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生まれたばかりの赤ちゃんはとてもデリケートなため、細菌感染などを防ぐために大人と一緒の浴槽ではなく、ベビーバスと呼ばれる専用の浴槽で「沐浴(もくよく)」させてあげるのが一般的。
その際に便利なのが、お湯に入れて混ぜるだけの「沐浴剤」です。
身体の汚れをマイルドに落とすことができ、すすぎや上がり湯の必要がないため、沐浴に慣れていない方でも簡単に使うことができます。
そこで今回は、アルバアレルギークリニックの院長を務める続木康伸先生への取材をもとに、沐浴剤を使うメリットや購入する際のポイント、沐浴剤を使った正しい沐浴のやり方について解説します。
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取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
アレルギー医
続木 康伸
札幌で新生児からシニアまで治療する、アルバアレルギークリニックの院長。小児7,000人、年間1万2,000人程度の患者を診察。新生児からのスキンケアでアトピー性皮膚炎を予防する活動を行う。アトピー性皮膚炎で肌がデリケートな方の医療脱毛を得意とし、6歳以上を対象として医療脱毛を行っている。学研「保湿をかえればアトピーは治せる」著者。2023年3月7日、日本テレビ系「カズレーザーと学ぶ。」に出演。
アルバアレルギークリニック
北海道札幌市南区川沿8条2ー1-8 吉田ビル3階
https://alba-allergy-clinic.com/
続木康伸の「知れば勇気が湧くアレルギー攻略講座」(Podcast):https://apple.co/3UUy4Os
目次
沐浴剤は、赤ちゃんの沐浴の際に使う入浴剤のようなもの。
次のような特徴があります。
・ 洗浄成分と保湿成分が含まれており、入浴剤と同じようにお湯に溶かして使うことで、赤ちゃんの身体を清潔にすることができる
・ 身体に残っても安心な成分が使われているため、すすぎや上がり湯の必要がなく、そのままガーゼやタオルで拭き取ればよい
・ 石けんを使用しないため、赤ちゃんの身体が滑りにくく、育児初心者の方でも安心して沐浴できる
沐浴剤を使うメリットには、以下のようなものが挙げられます。
・ ベビーバスのお湯に混ぜるだけなので手軽に使える
・ すすぎや洗い流しの手間を省けるため時短になり、赤ちゃんの負担が少ない
・ 洗浄力がマイルドで、保湿成分が含まれているものが多く、赤ちゃんの肌への負担が軽減される
沐浴剤を購入する際には、以下のポイントをチェックしましょう。
・ 肌と同じ弱酸性のものは低刺激で肌に優しいため、安心して使うことができる
・ 合成香料や着色料、防腐剤(パラベン)などの添加物が含まれていないものは肌トラブルが起こりにくい
・ 赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄く、肌のバリア機能が未発達であるため乾燥しやすい
・ コラーゲンや馬油、グリセリン、スクワラン、ホホバ種子油など、保湿成分が配合されたものを選ぶ
・ 保湿成分が成分表示の最初の方に記載されているなら、高い保湿効果が期待できる
・ 沐浴剤は一般的に乳白色のものが多い
・ 赤ちゃんの沐浴に慣れていない場合は、お湯に混ぜても濁らない透明タイプや薄い乳白色になるものがおすすめ
・ お湯の色が透明もしくは薄い乳白色なら、赤ちゃんの肌の異変や汚れにも気づきやすい
・ 沐浴剤は無香料タイプのほかに、オイルや配合成分によってほのかに香るものもある
・ 優しい香りのする沐浴剤は、赤ちゃんの不安を和らげて、リラックスさせる効果も期待できる
・ 天然由来の香りなら赤ちゃんにも安心して使用できる
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 主な保湿成分 | 香り |
ケイジェイシーEDISONmama(エジソンママ)|アトコート(沐浴・入浴料) | てんさい糖 | 優しいシトラスの香り | ||
マドンナベビーバーユ|マドンナ沐浴剤 | 天然馬油、モモ葉エキス | 癒やされるオーガニックパルマローザの香り | ||
ピジョンピジョン|ベビー沐浴料 | セラミドNP、イソステアリン酸フィトステリル | オレンジのほのかな香り | ||
バスクリンソフレ|マイルド・ミー ミルク入浴液 和らぐサクラの香り | サクシノイルアテロコラーゲン、ホホバ種子油 | 和らぐサクラの香り | ||
持田ヘルスケアスキナベーブ|スキナベーブ 200mL | ||||
Bestunningベビタブ|重炭酸入浴剤 | ||||
エルプラスRelysia®|ナチュラルオーツ | コロイダルオートミール、モモ葉エキス | |||
丹平製薬アトピタ|薬用保湿入浴剤(医薬部外品) | ラノリン脂肪酸コレステリル |
何でも口にしてしまう赤ちゃんのために、100%無添加、100%食品由来原料で作られた沐浴剤。
赤ちゃんのデリケートな肌を「てんさい糖」の力でしっかり保湿してくれます。
敏感肌の赤ちゃんや、肌荒れやおむつかぶれのときでも安心して使えるでしょう。
追いだきOKなので、沐浴が終わった後の家族のお風呂にそのまま使用できるのも魅力。
自然由来の優しいシトラスの香りです。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
20代・女性
食品原料由来、無添加なので「子供の口に入らないようにしなきゃ」という危機感が少なく、安心して使えました。
入浴剤を使いたかったけど、市販のものは成分が気になっていたのでこれは安心して使えそうです。
自然由来の優しいシトラスの香りも魅力的。強い香りが苦手な主人も絶賛でした。
30代・女性
お風呂に入れるとお湯が滑らかになる感じで、敏感肌の私も使い始めて3日くらいで風呂上りのかさつきが軽減されました。
自分のスキンケアを焦らなくてもいいのも良かったです。
お湯に溶かすと透明になるので子供の体をチェックしながら入浴できました。
粉をまぶしてあげるとキラキラ降ってきた〜〜と子どもも楽しんでお風呂に入ってくれます。
潤い成分の天然馬油、天然ももの葉エキス、天然ビワの葉エキスを使用した弱酸性の優しい沐浴剤。
すべりにくく、上がり湯いらずで素早く入浴できるため、慣れていない方でも簡単に沐浴できるでしょう。
無着色、無香料、パラベンフリーで、刺激となり得る添加物を含んでいないのも魅力。
癒やされるオーガニックパルマローザの香りです。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
20代・女性
出産祝いに沐浴剤とバーユとローションを頂き、セットで使い始めると、もう次の日ぐらいから肌の質が変わったように感じるくらいで驚きました。
子どもに申し訳ない気持ちになり、これからは子供の肌のことを考えて商品を選んでいきたいと思いました。
30代・女性
上の子が乾燥肌なのかいつもポリポリ肌をかくようになって、もしかして、お風呂(一番風呂)が原因?刺激があるのかな?と思って沐浴剤を購入したところ、だんだん、かかなくなり、ベビーバーユマドンナと併用して使用していたら日を追うごとにキレイになっていきました。
赤ちゃんの未熟な肌に必要とされる保湿成分「ピジョン ナチュラルモイスチャー」(※1)を配合。
赤ちゃんの肌本来のバリア層(※2)に近い保湿成分を外側から補うことで、肌のバリア機能をサポートします。
ぬるつきがなく、すべりにくいので、まだ沐浴に慣れていない方にもおすすめ。
赤ちゃんの気分をリラックスさせる、オレンジのほのかな香りつきです。
着色料やパラベン、アルコールなどは使っていません。
※1 保湿成分:セラミドNP+イソステアリン酸フィトステリル
※2 角質細胞間脂質
分類 | 浴用化粧料 |
内容量 | 500mL |
主な保湿成分 | セラミドNP、イソステアリン酸フィトステリル |
香り | オレンジのほのかな香り |
赤ちゃんの肌に多く含まれるとされるⅢ型コラーゲン*1と、オーガニック認証ホホバ油などの保湿成分を配合した低刺激タイプのミルク入浴液。
2つの保湿成分が乾燥しがちな肌を優しく包み、潤います。
新生児による入浴テスト済みです。
アルコールフリー、パラベンフリー、色素フリーで肌への刺激を考慮した*2、和らぐサクラの香りです。
*1 サクシノイルアテロコラーゲン
*2 スティンギングテスト実施済み
発売から40年近く愛されているロングセラーの沐浴剤。
石けんのように泡立たないので滑りにくく、すすぎ・上がり湯の必要がないため、慣れていない方でも簡単かつ安心して沐浴できます。
短時間で沐浴ができるので、赤ちゃんが泣いてしまって手早く済ませたいときに便利。
あせもや湿疹などの肌トラブル予防にも効果が期待できるため、敏感肌の赤ちゃんにもおすすめです。
香料や着色料、界面活性剤などを使用せず、こだわりの自然素材だけで作った沐浴剤。
特殊なコーティングをした重曹とクエン酸がお湯の中で重炭酸イオンへと変化し、重炭酸イオンを含んだマイクロバブルが、古くなった角質や皮脂汚れを浮かせて落とします。
さらに、ビタミンC配合でお風呂の塩素が中和除去されるため、肌への刺激が軽減し、湯ざわりがまろやかに変化します。
肌バリア機能が弱い赤ちゃんや子どもはもちろん、敏感肌や乾燥肌に悩む大人にもおすすめです。
オートミールやミネラル塩、ヤシ油などオーガニック成分のみで作られた入浴料。
オートミールに含まれるペプチドが肌バリア機能を促進し、保水力を高めてくれます。
一般向けの入浴料として販売されていますが、合成香料や合成着色料などの添加物を含まない優しい処方なので、赤ちゃんの沐浴にも安心して使えます。
分類 | |
内容量 | 20g×10パック |
主な保湿成分 | コロイダルオートミール、モモ葉エキス |
香り |
赤ちゃんの肌の保湿を重視したスキンケアシリーズ「アトピタ」の入浴剤。
天然生薬有効成分「ヨモギエキス」を配合しているため、湿疹や荒れ性、あせもなどの肌トラブルを防ぐ効果が期待できます。
また、炭酸水素ナトリウムが肌を洗浄し、滑らかな肌に導いてくれます。
香料や防腐剤は無添加。
アレルギーテスト済みなので、敏感肌の赤ちゃんでも安心して使えるでしょう。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
年齢非公開・女性
子供も私も肌の乾燥がやばいんです。
乾燥肌でほっぺがカサカサになってます。そんなんで、こちら使ってみました! 入浴剤。
ヨモギエキス配合、お風呂から出たあともしっとり。
年齢非公開・女性
入浴するだけで湿疹や汗疹の肌トラブルがわりとスッと落ち着いてくれるからお肌弱いさんな我が子には重宝してる。
年齢非公開・女性
勝手に乳白色の液体状の入浴剤だと思っていたら抹茶色(よもぎかが入ってるから)の粉でした。
でもこれが、保湿できるのにさっぱり洗えてとっても使い心地がよかったです。
沐浴剤を使った正しい沐浴のステップについて紹介します。
沐浴を始める前にバスタオルと着替え、おむつを用意しておきます。
38〜40℃が適温です。
心配なら少しぬるめがよいでしょう。
お湯の中に沐浴剤を適量入れてよくかき混ぜます。
一回あたりの使用量は商品によって異なるため、使用前に必ずチェックしましょう。
赤ちゃんの足先からゆっくりと入れてあげ、肩まで浸かるようにします。
沐浴布やガーゼを身体にかけてあげると、赤ちゃんも落ち着きやすいです。
お湯を手で赤ちゃんにかけて身体の各部位を順番に洗ってあげます。
首や脇、お尻など汗をかきやすい部位はガーゼなどで丁寧に洗ってあげましょう。
洗う順番には諸説ありますが、泣いてしまうこともあるので顔は最後に洗うのも一つの手です。
沐浴剤は洗い流す必要がないため、そのまま用意しておいたバスタオルの上に寝かせて、優しくポンポンと叩くように水気をとりましょう。
【監修者】アレルギー医続木 康伸のコメント
赤ちゃんを沐浴させるときに便利な沐浴剤は、すすぎや上がり湯の手間を省けるため、育児に慣れていない方でも簡単に使うことができます。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなため、刺激となり得る添加物が含まれていない、肌に優しい処方のものを選んであげましょう。
今回ご紹介したアイテムも参考に検討してみてくださいね。
沐浴する期間に明確な決まりはありませんが、目安としてベビーバスを卒業する生後1ヶ月ごろといわれています。
ちょうど出産した病院などで1ヶ月検診がある頃なので、沐浴を終えてよいかどうかは担当医に確認してみるとよいでしょう。
なお、沐浴剤が余った場合は、大人が入浴剤として使うのもおすすめです。