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年齢とともに気になり始める目元のしわやほうれい線。
エイジングケアに効果が期待できるスキンケアアイテムには、レチノールが含まれているものが多いですよね。
とはいえ「毎日のスキンケアにプラスしてしわ対策をするのはちょっと…」という人も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが、夜のスキンケアで使用している乳液を、レチノール配合のものに変えてみること。
今回は、肌クリニック大宮の看護師・ひとみさんに、レチノールの特徴やレチノール乳液の選び方、使用する際の注意点についてお聞きしました。
あわせてedimo編集部おすすめのレチノール乳液も紹介するので、チェックしてくださいね。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
看護師
鈴木 ひとみ
病棟経験を経て、現在は皮膚科・美容皮膚科で看護師として勤務。2022年に日本化粧品検定1級を取得。保険診療の補助、美容カウンセリング、美容施術のほか、美容の知識を生かした記事の作成やSNSの更新を行っている。
患者一人ひとりの悩みに耳を傾け、肌質や生活スタイルなどに合わせた施術やスキンケアを提案。安心して通院してもらえるよう、施術前後のケアやダウンタイムについても詳しく伝えている。
肌クリニック大宮
埼玉県大宮区桜木町1-219-3 アクロスキューブ大宮5階
https://e-hifu.jp/
目次
レチノールとは、ビタミンAの一種で、肌の角質に働きかけて、肌の状態を整えてくれる美容成分のこと。
ここでは、期待できる効果について説明します。
肌にはもともとビタミンAが含まれていますが、加齢や紫外線、生活環境、ホルモンなどの影響で、日々破壊され減少しています。
そして肌内部のビタミンAが不足すると、肌の最上部にある角質層が厚く、目が粗くなってしまい、バリア機能の低下につながります。
そのため、毛穴が目立ったり乾燥したりといった肌トラブルが起こりやすくなるのです。
そのような場合、日常的にビタミンAの一種であるレチノールを補給し、肌に“貯蓄”していけば、健康で若々しい肌を保つことができるだけでなく、肌トラブルを予防することにもつながります。
レチノールには、ビタミンCとともにコラーゲンの生成を促進する働きがあるとされており、継続して使用することで、シミなどのエイジングケアに効果が期待できます。
レチノールは、肌をサポートする効果が期待できることから、ニキビの原因の一つとされる毛穴の詰まりを予防したり、詰まりを少なくしたりすることができるでしょう。
また、色素沈着を起こしている茶色のニキビ跡の場合、肌のターンオーバーとともに少しずつ薄くなる可能性もあります。
ニキビ跡は薄くなるまで半年程度かかることが多いため、しばらく様子をみてください。
毎日のスキンケアとして取り入れやすいレチノール乳液ですが、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
ここでは、選び方のポイントについて解説します。
敏感肌の人は、普通肌の人に比べ、レチノールでピリピリとした刺激を感じることがあるでしょう。
そのため、比較的肌への刺激が少ないパルチミン酸レチノールの使用がおすすめです。
配合濃度は0.01%のものからあり、製品によってさまざまです。
濃度が高いほど効果は期待できますが、その分刺激も強くなってしまいます。
まずは濃度の低い製品から使用し、少しずつ濃度を上げていくのがおすすめです。
レチノール乳液を選ぶ上で注意したいのが、容器の密閉性。
レチノールは空気や光に触れることで劣化しやすい成分のため、密閉性のあるものを選ぶようにしましょう。
また、開封後2、3カ月で使いきれる容量のものを選ぶと安心です。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 配合レチノール | 内容量 |
資生堂アクアレーベル|バウンシングケア ミルク(医薬部外品) | パルミチン酸レチノール | 130ml | ||
ラフラ・ジャパンラフラ|モイストオレンジ タイプD | パルミチン酸レチノール | 100g | ||
pdcコーポレーションPure Natural|ピュア ナチュラル エッセンスローション リフト | パルミチン酸レチノール | 210ml | ||
pdcコーポレーションPure Natural|ピュア ナチュラル エッセンスローション リフト N | パルミチン酸レチノール、ピュアレチノール | 40g |
エイジングケアに特化した基礎化粧品シリーズの乳液。
レチノールのほかに、トラネキサム酸やヒアルロン酸などが配合されており、シミや乾燥をケアします。
詰め替え用もあるので、継続での使用に便利。
分類 | 医薬部外品 |
内容量 | 130ml |
香り | ほんのりフレッシュなローズの香り |
配合レチノール | パルミチン酸レチノール |
成分 | トラネキサム酸*、精製水、濃グリセリン、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコールなど |
肌の潤いや角質層の肌フローラに存在する美肌菌に着目した、オールインスキンケア可能な商品。
肌の皮脂に近い油分を厳選配合した、まろやかにとろけるミルククリーム状のテクスチャー。
乾燥しやすいドライな肌におすすめです。
セラミドやコラーゲン、そしてレチノールを配合しているところもうれしいポイント。
分類 | 化粧品 |
内容量 | 100g |
香り | |
配合レチノール | パルミチン酸レチノール |
成分 | 水、シクロペンタシロキサン、BG、PEG-10ジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンなど |
こちらは化粧水と乳液が一つになった商品。
ハリ対策とスキンケアが1本で行えるため、忙しい生活を送る人におすすめといえます。
レチノールだけでなく、保湿成分として3種類のコラーゲンやエラスチンも配合。
また、アルコール、香料、着色料の3つがフリー。
安心して使用することができるでしょう。
分類 | 化粧品 |
内容量 | 210ml |
香り | |
配合レチノール | パルミチン酸レチノール |
成分 | 水、グリセリン、BG、トリエチルヘキサノイン、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、パルミチン酸レチノールなど |
第二のレチノールとも呼ばれるバクチオールと、ピュアレチノール、パルチミン酸レチノールを配合した、エイジングケア乳液。
ほかにもCICAやナイアシンアミドなど、合計13種類の美容成分が、美肌へと導きます。
浸透性が高く、サラサラしてべたつかないテクスチャーですが、保湿力抜群で、朝までもちもち感が持続します。
分類 | 化粧品 |
内容量 | 40g |
香り | |
配合レチノール | パルミチン酸レチノール、ピュアレチノール |
成分 | 水、スクワラン、グリセリン、トリエチルヘキサノインなど |
レチノールを使用して肌に赤みが出た、ピリピリとした刺激を感じたという声を耳にしたことのある人もいるのではないでしょうか。
ここでは、レチノール含有の乳液と上手に付き合っていくための注意点を紹介します。
どんなスキンケアも、すぐに効果が出るということはありません。
レチノール乳液の場合も継続して使用することで少しずつ肌に変化が出てくるため、肌に合わないという場合を除いて3カ月以上は継続し、様子をみるようにしてください。
最初は刺激を感じても徐々に肌が慣れてきます。
レチノール配合の製品を使用すると、ビタミンAの反応によって肌の新陳代謝が促進され、一時的に肌が乾燥してしまうことがあります。
自然に治まることが多いですが、こまめな保湿を心がけることが大切です。
乾燥が気になる場合は、レチノール乳液の上に、部分的に保湿クリームをプラスするのもおすすめです。
基本的に、レチノール配合の製品は夜しか使用できないものが多いです。
これは、レチノールが紫外線に当たることで変性し、本来の働きができなくなる可能性があるため。
夜のみの使用となっている製品を使う時は、翌朝、洗顔をした後に、しっかりと保湿することが大切です。
レチノールの働きで肌のターンオーバーが促進されるため、肌のバリア機能が低下して紫外線の影響を受けやすくなります。
肌トラブルを防ぐためにも、日中は日焼け止めをこまめに塗る、UV機能付きの化粧下地を使うなど工夫しましょう。
目の周りは皮膚が薄くデリケートな部分のため、ビタミンA含有のアイテムを使用する際は、注意が必要です。
万が一、目元に強いビタミンAを使用してしまうと、数日後に強い炎症反応が起こり、皮むけ、かゆみなどの症状が現れることがあります。
目元に使用できる製品かどうかは、ビタミンAの種類や濃度によっても異なるため、使用前に必ず注意書きを読むようにしましょう。
また、目元に使用できるとされている製品でも、はじめのうちは2、3日おきに使用し、肌に問題がないか確認をしてから使用すると安心です。
肌のターンオーバーやコラーゲンの生成を促進によるエイジングケアで美肌に導く効果が期待できる、レチノール乳液。
使い方に注意して、うまく活用していきたいですね。