常備したい解熱鎮痛剤おすすめ7選。熱や痛みの種類に応じた正しい選び方とは?

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一人暮らしで心配なのが、急に体調を崩した時。

もしもの時のために必要な薬はそろえておきたいものです。

でも、どんなものを常備しておくべきか、素人には判断が難しいところ。

そこで今回は、たいや内科クリニックの加藤大也院長監修のもと、常備しておきたい解熱鎮痛剤の正しい選び方や、服用するときの注意点などを紹介します。

あわせて、edimo編集部おすすめの解熱鎮痛剤も参考にしてくださいね。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

内科医
加藤 大也

加藤 大也

愛知県豊田市にある「たいや内科クリニック」院長。
1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。20034月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。20054月、JA愛知厚生連加茂病院(現 JA愛知厚生連豊田厚生病院)内分泌代謝科医長に就任。内分泌代謝科病棟部長などを経て20225月、たいや内科クリニックを開院。

たいや内科クリニック
愛知県豊田市逢妻町2丁目18-4
https://taiya-naika.com/

解熱鎮痛剤とは?

市販されている解熱鎮痛剤には、大きく分けて、非ステロイド性抗炎症薬として知られるNSAIDs(エヌセイズ:Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)と、アセトアミノフェンの2種類があります。

・ NSAIDs

よく耳にする「アスピリン」や「イブプロフェン」などはNSAIDsの一種で、炎症を伴う痛みや発熱、関節痛などに効果的で、頭痛や生理痛にもよく用いられています。

主な副作用として胃腸障害があり、胃炎や潰瘍のリスクが上がるとされています。

・ アセトアミノフェン

同様に解熱、鎮痛効果のあるアセトアミノフェンは、NSAIDsに比べて胃腸への影響が少ないとされているため、胃腸が弱い人や高齢者に向いています。

炎症を伴わない痛みや熱がある場合や、頭痛、歯痛、筋肉痛などにも用いられます。

ただ飲めばいいわけじゃない!? 解熱鎮痛剤の正しい選び方

解熱鎮痛剤を選ぶポイントはいくつかありますが、まず大切なのは自分に合ったものを選ぶこと。

個々の体質や症状によって適した薬剤が異なるため、自身の健康状態やアレルギーの有無を考慮して選びましょう。

気になる場合は、医師や薬剤師と相談するのがおすすめです。

また、症状によっては特定の成分が効果的な場合があります。

例えばアセトアミノフェンは鎮痛、解熱作用はあるものの、抗炎症作用はほとんどないため、炎症を伴う痛みにはNSAIDsを使うと効果的です。

その他、薬の強さや効果の持続時間も確認しておきましょう。

必要以上に強い薬を選ぶと副作用のリスクが増える可能性もあるので注意が必要です。

錠剤やカプセル、液体など、自分にとって飲みやすい形状の薬剤を選ぶことも大切です。

※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。

※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。

※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。

常備しておきたい解熱鎮痛剤おすすめ7選

商品名画像詳細を見る薬の形状

第一三共ヘルスケアロキソニン|ロキソニンS

錠剤

エスエス製薬イブ|イブA錠

錠剤

佐藤製薬リングル|リングルアイビー

錠剤

ジョンソン・エンド・ジョンソンタイレノール|タイレノールA

錠剤

アラクスノーシン|ノーシンアセトアミノフェン錠

錠剤

シオノギヘルスケアセデス|セデス・ハイG

ライオンバファリン|バファリン プレミアムDX

カプセル

NSAIDs

第一三共ヘルスケアロキソニン|ロキソニンS

体内に入ってから活性型に変化し効果を発揮するプロドラッグ製剤だから、胃への負担が軽減されます。

解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が痛みや熱の原因物質をすばやく抑え、優れた鎮痛効果・解熱効果が期待できます。

飲みやすい小型錠

1回1錠で頭痛や生理痛に速く効きます。

眠くなる成分は含んでいません。

有効成分ロキソプロフェンナトリウム水和物
用法・用量1回1錠、1日2回(ただし再度症状が現れた場合は3回目の服用も可)、15歳未満使用不可
薬の形状錠剤

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エスエス製薬イブ|イブA錠

主成分は痛みや熱にすばやく優れた効き目をあらわすイブプロフェン

イブプロフェンが腰痛、肩こり痛、咽喉痛、頭痛などさまざまな痛みのもととなるプロスタグランジンの生成を抑制し、つらい痛みを抑えます。

イブプロフェンの鎮痛・解熱効果を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合し、さらに高い効果を発揮。

飲みやすい小粒のフィルムコーティング錠で、大きな錠剤が苦手な人にもおすすめです。

有効成分イブプロフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン
用法・用量1回2錠、1日3回まで、15歳未満使用不可
薬の形状錠剤

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佐藤製薬リングル|リングルアイビー

頭痛・生理痛・歯痛・発熱などのつらい痛みに速く効く、ジェルカプセルタイプの解熱鎮痛剤

主成分のイブプロフェンが液体状になっている液体inカプセルで、速く溶けてすばやく効果を発揮します。

1カプセル中にイブプロフェンを150mg配合。

眠くなる成分は入っていません。

有効成分イブプロフェン
用法・用量1回1カプセル、1日3回まで
薬の形状カプセル

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アセトアミノフェン

ジョンソン・エンド・ジョンソンタイレノール|タイレノールA

有効成分は「解熱」と「鎮痛」の効果を持つアセトアミノフェンのみ。

主に脳(中枢神経)にある「体温調節中枢」に作用し、血管を広げることで体外へ熱を逃がして熱を下げてくれます

発熱や痛みの情報を伝える物質を抑える作用により、頭痛や生理痛、関節痛などさまざまな痛みを和らげます。

胃にもともとある、胃酸から胃壁を守るプロスタグランジン(PG)という物質にほとんど影響を与えないため、空腹時にも飲むことが可能

ただし、風邪による悪寒・発熱時にはなるべく空腹時を避けるのがおすすめです。

有効成分アセトアミノフェン
用法・用量1回1錠、1日3回まで、15歳未満使用不可
薬の形状錠剤

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アラクスノーシン|ノーシンアセトアミノフェン錠

有効成分はアセトアミノフェンのみ。

7歳から大人まで服用できる解熱鎮痛剤です。

眠くなる成分を含まないので、仕事中や大切な予定があるときにも安心して飲むことができます。

ノンカフェインだから眠りを妨げず、胃に優しいので服用シーンの制限が少なくつらい症状にすぐ対処することができます。

小粒で飲みやすいので錠剤が苦手な人にもおすすめです。

有効成分アセトアミノフェン
用法・用量1回2錠、1日3回まで(7~15歳未満は1回1錠)
薬の形状錠剤

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シオノギヘルスケアセデス|セデス・ハイG

すぐに止めたい、つらい痛みによく効くピリン系解熱鎮痛薬

鎮痛作用の強いイソプロピルアンチピリン(IPA)をはじめ4種類(イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン)の成分を配合することにより、強い痛みにも優れた鎮痛効果を発揮します。

サッとのみやすい顆粒タイプなので、錠剤が苦手な方にもおすすめです。

パッケージのQRコードを読み取ると、自動音声により7か国語(日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語・ポルトガル語・ベトナム語)で用法・用量などを説明してくれます。

有効成分イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン
用法・用量15歳以上 1回1包 1日3回まで、15歳未満使用不可
薬の形状

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NSAIDsとアセトアミノフェン

ライオンバファリン|バファリン プレミアムDX

独自技術の「クイックアタック錠」で、錠剤が速く溶けてすばやく効果を発揮します。

「イブプロフェン」と「アセトアミノフェン」を1:1で配合するダブル処方。

「バファリン プレミアム」に比べ、鎮痛成分を20%増量しています。

また、「アセトアミノフェン」には胃障害を抑制する効果も期待できるほか、胃粘膜保護成分「乾燥水酸化アルミニウムゲル」を配合しているので、胃にも優しいのが特徴。

眠くなる成分が無配合なのもポイントです。

有効成分イブプロフェン、アセトアミノフェン、無水カフェイン、乾燥水酸化アルミニウムゲル
用法・用量1回2錠、1日2回まで、15歳未満使用不可
薬の形状錠剤

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症状が出たらすぐに飲むべき? 注意点は?

発熱は体がウイルスや細菌と戦っているサイン。

ですが、体温が高いままでいると体に負担がかかるので、適切なタイミングで解熱鎮痛剤を服用し、過度な発熱を抑えることが重要です。

痛みがある場合は、早めに服用することで痛みの増大を抑えることができます。

しかし、頻繁に頭痛などの痛みが生じる場合は、根本的な原因を探る必要があるため、医師の診察を受けることをおすすめします。

解熱鎮痛剤を飲むときは、胃への負担を軽減するために食後に服用することを推奨します。

用法・用量を守り、アルコールとの併用は必ず避けてください。

長期間、高用量で服用すると効き目が弱くなる可能性があるほか、副作用のリスクも増加するので注意が必要です。

また、薬を服用しても症状が治まらない場合や悪化する場合は、医師や薬剤師に相談して専門家のアドバイスを受けましょう。

まとめ

炎症を伴う痛みや発熱にはイブプロフェンやイソプロピルアンチピリンといった「NSAIDs」を主成分とする薬、胃腸が弱い人は「アセトアミノフェン」を主成分とする薬というように、症状や一人ひとりの体質にあわせて適切な薬を選び、用法・用量を守って服用しましょう。

長期間、高用量で服用すると副作用のリスクが増加する危険性があるので、薬を飲んでも症状が治まらない場合は早めに医師や薬剤師に相談することが大切です。

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