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デリケートゾーンの蒸れや痒み、ショーツからはみ出す毛など、デリケートゾーンの悩みを抱える女性は多いのではないでしょうか。
とはいえ、なかなか人には相談しづらいですよね。
今回はアンダーヘアを処理するメリットや正しいケアの方法について、看護師・アートメイクアーティストの村上禄子さんにお聞きしました。
あわせてedimo編集部が選んだおすすめのVIOシェーバー&ヒートカッターも紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
アートメイクアーティスト
村上 禄子
看護師、アートメイクアーティスト、笑顔トレーナー。
脳神経外科・ICU 勤務を経て美容外科勤務。30代で都内脱毛専門クリニックにてひたすら”毛”と向き合う。出産後、訪問診療ナースとなり介護の現場を知る。「介護でのアンダーヘア問題」にも詳しい。その後、湘南・葉山へ居を移し、現在美容皮膚科にて脱毛レーザー施術の他、アートメイクアーティスト・笑顔トレーナーとして活躍中。夫が経営するシルクランジェリーブランドのご意見番も務める。シルク肌の持ち主。
医療法人メディスタイル
逗子市逗子1-5-4 128ビル 3F・4F
https://medi-style.jp/
目次
医療脱毛専門院『リゼクリニック』が2021年に実施した「デリケートゾーンの悩みやアンダーヘアの手入れ」についての調査によると、20代・30代・40代という各世代すべてのデリケートゾーンの悩みトップ3に、「下着からはみ出る毛」と「かゆみ」がランクイン。
また、「デリケートゾーンのケアしている?」という質問では、全体の72.2%が「ケアしている」と回答。
ケアの内容については、全体の87.6%が「アンダーヘアのお手入れ」と答えており、世代別に見ると20代が91.9%で最多となっていました。
具体的なアンダーヘアの手入れ方法については、「カミソリやシェーバーでの剃毛」が48.2%で最多を占めています。
デリケートゾーンに関して何らかの悩みを抱え、ケアしている人はある程度いるようですが、中には「アンダーヘアを処理すると、見た目以外に何か変わるの?」と思う人もいるかもしれません。
しかし実はアンダーヘアの処理には、健康上のメリットから将来的なメリットまで、いろいろな利点があるのです。
今回は主なメリットを4つ紹介します。
デリケートゾーンは、汗や経血などで非常に蒸れやすい部分です。
蒸れた場所には雑菌が繁殖しやすく、ニオイが発生することも珍しくありません。
特に毛が密集する部分は雑菌の温床となってしまうことも…。
アンダーヘアを処理して通気性がよくなれば、そうした蒸れや雑菌の繁殖が減り、ニオイの発生を抑える効果が期待できます。
かわいい下着や水着を見つけた時、「この形じゃアンダーヘアがはみ出るかも…」という不安があると、なかなか挑戦しにくいものです。
そんな時に着るものの形に合わせてアンダーヘアを整えれば、安心しておしゃれを楽しむことができるでしょう。
最近では、出産に備えてアンダーヘアを処理する「妊活脱毛(妊活前脱毛)」という言葉が存在します。
産後は会陰(えいん)切開や悪露(おろ)などの出血が長期間続くことが珍しくありません。
その間ずっとナプキンを使用していると、陰部が蒸れて炎症やかぶれ、菌の繁殖が起きやすくなってしまいます。
アンダーヘアを処理して隠部を清潔に保つことができれば、そうしたリスクを減らすことができるのです。
自分が介護される立場になった時に備えて脱毛することを「介護脱毛」といいます。
身体の毛がなければ体が拭きやすくなるので、介護される側がすっきりするだけでなく、介助者の負担も軽減できます。
特に排泄後にデリケートゾーンを拭き取る際にアンダーヘアは邪魔なので、処理しておきたいと考える人が増えているようです。
アンダーヘアを処理したい人のために、おすすめの方法を3つ紹介します。
毛をできるだけ短く処理したい場合は、VIO専用の電気シェーバーを用いるのが理想的。
刃の角度やヘッドの大きさがデリケートゾーンに合わせて設計されているため、脚やワキなどに使う一般的な電気シェーバーより肌を傷つけにくいのが特徴です。
下着からはみ出す毛など、Vラインを処理したい人には、広範囲が剃れるタイプがおすすめ。
陰部の両サイドにあたるIラインや、肛門周りのOラインも処理したい人は、小回りの利くコンパクトヘッドを選ぶと良いでしょう。
アンダーヘアを残しつつ、長さを調節したいのであれば、ヒートカッターが最適。
ヒートカッターは、鋭い刃ではなく熱で毛先を焼き切るタイプなので、毛先の断面が丸くなり、肌に当たってもチクチクしにくいのが魅力です。
電気シェーバーやヒートカッターはアンダーヘアを自宅で手軽に処理できる反面、時間が経てば元の長さに戻ってしまいます。
そのため、定期的に処理するのが面倒な人には、完全に除毛できるレーザー脱毛がおすすめです。
自宅ケア用の光脱毛器やレーザー脱毛器も販売されていますが、高額な割にエネルギーが弱いため、永久脱毛したい場合はクリニックで行う方が確実でしょう。
ちなみに、毛抜きについては正しく使用しないと埋もれ毛などから毛嚢炎を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 対応部位 | お風呂剃り |
パナソニックパナソニックビューティ|VIOフェリエ ES-WV60 | VIO | ○ | ||
貝印貝印|FEMINICARE 音波振動カミソリ デリケートゾーン用 | VIO | × | ||
シック・ジャパンSchick|シック ハイドロシルク トリムスタイル | VIO、ボディ | ○ | ||
興栄工業ラヴィア|Vライントリマー フローラ | Vライン | × | ||
興栄工業ラヴィア|Vライン用 ヒートカッター プティコ | Vライン | × |
VIOにフィットするT字型で、太い毛をスピーディに剃り上げるトリマー刃のほか、小さなヘッドで細かい部分をケアしやすいネット刃、毛量が調節できるボリュームダウンコーム、肌に直接刃が触れるのを防ぐスキンガードがセットになっています。
この4種類を組み合わせることで、VIO全体を自由な形に整えられるでしょう。
刃は毛の断面を水平にカットできる設計になっており、毛が伸びてきてもチクチクしづらいのがポイント。
また、防水仕様で丸洗いできるのも魅力。
お風呂場での使用もOKです。
重量 | 約75g(乾電池・キャップ含まず) |
サイズ | 高さ16.9×幅3.1×奥行2.6cm(トリマー刃装着時) |
電源 | 単三型乾電池1本 |
対応部位 | VIO |
お風呂剃り | ○ |
水洗い(防水) | ○ |
1秒間に約100回振動する音波振動で刃が円を描くように動くことで、毛流れが複雑なアンダーヘアも肌をなでる感覚で簡単に剃り落とせます。
ヘッドは複雑なカーブでも使いやすい小型タイプ。
下部には長い毛をかき分けるためのクシが付いているので、毛流れを整えながらケアができます。
ヘッド部分のみ取り外して水洗いできるので、手入れがしやすいのも魅力でしょう。
替え刃が2個付いているのもうれしいポイントです。
重量 | 31g |
サイズ | 14.2×2.2×2.5cm |
電源 | |
対応部位 | VIO |
お風呂剃り | × |
水洗い(防水) | △(ヘッドのみ) |
シェーバーの両端がそれぞれビキニライン用電動トリマーと、ボディ用のカミソリになっている、1本2役の便利なアイテム。
VIO用トリマーは毛流れに沿ってなでるだけで、毛量と長さ調節が可能。
長さは1つのアタッチメントで0.3~6㎜に調整できます。
さらに防水仕様のため、お風呂で使えるのもうれしいポイント。
ボディ用カミソリ側には、刃の周りに保湿成分配合の美容ジェル付き。
剃った後も肌がしっとり潤うでしょう。
重量 | |
サイズ | |
電源 | 乾電池式 |
対応部位 | VIO、ボディ |
お風呂剃り | ○ |
水洗い(防水) | ○ |
広範囲の毛をスピーディに処理できるハイパワータイプのヒートカッター。
特にアンダーヘアの量が多い人や、毛質が硬い人におすすめです。
充電式タイプで、乾電池を用意する必要がないのがポイント。
ヒート線の切れ味が落ちた時や、寿命によって断線した時には、ヒート線カートリッジのみ交換できるので長く使えます。
カラーはホワイトとピンクの2種類から選べますよ。
重量 | 約75g |
サイズ | 約4.4×4.7×15.8cm |
電源 | ACアダプター |
対応部位 | Vライン |
お風呂剃り | × |
水洗い(防水) | × |
操作が簡単な入門タイプのコンパクトヒートカッター。
アンダーヘアを2cm程度の長さにカットできる「やりすぎ失敗」防止の設計なので、「短くしすぎて変になったら困る…」という初心者でも扱いやすいでしょう。
アンダーヘアの量が少ない人にもおすすめです。
VIO処理についての基本的な注意点がまとめられたマニュアル本が付いているのもうれしいポイント。
手に取りやすい手頃な価格も魅力です。
重量 | 約26g(電池含まず) |
サイズ | 約9.5×2.7×3.7cm |
電源 | 単4形アルカリ乾電池2本 |
対応部位 | Vライン |
お風呂剃り | × |
水洗い(防水) | × |
最後に、シェーバー&ヒートカッターの正しい使い方を紹介します。
処理の際には、必ず清潔な器具を用いてください。
剃り味の悪い古い刃は肌を傷つける原因になるので、使用するのを避けましょう。
また、剃った毛を片付けやすいように、床に新聞紙などを敷くのがおすすめです。
Vラインを整える際はあらかじめ形を決め、水性ペンなどで印を付けると失敗しにくくなります。
また毛が長い場合は、ハサミなどである程度切っておくと剃りやすいでしょう。
I・Oラインを処理する際は、立ち膝か屈んだ体制になり、鏡で剃る場所を確認しながら作業するとスムーズです。
専用のアタッチメントを使用して、毛の流れに沿って剃っていきます。
見えづらいI・Oラインは、無理に刃を当てると怪我をすることもあるので注意しましょう。
うまく剃れないからといって皮膚に何度もシェーバーをこすりつけると、細かい炎症が生じて肌荒れや色素沈着の原因となる可能性もあります。
デリケートゾーンの皮膚は乾燥しやすいため、毛を剃り終わったら肌を清潔にして保湿ケアを行ってください。
このケアを適切に実施しないと、怪我や色素沈着の原因となる可能性があります。
また、頻繁に自己処理をしていると肌へ負担がかかるリスクが高まるので、頻繁に剃毛したい人は専門的知識のある医師や看護師による医療レーザー脱毛を検討する方が良いでしょう。
自己処理をする場合の注意点
シェーバーやヒートカッターを使う前には必ず皮膚の状態を確認し、かゆみや赤味がある時は治るまで処理を行わないでください。
また入浴時や入浴後など、肌がふやけた状態でアンダーヘアを処理すると、皮膚バリアを傷つけるリスクがあるので要注意です。
使用後のシェーバーは浴室に置いておくと雑菌が繁殖しやすく不衛生なため、必ず風通しの良い場所で保管しましょう。
水着を着る機会が多い夏場はもちろん、厚着や暖房で汗をかきやすい冬場もデリケートゾーンのケアには注意したいところです。
レーザー脱毛はハードルが高いという人も、ぜひ自宅でのケアからトライしてみてはいかがでしょうか。