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30歳を過ぎてから、頬のあたりにできるシミ・肝斑(かんぱん)に悩まされる女性は少なくありません。
ですが、ニキビなどと違ってどう対処したら良いのか迷いますよね。
そもそも肝斑はなぜできるのか、できたらどうしたらいいのか、消えるのかなど、疑問は尽きません。
そこで今回は「肌クリニック大宮」の院長で、皮膚科医の相馬 孝光先生への取材をもとに、肝斑の概要や対処法について解説します。
あわせて、edimo編集部がおすすめする肝斑対策アイテムをご紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
皮膚科医
相馬 孝光
肌クリニック大宮 院長。アトピー性皮膚炎やニキビ、皮膚外科手術、美容皮膚科、アンチエイジングの相談まで幅広く診療し、特にニキビ診療に注力する。一般皮膚科から美容皮膚科・アンチエイジングまで患者さんのお悩みにオールマイティーに応えられるクリニックとして地域医療に貢献することが経営理念。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本医師会認定産業医。
肌クリニック大宮
埼玉県大宮区桜木町1-219-3 アクロスキューブ大宮5階
https://e-hifu.jp/
目次
肝斑は主に、30歳以降の女性の顔面に生じる色素斑の一種です。
特徴としては、以下のような点が挙げられます。
① 顔面の左右対称に出現する褐色斑
② 主に両頬部に出現することが多い
③ 頬以外ではおでこ・こめかみ・口周りに出現することがある
④ 目の周りや鼻筋に出現することはない
肝斑ができる原因は解明されていませんが、女性に多いこと、妊娠や経口避妊薬の服用、月経困難や卵巣機能異常などが関与するケースもあることから、女性ホルモンによるメラニン細胞の活性化が原因の一つではないかと推定されています。
肝斑は、高齢になると薄くなったり、消えたりすることもあるといわれています。
また、妊娠性肝斑は、分娩後数か月で薄くなっていくことが多いです。
しかし、今すでにある肝斑を積極的に薄くしていくには、それなりの対処法が必要です。
そもそも肝斑がその他の色素斑と大きく異なるのは「刺激に敏感である」という点。
このため、いわゆるシミ取りレーザーによる“シミ取り”はできません。
また、紫外線や摩擦などの刺激を与え続ける限り、薄くなるどころか濃くなるリスクがあるのです。
だからこそ、肝斑を薄くするためには、まずは「紫外線防止」と「摩擦回避」を徹底することが大切です。
日焼け止めの使用により紫外線を防ぎつつ、洗顔時やマスクによる肌への摩擦を避けて過ごすことを心掛けてみてください。
【監修者】皮膚科医相馬 孝光のコメント
肝斑への効果が一応認められているものとしては、「トラネキサム酸」という薬剤があります。
ただし効果の出る仕組みはまだ不明であり、必ずしも高い確率で効果が出るというわけでもありません。
あくまでも「効果が認められることがある」という考え方を理解したうえで、選択時の一助とするのは良いでしょう。
そのほか、「L-システイン」や「ビタミンC」もメラニン抑制効果があるといわれています。
「ビタミンC」は高濃度で摂取するのでない限り、内服よりも外用の方が効果が期待できます。
また、近年では「メロングリソディン」という成分にも、肝斑など色素性変化を薄くする効果があると報告されています。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | タイプ |
トゥヴェールトゥヴェール|薬用モイスチャーローション | ![]() | 化粧水 | |
資生堂HAKU|メラノフォーカス EV | ![]() | 美容液 | |
シオノギヘルスケアシナール|シナールエクシア ホワイトメディカルエッセンス 【医薬部外品】「販売名:CNL薬用美容液W」 | ![]() | 美容液 | |
資生堂エリクシール|スポットクリアセラム WT | ![]() | 美容液 | |
第一三共ヘルスケアトランシーノ|トランシーノ薬用ホワイトニングスティック 【医薬部外品】(販売名:DSホワイトスティック) | ![]() | スティック状美容液 | |
第一三共ヘルスケアトランシーノ|トランシーノⅡ【第1類医薬品】 | ![]() | しみ改善薬 | |
コーセーコスメポートクリアターン|ホワイト マスク | ![]() | シートマスク |
成分研究の専門家が、医療品レベルの品質管理や5つの無添加などをポリシーに、美肌に良い化粧品作りに取り組む「トゥヴェール」。
「薬用モイスチャーローション」は、「ビタミンC誘導体(VCエチル)」と、「トラネキサム酸」の2つの有効成分を配合した化粧水。
メラニンの生成を抑え、明るく透明感のある肌へと導きます。
さらに「ユズセラミド」や12種の「アミノ酸」、「カミツレエキス」など豊富な美容成分で、潤いやハリを補ってくれるのもポイント。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
30代・女性
肝斑が気になるので、トラネキサム酸に惹かれました。
ビタミンCもしっかり入ってるのが嬉しいです!すーっと肌に馴染む使用感も、気持ちいいです。
30代・女性
トラネキサム酸が内服できなかったので使わせていただきました。
ビタミンCも一緒に入っているところが嬉しい^ ^
タイプ | 化粧水 |
主な有効成分 | トラネキサム酸、ビタミンC誘導体(VCエチル) |
シミ予防を追求し続けてきたブランド「HAKU」から、2023年3月に誕生した美白美容液。
2種の美白有効成分(m-トラネキサム酸・4MSK)が、独自処方によりシミの根本へ早く深くアプローチ。
さらに、うるおいを補給しながら肌環境を整えるエイジツエキスや、肌なじみをサポートする導入技術を新採用。
シミの発生・定着の予防や改善が期待できるアイテムです。
タイプ | 美容液 |
主な有効成分 | 4MSK、m-トラネキサム酸など |
メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ美白成分と、抗炎症成分をそれぞれ2種ずつ配合した美容液。
さらに角質層へ成分浸透を促進させる「ナノキューブ」技術を採用し、透明感ある肌へと導きます。
乳液状の美容液で、のびが良いので、朝のメイク前にもピッタリです。
オレンジ&ラベンダーの天然アロマの香りにも癒されますよ。
販売名 | CNL薬用美容液W |
タイプ | 美容液 |
主な有効成分 | L-アスコルビン酸 2-グルコシド、トラネキサム酸など |
シミが増えるメカニズムに着目し、3つの有効成分を独自処方。
メラニンの生成抑制に働く「m-トラネキサム酸」のほか、シミ・そばかすを防ぐ「4MSK」、潤いと透明感のある肌へと整える「純粋レチノール」を配合し、頬の高い位置にできる“つや”のある肌を目指します。
みずみずしく、肌にスッとなじむ使い心地。
乳液後、気になる部分を中心に顔全体になじませるのがおすすめです。
タイプ | 美容液 |
主な有効成分 | 4MSK、m-トラネキサム酸など |
シミケアブランド「トランシーノ」から登場した、スティックタイプの美白美容液。
美白有効成分「トラネキサム酸」が、気になるしみの根源にアプローチし、メラニンの生成連鎖を抑制する効果が期待できます。
そのほか、目元などのくすみ感をケアする保湿成分なども配合されています。
肌の上をすべるようになめらかな使い心地も高ポイントです。
タイプ | 美白スティック状美容液 |
主な有効成分 | トラネキサム酸 |
8週間で、肝斑を改善する効果が認められた、OTC医薬品。
8週間継続して服用することで、肝斑の高い改善効果が期待できます。
主成分は「トラネキサム酸」。そのほか「L-システイン」などを配合。
1回あたり2錠(1日2回)を服用します。
手軽に始められる60錠(15日分)から、240錠(約2か月分)と、サイズ展開が豊富です。
※15歳未満は服用しないで下さい。
※この医薬品は、薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。
タイプ | 肝斑改善薬 |
成分 | トラネキサム酸、L-システインなど |
効能 | しみ(肝斑に限る) |
トラネキサム酸のほか、5種のボタニカル成分をたっぷり含んだシートマスク。
しみやそばかすを防ぎながら、ハリと透明感のある肌へと導きます。
マスクの形状にもこだわっていて、目元や口元にもしっかりフィット。
柔らかな綿毛から生まれたシートは肌に優しい使い心地です。
1箱に5回分が入っています。
タイプ | シートマスク |
主な有効成分 | トラネキサム酸など |
ケアアイテムの使用はあくまで方法のひとつであり、最も重要なのは紫外線と摩擦回避です。
冬でも戸外に長くいる場合は日焼け止めを塗る、洗顔の際はこすらないようにするなど、日常生活の行動を注意してみてくださいね。
肝斑が気になる方は、紫外線防止や摩擦回避に加え、有効成分が配合されたスキンケアアイテムやサプリメントを取り入れてみてはいかがでしょうか。
セルフケアが難しいと感じた場合は医療機関を受診することをおすすめします。
肝斑を薄くするためには、何よりも「紫外線防止」と「摩擦回避」が欠かせません。
これらだけでも肝斑が薄くなったというデータもあります。
逆に言えば、これらを徹底できなければ、どんな薬剤や施術もあまり効果を発揮しない、ということを心掛けておきましょう。
また治療においては、保険適応診療では内服薬が処方されます。
クリニックによっては漢方薬やL-システイン、ビタミンCなどが処方されることもあるでしょう。
保険適応外診療も様々ですが、当院ではピコレーザーを用いることにより、肝斑に刺激を与えずに有効な波長の光線熱を送ることができるレーザーフェイシャルを使用するケースもあります。