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ヘルシー志向の高まりから、小腹を満たすおやつにも、低カロリーなもの、栄養バランスの優れたものが増えています。
中でも、いま特に注目を集めているのが、高カカオチョコレート。
チョコレートには太りやすいイメージがあり美容の大敵と思われがちですが、実は、主原料であるカカオは美容と健康に効果を発揮する栄養が豊富なのです。
そのため、カカオが多く含まれた高カカオチョコレートを食べることはメリットが多いのだとか。
今回は、気になる高カカオチョコレートの効果や食べ方のポイントなどについて、たいや内科クリニックの林安津美先生に解説していただきます。
併せて、おすすめの高カカオチョコレートも紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
管理栄養士
林 安津美
たいや内科クリニック・管理栄養士。大学卒業後、JAあいち厚生連で37年にわたり病院の管理栄養士として勤務。その間、豊田厚生病院・安城更生病院の技師長として17年間在籍。2022年5月よりたいや内科クリニックへ入職。病態栄養専門管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・腎臓病療養指導士・がん病態栄養専門管理栄養士・和漢薬膳師等の資格を生かし患者さんの思いを聴き・応え、患者目線でテーラーメイドの医療を届けるよう心掛けている。
たいや内科クリニック(院長:加藤大也)
愛知県豊田市逢妻町2丁目18-4
https://taiya-naika.com/
目次
一般的なチョコレートは、主原料であるカカオの含有率が30~50%のものが多いです。
これよりもさらにカカオの含有率が高く、70%以上という高配合のものを高カカオチョコレートといいます。
一般的なチョコレートはカカオが少なく、砂糖やミルクなどが多く配合されており、甘美さやクリーミーな味わいが生み出されています。
一方高カカオチョコレートは、カカオが多く、砂糖やミルクなどが少ないため、苦みが強い傾向にあります。
チョコレートには、カカオに含まれるポリフェノール「カカオポリフェノール」をはじめ、健康と美容に効果が期待できるさまざまな有効成分が含まれています。
その中でも、高カカオチョコレートはカカオの含有量が多く、有効成分も豊富に摂取できるため、継続して摂取することで次のような効果が期待できます。
人の体は、体内で活性酸素が働くことで酸化が起こり、老化が進みます。
その点、カカオポリフェノールには「抗酸化作用」という活性酸素の働きを抑える力があります。
よって、肌を若々しく保ち、血液をさらさらに保つなどエイジングケア効果があるといわれています。
カカオポリフェノールには抗炎症作用もあり、加齢とともに炎症が起こりやすくなる血管壁の状態を改善する効果が期待できます。
血管壁が炎症を起こすと血管を狭くするため、血圧上昇を招くと考えられています。
しかし炎症が治まれば血管も広がり、血圧の低下が期待できるのです。
ただし、カカオポリフェノールの抗炎症作用は即効性がないため、継続しての摂取が大切です。
高カカオチョコレートには食物繊維も豊富。
食前の摂取で、食事に含まれる糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
カカオ由来のたんぱく質であるカカオプロテインは消化されにくく、大腸まで到達するといわれています。
このため、便の量や腸内の善玉菌を増加させる効果が期待でき、便通改善につながると考えられています。
一般的なチョコレートよりも糖質が抑えられているため、糖質を制限したい場合にもおすすめです。
また、カカオに含まれる「テオブロミン」という苦み成分には、脂肪分解作用があるといわれています。
高カカオチョコレートはカカオ含有率が分かるように、「カカオ●●%」という表記がされているので、まずはカカオ含有率をチェックしましょう。
ただし、数値が高いほどカカオ特有の味わいや苦みは強くなる傾向にあります。
いくら体によくても、好みに合わない味では長続きしません。
まずは70%程度のものからスタートし、慣れてきたら、徐々に数値の高いものにチャレンジしていくのがおすすめです。
高カカオチョコレートのさまざまな効果を得るには、1日に25g程度の摂取が望ましいと考えられています。
また、一度に25g食べるよりも、小分けにして食べる方がさらに効果的。
その理由は、カカオポリフェノールの特性にあります。
ある調査によると、ハイカカオチョコレートは、食べてから2時間後にカカオポリフェノールの血中濃度がピークを迎えることが報告されています。
またカカオポリフェノールは水溶性のため、一度にたくさん摂取しても排出されてしまいます。
よって、一度にたくさん摂取するよりも、間隔を空けて少量ずつ食べた方が血中のカカオポリフェノール量が安定し、効果を得やすいと考えられているのです。
また、血糖上昇を抑えたい目的で食べる場合は食前の摂取が望ましいです。
おすすめの食べ方は、1回に5g程度を、朝食30分前、10時頃、昼食30分前、15時頃、夕食30分前と5回に分けて摂取する方法。
サプリメントを摂る要領で気軽に続けられそうですね。
【監修者】管理栄養士林 安津美のコメント
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。edimo編集部が独自に行っています。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
1998年の発売開始から現在に至るまで、多くの人に愛されているロングセラーシリーズ。
その中でも、チャック付きパウチ包装のこちらは、持ち運びと保存に便利。
手に付きにくい小粒のキューブ型で、仕事中に食べてもすぐにデスクワークに取りかかれます。
忙しいときも食べ忘れを防いでくれそうです。
おすすめポイント
・持ち運びと保存に便利なチャック付きパウチ包装タイプ
・手に付きにくい小粒のキューブ型で、仕事の合間でも食べやすい
【メーカー名】明治
【ブランド名】明治
【商品名】チョコレート効果カカオ72%パウチ
【カカオ含有率】72%
【カロリー】1袋(40グラム)あたり226kcal
こだわりのブレンドで苦みを抑え、ふくよかな香りを引き出した食べやすい一枚。
厚さは約4.5mmで、ハイカカオでありながらほどよく砂糖やココアバターも配合されているため、苦みを気にせずおいしく食べることができます。
また、個包装なので携帯しやすく、職場や出先でも気軽に食べやすいでしょう。
一枚6.5gあたり37kcalです。
おすすめポイント
・独自のブレンドでハイカカオ初心者も食べやすい味わい
・厚さ約4.5mmのため、ハイカカオでありながら苦みを気にせずおいしく食べることができる
【メーカー名】ブルボン
【ブランド名】ブルボン
【商品名】ハイブレンドカカオ70
【カカオ含有率】70%
【カロリー】1枚(約6.5グラム)あたり37kcal
コーヒーチェーンでおなじみの『ドトールコーヒー』が監修。
ブラジル産コーヒー豆をハイカカオチョコレートでコーティングしています。
ドトールコーヒーが独自に焙煎したコーヒー豆の香ばしさと、ハイカカオチョコのまろやかな味わいがバランスよく、おやつ感覚で食べられます。
一袋35グラム入りで総カロリーは191kcal。
コーヒー豆が入っている分、食べ応えがありますよ。
おすすめポイント
・ドトールコーヒーが独自に焙煎したブラジル産コーヒー豆を丸ごと一粒コーティング
・コーヒー豆の香ばしさとハイカカオチョコのまろやかな味わいがバランスよい
【メーカー名】カバヤ食品
【ブランド名】カバヤ
【商品名】ドトール コーヒービーンズチョコ ハイカカオ
【カカオ含有率】70%
【カロリー】1袋(35グラム)あたり191kcal
北欧エストニアが誇る、カカオを高温で処理せず作られたローチョコレート。
ペルー原産の希少品種カカオ「クリオロ種」のみを使用し、動物性原料は一切不使用。
42度以下に徹底管理した環境のもと、石臼で原料を混ぜ合わせて作られるため、カカオが持つ酵素や栄養素が損なわれることなく摂取できます。
カカオが高配合されているとは思えないほど豊かな口溶けも魅力です。
おすすめポイント
・カカオを高温で処理せず作るため、栄養が壊れない
・石臼で原料を混ぜ合わせる伝統的な製法
【メーカー名】ROOSIKU
【販売元】トレテス
【ブランド名】ROOSIKU
【商品名】オーガニックチョコレート ハイカカオ77%
【カカオ含有率】77%
【カロリー】1枚(37グラム)あたり234kcal
「パールが放つ軽やかで美しい輝き」をイメージして作られたハイカカオチョコレートシリーズ「Perlege」。
こちらはチョコの中にヘーゼルナッツのジャンドゥーヤを詰めたタイプで、シンプルなチョコでは物足りない人におすすめです。
砂糖を使わず、植物由来の甘味料ステビアを用いることで、濃厚なベルギー産チョコレートにほどよい甘さを出しています。
食物繊維の一種イヌリンも配合。
おすすめポイント
・砂糖不使用。植物由来の甘味料ステビアのほどよい甘さが食べやすい
・ヘーゼルナッツのジャンドゥーヤが詰められており、食べ応えも十分
【メーカー名】perlege
【販売元】豊産業
【ブランド名】perlege
【商品名】ステビア ダークチョコ&ジャンドゥーヤ
【カカオ含有率】85%
【カロリー】1個(42グラム)あたり206kcal
世界中で愛されているプレミアムチョコレートブランド「ゴディバ」。
その伝統ある高度な技術をもって、カカオの味わいを十分に引き出し作られています。
カカオが85%と高配合されており、奥深く洗練されたカカオの苦みと酸味のバランスは絶妙。
パッケージも工夫されていて、3枚(約18グラム)ずつが7個ごとに仕切られており、1日3枚ずつ食べればちょうど1週間分なのも魅力。
おすすめポイント
・「ゴディバ」の高度な技術と品質へのこだわりが生む、奥深い洗練された味わい
・3枚ずつが7個に仕切られていて、自然に習慣化できる
【メーカー名】ゴディバジャパン
【ブランド名】GODIVA
【商品名】ピュア85%ダークチョコレート カレ 21枚
【カカオ含有率】85%
【カロリー】–
イタリアのチョコレートメーカー「Cacao Crudo」が手掛けるローチョコレート。
主原料のココナッツパルプとクリオロ種カカオは、母乳と匹敵するほどのラウリン酸が豊富です。
ラウリン酸は美肌やダイエット、免疫力の向上などさまざまな効果が期待でき、より体にうれしい1枚になっています。
苦みと甘みのバランスがよく、酸味が控えめで食べやすいのもうれしいポイント。
おすすめポイント
・美肌やダイエット、免疫力の向上に効果が期待できる、ラウリン酸が豊富
・苦みと甘みのバランスがよく、酸味も控えめで食べやすい
【メーカー名】Cacao Crudo
【販売元】シーエフシージャパン
【ブランド名】Cacao Crudo
【商品名】有機ローチョコレート カカオ90%
【カカオ含有率】90%
【カロリー】1枚(50グラム)あたり319kcal
スイスのプレミアムチョコレートブランド「Lindt」が手がける、上級者向けのハイカカオチョコレート。
カカオ含有率が99%。
口の中に入れるとゆっくり溶け始め、ねっとりとした濃厚な舌触りが楽しめます。
力強いカカオ感と豆本来の風味が口の中に広がり、溶け終わりにはわずかな渋みも感じられるため、高カカオチョコレートが好きな人にはたまらない味わいです。
おすすめポイント
・カカオ含有率99%ならではのねっとりとした濃厚な舌触り
・通好みの力強いカカオ感と豆本来の風味、わずかな渋みが楽しめる
【メーカー名】LINDT & SPRUNGI Japan
【ブランド名】Lindt
【商品名】リンツ エクセレンス99%カカオ
【カカオ含有率】99%
【カロリー】–
最高級エクアドル産有機カカオを低速低温で挽くことで、豆が持つ栄養成分を最大限に生かしたオーガニックローチョコレート。
甘味には低GIでミネラル豊富なココナッツシュガーを使っており、より体に優しい1枚になっています。
PEFC(森林認証プログラム)認証の外包装材やウッドパルプを採用し、印刷には有機インクを使用。
自然に還るエコパッケージです。
おすすめポイント
・最高級エクアドル産有機カカオの栄養成分を最大限に生かしたローチョコ
・低GIでミネラル豊富なココナッツシュガーを使用
【メーカー名】LOVECHOCK
【販売元】ブリリアントアース
【ブランド名】ブリリアントアース
【商品名】LOVECHOCK オーガニック ローチョコレート(エクストラダーク99%)
【カカオ含有率】99%
【カロリー】–
商品名 | チョコレート効果カカオ72%パウチ | ハイブレンドカカオ70 | ドトール コーヒービーンズチョコ ハイカカオ | オーガニックチョコレート ハイカカオ77% | ステビア ダークチョコ&ジャンドゥーヤ | ピュア85%ダークチョコレート カレ 21枚 | 有機ローチョコレート カカオ90% | リンツ エクセレンス99%カカオ | LOVECHOCK オーガニック ローチョコレート(エクストラダーク99%) |
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メーカー名 | 明治 | ブルボン | カバヤ食品 | ROOSIKU(販売元/トレテス) | perlege(販売元/豊産業) | ゴディバジャパン | Cacao Crudo(販売元/シーエフシージャパン) | LINDT & SPRUNGI Japan | LOVECHOCK(販売元/ブリリアントアース) |
ブランド名 | 明治 | ブルボン | カバヤ | ROOSIKU | perlege | GODIVA | Cacao Crudo | Lindt | ブリリアントアース |
カカオ含有率 | 72% | 70% | 70% | 77% | 85% | 85% | 90% | 99% | 99% |
カロリー | 1袋(40グラム)あたり226kcal | 1枚(約6.5グラム)あたり37kcal | 1袋(35グラム)あたり191kcal | 1枚(37グラム)あたり234kcal | 1個(42グラム)あたり206kcal | – | 1枚(50グラム)あたり319kcal | – | – |
商品詳細 | |||||||||
美容と健康に有効な高カカオチョコレートですが、食べ過ぎは禁物です。
カカオの含有量が多い分、脂質も多く、一般的なチョコレートより1.2~1.5倍含まれていると考えられています。
脂質が多ければ、カロリーも相対的に高くなります。
カロリーオーバーとなれば、カカオの持つダイエット効果も台無しになりかねません。
ほかの食事から摂取するカロリーも考慮すると、成人女性の場合、高カカオチョコレートから摂取するカロリーは200kcal程度に収めるのが望ましいです。
高カカオチョコレートのカロリーは製品によって異なりますが、100gあたり600kcal前後のものが多いです。
これから考えると、多くても一日30g程度の摂取に留めるようにしましょう。
先に解説した食べ方のタイミングにもあるとおり、一回5gを一日5回と決めておけば食べ過ぎを防ぐことができます。
一般的なチョコレートに比べ、高カカオチョコレートはカフェインの含有量が約2.3~4倍ほど多い傾向にあります。
カフェインを多く取り過ぎてしまうと、体質によっては下痢やめまい、不眠などの体調不良を引き起こす場合があります。
少量から食べ始め、体調の様子をみながら量を加減しましょう。
体調不良が続くようであれば、摂取量の目安を守っていたとしても、さらに減らして様子を見ましょう。
美容と健康に有効な成分が豊富な高カカオチョコレート。
味気ないサプリメントでは長続きしないという人も、カカオの風味とほどよい苦みが魅力の高カカオチョコレートなら、飽きずに続けられそうですね。
今回紹介したおすすめの食べ方を参考に、食べ過ぎに注意しながら、おいしく楽しく自分磨きに役立てましょう。
高カカオチョコレートの摂取目安量の1日25gですが、この量が高カカオチョコレートの効果を得ることに適した量であり、食べ過ぎにならない量です。
これを超過すると食べ過ぎになってしまうので、注意が必要ですよ。