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インテリア雑誌に載っているような、整理整頓されたおしゃれで居心地のよさそうなリビングやキッチン。憧れますよね。
“いざ我が家も!” と意気込んで整理してみるものの、いつの間にか散らかってしまうというご家庭も少なくないのでは?
それって、もしかして収納の仕方に問題があるのかも⁉
そこで今回は、こまごましたものが多く整理収納が難しいキッチンや、日々使う洗面所やクローゼットの整理収納に着目!
整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターとして活躍する「igokochi」 代表の堀井 紘子さんに、キレイを保つ極意とプロ厳選の収納グッズについて教えていただきました。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
整理収納アドバイザー
堀井 紘子
igokochi 代表。岡山県在住。整理収納アドバイザー2級認定講師、インテリアコーディネーター。ハウスメーカーおよび住宅設備機器ショールーム勤務を経て「igokochi」を開設。岡山・倉敷を中心に、整理収納の訪問アドバイスや新築の収納プランニングに携わる。また、「整理収納アドバイザー」の認知度向上に向けた、スペシャリスト認定講座を開催するなど後進育成にも努めている。
igokochi
https://igokochi-ie.com/
目次
「整理収納において、一番肝心なのは“分ける”こと」と堀井さん。
モノが散らかる、片付かないと悩んでいる方の多くが、“モノの選別(分ける)”をしないまま収納をしてしまっているのだとか。
まずは、その場にあるものを「使っているもの」と「使っていないもの」に分類し、使っていないものは処分することから取り掛かかかってほしいと堀井さんは続けます。
例えば、粗品でもらったエコバッグやポーチ。いずれ役立ちそうでとりあえず保管しておくなんてことはありませんか。
堀井さんは「すぐに使用しなかった理由はなんでしょう。
柄が好みでない、サイズが微妙、すでにお気に入りのものがいくつかある…。
とりあえず保管したそれら、果たしてこの先出番があると思いますか?」と指摘。
さらにクローゼットについても「3年着ていない服を4年目に着ることがあるでしょうか?」と問いかけます。
「捨てることに抵抗がある方も少なくないですが、何でもかんでもしまい込むことが整理収納ではありません」と堀井さん。
「ひとつ一つは小さなものでも、それらが積み重なると結構なスペースをムダにすることに。当然、ものが多いと片付けるのも大変です。
不要なものは捨てるという思い切りの良さも、整理収納には欠かせません」。
次に大切なのは“種類ごとの分類”。
必要なものだけを選別した後は、使う場所ごとに分類し仕分けしていきます。
特にキッチン収納においては、この分類作業が大切なのだそう。
「キッチンはモノも収納場所も多い場所。“なんとなく”で引き出しの中や戸棚にモノを収めていくと“残念収納”の原因になります」と堀井さん。
鍋やフライパンなどはコンロ周りに、ザルやボウルはシンクの周りにといった具合に、使用する場所の近くに分類し、収納ボックスなどを活用して収納することが使い勝手のよい収納の基本とのこと。
さらに「ひとつの収納ボックスにはひとジャンルのものだけを収めるようにすると、必要なものが取り出しやすく、ストックの管理もしやすくなります」とアドバイス。
併せて、使用頻度の高いものは棚の手前や引き出しの上段に配置することもポイントなのだそう。
これは、洗面所においても同様。
「洗濯に使うものやバスルームで使うものなど、用途ごとに分類して収納しておけば、ムダな買い足しも避けられて便利です」。
最後は、使ったものを元に戻すこと。
せっかく頑張って片付けをしても、知らず知らずのうちにまた散らかってしまうのは、元の場所に戻していないからと堀井さんは指摘します。
多くの人が、“疲れているから” “忙しいから”と、つい後回しにしたり、手近な場所に適当に押し込んだりしがち。
「面倒でもその都度元の場所に戻すほうが、溜め込んでしまった後で整理するよりずっと手軽。
最少の手間で“きれい”をキープする最善策といえます」。
また、小さいお子さんがいるご家庭では、一緒に片付けタイムを設けることを提言しているそう。
「一日わずか15分、部屋の中を片付けるだけでその効果は絶大」と堀井さん。
散らかりやすいおもちゃなども、収納場所に絵を貼っておけば、字が読めない月齢のお子さんでも何をどこに戻せばいいかが分かりやすいそうです。
「母親が一人ですべて片付けてしまうのではなく、子どもとともにゲーム感覚で整理するなかで、子どもにとって片付けしやすい場所や方法に気付けることもあります」。
収納グッズ選びのポイントは、「四角いものを選ぶ」「色をそろえる」「場所に応じた素材選び」の3点だそう。
その理由について堀井さんは次のように話します。
見た目がスッキリし、スペースが有効に活用できるから。
棚やクローゼットなど、収納場所はたいていが四角い空間であるため、「いくら好みだったとしても、円形や逆三角形、カーブのある収納ボックスだと、ムダなスペースが生じてしまいます」と堀井さん。
見た目も不ぞろいになってしまい、スッキリして見えないのも理由だそうです。
並べたときに統一感が生まれるから。
「おすすめは白か黒」と堀井さん。
ただし、メーカーによっては微妙に色味や質感が異なることがあるため、ひとつの場所に並べて使う場合は必ず同じメーカーで統一することが重要だそうです。
機能性の観点から。
「食品を入れる収納ボックスはメッシュになったものを選ぶと、湿気がこもらず衛生的」と堀井さん。
シャンプーや洗濯洗剤などの重量のあるものの収納には型崩れしにくく丈夫なプラスチック素材が最適とのこと。
「リビングなどの目につきやすい場所では、籐素材などを使用すると空間に温かみが生まれます」。
以上3つのポイントを踏まえて、収納場所のサイズをきちんと採寸してから、収納グッズをそろえると失敗しないでしょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 重さ |
ニトリニトリ|A4ファイルケース Nオール レギュラー/ワイド | レギュラー:約490g ワイド:約570g | ||
イノマタ化学イノマタ化学|トリムバスケット スリム/ワイド | |||
サナダ精工サナダ精工|引き出し整理ボックス S/M/L | |||
リッチェルトトノ|引き出し用調味料収納ボックスN/引き出し用キッチンツールスタンドN | |||
伸晃Belca|洗面下フリーラック 伸縮タイプ SSR-EX/MTS-EX | |||
山秀(輸入販売)MAWA hanger|レディースライン エコノミック40/36/30 | エコノミック40:75g エコノミック36:70g エコノミック30:50g | ||
イケア・ジャパンイケア|SKUBB/スクッブ 収納ケース | |||
filemeterIRUI INDEX|衣類インデックス 5枚入り/10枚入り |
レギュラー
ワイド
A4ファイルがすっぽり入る収納ケース。
並べて置いたときにピッタリとそろうデザインで、スペースを無駄なく使えて見た目もスッキリ。
奥行きも高さもあるので、水筒やオイルなど高さのあるものの収納におすすめです。
引き出しやすい指穴付きで、あらゆる場所で使用できる万能アイテム。
レギュラーとワイドがあり、目的や収納場所に応じて使いわけできます。
サイズ | レギュラー:97×320×240mm/ワイド:145×320×240mm |
重さ | レギュラー:約490g/ワイド:約570g |
素材 | ポリプロピレン |
トリムバスケット スリム
トリムバスケット ワイド
ラベル表記ができるバスケットボックス。
前面に持ち手が付いているので、奥まった場所や少し高い位置からでも取り出しやすく便利。
サイド部分はメッシュ仕様でムレにくく、冷蔵庫内での食品収納にもおすすめです。
色は、ブラック、ブルー、ホワイトの3色。
サイズ | スリム:130×287×115Hmm/ワイド:165×287×115Hmm |
重さ | ― |
素材 | ― |
引き出し整理ボックスS
引き出し整理ボックスM
引き出し整理ボックスL
システムキッチンの引き出しにピッタリと収まる引き出しボックス。
S、M、Lの3サイズ展開で自在に組み合わせて使用できます。
Lサイズは菜箸やトング、フライ返しなどの長さのあるものが、Mサイズはカラトリーやピーラーなどがスッキリ収まるサイズ設計で、Sサイズはお弁当用のピックなど散らばりやすい小物の収納に最適です。
サイズ | L:80×305×52Hmm/M:100×200×52Hmm/S:100×100×52Hmm |
重さ | ― |
素材 | ポリプロピレン |
引き出し用調味料収納ボックスN
引き出し用キッチンツールスタンドN
引き出しの縁にひっかけて固定できるジョイントが付いた引き出し用のフリーボックス。
ボックス同士をつなげることもできます。
深さがあるので、油やしょう油などのかさ張る調味料の収納にも適しています。
サイズ | 引き出し用調味料収納ボックスN:280×140×140Hmm 引き出し用キッチンツールスタンドN:140×70×140Hmm |
重さ | ― |
素材 | ポリプロピレン |
SSR-EX
MTS-EX
MTS-EXは、出し入れに便利な持ち手付き
洗面台下用のフリーラック。棚板の配置が自由に変えられ、排水管を避けてピッタリと設置することができます。
高さのある洗面台下の空間を2段で活用でき、収納スペースが大幅にアップします。
ヨコ幅が500㎜~750㎜の間で調節できる伸縮タイプなので、ほとんどの洗面台に適応します。
サイズ | SSR-EX:500~750×303×307mm/MTS-EX:500~750×303×309mm |
重さ | ― |
素材 | SSR-EX:フレーム=スチロール樹脂、棚板・メネジ=ポリプロピレン MTS-EX:フレーム=PS、 棚板・メネジ=PP |
形、カラーバリエーションとも種類豊富なドイツ製衣類用ハンガー。
なかでもおすすめは「レディースシリーズ」です。
衣類を吊り下げたとき、肩先にハンガーの型が付きにくい半円形でありながら、ずり落ちない特殊設計。
ハンガー本体の厚みが薄く、スペースを有効活用できるのも魅力です。
サイズ | エコノミック40:405×225×10mm エコノミック36:365×195×10mm エコノミック30:305×145×10mm |
重さ | エコノミック40:75g/エコノミック36:70g/エコノミック30:50g |
素材 | 本体:スチールにPVC樹脂コーティング/フック部:ニッケルメッキ |
SKUBB/スクッブ 収納ケース
SKUBB/スクッブ ボックス
クローゼットや押し入れ、ベッドの下など広さや奥行きのある場所に最適な収納ケース。
持ち手が付いており、高い場所に置いても簡単に引き出すことができます。
コーナー部分がネット仕様になっているため適度な通気性があり、衣類のほか、シーツや布団、枕などの収納に重宝します。
「SKUBB/スクッブ」シリーズのほかのアイテムと併用すれば、クローゼットのなかがスッキリ!
特に、Tシャツやニットの収納に便利な「SKUBB/スクッブ ボックス」がおすすめです。
サイズ | 440×550×190mm |
重さ | ― |
素材 | 再生ポリエステル |
クローゼットのハンガーポールにフックできる衣類用のインデックス。
トップスやアウターなど衣類のジャンルが記入された付属の項目シールを貼って使用します。
何をどこに戻せばいいかが一目瞭然で、男性のスーツなど、夏用か冬用かが分かりにくい衣類も簡単に管理できて便利。
ポール以外にも引き出しや衣装ケースなどでも使用可能です。
サイズ | 105×130×0.75mm(円の直径は35mm、円から上部までが30mm) |
重さ | ― |
素材 | ― |
「“整理収納”と聞くと、大変そうに思われがちですが、コツをつかむと意外に簡単ですよ」と堀井さん。
今回ご紹介した、堀井さん厳選の“プロ愛用収納グッズ”などを参考に、まずはキッチンだけとか、クローゼットだけとか無理のない範囲で少しずつ取り組んでみるのもいいかもしれませんね。