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洗顔やボディケアで肌がピリピリしたり突っ張ったりすることはありませんか?
もしかしたらあなたは敏感肌で、使っている洗顔料やボディソープが肌と合っていないのかもしれません。
こうした肌トラブルを抱える女性たちの間で「固形せっけん」が再ブームとなっています。
成分が肌に優しく、顔から身体まで一個のせっけんで丸ごと洗える手軽さが人気の秘密かもしれません。
今回は敏感肌に優しい固形せっけん7点を厳選するとともに、固形せっけんの選び方も紹介します。
目次
なぜ固形せっけんが支持されているのか。メリットを一つずつチェックしていきましょう。
洗顔フォームやボディソープの多くが人工的な「合成界面活性剤」を含んでいる一方、固形せっけんは天然由来の動物・植物性油脂から作られています。
余分な成分を含んでいないため、肌への負担が少ないのが特長です。
また、無添加のものが多いので赤ちゃんからお年寄りまで肌が弱い方でも安心して使えます。
成分が水に溶けやすいため環境にも優しく、すすぎ残しによる肌トラブルも軽減できます。
固形せっけんは液体せっけんより洗浄成分の「純せっけん分」が多いため、一般的に洗浄力が高いとされています。
液体せっけんの場合、純せっけん分の割合が多すぎると固まりやすくなる特性があります。
そのため、液体せっけんには30%ほどしか純せっけん分が含まれていないとされています。
一方、固形せっけんはおよそ90%が純せっけん分だと言われています。
固形せっけんには純せっけん分が凝縮されているため、シンプルな素材でありながらも洗浄力が高いのです。
固形せっけんは水で溶かしながら泡立てて使うため、洗顔フォームやボディソープのように出しすぎ・使いすぎの心配がありません。
また、ボディソープの平均価格は500~700円ですが、せっけん一個あたりの平均価格は100~300円程度。
さらにせっけん一個で洗顔から体洗い、手洗いと何通りもの役割を果たしてくれます。
このようにたくさんのメリットがありますが、泡立てが面倒くさく、湿気の多い場所だと溶けやすいといったデメリットもあるので頭に留めておきましょう。
固形せっけんには大きく3つのタイプがあります。
合成物質を一切含まずに、せっけん分(せっけん素地)が98%以上のものを指します。
残りの2%ほどは製造過程で含まれた油脂などのため、添加物ではありません。
敏感肌の人に特におすすめします。
93%以上がせっけん分であるもの。
化粧品製造業の認可を持った工場で生産されています。
残りの数パーセントには添加物が含まれていますが、刺激の強い成分なのか、天然成分なのかをしっかりと見極めましょう。
添加物と言えども、天然成分のみの場合もあります。
薬事法に基づいて薬用成分を配合したもの。
「医薬部外品」として販売されています。
殺菌や消毒などの効能を持つものが多いので、ニキビ肌の方にぴったりです。
肌質に応じた効果が期待できる成分が含まれているかを確認しましょう。
乾燥肌の方には、ココナッツオイルやコラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿(美容)成分が入ったものがおすすめ。
逆にオイリー肌の方は保湿成分が少なめでさっぱりとした洗い心地をうたうせっけんが最適です。
ニキビ肌の方は殺菌成分が配合されたものを選ぶとよいでしょう。
また、敏感肌やアトピーの方は、界面活性剤や着色料などの添加物を含まない低刺激で無添加のものをおすすめします。
成分表で原料をチェックしてから購入しましょう。
好みの香りをもとに選ぶのも一つの手。
素敵な香りに包まれ、リラックスしながらバスタイムを楽しみましょう。
香りの強いものが苦手な人には無香料のせっけんをおすすめします。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 種類 | 主な配合成分 |
純植物性シャボン玉浴用シャボン玉石けん|シャボン玉石けん | 純石鹸 | 石けん素地 | ||
ネイチャーズウェイドクターブロナー|マジックソープバー アーモンド | 純石鹸 | ヤシ油・パーム油・水酸化Naなど | ||
牛乳石鹼共進社牛乳石鹼|カウブランド 赤箱 | 化粧石鹸 | 石けん素地・香料・乳脂など | ||
ねば塾白雪の詩 | 純石鹸 | 脂肪酸Na | ||
石澤研究所毛穴撫子|重曹つるつる石鹸 | 純石鹸 | 石けん素地・炭酸水素Na | ||
生雲ベイビースキンソープ | 化粧石鹸 | 石けん素地・炭・香料など | ||
ミヨシ石鹸無添加 白いせっけん | 純石鹼 | 牛脂脂肪酸Na・パーム核脂肪酸Naなど |
植物性油脂を100%使用し、香料や着色剤などの添加物を含んでいないシンプルなせっけん。
釜炊き製法で1週間ほどかけてじっくりと作られています。
天然の保湿成分を含んでいるため、つっぱらずすべすべとした洗い上がりが特長です。
ふわふわとした泡立ちなので、強くこすらずとも皮脂や汚れを優しく洗い流せます。
洗顔や体洗いだけでなく、シャンプーや手洗いにも活用できますよ。
特徴 | 植物油脂100%使用で、すぐにふわふわに泡立つ。ボディだけでなく、髪や顔にも使える。 |
種類 | 純石鹸 |
主な配合成分 | 石けん素地 |
香り | |
容量 | 100g |
オーガニックのソープ用品を手掛けるアメリカ・カルフォルニア発のブランド「ドクターブロナー」の人気商品。
無農薬有機栽培で育ったオリーブ油やココナッツオイルを使用し、肌への負担が少ないせっけんです。
ココナッツオイルが柔らかな泡立ちを作り出すことで、しっとりとした洗い心地が続きます。
ナッツの甘い香りで気分をほぐしながらバスタイムを楽しめます。
特徴 | 無農薬有機栽培で育てられたオーガニック原材料を使用。ココナッツオイル配合で、柔らかに泡立つ。 |
種類 | 純石鹸 |
主な配合成分 | ヤシ油・パーム油・水酸化Naなど |
香り | アーモンド |
容量 | 140g |
昭和から続く「赤箱」のパッケージで愛され続けるロングセラー商品。
なめらかな肌をかなえる「ミルクバター」とうるおいを保つ「スクワラン」を含んでいるため、乾燥肌の人におすすめです。
天然のうるおい成分を残すため、牛乳石鹸独自の「釜炊き製法」で1週間ほどかけて丁寧に製造。
クリーミーな泡立ちとしっとりとした滑らかな洗い上がりが特長です。
ローズを基調とした柔らかな香りで心地よく使えます。
特徴 | うるおい効果のあるミルク成分とスクワランを配合。しっとりとした肌に導く。 |
種類 | 化粧石鹸 |
主な配合成分 | 石けん素地・香料・乳脂など |
香り | ローズ |
容量 | レギュラーサイズ:100g/赤箱125:125g |
障がい者の社会的自立を目指し高品質のせっけん製造に取り組む「ねば塾」の人気商品。
パームとパームの核油のみを使い、香料や着色料を含んでいない無添加のせっけんです。
法律上は台所せっけんと表記されているものの、化粧品原料を使い化粧品の製造認可を受けた工場で作っています。
ECサイトの口コミでは、「子供の肌に使っている」「泡立ちがよい」との評判が並んでいます。
特徴 | パームとパームの核油のみを原料に使用。着色料や香料、添加物は一切使用していない。 |
種類 | 純石鹸 |
主な配合成分 | 脂肪酸Na |
香り | 無香料 |
容量 | 180g×2 |
角栓を溶かす効果があるとされる重曹を配合し、毛穴・角質ケアに特化したせっけん。
クリーミーな泡が古い角質をゆるめることで、毛穴の汚れを浮かしとります。
身体のポツポツやザラザラが気になる方におすすめです。
100%植物油脂ベースのため、肌に優しいのもポイント。
うるおいたっぷりの上質な泡立ちと泡切れのよさが特長で、つるつるとした洗い上がりへと導きます。
特徴 | 100%植物油脂ベース。重曹を含んだクリーミーな泡で古い角質を毛穴から浮かせる。 |
種類 | 純石鹼 |
主な配合成分 | 石けん素地・炭酸水素Na |
香り | 無香料 |
容量 | 155g |
保湿効果のあるホホバオイルを贅沢に使用し、植物原料にこだわって作られたせっけん。
ベビーせっけんをベースにしているため、敏感肌の方も安心して使えます。
毛穴汚れに効果的な炭の成分も含まれているため、毛穴の黒ずみやボツボツが気になる方にもぴったり。
気になるお肌の悩みを改善するために、全身を泡で2~3分間包み込む「泡パック」を推奨。
男性ユーザーからは「加齢臭や体臭が気にならなくなった」との評判もあります。
特徴 | 炭やローヤルゼリーなど植物原料を100%使用。赤ちゃんの肌にも使える。 |
種類 | 化粧石鹸 |
主な配合成分 | 石けん素地・炭・香料など |
香り | |
容量 | 80g |
高品質の食品用天然油脂を使用しているため、肌に優しく刺激の少ないせっけんです。
釜炊き製法で丁寧に作り上げることで、天然のうるおい成分がたっぷりと含まれています。
赤ちゃんからお年寄りまで、全世代のデリケートな肌におすすめです。
せっけんの新鮮さにこだわり、個包装には脱酸素フィルムを使用。
開けたときに「作り立て」のせっけんを使えます。
特徴 | 精製度の高い食品用天然油脂を使用。脱酸素フィルムを使い、開封時は作り立ての状態 |
種類 | 純石鹼 |
主な配合成分 | 牛脂脂肪酸Na・パーム核脂肪酸Naなど |
香り | |
容量 | 108g×3 |
モコモコとした泡を作るには、「泡立てネット」の使用をおすすめします。
まずはぬるま湯でぬらしたネットで、せっけんをこすりながら泡立てます。
泡立った後はネットから手に泡を搾り取り、お湯を少しずつ足しながらさらに泡立てたら出来上がり。
空気を含ませながら大きく泡立てるのがポイントです。
お湯を一気に加えると、きめ細やかな泡にならないので注意しましょう。
使い終わったせっけんは溶けないように、プラスチックやウレタン製の容器に入れて保存しましょう。
今回はシンプル素材で肌に優しく、洗顔から体洗いまでまるっと使える固形せっけんを紹介しました。
仮にご自身の顔や体と合わなかったとしても、ハンドウォッシュや食器洗い用などにも転用できるので試しに購入するのもアリだと思います。
ご自身の肌質やお悩みに合った固形せっけんをぜひ、日頃のバスケアに取り入れてみてくださいね。