2023.05.08

/

【専門家監修】腸活におすすめの甘酒6選。腸内環境を整えて美肌、便秘解消、免疫力UPを目指そう!

「便秘気味でなんだか肌の調子も今一つ。でも便秘薬に頼るのはちょっと…」と思っている女性は、案外多いのではないでしょうか。

腸の調子を整え自然に便秘を解消できる方法として最近注目されているのが、甘酒。

そこで今回は、甘酒が腸内環境に与える影響や、飲むタイミングと量などについて一般社団法人ファイブツーダイエット協会理事の木村侑乎さんへの取材を基に解説します。

あわせて、edimo編集部おすすめの甘酒も紹介します。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

分子栄養学カウンセラー
木村侑乎

木村侑乎

一般社団法人 ファイブツーダイエット協会  理事。臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー、日本ニュートリション協会(JNF) 認定サプリメントアドバイザー。
何をしてもリバウンドしてきたが、断続的断食(5:2ダイエット)で10キロ以上の減量とリバウンドを克服。長年の体調不良も改善した経験から、ファイブツー(5:2)ダイエットの普及に力を入れている。

一般社団法人 ファイブツーダイエット協会
東京都品川区東五反田2-9-1-208
https://jif-association.com/

甘酒とは?

甘酒は、日本古来の甘みのある飲料。

起源は古墳時代までさかのぼるともいわれ、奈良時代にはすでに、「糟湯酒(かすゆざけ)」として和歌にも詠まれています。

●麹甘酒と酒粕甘酒

甘酒は、米麹由来のものと酒粕由来のものの2種類に分けられます。

酒粕由来の酒粕甘酒には、微量のアルコールと、砂糖などの甘味料が加えられています。

一方、麹甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれ、アルコールと甘味料は不使用で、麹本来の自然な甘みが特徴

どちらも健康効果は期待できますが、より美容と健康によいと近年注目されているのが麹甘酒です。

●麹甘酒は「飲む点滴」?

麹甘酒が「飲む点滴」といわれるのは、体内で素早くエネルギーとして利用されるブドウ糖を主成分とするため。

点滴でブドウ糖を補給し、血糖値を上げるのと同様の効果が期待できることが、「飲む点滴」と称されるゆえんと考えられています。

また、麹甘酒は、私たちの体に欠かせないアミノ酸20種をすべて含んでおり、そのうちの50%が体に吸収されやすい遊離アミノ酸です。

そのほか、ビタミンB群、食物繊維、トレハロース、ラフィノースなどのオリゴ糖も含まれており、麹甘酒は栄養豊富な食品といえるのです。

甘酒が腸内環境を整える?

腸内環境を整え、美肌・便秘解消・免疫力アップが期待できる麹甘酒。

それぞれ甘酒のどの成分が関係しているのでしょうか。

●美肌

・アミノ酸

肌の保湿やバリア機能の維持、向上に大きく関係するアミノ酸。

麹甘酒は、体内で作ることができない20種のアミノ酸をすべて含んでいるため、麹甘酒を飲むことで天然保湿因子を増やすことが期待できます。

・ビタミンB群

美肌のビタミンといわれるビタミンB群。

皮膚の新陳代謝や老廃物の排出を促します

・コウジ酸

メラニン色素の生成を抑えることで、美白やシミなどを軽減する効果が期待できます

●便秘解消

・オリゴ糖・食物繊維

腸内にすむ善玉菌のエサになり、酪酸を作ります。

酪酸は腸の粘膜を修復したりバリア機能を高めたりしてくれるほか、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整えます

・消化酵素

麴菌が作る100種類以上の酵素の中には、腸の消化吸収の負担を軽減する消化酵素も含まれています。

甘酒を飲むことで消化酵素が補給され、腸を元気にする効果が期待できます

●免疫力アップ

腸には、免疫細胞の約70%が集中しています。

そのため、甘酒を飲むことで腸内環境を整えれば、体全体の免疫力アップにつながると考えられます。

いつ、どのくらい飲むのがいい?

●効果的なタイミング

酵素やアミノ酸を効果的に補給するためには、朝に麹甘酒を飲むのがおすすめ

また、ブドウ糖はエネルギーに変わるのが速いため、おやつの代わりに間食として飲めば、ダイエットにも効果的です。

●一日の摂取量

麹甘酒の主成分はブドウ糖のため、一気にたくさん飲み過ぎると血糖値が急上昇するおそれがあります。

まさに点滴するように、時間をかけて少しずつ飲むのがおすすめ

毎日100mlずつぐらい飲む習慣をつければ、腸活の効果がより高まるでしょう。

※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。edimo編集部が独自に行っています。

※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。

※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。

腸活におすすめの麹甘酒6選

まるみ麹本店「奇跡の甘酒(白米)」

「奇跡のりんご」で知られる木村式自然栽培により、無農薬かつ化学肥料・有機肥料不使用で育った米から作られた甘酒

こっくりとした甘さが特徴で、砂糖代わりに料理にも使えそう

白米タイプのほか、玄米タイプもあり。

おすすめおすすめポイント
・「奇跡のりんご」の木村式自然栽培で作った米が原料
・砂糖の代わりに甘味料としても使える

ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント

年齢非公開・男性

飲んで最初に感じた特長は、とても爽やかなフルーティーさでした。
個人的には、柑橘を思わせる風味を感じ、このような味わいの甘酒もあるんだ、と驚きました。
それでいて、しっかりとした甘味や旨味があり、毎日飲みたくなる逸品です。
甘酒が大好きで、自分好みの商品を探し求めて、色々な商品を試していますが、この甘酒は、リピート確定です。
また、このタイプの容器であれば、1回で使い切れない時でも、保存中にこぼれる心配が無く、とても使いやすいです。

年齢非公開・女性

甘酒は苦手でしたが、こちらの甘酒は美味しくて続いています。
整骨院の先生に、身体の硬さ(肩こり腰痛)を取るために腸活が効くかもしれないと、甘酒をすすめられたことをきっかけに飲み始めました。
私には合っていたようで、身体がだいぶ軽くなりました。

年齢非公開・女性

薄めて飲むタイプなので、保存にも嵩張らず、常備しています。
私は毎朝、無調整豆乳と混ぜて飲んでいますが、冬はホットで夏は冷たくして飲むのが日課です。美味しく頂いています。

年齢非公開・女性

こんなに美味しい甘酒は初めてです。優しい甘さが染み渡ります。お料理にも使いやすいです。

【メーカー名】まるみ麹本店
【ブランド名】まるみ麹本店
【商品名】奇跡の甘酒(白米)
【内容量】300g
【原材料】米(国産米100%)
【カロリー】
【賞味期限】6カ月

こうじや里村「お米と米麹で作ったあまざけ」

米麹の専門メーカーが手掛けた、素材本来の優しいうまみが楽しめる甘酒。

国産米と良質な米麹を15時間以上熟成糖化して作ることで、飲んだ後に口に残らない味わいを実現しました。

そのままはもちろん、豆乳などと混ぜてもおいしい優しい甘さになっています。

1Lのほか125mlタイプもあり

おすすめおすすめポイント
・15時間以上熟成糖化して作った甘酒
・125mlタイプもあり

ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント

20代・女性

妊活中に、自分の為に探し巡り合いました。旦那、子供ととりあって飲むことになるだなんて当時は想像していませんでした。今ではなくてはならない我が家の甘酒です。

40代・女性

食が細くなった両親へのプレゼントに、定期的に送っています。家族も皆大好きとなって、今では切らさないよう注意してストックしています。

50代・男性

甘酒は苦手だったが、体調管理を意識し、レビューが多い本品を試す事に。今まで飲んだどの甘酒より美味しく、皆がすすめる理由に納得。個人的には、容器が紙パックで処分しやすく、毎日続ける自分には向いていると感じます。今後もリピートします。

60代・女性

すっきり飲みやすく、癖がないので様々なアレンジもでき楽しんでいます。夏は冷やして、冬はホットに!料理にも活用しています。

【メーカー名】コーセーフーズ
【ブランド名】こうじや里村
【商品名】お米と米麹で作ったあまざけ
【内容量】1L、125ml
【原材料】甘酒(米(国産)、米麹)
【カロリー】100ml当たり89kcal
【賞味期限】製造日から10カ月

八海山「麹だけでつくったあまさけ」

酒づくりの伝統技術を生かした麹による、雑味のないすっきりとした上品な味わいが特徴の甘酒。

蔵人こだわりの高精白の米から作った麹と、八海山水系の極軟水だけを使用しています。

温めるのはもちろん、きりりと冷やしてもおいしい味わい。

ホームページには、デザートやスープなどのアレンジレシピが掲載されています

おすすめおすすめポイント
・酒造りの伝統技術を生かした麹と八海山水系の極軟水のみが原料
・ホームページにアレンジレシピあり

【メーカー名】八海醸造
【ブランド名】八海山
【商品名】麹だけでつくったあまさけ
【内容量】118g、410g、825g
【原材料】米麹(国産米)
【カロリー】100g当たり108kcal
【賞味期限】製造より4カ月

プラス糀「糀甘酒カカオ」

「ディズニー ヘルシー・テイメント」を推進するウォルト・ディズニー・ジャパンが、栄養成分からパッケージデザインまで監修した麹甘酒。

カカオのコクと麹甘酒の相性が抜群で、自然な甘さが味わえます

ディズニーのかわいらしいパッケージが特徴で、子どもも楽しく飲めそう。

同シリーズに、「糀甘酒ミルク」「糀甘酒SOY」も。

おすすめおすすめポイント
・ウォルト・ディズニー・ジャパン監修の麹甘酒
・「糀甘酒ミルク」「糀甘酒SOY」もあり

【メーカー名】マルコメ
【ブランド名】プラス糀
【商品名】糀甘酒カカオ
【内容量】125ml
【原材料】甘酒(国内製造)(米、米こうじ、食塩)、全粉乳(乳成分を含む)、ココアパウダー/安定剤(セルロース)、乳化剤
【カロリー】1本(125ml)当たり84kcal
【賞味期限】

古町糀製造所「神社エール」

新潟県の総鎮守として千有余年の歴史を誇る白山神社の参道に本店があることなどにちなみ、神社とジンジャーをかけたユニークなネーミングの甘酒。

高知県産ショウガの搾り汁入りのためすっきりとした甘さがあり、甘酒が初めてという人でも飲みやすくなっています

おしゃれなパッケージで、ギフトとして贈っても喜ばれそう

おすすめおすすめポイント
・ショウガ入りで初めての人でも飲みやすい
・パッケージがおしゃれでギフトにも好適

【メーカー名】古町糀製造所
【ブランド名】古町糀製造所
【商品名】神社エール
【内容量】500ml
【原材料】米(国産)、米糀(国産米)、生姜汁(国産)
【カロリー】
【賞味期限】製造より6カ月

ひかり味噌「朝のむ あまざけ 1000ml」

品名の通り、後味が軽く朝から飲みやすいと人気の甘酒

甘さ控えめながらも米のうま味とコクが感じられ、毎日飲んでも飽きのこない味わいです。

1Lと大容量なので、家族とシェアしてもよさそう

おすすめおすすめポイント
・朝から飲みやすい、すっきりとした甘みと軽い後味
・大容量で家族と分け合える

【メーカー名】ひかり味噌
【ブランド名】ひかり味噌
【商品名】朝のむ あまざけ 1000ml
【内容量】1000ml
【原材料】米、米こうじ(国内製造)、食塩
【カロリー】100ml当たり71kcal
【賞味期限】300日(賞味期間)

商品一覧表

商品名奇跡の甘酒(白米)お米と米麹で作ったあまざけ麹だけでつくったあまさけ糀甘酒カカオ神社エール朝のむ あまざけ 1000ml
メーカー名まるみ麹本店コーセーフーズ八海醸造マルコメ古町糀製造所ひかり味噌
ブランド名まるみ麹本店こうじや里村八海山プラス糀古町糀製造所ひかり味噌
内容量300g1L125、125ml118g、410g、825g125ml500ml1000ml
原材料米(国産米100%)甘酒(米(国産)、米麹)米麹(国産米)甘酒(国内製造)(米、米こうじ、食塩)、全粉乳(乳成分を含む)、ココアパウダー/安定剤(セルロース)、乳化剤米(国産)、米糀(国産米)、生姜汁(国産)米、米こうじ(国内製造)、食塩
カロリー100ml当たり89kcal100g当たり108kcal1本(125ml)当たり84kcal100ml当たり71kcal
賞味期限6カ月製造日から10カ月製造より4カ月製造より6カ月300日(賞味期間)
商品詳細

甘酒アレンジレシピ。調味料としても便利!

いくら体にいいとはいえ、毎日同じ味だと飽きてしまったり、そもそも味が苦手だったりすると、習慣として続けるのは難しいですよね。

そこで、甘酒を使ったアレンジレシピを紹介します。

●ブルーベリーと甘酒のスムージー

抗酸化力の高いブルーベリーを使った若返りスムージー。

ブルーベリーの酸味が効いているので、甘酒の甘さが苦手な人にぴったり。

・材料
甘酒 ・・・・・・・・・100ml
冷凍ブルーベリー・・・・30~50g(お好みで)
水・・・・・・・・・・・50~70ml

・作り方
ミキサーにすべての材料を入れて撹拌(かくはん)するだけ。
ブルーベリーだけでなく、ミックスベリーを入れてもおいしくできます。

●甘酒の豆乳割り

簡単に調理でき、たんぱく質も取れる栄養ドリンク。

・材料
無調整豆乳・・・・・・・100ml
甘酒・・・・・・・・・・100ml

・作り方
豆乳と甘酒を混ぜるだけ。
冬は少し温めて飲むのがおすすめです。

●甘酒エスニックだれ

はちみつや砂糖の代わりに甘酒を使うレシピ。

サラダや蒸し鶏のタレとして活用できます。

・材料
甘酒・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
レモン汁・・・・・・・・・・・・大さじ1
ナンプラー・・・・・・・・・・・大さじ2
ニンニク(すりおろしたもの)・・・小さじ1/2
※お好みでタバスコ少々

・作り方
すべての材料を混ぜ合わせて、野菜や、豆腐・蒸し鶏などにかける。

●ダブルパワー甘酒

酒粕甘酒も使ったレシピ。

血糖値が気になる人にもおすすめ。

・材料
麹甘酒・・・・100ml
酒粕・・・・・50g
お湯・・・・・100ml
ショウガ(すりおろしたもの) 適量

・作り方
お湯に酒粕を入れてハンドミキサーで撹拌(かくはん)し、鍋で温める。(アルコールを飛ばしたいときは沸騰させて、少し冷ます)
カップに注ぎ、糀甘酒を注いでショウガを加える。

まとめ

麹と発酵の力を集結させた甘酒。

豊富な栄養素と腸内環境を整える働きがあることから、最新のダイエット法として注目される「インターミッテントファスティング(断続的断食)」のファステイングドリンクとしても使われています。

手軽かつ栄養価の高い甘酒、ぜひ毎日の習慣にして腸活に役立ててくださいね。

<掲載商品はedimo編集部が実際に連絡を行い、コンタクトが取れたメーカーのものだけに限定しています。※一部国内プレスリリースでの確認>

関連キーワード

おすすめおすすめ広告