2022.12.14
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仕事中やテスト中、デート中などにベタベタして気になる手汗。
「なんとかしてすぐに止めたい!」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなときに使いたいのが、手汗を抑えてサラサラに保つ制汗剤。
有効成分の働きによって手汗を一時的に抑え、ニオイやベタつきの対策ができます。
そこで今回は、美容皮膚科タカミクリニックの山屋雅美副院長に、手汗が多く分泌する原因などを伺いました。
また記事後半では編集部おすすめの手汗用制汗剤と、その使用感も紹介しています。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
美容皮膚科医
山屋 雅美
美容皮膚科タカミクリニック副院長。埼玉医科大学卒業後、東邦大学医療センター大橋病院皮膚科、三井記念病院皮膚科勤務を経て、2011年美容皮膚科タカミクリニックに入職。2021年、タカミクリニック副院長に就任。ニキビ・毛穴などの美肌治療から、シミ・しわ・たるみなどのエイジング治療まで幅広く診療を行う。
美容皮膚科タカミクリニック
(松本ビル)東京都港区南青山3-18-20 松本ビル3F・4F・5F
(モンテプラザ)東京都港区南青山3-18-5 モンテプラザ2F・3F・4F
https://takamiclinic.or.jp/
目次
汗には大きく分けて3つの種類があります。
・ 体温調節のために分泌される「温熱性発汗」
・ 緊張時や興奮時に神経の働きによって分泌される「精神性発汗」
・ 辛いものを食べたときに分泌される「味覚性発汗」
このなかでも、手のひらは「精神性発汗」が原因となり、発汗するとされています。
また、手のひらは他の部位に比べて汗腺が多いため、これらの発汗機能が過剰に反応してしまうと、汗をかきやすくなります。
手のひらの発汗を促進させているのは、交感神経の「アセチルコリン」という神経伝達物質。
緊張した時や、不安を感じた時に、ストレスを受けることによって交感神経の働きが活発になり、アセチルコリンの分泌が増えると大量の汗が出ます。
発汗量に合わせて、制汗剤に含まれる成分をチェックすることが大切です。
山屋先生は「汗腺の出口にフタをするタイプの成分がおすすめ」といいます。
制汗剤に最も多く使われている成分で、汗を吸収してゲル化することで、汗腺の出口をふさいで汗を抑える効果が期待できます。
肌に対する刺激も少ないので、敏感肌の方も安心して使えるでしょう。
皮膚のケラチン(角質)と反応して角栓を形成し、汗腺にフタをすることによって、汗の分泌量を減らします。
クロルヒドロキシアルミニウムより作用が強い半面、皮膚が弱い方だと炎症やかぶれを引き起こす可能性があるため、様子を見ながら使用してください。
発汗量がそれほど多くない方におすすめです。
上の2つと比べると制汗作用はやや抑えめですが、肌や身体への負担が少なく、使用感がよいといえます。
制汗剤のタイプによって、塗り心地や使用方法などが変わってきます。
それぞれのタイプの特長を理解した上で選ぶとよいでしょう。
手汗用制汗剤で最もオーソドックスなタイプ。
しっかりと塗り込むことができるため、長時間の効果が期待できます。
チューブなどに入っていると、出す量を調整しやすく、出先でも塗りやすいのではないでしょうか。
クリームタイプと同じように塗り込みやすく、使用感は軽めでしょう。
即効性を求めている場合に適しています。
付けた瞬間からサラサラになるので、すぐにでも手汗を抑えたいという場面で活躍するでしょう。
外出前にはクリーム・ジェルタイプのものをしっかり塗り込み、出先ではパウダータイプでサッとケアする、といったように使い分けるのもおすすめです。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | タイプ | 内容量 |
Global Style Japanテサラン|手汗対策クリーム TESARAN | クリーム | 25g | ||
スタビライザーSARATE|SARATE デオドラントクリーム | クリーム | 30g | ||
ユニバーサル物産ユニバーサルストリート|TENOMIKATA | クリーム | 30g | ||
ミックコスモべっぴんボディ|薬用アセブロックバムバム<薬用制汗剤> | バーム | 20g | ||
G.OホールディングスNULL|薬用デオドラントゲル | ジェル | 30ml | ||
アドバンスアシストロエグア|さらさらパウダー | パウダー | 30g |
クリームタイプの手汗用制汗剤。
2つの有効成分である「クロルヒドロキシアルミニウム」と「イソプロピルメチルフェノール」が、手のひらの汗腺にフタをしてコーティングします。
ツボクサエキスやオウゴンエキス、柿タンニンなど厳選された7つの植物エキスを配合。
パラベンや鉱物油、紫外線吸収剤を含んでおらず、肌に優しいのもうれしいポイントです。
編集者が使ってみました!
手汗をかきやすく、仕事中に書類やマウスをすぐに湿らせてしまう男性編集者が手汗用制汗剤を使ってみました。
ハーブのような香りのする、柔らかな感触のクリームです。
手が大きめで、普段から手汗が出やすい男性編集者ですが、人差し指にのせる程度で適量でした。
クリームをつけてからしばらくの間はペンなどを持つとべたつきが感じられますが、次第に気にならなくなります。
チューブタイプになっていて、力を入れて中身を押し出しても少量ずつ出てくるので、一気に出すぎてしまう心配もありません。
なじませるとかすかに清涼感が出るので、うなじや脇につけても気持ちがいいです。
爽やかな使用感は、暑くてじめじめしているときにも気持ちよく使えるでしょう。
今回は、実際にどのくらい手汗を抑えることができるのか検証してみました。
クリームをなじませた手のひらを握って、ストーブの熱にあててみましたが、3分ほど経過してもさらさら感が続いていました。
ユーザーのレコメンド※編集部収集コメント
30代・男性
手の平に少量塗りました。
塗り始めはベタつき感があり、馴染むまで30分くらいかかりました。
馴染んでからはサラサラが続き、手を洗わなければ数時間は持ちそうな気がしました。
個人的に好みの香りで、男性が使っても問題なさそうです。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
30代・女性
治療するか悩んでいたけど、この商品は私にはピッタリだった。日常生活で手汗を気にすることがなくなって嬉しい。
30代・女性
常に汗ばんでいた娘の手のひらががサラサラになり、皮がふやけてめくれてしまっていた部分も気にならなくなりました。とても喜んでいます。
タイプ | クリーム |
内容量 | 25g |
主な有効成分 | クロルヒドロキシアルミニウム、イソプロピルメチルフェノール |
防臭・制汗作用の有効成分「クロルヒドロキシアルミニウム」を配合したデオドラントクリーム。
シャクヤクエキスやラベンダーエキス、シラカバエキスなど肌に優しい9種類の天然保湿成分を配合。
デオドラントクリームであることが分かりにくいデザインなので、人目を気にせずに使えるでしょう。
編集者が使ってみました!
鮮やかなロイヤルブルーのチューブにおしゃれなロゴがあしらわれていて、見た目だけでも気分が上がりました。
キャップ部分のデザインも凝っています。
まるで乳液のようなとろりとしたテクスチャで、伸びがなめらかなのでつけ心地がとにかくいいです。
浸透も早いので、つけた瞬間からべたつきを感じません。
においに関してはクリームをつけた直後は感じられますが、なじませるとほとんど気にならなくなる印象。
また、実際にクリームをつけた手を握って3分ほどストーブの熱にあててみましたが、さらさらのままでした。
ユーザーのレコメンド※編集部収集コメント
40代・男性
ほんの少量を手の平に塗っただけですぐにサラサラ感が出ます。即効性はあるのではないでしょうか。香りもほぼ無いので、出先などで重宝します。私の場合、30分~1時間程度で特別なサラサラ感は落ち着いていきますが、手の平でたくさんモノに触ったりしなければそれ以降も長い時間、持続しているような気がします。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
20代・女性
とにかくサラサラで使いやすくてストレスフリーでした!今まで色々の制汗剤を使ったのですが、塗るタイプは大体ネタネタなかなか乾かない?イメージがありましたが、これは違いました! 薬品の匂いは特にありませんでした。
30代・男性
長年手汗に悩んでいましたが、これは少量を手に塗るだけで安心して過ごせます! 手を洗っても落ちにくいので、何度も何度もつけ直す必要がなく助かります。
タイプ | クリーム |
内容量 | 30g |
主な有効成分 | クロルヒドロキシアルミニウム |
ベタつきを感じにくいので、暑い時期でも気持ちよく使えるでしょう。
また、保湿効果や潤い成分などこだわって抽出した植物由来の成分を配合。
肌の弱い方でも安心して使えます。
先端は1.5ミリの先細ノズルチューブなので、出す量を調整しやすく、出しすぎる心配がありません。
手のひらだけでなく、足や脇にも使えます。
編集者が使ってみました!
非常に伸びのいい使い心地のクリームです。
人差し指にのせる程度の少量でもしっかり手のひら全体にクリームがいきわたります。
チューブタイプで少しずつクリームが出てくるので、出しすぎる心配もなく使いやすさも抜群。
以下は、商品の記載されている使用方法になります。
手だけではなく、足や脇にも使えます。
年中蒸れやすい男性編集者の脇にも塗布してみましたが、半日経過してもさらさら。
クリーム自体のにおいも時間が経つにつれて薄れていく印象です。
また検証として、ジェルをつけた手を握って3分ほどストーブの熱にあててみましたが、さらさら感は持続していました。
ユーザーのレコメンド※編集部収集コメント
20代・女性
軽いクリームで伸ばしやすいです。
肌馴染みがよく、塗った直後にスマホや紙を触ってもさらっとしていてベタつきません。
デスクワーク中に使用し、塗ってからしばらくはサラサラ感があります。
スリムなチューブタイプなので、ささっと取り出して塗り直しがしやすいです。
タイプ | クリーム |
内容量 | 30g |
主な有効成分 | クロルヒドロキシアルミニウム |
有効成分の「フェノールスルホン酸亜鉛」を配合した薬用制汗バーム。
フェノールスルホン酸亜鉛が毛穴を引き締め、汗を元からブロック。
さらに、マイクロパウダー配合で、ベタつきにくく、サラッとした質感をキープします。
また、殺菌成分の「シメン-5-オール」が菌を分解して、肌を清潔に保ちます。
汗をかいてしまった後でも、メントールが汗に反応して、肌を爽やかにクールダウンしてくれるでしょう。
クリームに近いですが、ワックスのような少し硬めの質感です。
編集者が使ってみました!
非常にコンパクトなので、ポケットやポーチの中にも難なく忍ばせられます。
手のひらに載せてみると、そのサイズ感がわかりますね。
水っぽさが少ないバームタイプなので、つけた瞬間さらっとした感触が得られます。
特に指先のさらさら感が強く、キーボードやスマホの操作、読書をする時にもノンストレス。
クリームに比べると多少伸びにくいのですが、その分べたつきが抑えられているので、脇や足の裏につけても不快感がありません。
パッケージにも足汗や脇汗に対応できる記載がありますね。
また、手を洗った際に水が弾かれていたので、しっかりコーティングされているのが実感できました。
最後に検証として、実際にバームをつけた手を握って3分ほどストーブの熱にあててみましたが、さらさら感は持続していました。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
20代・女性
旦那と手を繋いだ時に今日サラサラ!って言われて嬉しかったです。泣きそうになりました。ほんとにありがとうございます。
30代・女性
塗っているのを忘れるくらい肌馴染みがいいです。ベタベタだった手のひらが嘘のようにずっとサラサラでスマホ画面にもほぼ指跡が付いていなくて驚きました。
30代・女性
パソコンを使う仕事でデスクに手のひらが着くと汗で濡れてしまい恥ずかしい思いをしていたが、バムバムを使うことによって汗が目立たなくなった。運転する時も手汗をかきがちなのでとても役に立っています。
タイプ | バーム |
内容量 | 20g |
主な有効成分 | シメン-5-オール、フェノールスルホン酸亜鉛 |
わきが、手汗、足のニオイ、加齢臭などに対応した薬用デオドラントジェル。
有効成分の「クロルヒドロキシアルミニウム」が肌や毛穴を引き締め、汗の量を抑えます。
また、4つの抗菌成分を配合することで、ニオイの元となる雑菌をブロックします。
さらに、チャエキスやタンニン、アミノ酸も含まれており、小さなニオイもブロック。
パラベンや鉱物油、石油系界面活性剤など8つの添加物を含んでいないフリー処方です。
編集者が使ってみました!
クリームよりも液体に近く、とろりとしたテクスチャ。
伸びがよく、べたつきも少ないので、実際につけた感覚がないほど自然に肌に溶け込んでくれます。
手のひら全体になじませるには、一円玉ほどのサイズが適量でした。
他にも脇や足の裏、首元に塗ってもベタつくといった不快感がないので、全身をケアしたい方におすすめです。
つけた瞬間はアルコールのようなつんとしたにおいがしますが、しっかり伸ばしてしまうと気にならなくなります。
ただ、水に溶けやすい印象があるので、手を洗うごとに塗り直す必要があるかもしれません。
また、実際に手を握って3分ほどストーブの熱にあててみましたが、手汗は抑えられているように感じました。
ユーザーのレコメンド※編集部収集コメント
30代・男性
少量を手につけてみました。
爽やかなシトラスっぽい香りがほのかにします。
塗り心地はサラサラでベタつき感は全くなく、すぐ馴染みました。
1〜2時間くらいはサラサラが続いたと思います。
少量で持続性あるのが良かったです。
タイプ | ジェル |
内容量 | 30ml |
主な有効成分 | クロルヒドロキシアルミニウム |
有効成分の「クロルヒドロキシアルミニウム」などを配合した10ミクロンの微粒子パウダーが、肌になじんで汗をコントロールしてくれます。
肌色に着色することで、従来の白いパウダーより目立たない処方。
清潔感のあるヒノキの香りです。
同じ系列の「ロエグア 手汗止めクリーム」を併用すれば、さらに効果が実感できるでしょう。
編集者が使ってみました!
細かい粉末状のタイプなので、べたつきはありませんし、つけた瞬間からさらさら感があります。
手のひら全体になじませるのに容器を3、4回振ってみると適量のパウダーが取り出せます。
この際、取り出す量が多すぎるとパウダーが手のしわに溜まってしまいがちです。
普段からパソコン作業をしているとすぐにマウスが手汗で湿ってしまうのですが、二時間ほど経っても乾いたままでした。
肌の色にしっかりなじむので、見た目の違和感もありません。
また、実際にパウダーをつけた手を握って3分ほどストーブの熱にあててみましたが、さらさらのままでした。
タイプ | パウダー |
内容量 | 20g |
主な有効成分 | クロルヒドロキシアルミニウム |
発汗の原因となる交感神経を休めて、自律神経を整えるケアを取り入れましょう。
自律神経を整えるには、副交感神経の働きを優位にすることが大切です。
入浴は副交感神経を優位にしてストレスを解消してくれます。
38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分程度浸かると、副交感神経が優位になってリラックスできるでしょう。
好きな香りの入浴剤などを入れて、毎日湯船に浸かるのがおすすめです。
日中に運動を行うと「セロトニン」という物質が活性化して、ストレスホルモンを減らす効果が期待できます。
過度な運動は身体にとって負担になることもあるため、ジョギングやウォーキング、ヨガといった軽めの運動からスタートするのがおすすめです。
資料やノートが湿ったり、スマートフォンが上手く使えなかったりと、手汗をかくことで困る場面は多いのではないかと思います。
いざ手汗が気になったときの「お守り」として、今回紹介したようなアイテムやケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。