2022.11.21

/

【使ってみました】キッズ向けヘッドホン&イヤホンおすすめ6選。子どもの発達への影響も考慮

edimoはアフィリエイト広告を利用しています。

キッズ向けヘッドホン&イヤホン

オンライン授業などで子どもたちがヘッドホンやイヤホンなどを使う場面が増えている家庭も少なくありません。

ただ、まだ成長途中の子どもたちの耳の負担も心配ですよね。

そこで今回はキッズ用イヤホンやヘッドホンのメリットやデメリット、選び方などについて上新電機商品部主任の船越大樹さんへの取材を基に解説します。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

家電量販店スタッフ
船越 大樹

船越 大樹

大阪市浪速区に本社を置き、「Joshin(ジョーシン)」の名称で家電量販店を展開している上新電機の商品部主任。

上新電機株式会社
大阪市浪速区日本橋西1-6-5
https://www.joshin.co.jp/joshintop/

ヘッドホンorイヤホン、子どもにおすすめなのは?

子どもがヘッドホンを使用する際にどのようなメリット・デメリットが考えられるでしょうか。

メリット
耳の穴を直接ふさぐのではなく、耳全体を覆うため、イヤホンよりも耳への負担が多少軽減されます。

デメリット
コンパクトになりにくいため、持ち運びには不向きです。

一方、子どもがイヤホンを使用する際のメリット・デメリットとして次の点が挙げられます。

メリット
コンパクトなので、自宅以外に持ち運びしやすいのがメリットです。

デメリット
耳の穴を直接ふさぐために耳が痛くなりやすく、外耳炎などの原因となる恐れがあります。適宜休憩を設け、長時間使用しないようにしましょう。

キッズ向けヘッドホン&イヤホンのチェックポイント

子どもが使用するヘッドホン、イヤホンを選ぶ際、どんな点に着目したらよいのでしょうか。

ワイヤレス(Bluetooth)

有線と比べて小型のものが多く、コンパクトに収納できます

ただ、充電が必要となるので、うっかり充電を忘れていざという時に使用できないということも。

特にお子さんが小さい場合は、保護者が電池の残量に注意してあげた方がいいでしょう。

音量(耳への影響)

ゲームをする、アニメや映画を視聴するなどどんなシチュエーションでも、シーンによって音量は異なります。

そのため、保護者が気付かないうちに、子どもが大きな音量で聴き続けてしまう可能性があります。

耳への負担が軽減される、音量制御機能がある製品も選択肢に入れるといいでしょう。

ノイズキャンセリング機能

ワイヤレスイヤホンの場合、安価な価格帯のものでもノイズキャンセリング機能が備わっていることが多いです。

周囲の雑音を軽減してくれるので、音楽や会話に集中しやすい利点もあります。

通話性能(マイク内蔵)

通話時、こちら側の発生する音声に周囲の雑音や風切り音が入ってしまい、通話相手にノイズだらけの音声が伝わっている場合があります。

マイクにノイズキャンセリング機能が付いていれば、通話相手にクリアな音声となって伝わり、聞き直されることが減り、ストレスの軽減や通話時間の短縮などのメリットが生まれます。

オンライン授業の質問時に便利です。

装着感

イヤホンの場合、耳の穴をふさぐため長時間使用するとストレスとなる恐れがあります。

その場合、イヤーピースのサイズを交換したり、別売のイヤーピースに交換したりするといいでしょう。

別売のイヤーピースは、大きさや材質にこだわった製品が多く、材質に医療用シリコンを使用した製品などもあります。

イヤーピースを変えることで密閉性が増し、外音の遮断性能が高まるため、音声を聞き取りやすくなり、音量を下げられる (耳への負担を軽減できる)場合もあります

骨伝導イヤホン

耳に装着するのではなく、頭部に装着するイヤホンや、耳に挟んで骨に振動を伝えて音を聴く事ができる骨伝導イヤホンもあります。

耳をふさがないので、ストレスが軽減されるだけでなく、耳への負担も減らすことができます

既に多数のメーカーが製品を発売しており、今後もラインアップが増える見込みです。

音質に拘りたい音楽はイヤホンやヘッドホンで聴き、通話や学習には、長時間の装着でもストレスになりにくい骨伝導イヤホンを使用するといった使い分けをしても良いでしょう。

※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。

※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。

※商品によってはユーザーのレコメンドが記載されています。メーカーから提供を受けたものには「メーカー収集コメント」、編集部が収集したものには「編集部収集コメント」と記載されています。これらは個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。

キッズ向けワイヤレスヘッドホン&イヤホンおすすめ6選

商品名画像詳細を見る音量抑制機能本体重量

ハーマンインターナショナルJBL|子供用ワイヤレスオンイヤーヘッドホン JBL Jr310BT

115g

JVCケンウッドJVCケンウッド|ステレオヘッドホン HA-KD10W

約110g

エレコムエレコム|子ども用ヘッドセット HS-KD02T

165g(ケーブル別)

ティ・アール・エイcheero|cheero pino for Kids

約27g

Oaxis JapanOAXIS|マイファーストBCW

26g

エレコムエレコム|子ども用 両耳イヤホン HS-KD05UBK

15g(ケーブル別)

ヘッドホン

ハーマンインターナショナルJBL|子供用ワイヤレスオンイヤーヘッドホン JBL Jr310BT

JBL Jr310B

JBL Jr310B

JBL Jr310B

音量が85dBを越えないように設計された、子どもの耳に優しいヘッドホン。

Bluetoothに対応しているワイヤレスタイプです。

バッテリーは最大約30時間持続するので、遊びや学習など充電を気にせず長時間使えます。

内蔵マイクで気軽に会話が楽しめるので友達とのチャットやオンライン授業にも便利です。

編集者が使ってみました!

箱を開けた印象

本体はプラスチック素材ですが、ソフトパッドのクオリティが高いせいか、チープさは感じられません。

サイズ感

対象年齢は3歳から。キッズ向けのサイズ感です。

参考までに、本体横に179×252mmの学習ノートを並べてみました。

柔軟性

バンドを手で左右に押し広げてみたところ、とても柔らかでした。

幼い子どもの力でも簡単に広げて頭を入れられるでしょう。

ヘッドバンド

ヘッドバンドはアジャスター付いており伸縮可能なので、成長に合わせてサイズの変更をしながら長く使えそうです。

身長148cmの中学生が付けてみましたが、アジャスターは4段階中、3段階。まだ余裕があります。

アーム

可動域が広く、イヤーパッドの向きを上下左右に自在に変えられます。

子どもが頭をフィットさせるのに便利で、片耳だけ外す動作もできます。動きも滑らかでした。

イヤーパッド

左右を間違えないようにパッドの中には「L」と「R」の文字が入っています。

空気を含んだふわふわとした柔らかさで、程よい弾力性としっとりとした肌触り。

アーム頭頂部にも柔らかなパッドが付いています。

音色

イヤーパットが耳全体にフィットするからか、クリアな音がしっかりと耳に届く印象です。

音が大きくなりすぎない機能も音色に影響を与えていません。

タイプヘッドホン
ワイヤレス
音量制御機能
ノイズキャンセリング機能×
通話機能
本体重量115g

JVCケンウッドJVCケンウッド|ステレオヘッドホン HA-KD10W

ケーブルを気にせず動けるBluetooth対応型ヘッドホン。

アジャスター部分は子どもが指を挟まないよう隙間の少ない設計になっているのもポイント。

同梱のオリジナルステッカーを使ってヘッドホンをカスタマイズして楽しめます。

編集者が使ってみました!

箱を開けた印象

お洒落なデザインですが、ツルツルとしたプラスチックの素材感が気になりました。

サイズ感

参考までに179×252mmの学習ノートと並べてみました。

対象年齢は3歳からですが、後述のアジャスターを最大限に引き延ばせば身長172cm男性の私でも無理なく装着できました。長く使用できると思います。

柔軟性

ヘッドバンドとイヤーパットが一体のため、子どもが頭を入れる際にはバンドを大きく開く必要があるでしょう。

固くはありませんが、長時間使用した際には多少の締め付けを感じるかもしれません。

ヘッドバンド

アジャスターは7段階あって、一段一段固定できます。ただ、縮める際に固さを感じました。

アーム

先述のとおり、バンドとアーム、イヤーカップは一体で固定されています。

イヤーパッド

イヤーパッドを人差し指で押し込んでみると「JBL Jr310BT」より固めでやや押し返すような弾力性を感じられました。

付けたときの安定感はあります。

バンドのそのほかの部分にソフトパッドはついていません。

音色

スマホに接続して音楽を聴いてみましたが、オンライン学習で使用するには十分クリアに聴こえます。

音量低減機能が効いており、特に重低音は控えめに聴こえました。

コストパフォーマンスにすぐれているため、エントリー製品としておすすめです。

ユーザーのレコメンド※編集部収集コメント

40代・女性

小学生息子のヘッドホンデビュー。イヤーパッドが程よい柔らかさでフィットし、小さい耳にも密着します。オリジナルステッカーが四枚もついていて自分流にカスタマイズできるのも楽しい。早速DJをやっていました。

タイプヘッドホン
ワイヤレス
音量制御機能
ノイズキャンセリング機能×
通話機能
本体重量約110g

エレコムエレコム|子ども用ヘッドセット HS-KD02T

収納や持ち運びがしやすい折り畳み式子ども専用ヘッドセット。

ケーブルに通話用マイクが付いた小型リモコンを搭載しています。

ヘッドセットは小学生1,790名分の頭部サイズデータから計算した専用寸法を採用。

音量が大きくなりすぎない低音量仕様です。

編集者が使ってみました!

箱の中身

ケーブルにマイクと操作ボタンが付いており、その先のプラグをパソコンなどに差し込んで使うタイプの有線ヘッドホンです。ワイヤレス機能はありません。

サイズ感

イヤーカップは縦幅約7.5cm程度と上記2機種に比べて大きめで、小学校を卒業した後も十分使用ができそうです。

ただし、横幅も約5cm程度と大きく、幼児の手には余るかもしれません。重さを感じることはありませんでした。

179×252mmの学習ノートと並べてみました。

柔軟性

バンドの開き具合は柔らかく、子どもでも頭に装着しやすい印象です。

ヘッドバンド

バンド全体がソフトパッドで覆われていて、子供の頭を優しくホールドしてくれそうな印象です。

アジャスターも付いています。

アーム

アームからつながるイヤーカップは1cmほど上下に向きを変えられ、これがあるだけで耳へのフィット感が違うと感じました。

使用後はカップ部分を中に折りたたんで、机の中などに収納しやすいサイズになります。ただし、ケーブルの取り外しはできません。

イヤーパッド

パッドは厚みがあって指で押し込むとぐっと沈み込みます。

音色

パソコンにつないで音楽を着てみたところ、「安全音量低減仕様」がしっかり効いており、ある程度から音量が大きくなりませんでした。

音がこもることもなくクリアに聴こえました。

有線ヘッドホンで机にも収納しやすいため、パソコン学習を中心に使用する子どもに向いているでしょう。

タイプヘッドホン
ワイヤレス×
音量制御機能
ノイズキャンセリング機能×
通話機能
本体重量165g(ケーブル別)

イヤホン

ティ・アール・エイcheero|cheero pino for Kids

耳のそばに付けるだけでOKな開放型ワイヤレスイヤホン

耳をふさがずに周囲の音が聞こえるので安心して使えます。

約27gと軽量なので、長時間付けていても耳に負担がかかりにくい設計です。

高性能CVC8.0ノイズキャンセリング技術を採用し、遮音性が高くクリアな通話を実現。

約90分の充電で、約4、5時間の音楽再生が可能。

編集者が使ってみました!

箱を開けた印象

二重扉になっており、開封までのワクワク感が演出されているところが良かったです。

気になったのは本体のプラスチックな素材感で、特にボタン類やケーブル差込口の強度は心もとなく感じるかもしれません。

サイズ感

本体は27gと軽く、キッズ向けだけあってコンパクトです。

参考までに、本体横に179×252mmの学習ノートを並べてみました。

柔軟性

ネックバンドにとても柔軟性があります。

幼児でも簡単に開くことができるでしょう。

ちなみにバンドは薄いソフトパッドで覆われていて、子どもが首に冷たさを感じることもないと思います。

イヤーフック

耳にかけるフック部には十分な開きがあり、子どもが大きくなっても使い続けることができるでしょう。

だからといって耳の周囲が緩いわけではなく、弾力性をもったネックバンドがほどよく頭部をホールドしてくれます。

また、メガネをかけていても、本体が非常に軽いためメガネフレームと競合することはないでしょう。

編集者もメガネをかけていますが、フレームの上から被せても何ら違和感はありませんでした。

音色

装着して音楽を聴いてみたところ、音が直接耳に入ってこないので、鼓膜への負担は非常に少なく感じられました。

一方で、ヘッドホンや耳の奥に差し込む一般的なイヤホンに比べて音色はクリアではありません。

また、この機種に限らず開放型イヤホンは音漏れしやすいので外出先での音量調節には気を使うでしょう。

ラジオを聴いてみると、人の声はより自然に近い感覚で耳に入ってきたのでオンライン学習には向いていると思います。

また、耳をふさがないので、家族の声も届きやすいと思います。

タイプイヤホン
ワイヤレス
音量制御機能
ノイズキャンセリング機能
通話機能
本体重量約27g

Oaxis JapanOAXIS|マイファーストBCW

骨伝導技術を採用した耳をふさがないオープンイヤータイプの子供向けイヤホン。

イヤーパッドには柔らかな素材を採用し、長時間の使用でも耳が痛くなりにくい設計です。

メガネを使用するお子さんでも気にせず使えます。

ノイズキャンセリング機能付でハンズフリー通話でもノイズが気になりません。

ワイヤレスタイプで、2時間フル充電すると最大5時間再生が可能です。

防水仕様で雨や汗による浸水故障を防ぎます

ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント

8歳・女の子

myFirst bcwはとても使いやすいです!ワイヤレスで、外で遊んだり、おでかけしたりするときにとっても便利です。お母さんにも安心で、音量制限があるので、耳が痛くなる心配がありません。

9歳・男の子

このヘッドフォンを使って、ゲームの音楽や効果音がとてもクリアで、まるでゲームの中にいるみたいです。音楽以外にも、動画や本を聞くときにもとても快適です。みんなにおすすめします!

40代・女性

「myFirst bcw」は、とても使いやすく、音質も抜群です。Bluetooth接続もすばやく、何も問題なく音楽を聴くことができました。10時間の長時間再生も魅力的です。おすすめのイヤホンです!

タイプイヤホン
ワイヤレス
音量制御機能
ノイズキャンセリング機能
通話機能
本体重量26g

エレコムエレコム|子ども用 両耳イヤホン HS-KD05UBK

マイクのオンオフを簡単に切り替えられる子ども用マイク付きイヤホン。

音が大きくなりすぎない低音量仕様(85dB)で子どもの耳を守ります。

USBプラグに差して使うので充電の必要がありません

左右が分かりやすいよう、イヤホンに漢字で「左」「右」と表記してあります。

極小、小、中、大の4つのサイズのイヤーキャップが付属しているので、子どもの耳に合わせやすいのも魅力です。

タイプイヤホン
ワイヤレス×
音量制御機能
ノイズキャンセリング機能×
通話機能
本体重量15g(ケーブル別)

まとめ

子ども用イヤホンやヘッドホンは耳への負担が心配かもしれませんが、オンライン授業の増加などを背景に、耳への負担が少ない商品が増えています。

長時間使用せず休憩を時間を必ず確保するよう心がけるなど、上手に使うのがおすすめです。

楽天のランキングはこちら!

おすすめこちらもおすすめ