2023.07.12
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朝起きたときに髪がボサボサになっていたり、絡まっていたりしたら気分が下がるもの。
ロングヘアの方ほど、寝起きの髪のパサつきや絡みが気になりがちではないでしょうか。
そこで、寝ている間の髪へのダメージを防ぐ、シルクやコットンの「ナイトキャップ」をピックアップ。
ナイトキャップを着用して寝ることで、就寝中の髪への摩擦や乾燥によるパサつきを抑えることができます。
就寝中に髪が傷む理由やヘアキャップを使うメリットについて、美容師の藤巻正典さんへの取材をもとに解説します。
あわせて、edimo編集部が選んだおすすめのヘアキャップもご紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
美容師・毛髪診断士
藤巻 正典
美容クリニックと融合したヘアサロン「LonaLona(ロナロナ)」に所属するメディカルヘアスタイリスト。美容師として30年のキャリアがあり、美容師の手が荒れないシャンプートリートメントを開発。他にもさまざまなヘアケア商材を扱っており、頭皮や髪を守るメニューを提供。メンズ顧客が大半を占めるヘアサロンで指名率100%を達成するなど、男性からの支持も厚い。現在は毛髪診断士として、AGAのカウンセリングや頭皮診断・ケアといった分野でも活躍の場を広げている。
ロナロナクリニック
東京都港区新橋3-7-7 Tビル2階
https://lonalona.jp/
目次
前日にトリートメントやヘアオイルでケアをしたはずなのに、朝起きたら髪が広がっていたり、ゴワついていたりすることはありませんか?
その原因の一つは、髪の毛と枕の「摩擦」によるダメージだといわれています。
寝ている間、髪の毛は常に枕と接している状態で、頭の重みで髪が圧を受けやすくなります。
そのため、寝返りなどで頭の位置が変わることで、枕との間に摩擦が起き、それによって髪を傷める可能性があるのです。
特に、髪がしっかり乾いていない状態で寝てしまうと、表面のキューティクルが剥がれやすくなるため、摩擦によるダメージがさらに強まってしまいます。
また、寝汗などをかき、髪が湿った状態も、同様のダメージを受けやすくなるのだそう。
そしてもう一つ注意したいのが、髪同士の絡まりです。
特に、完全に乾いていない襟足や根元などに注意。
枕に一番密着している部位であるため、摩擦が生じて絡まりが起こりやすく、枝毛や切れ毛といったダメージもプラスされてしまいます。
就寝中に髪を傷めないために何より重要なのは、髪と頭皮をしっかり乾かして寝ること。
髪は濡れている時間が長いほどダメージを受けやすいため、お風呂から上がったらすぐにタオルドライして、なるべく時間を置かずにドライヤーで乾かすようにしましょう。
元からパサつきを感じやすい髪質の場合は、オイルやミルクなどのアウトバス用品で髪を保湿するとダメージを軽減できます。
また、静電気が起こりやすい化学繊維の枕カバーが、摩擦によるダメージを余計に高めているかもしれません。
就寝中の摩擦を最小限にするために、枕カバーをシルクなどの滑らかな素材に変えたり、ナイトキャップを着用したりするのがおすすめです。
ナイトキャップを着用することで、寝具との摩擦から髪を守り、パサつきや絡まりを抑えられます。
また、髪をひとまとめにして寝ることで、髪が広がったり、絡んだりすることがなくなるため、寝癖がつきにくく、翌朝の寝癖直しの手間を省けます。
さらに、ナイトキャップの内側の湿度を適度にキープして、かゆみやフケの原因となる乾燥も防ぎます。
ヘアケア対策以外に、就寝時の暑さ・寒さ対策としても重宝するでしょう。
寒い夜には頭部の冷えを防ぎ、汗ばむ夏場には髪をまとめることで、首筋に髪がまとわりつく不快感から解放されます。
ナイトキャップはどんな点に注目して選ぶといいのでしょうか。
ナイトキャップには、主に「シルク」か「コットン」の二つの素材が使われています。
吸水性や放湿性、保湿性に優れており、ムレにくく乾燥しすぎないのが特徴。
特に天然シルクはタンパク質と油分を豊富に含んでおり、髪にツヤを与える効果も期待できるでしょう。
一方、デメリットはお手入れに手間がかかること。
自分で手洗いするか、洗濯機の「おしゃれ着モード」を使って洗う必要があります。
また、ツルツルとした素材で脱げやすいため、自分の頭のサイズに合っているものを選びましょう。
吸水性と保湿性に優れているのが特徴。
洗濯機で気兼ねなく洗える素材なので、お手入れしやすく、清潔に保ちやすいのも魅力です。
柔らかくふんわりとした質感で、優しく髪の毛を包み込む肌触りも人気。
ただし、タンパク質や油分を含んでいる天然シルクと比べると、ヘアケア効果が劣りやすいです。
ナイトキャップを選ぶうえで、サイズはとても大切。
締め付けがきついと睡眠の妨げになり、反対に緩いと寝ている間に脱げてしまいます。
自分に合った脱げにくいタイプ・サイズのものを選びましょう。
ナイトキャップのかぶり口は主に「リボン」と「ゴム」の2種類に分かれています。
髪の量や頭の大きさに合わせて、締め付けを調節できるのが特徴。
首の後ろあたりでリボン結びにして、頭部にナイトキャップを固定させて使います。
ゴムタイプのものに比べて、跡が残りにくいのもうれしいポイントです。
ただし、リボンの結び方が緩いと寝ている間に脱げてしまうことに注意。
また、ロングヘアの方はリボンを結んでいる間に後れ毛が出てきてしまう場合もあるようです。
リボンタイプのように結ぶ手間がなく、髪を入れやすいのが魅力。
うなじの後れ毛や前髪まわりもしっかり入れ込める使いやすさもポイントです。
ただし、締め付けがきつすぎると、ゴムの跡がつきやすく、不快感で睡眠の妨げになるのがデメリット。
サイズ表記をしっかりチェックして、自分の頭部の大きさに合うものを選びましょう。
ゴムがむき出しになっていないものなら、締め付けによる違和感を軽減できるかもしれません。
ナイトキャップは色やデザインが豊富に展開されています。
見た目がオシャレなものを選べば、旅行先など人前でも使いやすいのではないでしょうか。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 素材 | サイズ |
リリー・シルク ジャパンリリー・シルク|ロングヘア用 シルクナイトキャップ | シルク | セミロング〜ロングヘア | ||
CBCOCO SILK|シルク ナイトキャップ | シルク | ショートヘア(Mサイズ)、ミディアム〜ロング(Lサイズ) | ||
ハホニコハホニコハッピーライフ|美容師さんが考えた髪のためのシルクmoonナイトキャップ | シルク | |||
大醐絹屋|おやすみケア シルクナイトキャップ ふわふわタイプ | シルク | |||
15FACTORYhanahana15|Cotton 100% Soft Knit cap | コットン | |||
ランドクリエイトsilk To|シルクナイトキャップlight | シルク | ショートヘア〜ロングヘア |
最高級グレードの天然シルク100%のナイトキャップ。
筒状のデザインで、長さ約64cm、幅約25cmと長い髪を収納するのに十分なサイズ感が備わっています。
ロングヘアやセミロング、巻き毛、くせ毛の方におすすめです。
全周ソフトゴムバンド付きで、どんな頭囲にも対応しており、着脱も簡単にできます。
バラピンク・トープ・ブラック・シルバーグレーの4色展開で、高級感のある見た目も魅力です。
編集者が使ってみました!
肩下15㎝のロングヘアで、髪がもつれやすい編集者が、就寝時に使ってみました。
袋状のナイトキャップ。
髪を一つに束ねて片手で持ち、毛先から袋に入れていきます。
筒口の大きさにゆとりがあるので、簡単に毛先を通すことができました。
肩下25㎝くらいのスーパーロングヘアでも、毛先まで収納OK。
今回のラインアップの中で、ロングヘアの人が一番被りやすいタイプだと思います。
筒口のゴムのフィット感がちょうどよかったです。
翌朝、額や前髪にゴムのカタが付くことがなく、寝返りを打っても脱げませんでした。
ロングヘアでも髪を折り畳まずに収められるので、うねりやカタが付かないところが◎。
髪の指通りがよくなり、ツヤ感もアップした気がします。
絹の本場中国の国家機関による品質基準で、トップクラスの品質と認められたシルクを採用。
髪や肌と同じタンパク質を豊富に含んでおり、ダメージを守りながらヘアケア効果も期待できます。
グレーやピンク、パープルなど全15色のカラーバリエーションから選べるのも魅力。
さらに、髪の量や頭の大きさによって2サイズから選ぶことができます。
ショートヘアの方はMサイズ、ミディアムからロングヘアの方はLサイズがおすすめです。
編集者が使ってみました!
シャワーキャップ型。
パッケージ裏面で紹介されている被り方は、まず髪を左右に分け、右の髪束をキャップの左側に入れ、左の髪束は右側にクロスさせて入れ込む方法です。
この方法でうまく収められれば、髪の折れ曲がりは最低限に抑えられると思いますが、慣れるまでは少し難しく感じました。
キャップのゴムのフィット感がちょうどよく、就寝中も気になりませんでした。
翌朝、手ぐしでといても引っかからず、さらさらした触り心地に。
ただ、編集者の髪質はクセが付きやすいためか、キャップ内で折れ曲がった箇所にうねりが出来ました。
肩下くらいのセミロングの方が扱いやすいと思います。
髪や肌に優しい天然シルク100%のナイトキャップ。
筒型デザインを採用することで、髪を折り畳んだり、まとめたりすることなく髪を包み込めるので、髪を曲げずに保護できてクセを防止することができます。
通気性にも優れており、首元から口元に伸ばすことで喉や首の乾燥防止用のネックガードとしても活用できます。
編集者が使ってみました!
長さ60㎝の筒状タイプ。
筒口が波打っている方を上側にして、ネックウォーマーを被るように首にまとめます。
次に、筒口の上側を持って頭に通し、髪全体を覆いながら毛先まで下ろしていきます。
髪の長さが胸くらいの編集者の場合、毛先までぴったり収まりました。
ロングヘアでも、髪を折り曲げずに収められるのが好印象。
ただ、肩下15cmよりも髪が長い場合は、キャップから毛先が出てしまいそうです。
一晩着用しても、ゴムのキツさやムレ感はなく、快適。
翌朝、髪の指通りがよくなり、引っかかりが減ったと思います。
額まで深く被ると、首の後ろ辺りの髪にカタが付いてしまったので、前髪を出すイメージで、やや後ろに下げた方がよさそうです。
ただ後ろにずらしすぎると、就寝中に脱げてしまうことも。調整しながらちょうどよい位置を見つけましょう。
ぴったりとした付け心地なので、毛量が多い人や、雨の日の髪の広がりやうねりが気になる人にもおすすめです。
絹や綿を中心とした天然素材の衣料品を展開するブランド「絹屋」のナイトキャップ。
日本製シルク100%で髪に優しく、摩擦や乾燥を防ぐのはもちろん、トリートメントやオイルなどを保護して潤いのある髪へと導きます。
ゴムを使用していないので髪に跡がつかず、締め付け感がないのも魅力。
柔らかなニット素材でふわふわとした肌触りが心地よいでしょう。
着用時の違和感を少しでも減らすため、洗濯表示はシールで簡単に剥がせるようになっています。
素材 | シルク |
着用タイプ | |
サイズ | |
カラー | 生成・桜色 |
サラッと滑らかな肌触りのコットン素材を採用し、通気性もよく、オールシーズン快適にかぶることができます。
縫製箇所は最小限に抑え、裏地にはタグも付いていないため、そのままかぶって寝ても不快感がないでしょう。
オリーブ・グレーミックス・コーラルオレンジなど豊富なカラーバリエーションに加えて、シンプルな「ノーマル」、デザイン性の高い「スクリュー」と2種類の形から選択可能。
スクリュータイプはトップを開くことができるので、ターバンとしても活用できます。
保温性と吸放湿性に優れたシルクノイル(絹紡紬糸)を使ったナイトキャップ。
こだわりの3層構造になっており、髪側にはシルク100%のシルク糸、外側には摩擦を抑える綿レーヨンシルク、内側には脱げにくさを考慮したゴム糸を採用しています。
最長61cmの筒状のロングタイプなので、ロングヘアを折り畳んだり、無理やりまとめたりすることなく、そのまままっすぐ入れることができます。
ヘアゴムを使ってキャップを縛ったり、髪の長さに合わせて折って調整したりと、使い方は自由自在です。
素材 | シルク |
着用タイプ | ゴム |
サイズ | ショートヘア〜ロングヘア |
カラー | シルクホワイト・ベビーピンク・グレー・ブラウン |
髪の毛が濡れたままナイトキャップを着用するとなかなか乾きにくく、キューティクルが剥がれてダメージの原因となります。
また、キャップ内がムレることで雑菌が繁殖して、フケや炎症につながるおそれがあり、抜け毛の原因にもなります。
ナイトキャップをかぶる前に、しっかり髪を乾かすようにしましょう。
ナイトキャップをかぶって寝ることで、枕との摩擦や髪同士の絡まりによるダメージを軽減できます。
特にシルクやコットンなどの天然素材は保湿性が高く、頭皮や髪のコンディションを良くしてくれるでしょう。
頭の大きさに合っていないとすぐに脱げてしまうため、購入前にサイズをしっかりチェックしてくださいね。
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