edimoはアフィリエイト広告を利用しています。
日々のストレスや睡眠不足などを緩和する成分として、最近注目を集めているCBD。
食品から雑貨までさまざまな商品が販売されるなかで、特にバリエーション豊富なのがオイルです。
今回は、そんなCBDオイルの安全性や効果、種類、摂取する際の注意点などについていくしま医院の幾嶋泰郎先生への取材をもとに解説します。
さらに、初心者でもチャレンジしやすい編集部おすすめのCBDオイルも紹介するので、チェックしてくださいね。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
婦人科医
幾嶋 泰郎
福岡大学産婦人科で研修後、第一生命保険会社で診査医をしながら久留米大学産婦人科で学位を取得。1999年に父の診療所を継承し福岡県柳川市で無床診療所「医療法人 いくしま医院」を開業。開業後に漢方に目覚め柳川漢方研究を立ち上げ、初心者の育成と自身の研鑚に努めている。趣味は風水と手相。自ら球脊髄性筋萎縮という難病(10万人に1人)を背負い、車椅子で診療を続けている。
所属学会:日本東洋医学会、日本産婦人科学会、日本老年医学会
漢方内科・婦人科・小児科 いくしま医院
福岡県柳川市田脇754-3
https://www.ikushima.or.jp/
目次
CBDについてよく知らない人や、安全性に不安がある人のために、まずはCBDオイルがどのようなものなのかを紹介します。
そもそもCBDは、大麻草(ヘンプ)などに含まれるカンナビノイドという成分のひとつ である「カンナビジオール(Cannabidiol)」のことを指します。
このCBDは、神経系や免疫系の疾患、片頭痛などの神経系疾患、不眠・不安・うつ病などの精神疾患、皮膚疾患をはじめとした免疫異常、アルツハイマー型認知症、心臓血管疾患、肝臓疾患、消化器疾患など、さまざまな病気の予防や治療で有効性が示唆されています。
そして、そのCBDを主原料として作られたオイルが、CBDオイルです。
日本では、大麻取締法によって大麻の栽培や所持が規制されているため、CBDの安全性に不安を感じる人もいるかもしれません。
しかし、大麻草が原料の製品全般が違法なわけではなく、禁止されているのはマリファナの主成分であるTHC(Tetrahydrocannabinol:テトラヒドロカンナビノール)というカンナビノイドを含む製品と、大麻の茎(樹脂以外) と種子以外の部分から抽出された成分を含む製品です。
同じカンナビノイドでもCBDにはTHCのような精神活性作用はありません。
しかも、日本で流通しているCBDはすべて厚生労働省が確認しているため、違法性のある成分が含まれているものはありません。
CBDオイルを摂取すると、次のような効果 が期待できます。
CBDオイルの最も代表的な作用は、神経伝達物質セロトニンやドーパミンなどの働きを活性化させて自律神経を整えること。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、そのバランスが整うとリラックス効果が得られます。
さらに、セロトニンは脳の不安やイライラなどを取り除き、精神を安定させる効果があるので、ストレスの緩和も期待できるといわれています。
不眠の主な原因はストレスや疲労といわれています。
ストレスや疲労が溜まると、心身を興奮・緊張させる働きがある交感神経が優位に働き、深く眠れなくなってしまうのです。
反対に、副交感神経が優位な状態であれば、体がリラックスしてしっかりと休息できます。
CBDは、自律神経に働きかけて交感神経の過度な活性化を抑え、副交感神経が優位な状態に導くことで、不眠を緩和させると考えられています。
CBDオイルには、複数の種類があります。
それぞれ特徴が異なるので、商品を選ぶ際の参考にしてください。
CBDオイルの入ったカプセルを飲み込んで摂取するタイプ。
経口摂取されたCBDは腸で吸収された後、肝臓に送られて代謝されます。
効果を感じるまでの時間は、空腹時の摂取であれば約1時間ですが、食べ物と一緒に摂取すると最大3時間ほどかかります。
このカプセルタイプは、特に腸の病気に対して顕著な効果を発揮しますが、効果の持続時間が長いという特徴もあるので、さまざまな慢性疾患に向いています。
スポイトまたはスプレーでオイルを舌に乗せ、口腔粘膜から摂取するタイプです。
舌に乗せたCBDオイルは、口内および舌下の血管に直接吸収されます。
スポイトタイプには目盛りが入ったドロッパーが付いていることが多く、適正量を摂ることが可能です。
一方、スプレータイプはワンプッシュで迅速に適正量を摂取できるのが魅力。
いずれも効果が現れるのは、投与後15〜30分が一般的で、長くても1時間半ほどです。
一般的な塗り薬と同様に皮膚に塗って使うタイプで、CBD製品のなかで一般的なものの一つです。
皮膚病や関節の疾患をはじめ、美容や美肌に効果があるといわれています。
気化させたCBDオイルを吸引して摂取するタイプです。
肺から吸収されたCBDは、肝臓で代謝される前に脳に送られるため、スピーディーに効果を得られます。
効果が発現するまでの時間と持続時間が短く、自分に合う摂取量に調整しやすいのが魅力です。
皮膚に貼って使うタイプ。
一定速度で血中にCBDを放出するように作られています。
皮膚からCBDを吸収すると、肝臓による代謝の影響を受けないので、作用を長時間持続させることができます。
【監修者】婦人科医幾嶋 泰郎のコメント
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | タイプ | CBD保有量 |
エソテリック(日本総代理店)hemptouch|CBD OIL CBDオイルゴールド 3%濃度 300mg配合 | ![]() | スポイト | 3% | |
麻田製薬THE CBD|THE CBD Oil 10ml 5%(500mg) | ![]() | スポイト | 5% | |
エンドカジャパンENDOCA|カプセルヘンプオイル 300mg CBD | ![]() | カプセル | ||
HempMedsHempMeds|RSHO® グリーンラベル 60ml/500mg CBD | ![]() | スポイト | ||
qolsCBDAYS MOMENT|CBD Air | ![]() | べーピング | POSITIVE FLOW:31.8%/ULTIMATE:56.0% | |
フラップH THINK|CBD REPAIR ROLL ON(LM) | ![]() | ロールオン | ||
ヘンプフーズジャパンHEMPS|HEMPS CBD RESCUE ロールオン メディテーター | ![]() | ロールオン | ||
DropStoneSheabrand|Sheabrand Time releace CBD Transdermal Patch | ![]() | パッチ |
超臨界二酸化炭素抽出方法を用いて、ヘンプからCBDが含まれるヘンプエキスを抽出。
吸収率の高いココナッツ由来のMCTオイルをベースにブレンドすることで飲みやすく仕上げた、初心者にもおすすめな低濃度タイプです。
1滴当たりのCBD含有量は1mgで、ご自身の身体に合わせて最適な量を調整できます。
また、濃度は他に5%、10%、15%、30%のタイプがあるので、お悩みの深さによって適切なものを選ぶことが可能。
いずれも使用されている原料はスロベニアの大自然で育った完全オーガニックのヘンプで、ヴィーガンにも対応しています。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢・性別非公開
乾癬の症状があり、初めて購入しました。
年齢・性別非公開
乾癬の症状があり、初めて購入しました。 ハーブティーに数滴入れて飲んだりボディにも塗っています。 癖もなく色んな用途で使えるので重宝しています。
タイプ | スポイト |
内容量 | 10mL |
CBD保有量 | 300mg |
CBD濃度 | 3% |
原材料 | 中鎖脂肪酸油(MCTオイル)、ヘンプエキス(CBD) |
原産国 | スロベニア |
フレーバー・香り | ― |
アメリカ・コロラド産のヘンプのみを厳選して製造された、完全オーガニック製品。
品質管理はGMP認証を受けた日本の国内工場で徹底して行われています。
ベースとなるオイルはオリーブオイルで、クセがない味が魅力。
もちろんTHCはフリーで、第三者機関による成分分析も実施済みです。
CBDの濃度は5%のほかに15%も選べますよ。
タイプ | スポイト |
内容量 | 10mL |
CBD保有量 | 500mg |
CBD濃度 | 5% |
原材料 | ― |
原産国 | アメリカ |
フレーバー・香り | ― |
グルテンフリーでヴィーガン仕様のカプセルに入ったCBDオイル。
防腐剤や人工着色料、デンプン、砂糖、トウモロコシ、小麦、乳製品は含まれていません。
使用されているCBDは、CO2超臨界抽出という特殊な製法を用いてオーガニックヘンプから抽出。
1カプセルあたりのCBD含有量は10mgで、1箱に30カプセル入っています。
また、必須脂肪酸であるオメガ3やオメガ6、テルペンが豊富に含まれているのもポイントです。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
40代・女性
カプセルだから毎日のルーティーンに取り入れやすい
40代・男性
1粒10mgと含有量がわかりやすく、出張などに持ち運びしやすい。
タイプ | カプセル |
内容量 | 30カプセル |
CBD保有量 | 300mg(1カプセル10mg) |
CBD濃度 | ― |
原材料 | 植物性カンナビノイド(CBD、CBC、CBG、CBN)、テルペン類、フラボノイド、植物ワックス、その他天然成分 |
原産国 | ― |
フレーバー・香り | ― |
ヘンプオイルを抽出した後に脱炭酸されていないため、オイルは生のまま保存されています。
カンナビジオール酸(CBDa)を多く含んでおり、消化や吸収がよく脂肪になりにくいココナッツ由来のMCTオイルと混ぜ合わされています。
そのほかに必須ビタミンやミネラル、オメガ脂肪酸なども配合。
スポイトタイプのため、外出先でも摂取しやすいでしょう。
同シリーズで他に、CBDaをCBDに変換させたブルーラベルや、クロロフィルの味を取り除いたゴールドラベルがあります。
ドロップオイルをベースに作られた“吸うCBD”。
持ち運びのしやすいミニマルなデバイスに、専用カートリッジを装着して摂取します。
カートリッジのフレーバーは、徳島県産すだちとライムが配合された「POSITIVE FLOW」と、ペパーミントが特徴的な「ULTIMATE」の2種類。
前者はポジティブに過ごしたいとき、後者はリラックスして睡眠の質を高めたいときにおすすめです。
タイプ | べーピング |
内容量 | 1mL |
CBD保有量 | ― |
CBD濃度 | POSITIVE FLOW:31.8%/ULTIMATE:56.0% |
原材料 | ― |
原産国 | ― |
フレーバー・香り | POSITIVE FLOW:徳島県産すだち&ライム/ULTIMATE:ペパーミント |
ホホバオイルをベースに、レモンとミントをブレンドした塗付用のCBDオイル。
こめかみやうなじ、肩などに塗って使用します。
気軽に使えるので、初心者にもおすすめ。
柑橘系の爽やかな香りは、仕事の合間や休憩時間などのリフレッシュに重宝するでしょう。
コンパクトサイズなので、持ち運びやすいのも魅力です。
他に「ヒノキ&ローズウッド」「ラベンダー&ミント」などのフレーバーも。
タイプ | ロールオン |
内容量 | 8ml |
CBD保有量 | 100mg |
CBD濃度 | ― |
原材料 | ホホバ種子油、ハッカ油、レモン果皮油、カンナビジオール |
原産国 | 日本 |
フレーバー・香り | レモン&ミント |
気持ちをニュートラルにするディープフォレスト調な香りが特徴的なアロマオイル。
気品あふれる「フランキンセンス」や、どこか懐かしく落ち着く「パチュリ」が用いられています。
瞑想に取り入れやすいように作られているので、マインドチェンジにぴったり。
CBDは108mg配合されています。
タイプ | ロールオン |
内容量 | 8ml |
CBD保有量 | 108mg |
CBD濃度 | ― |
原材料 | ホホバ種子油、精油(シダーウッド・バージニア、フランキンセンス、β-カリオフィレン、パチュリ)、カンナビジオール |
原産国 | 日本 |
フレーバー・香り | ディープフォレスト調の香り |
1枚に40mgのCBDが配合されたパッチタイプ。
CBDの効果は約8時間が持続するといわれています。
無臭なので仕事中にも使いやすいのが魅力。
見えやすい場所に貼ることに抵抗感がある人には、足裏用も販売されています。
CBDオイルは、タイプによって服用方法や摂取に適したタイミングが異なります。
一般的な薬や健康サプリメントと同様、水と一緒に飲み込みます。
食べ物と一緒に摂取すると、空腹時に摂取するより、効果が出るまでに時間がかかります。
決められた容量をスポイトまたはスプレーで舌に乗せ、最低1分間経ってから飲み込みます。
すぐに飲み込んでしまうと口腔粘膜から摂取されず、カプセルタイプと同じように腸で吸収されるため、効果が出るまでに時間がかかります。
摂取の直前と直後に飲食を避けることで、より安定した効果を得られるのでおすすめです。
気になる部分の皮膚に直接塗り込みます。
一般的にCBDオイルに含まれているミセルン、リモネンなどのテルペン類という有機炭化水素の濃度が高すぎると、皮膚を過剰に刺激してしまうので注意が必要です。
電子タバコに似た器具でリキッドを加熱し、気体を口から吸い込みます。
吸引後に3秒程度息を止めると、しっかりと成分を摂取できます。
皮膚に直接貼って使用します。
貼付部位として決まった場所はないものの、皮膚が薄く静脈の見えやすい場所の方が、CBDの吸収性が高いと考えられます。
ただし、粘着性が強いテープを長時間貼付していると、皮膚がかぶれたり、パッチを剥がす際に皮膚が損傷したりするリスクもあるので注意が必要です。
最後に、CBDオイルの副作用やリスクとともに、摂取する際に注意が必要な人を紹介します。
2017年にWHO(世界保健機関)から報告された「カンナビジオール(CBD) 事前審査報告書」によると、CBDは「副作用がほとんどないかあっても非常に軽い」とされています。
ただし、副作用の可能性が全くないというわけでなく、稀に口の乾き、眠気、立ち眩みが起こる可能性はあるようです。
前述したように、眠気や立ち眩みが起こる可能性があるため、自転車や自動車の運転を控えている人は摂取しない方が良いでしょう。
また、妊娠中・授乳中も安全に使用できる保証がないため、摂取を避けるのがおすすめ。
そのほか、薬を服用している人は、念のため医師に相談してから摂取してください。
CBD製品のなかでもオイルは種類が豊富なので、自分に合うタイプを探しやすいはず。
興味のある人は、ぜひ今回の記事を参考にして、お気に入りの商品を見つけてくださいね!
CBDオイルを摂取する方法は複数あり、それぞれ長所と短所が異なります。
また、カンナビノイドが体内でどのように代謝されるかは人によって違うため、自分に合うものを選ぶことも大切です。