリニックを開設し、統括院長となる。
患者に寄り添った診療を目指し、丁寧な問診、診察、説明を心掛けている。
[所属学会] ※()内は保有資格
日本内科学会(総合内科専門医、認定内科医)
日本呼吸器学会(専門医)
日本アレルギー学会(専門医)
日本呼吸器内視鏡学会(専門医)
日本喘息学会(喘息専門医)
日本禁煙学会
日本肺癌学会
日本結核学会
ハピコワクリニック五反田
https://hapicowa-clinic.jp/
小児科医
竹綱 庸仁
たけつな小児科クリニック院長
2004年に愛知医科大学医学部卒業後、同大学病院、阪奈中央病院に勤務。「お子様の子育てのお手伝いをしたい」との想いから、2017年に「たけつな小児科クリニック」を開業。日本小児科学会認定専門医・指導医。
たけつな小児科クリニック
奈良県生駒市真弓1-2-8
http://www.taketsuna-kojika.com/
目次
ベビーシューズは、赤ちゃんがつかまり立ちをしはじめたり、お尻を上げて立とうとしはじめたりするタイミングで用意しましょう。
個人差はありますが、おおよそ生後10か月前後が目安です。
【監修者】小児科医竹綱 庸仁のコメント
ベビーシューズは成長途中の赤ちゃんの足を守り、まだ不安定な歩行を支える役割があります。
成長の段階に応じてプレシューズ、ファーストシューズ、セカンドシューズの3種類に分かれます。
プレシューズは、つかまり立ちができるようになるころに用意しましょう。
目安としては生後8~10か月頃ですが、個人差が大きいので赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ慣らしていきます。
プレシューズは室内で靴に慣れるための練習用として履かせるタイプのものと、外履きとしても使えるタイプのものがあります。
赤ちゃんの足を優しくホールドする布製などソフトなタイプのものや、靴下と靴が一体になったようなデザインのものなど、はだしから靴へ移行するための練習用に作られています。
ファーストシューズは歩き始めの1歳前後の赤ちゃんが初めての外履きとして履く靴です。
まだ足の骨や筋肉が発達しきっていない赤ちゃんの足をしっかり支えられるよう、面ファスナーやベルトで足首をしっかり固定できるものがおすすめです。
この時期の赤ちゃんは汗をかきやすいので、通気性が良く洗っても乾きやすい素材のものだと清潔感を保てます。
プレシューズやファーストシューズに慣れて、しっかり歩けるようになってきたらセカンドシューズの購入時期です。
1歳半頃~3歳頃には、靴にも慣れてきて動きもより活発になります。
衝撃を吸収してくれるクッション性に優れ、かかとやつま先がしっかりしていて足を保護できるものを選びましょう。
赤ちゃんの足を測る際は、メジャーやスケールを使い、抱っこではなく立った状態で測ります。
まだ立つのもままならない赤ちゃんの足のサイズを測るのは大変なので、2人以上で赤ちゃんを支える係と測る係に分かれて計測すると良いでしょう。
かかとの一番出っ張っている部分から足のつま先までの最も長い長さ
親指と小指の付け根の出っ張った部分を一直線に測った長さ
足幅を測ったところから、同じ部分をメジャーで一周したときの長さ
サイズが測れたら、ぴったりのものではなく、実際の足の大きさより0.5~1cm大きめの靴を選びましょう。
【監修者】小児科医竹綱 庸仁のコメント
子ども、特に赤ちゃんはO脚気味になりやすいです。
これは、子どもの足が、成人に比べて体幹を保持しにくい形状をしているということです。
さらに子どもは、成人のように足をしっかり上げて歩行できるとは限らず、つま先を地面に引っ掛けてしまうといった歩行の稚拙さも見られます。
そういう状態でサイズが合っていない(つま先と靴の先端との空間が広い)場合、子どもの歩く感覚と地面との距離のズレが発生し、転倒しやすくなるなどのトラブルが起こる可能性があります。
また、つま先の幅が狭い靴を履くことで指先が痛くなり、足をかばって歩行することも考えられます。
しっかりと足のサイズを測定し、つま先の空間の広さ、幅広さを考えて、靴を選びましょう。
サイズはきつすぎず、大きすぎないものを。
赤ちゃんはまだ靴に慣れていないので、硬すぎず軽い素材でできているものが向いています。
赤ちゃんの足を守るクッション性や滑りにくさも確認しましょう。
洗える靴や、抗菌機能などが搭載されたものなら汗をかきやすい赤ちゃんの靴を清潔に保てます。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 靴幅 | サイズ |
ミキハウスミキハウス|クマステッチプレシューズ 10-9380-450 | 2E | 10.5~12.5cm | ||
ウェスキーAttipas|Pallet | 10.8/11.5/12.5/13.5 | |||
エド・インターエド・インター|ベビーフィート スニーカーズ | 11.5/12.5cm | |||
フィセル10mois|プレシューズ フリンジ ホワイト | 11.5~12.5cm | |||
丸紅フットウェアIFME|ifme patto 脱ぎ履き簡単 軽量スニーカーB | 3E相当 | 12.0~15.0まで0.5cm刻みのサイズ展開 | ||
ムーンスタームーンスター|CARROT CR B120 | 3E | 12.0~14.5cm | ||
ニューバランス ジャパンnew balance|313 JE | 標準~やや幅広 | 12.0~16.5cm | ||
アシックス商事アシックス スクスク|アイダホ BABY KT-ES 3 | スタンダード | 13.0~15.5cm |
室内で靴に慣れる練習用のシューズとして、赤ちゃんの成長途中の骨や筋肉を優しく支えるプレシューズ。
通気性の良いメッシュ素材が赤ちゃんの足を優しく包みます。
ミキハウスのファーストシューズと同じ足型を採用しているため、プレシューズから外出時に履くファーストシューズへスムーズに移行できます。
靴下をベースに、人間工学に基づいてデザインされたベビーシューズです。
靴下と靴が一体になったようなデザインは、はだしで歩いているような感覚で履け、赤ちゃんの足の発達を妨げません。
TPR(熱可塑性ゴム)を採用したソールは滑りにくく安全性にも優れ、屋内だけでなく屋外でも使用可能。
着脱も簡単で、ハイハイ時期から2歳半頃まで長く履くことができます。
靴下と靴が一体になったデザインのトレーニングシューズです。
靴底にサーモプラスチックラバーを使用しているため滑りにくく保護力があり、靴下より安全性に優れています。
靴よりも軽いので赤ちゃんの歩行を妨げません。
洗濯機で洗えるので衛生的に保てるのもポイント。
主に室内での練習用として作られていますが、よちよち歩きの時期の赤ちゃんは簡易の外履きとしても使用可能です。
赤ちゃんの足を優しく保護しつつ、はだしで地面を歩くような感覚を足裏に伝えて成長を促すはだし感覚のプレシューズ。
室内や外出時の練習用や、ベビーカーでのお出掛けの際に履かせて靴に慣らすのに最適です。
靴の内側はパイル生地で、汗をかきやすい赤ちゃんの足を清潔に保ちます。
赤ちゃんの足の甲に合わせてしっかり留められる面テープ仕様。
素材 | 本体:合成皮革/底部分:合成底 |
靴幅 | |
サイズ | 11.5~12.5cm |
種類 | プレ
|
タンとベルトが一体になったデザインのシューズは、「こども自身の履きやすさ」をコンセプトに作られています。
親が着脱させやすいのはもちろん、2歳前後のお子さんの「自分でやりたい」という気持ちを尊重してあげられます。
IFME BABYのスニーカーシリーズでは、とっても軽いlightソールが採用されており、赤ちゃんの負担になりません。
子どもの足の正しい成長のため、つま先はゆったり、足を支える箱型構造、足の曲がりに合わせて靴が曲がる設計、洗えるインソールという4つの機能が採用されています。
従来品の約2倍の速さで乾く速乾性にも優れ、洗った次の日でもすぐに履けるので、清潔さも保てます。
素材 | UPPER:合繊、合皮/SOLE:EVA、ラバー |
靴幅 | 3E |
サイズ | 12.0~14.5cm |
種類 |
ニューバランスの定番モチーフ「N」をあしらった、キッズ向けのモデルです。
ニューバランスのキッズシューズは12.0~16.5cmの間で0.5cm刻みの幅広いサイズ展開で、家族でおそろいにできると人気があります。
「313 JE」では、心地よいクッション性のミッドソール、軽量でグリップ力のあるアウトソールが採用され、安定した歩行を実現。
脱ぎ履きさせやすい面ファスナーで、かかと部分には反射材でできた名前入れスペースもあり、保育園などへの登園時にも便利です。
1歳から3歳の幼児向けのローカットシューズ。
プレシューズやファーストシューズで靴を履くことに慣れてからのセカンドシューズとしておすすめです。
立体的な中敷がかかとを包み込んでくれるので、かかとが安定しやすいのがポイント。
つま先部分が扇状になっており、足の指をのびのびと動かせ、踏ん張りやすいのが魅力です。
インナーソールには抗菌・消臭効果と汗を素早く吸収・拡散してドライ感を保つ素材が採用され、靴の中を快適に保ちます。
赤ちゃんは汗をかきやすく、皮膚がまだ弱いのでベビーシューズは定期的にお手入れをして清潔に保ちましょう。
中敷きの下に砂やほこりが溜まりやすいので、毎日外してチェックするのが理想的です。
洗う場合はメーカー推奨の方法で行うのがおすすめですが、特に書かれていない場合には中性洗剤をぬるま湯に溶かして、手洗いしましょう。
靴底やメッシュ部分、マジックテープなどに汚れがたまりやすいので、ブラシなどで丁寧に汚れを落とします。
洗剤が残ってしまうと靴の変色やシミの原因になったり、赤ちゃんがかぶれたりしてしまう可能性があるので、ぬるま湯につけてしっかりすすぎ、洗い残りがないようにしましょう。
干す際は水気をしっかり切り、かかとを下に向けて、日陰の風通しの良い場所で干してください。
靴の中に丸めた新聞紙などを入れると乾くのも早く、型崩れ防止にもなります。
これから歩き始める赤ちゃんの、ベビーシューズの選び方や履かせるタイミング、おすすめのベビーシューズをご紹介しました。
記事を参考に、赤ちゃんの成長を見ながらそれぞれの段階に合った靴を選んであげてくださいね
つかまり立ち、伝え歩きを始めたらすぐに履かせるのではなく、ある程度、筋力が備わってきたらシューズを始めるといいでしょう。
まだ筋力が備わっていないうちにシューズを履かせると、赤ちゃんの足に余計な荷重がかかってしまい、つまづいて転倒したり、伝い歩きや独歩が遅れてしまったりする可能性も考えられます。