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パソコンやスマートフォンを使用する機会の多い現代では、若い世代でも慢性的な腰痛に悩む人が珍しくありません。
腰痛改善のために仕事中の姿勢などに注意している人もいるかもしれませんが、実は就寝時の睡眠姿勢も重要です。
その際、理想的な睡眠姿勢を保つためにおすすめアイテムのひとつが抱き枕です。
今回は「鍼灸・接骨・漢方の犬山堂」代表の三輪先生に、腰痛の原因や抱き枕の効果についてお聞きしました。
あわせてedimo編集部が選んだおすすめ商品も紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
鍼灸医
三輪 孝司
鍼灸・接骨・漢方の犬山堂 院長。全国的にも稀な鍼灸と接骨、漢方などの東洋医学に関する治療をワンストップで行う、全国的にも珍しい東洋医学治療院・院長。はり師・きゅう師(鍼灸師)【国家資格】などの資格を持つ。不定愁訴やメンタル、変形性ひざ関節症、天気痛、不妊症、EDなど、現代の西洋医学では治療のむずかしい病気に対して、鍼灸及び漢方を用いて、東洋医学での先進的な治療を行っている。
鍼灸・接骨・漢方の犬山堂
愛知県犬山市犬山西三条46-1-2F
https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/33299
目次
そもそも腰痛を引き起こす主な原因としては、次の4つが考えられます。
① 骨のゆがみ
② 筋肉の硬化や、血流悪化
③ 脊髄や脊髄神経など神経のトラブル
④ 腎臓病などの病気
病気以外が原因の腰痛の根本には、日中の仕事や家事を行う時の姿勢、生活習慣が関係していることがありますが、それらと同じく意識したいのが睡眠時の寝姿勢です。
基本的に就寝時は、どのような姿勢であっても腰にある程度の負担がかかっています。
ただし、仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝という寝姿勢によって、腰にかかる負荷の度合いは異なるもの。
このうち最も負担がかかるとされている睡眠姿勢が、うつ伏せ寝です。
うつ伏せで寝ると腰椎が反りかえった状態となるため、腰への負担が特に大きくなり、睡眠時の痛みが強くなる傾向があるのです。
病気が起因している腰痛以外は、抱き枕を活用することでその改善が期待できます。
抱き枕で睡眠姿勢を安定させることで、腰に関係する骨や筋肉、脊髄をはじめとした神経の負担軽減が可能。
それにより、筋肉がほぐれて血流が良くなり、腰痛の改善が期待できるのです。
体を横にしたときに、腰に最も負担のかからない睡眠姿勢はシムズポジション(シムズの姿勢)といわれています。
これはお腹周りにかかる負担が少なく、お尻の筋肉がほぐれる姿勢で、直腸検査や治療などでも用いられています。
① 体の左側を下にして寝転ぶ
※左側の腰に痛みがある場合は、右側が下になる形でOK。ただし、体の右側には静脈があるため、左右両方の腰が痛い、または両方痛みがない場合は左側を下にしましょう。
② 上側にある脚のひざを曲げる
この時両脚をきっちり重ねるより、ずらした方が腰の負担を軽減でき、血行も良くなります。
③ ややうつ伏せ(いわゆる前屈み)に近い姿勢をとる
完全な横向きではなく、うつ伏せ気味になることで、より腰への負担を減らせます
シムズポジションは普段なかなかとらない姿勢なので、難しいと感じる人も少なくないでしょう。
そこで、この姿勢をとるために有効なのが抱き枕です。
抱き枕を抱いて横になると、自然とシムズポジションに近い姿勢になり、その姿勢を保つサポートをしてくれます。
【監修者】鍼灸医三輪 孝司のコメント
抱き枕を選ぶ際は、次の3点に注意してください。
横になった際に頭とカラダが平行になるような厚みのものを選びましょう。
抱き枕を抱いた時に下半身が水平な状態で安定するように、中綿が均一にしっかり詰まったものを選ぶことが大切です。
抱き枕にはさまざまな形がありますが、より安定性を高めるためにはなるべく中央部分にふくらみがあり、腹部に隙間ができないものがおすすめです。
特に厚みについてはシムズポジションをとる際に重要となるので意識してみると良いでしょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
続いて、edimo編集部がセレクトしたおすすめの抱き枕を6点ご紹介します。
「超極小ビーズ」と「ポリエステル綿」を95%+5%の割合で配合することで、フワッとした柔らかさを保ちつつ、適度な弾力性も兼ね備えています。
また、独自のタツノオトシゴ型フォルムを採用しているので、お腹にフィットしやすいのも魅力。
サイズ展開も豊富で、ジュニアサイズからLサイズまで、全4種類の中から身長や体型に合わせて選ぶことができますよ。
本体は水洗いOKです。
おすすめポイント
・ 体にフィットしやすい独自のタツノオトシゴ型フォルム
・ 子どもから大人まで、全4サイズから体型に合うものを選択可能
商品名 | 王様の抱き枕 |
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ブランド | Beech |
メーカー | ビーチ |
形 | タツノオトシゴ型 |
サイズ | 標準:約幅30×長さ110×厚み17~20cm(胴回り67cm)※ほかジュニアサイズ、Sサイズ、Lサイズあり |
本体水洗い | 可能 |
スポーツウエアにも採用されている吸水速乾性の高い繊維をカバーに使用しており、ツルツルで気持ちの良い肌触りが特徴です。
中にはパウダービーズがしっかり詰められているので、弾力性も抜群。
フォルムは独特な流線型で、体の曲線に優しくフィットします。
横向きはもちろん、うつ伏せや丸まった状態で寝たい時にもしっかり体をサポートしてくれるでしょう。
おすすめポイント
・ スポーツウェアにも使用される吸水速乾性の高い繊維を使用
・ 独特な流線型のフォルムが体の曲線に優しくフィット
商品名 | 気持ちいい抱きまくら |
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ブランド | MOGU® |
メーカー | MOGU |
形 | 流線型 |
サイズ | 標準:約横50×縦115×高さ20cm |
本体水洗い | 可能 |
ビーズクッションで世界的に有名なヨギボーが開発した抱き枕。
日本人が抱きしめやすい長さを追求してつくられており、女性や子どもでもしっかり抱きかかえられるのが特徴です。
カラー展開は16色と豊富でインテリアに合わせて選びやすいので、寝具としてだけでなく、昼間は他のヨギボークッションと一緒にリビングで使うのもおすすめです。
おすすめポイント
・ 日本人が抱きしめやすい長さを追求して開発
・ 就寝時だけでなく、昼間はインテリアとしてリビングで使うのも◎
商品名 | Yogibo Roll Midi(ヨギボーロールミディ) |
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ブランド | Yogibo(ヨギボー) |
メーカー | ウェブシャーク |
形 | ストレート |
サイズ | 約直径20×長さ120cm |
本体水洗い | 不可 |
縦79cm、横幅が32cmというコンパクトなサイズで、抱いたまま寝返りを打ちやすいのが特徴です。
大きな抱き枕が重かったり、頻繁に寝返りを打つ癖があったりする人にはぴったりでしょう。
体格の大きな男性や、安定感や厚みを重視する人には、同ブランドの「Laxia ジャンボ抱き枕」がおすすめです。
おすすめポイント
・ 縦79cm、横幅が32cmというコンパクトなサイズ
・ 抱き枕を抱いたまま寝返りを打つ人にぴったり
商品名 | Laxia スマート抱き枕 |
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ブランド | 西川 |
メーカー | 西川 |
形 | S型 |
サイズ | 79×32cm |
本体水洗い | – |
長さ135cmで、全身を支えられる長さが特徴の抱き枕。
頭や首、腕を支えることで就寝時の胸部の圧迫を防ぎ、深い呼吸を促進します。
また、もっちりとした柔らかい触り心地も特徴で、リラックスタイムに使用するのもおすすめ。
癒されたい時に抱きついたり、リビングで寝転がる際にクッションとして使用したりできますよ。
おすすめポイント
・ 長い抱き枕で、全身を支える
・ 柔らかい触り心地でリラックスタイムにぴったり
商品名 | なが~い抱かれ枕 |
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ブランド | 眠り製作所 |
メーカー | プレジール |
形 | U字型 |
サイズ | レギュラー:約横66×縦135cm |
本体水洗い | 可能 |
体全体を包み込むU字型タイプの大きな抱き枕で、頭と首、両肩、両腕の6ヶ所をしっかりと支えます。
また、両側にふくらみがあるので、横向きで寝た際にお腹と腰にフィットしやすいのも特徴です。
購入時に補充綿が300g付いてくるので、好みの厚さに調整することも可能。
カバーは取り外して洗濯することができますよ。
おすすめポイント
・ 頭と首、両肩、両腕の6ヶ所をしっかりと支える
・ 補充綿が300g付いてくるので、好みの厚さに調整可能
商品名 | ハグモッチ |
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ブランド | NELUKA |
メーカー | NELUKA |
形 | U字型 |
サイズ | 横80×縦140cm |
本体水洗い | カバーは洗濯可能 |
商品名 | 王様の抱き枕 | 気持ちいい抱きまくら | Yogibo Roll Midi(ヨギボーロールミディ) | Laxia スマート抱き枕 | なが~い抱かれ枕 | ハグモッチ |
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ブランド | Beech | MOGU® | Yogibo(ヨギボー) | 西川 | 眠り製作所 | NELUKA |
メーカー | ビーチ | MOGU | ウェブシャーク | 西川 | プレジール | NELUKA |
形 | タツノオトシゴ型 | 流線型 | ストレート | S型 | U字型 | U字型 |
サイズ | 標準:約幅30×長さ110×厚み17~20cm(胴回り67cm)※ほかジュニアサイズ、Sサイズ、Lサイズあり | 標準:約横50×縦115×高さ20cm | 約直径20×長さ120cm | 79×32cm | レギュラー:約横66×縦135cm | 横80×縦140cm |
本体水洗い | 可能 | 可能 | 不可 | – | 可能 | カバーは洗濯可能 |
商品詳細 | ||||||
就寝時の寝姿勢を安定させると、体への負担が減るだけでなく、睡眠の質の向上も期待できます。
腰痛を改善させてしっかりと熟睡したいという人は、ぜひ一度抱き枕を試してみてはいかがでしょうか。
自力でシムズポジションをとろうとすると、仰向けで寝る時よりも寝具に接する体の面積が少なくなり、腰の支えが足りずにかえって腰に負担をかけてしまう可能性が考えられます。
また、体の上に乗せていた腕が下に落ちた衝撃で、肩が無理に伸ばされたり、上の脚が下に落ちた衝撃でおしりの筋が伸ばされたりするので、体に負荷がかかって肩こりや腰痛の原因にもなり得ます。
その点、抱き枕に抱きつくことで、腕や脚を含む体全体を適切な位置にキープできるため、そうした衝撃による負荷が減ります。
また、体が安定するとリラックスできるので、深い眠りにつくこともできるでしょう。