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玄米を精米したときに出る米ぬかは、栄養素が豊富で、昔からぬか漬けなどの食品や肥料、化粧品などに使われてきました。
米ぬか入りのシャンプーやトリートメント(コンディショナー)にもさまざまな効果が期待されていて、多くの人が愛用しているようです。
そこで今回は、美容師の藤巻正典さんに、米ぬかシャンプーと米ぬかトリートメント(コンディショナー)の特徴や選び方、洗い方の注意点などについて教えていただきました。
あわせて、「米ぬか美人」「新蘇生」「無添加時代」など、edimo編集部おすすめの米ぬかシャンプーと米ぬかトリートメント(コンディショナー)も紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
美容師・毛髪診断士
藤巻 正典
美容クリニックと融合したヘアサロン「LonaLona(ロナロナ)」に所属するメディカルヘアスタイリスト。美容師として30年のキャリアがあり、美容師の手が荒れないシャンプートリートメントを開発。他にもさまざまなヘアケア商材を扱っており、頭皮や髪を守るメニューを提供。メンズ顧客が大半を占めるヘアサロンで指名率100%を達成するなど、男性からの支持も厚い。現在は毛髪診断士として、AGAのカウンセリングや頭皮診断・ケアといった分野でも活躍の場を広げている。
ロナロナクリニック
東京都港区新橋3-7-7 Tビル2階
https://lonalona.jp/
目次
米ぬかの成分の20%は油分のため、高い保湿効果があり、髪の毛や頭皮の乾燥を防止。
ほかにも、米ぬかに含まれるさまざまな成分がヘアケアと頭皮ケアに役立っています。
セラミド
保湿効果、メラニンの生成の抑制
ビタミンB群
抗酸化作用、新陳代謝の活性、皮膚炎の予防
ビタミンE
抗酸化作用、保湿効果
γ(ガンマ)オリザノール
保湿効果、紫外線防止、血流促進
オリザブラン
エイジングケア効果、美容効果、保湿効果、皮膚の保護
フェルラ酸
メラニンの生成抑制、保湿効果、紫外線防止
フィチン酸
抗酸化作用
米ぬかだけでは成分が腐敗したり、品質が劣化したりすることがあります。
そこで、多くの米ぬかシャンプー、コンディショナーには、エタノールなどの防腐剤や防菌剤が配合されていて、まろやかな使い心地になっています。
一方で、化学合成物質が多く配合されていると、体に徐々に蓄積され、頭皮にかゆみが出たり、髪が細くなったりといった悪影響が出るケースも。
そのため、できるだけ化学物質が含まれていないものを選択しましょう。
シャンプーは、洗浄成分が植物由来のアミノ酸系のものがおすすめ。
コンディショナーは、米ぬか以外の保湿剤として、植物油が配合されているものを選んでください。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 内容量 |
日本盛米ぬか美人| ヘアシャンプー/ヘアトリートメント | シャンプー :335mL、トリートメント:220g | ||
日医製薬新蘇生|日医シャンプー/日医ヘアトリートメント | シャンプー :220g、トリートメント:230g | ||
リアル無添加時代|ヘアシャンプー/ヘアトリートメント | シャンプー :300mL、トリートメント:300mL | ||
P&GWANOMI(わのみ)|さらつや シャンプー/さらつや トリートメント | シャンプー :350mL、トリートメント:350g | ||
クラシエホームプロダクツいち髪|濃密W保湿ケア シャンプー/濃密W保湿ケア コンディショナー | シャンプー :480mL 、コンディショナー:480g |
百余年の歴史を持つ蔵元「日本盛」が手がけるヘアケアシリーズ。
お酒の製造過程で生まれる米ぬかをぜいたくに使用しています。
シャンプーは、髪の汚れを落としながら、髪の成長に必要な栄養素を頭皮から補うことを考えて作られたもの。
米ぬかエキスをはじめとした植物由来の天然成分が配合されていて、しっとりしなやか洗いあがりが特徴。
ベビーシャンプーとしても使用できます。
ヘアトリートメントに含まれる米ぬかエキスは、髪にハリとツヤをプラス。
ドライヤーの熱やブラッシングによる摩擦、紫外線のダメージなどから髪を守ってくれます。
商品名 | ヘアシャンプー |
内容量 | 335mL |
主な成分 | 水、ラウリル硫酸Na、コカミドDEA、ラウレス硫酸Na、グリセリン、ステアリン酸グリコール、コメヌカエキスなど |
シャンプーの特徴は、発酵米ぬかを使っているところ。
多くの美容成分を含む米ぬかを発酵させることによって、メラニン産生抑制力、抗酸化力といった米ぬかがそもそも持っている美容効果を高めています。
トリートメントには、コメヌカ発酵エキスを使用。
酸化防止や血行促進、バリア機能の向上などの効果があるとされています。そのほかにもさまざまな機能性天然成分を配合。
保湿、抗炎症効果に優れ、スタイリングしやすい健康で美しい髪へと導きます。
シャンプー、トリートメントともに、防腐剤は無添加。
安心して使い続けられます。
商品名 | 日医ヘアトリートメント |
内容量 | 230g |
主な成分 | ベタイン、セトリモニウムブロミド、グリセリン、ベヘニルアルコール、パルミチン酸イソプロピルなど |
シャンプー、トリートメントともに、無香料、無着色、無鉱物油、ノンパラベン、ノンアルコール、ノンシリコンという6つの無添加処方。
さらに、米ぬかセラミドがデリケートになりがちな頭皮の潤いバリア機能を守ります。
シャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分で、柔らかくきめ細かい泡が髪と頭皮を優しく洗浄。
乾燥や摩擦などの刺激から髪を保護します。
続くトリートメントでは、アミノ酸系補修成分が毛髪内部に浸透し、キューティクルを補修。
髪の源である頭皮を健やかにし、まとまりやすい艶髪へと導きます。
米の力で髪本来の美しさを引き出してくれるダメージ髪用のヘアケアシリーズ。
独自の精製方法によって、日本国内で丁寧に抽出した米ぬかオイルは、1000粒の米からわずか1滴しか取れないというほど貴重なもの。
米由来の有用成分が外的ストレスから髪を保護するだけでなく、髪の芯まで届く優れた浸透力で、内側からもケア。
潤いに満ちた天使のつや髪へと導きます。
サルフェート、パラベン、鉱物油、着色料は無添加で、髪や地肌に優しいところも魅力。シャンプーはノンシリコンです。
シャンプー、トリートメントともに、浸透性保湿成分のヒスチジン配合で、枝毛や切れ毛などの原因となる乾燥から守ってくれます。
米ぬかピュアリピッド、米ぬかエキス、明日葉、ツバキなど、日本の髪研究から生まれた「純・和草プレミアムエキス」で、ダメージを補修、予防する美髪ケアシリーズ。
パサつきや広がりが気になる髪も、しっとりとまとまる絹髪に仕上げます。
シャンプーの洗浄成分は、植物由来のアミノ酸系。
濃密な泡で、乾燥によるダメージを補修し、キューティクルのはがれを予防します。
さらに、コンディショナーで髪と地肌をダブルで保湿。乾燥によるダメージを補修、予防します。
上品な桜の香りに甘いあんずの香りをブレンド。
シャンプーは桜の三分咲き、コンディショナーは七分咲き、トリートメントは満開と、香りの変化も楽しめます。
商品名 | 濃密W保湿ケア シャンプー |
内容量 | 480mL |
主な成分 | 水、ラウロイルサルコシンTEA、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドMEA など |
米ぬかシャンプーは肌に優しいというメリットがありますが、一般的なシャンプーと比べて洗浄力が弱くなりがち。
そのため、入念にお湯で頭皮を洗った後、しっかり泡立てたシャンプーを付けて優しく洗うようにしましょう。
米ぬか成分が頭皮をケアしてくれることから、少し時間をおいてから泡をしっかり洗い流すようにしてください。
なお、米ぬかコンディショナーの方は、ヘアケア専用にできているため、頭皮には付けないようにしましょう。
米ぬかの成分は、保湿効果や血流促進といったさまざまな効果が期待でき、ヘアケア、頭皮ケアに適しています。
さらに、米ぬかシャンプー、コンディショナーには、米ぬか以外のさまざまな成分も配合されているため、成分表示を確認することが大切です。
今回の記事を参考に、ぜひ自分の髪質や頭皮の状態に合った、米ぬかシャンプー、コンディショナーを見つけてください。