足のニオイ対策におすすめのフットブラシ7選。角質ケアもバッチリ!

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フットブラシ

秋冬のおしゃれの楽しみの一つがブーツ。

でも、ブーツって結構ムレやすいし、ニオイが気になる時もありますよね。

そこで、ぜひおすすめしたいのが足をしっかり洗浄し角質除去やニオイ軽減効果が期待できるフットブラシです。

今回は、足のニオイの原因や、ニオイ対策の方法などについて、皮膚科医・豊田雅彦先生にお伺いしました。

取材・監修協力商品紹介部分は取材・監修範囲外です

皮膚科医
豊田 雅彦

豊田 雅彦

うるおい皮ふ科クリニック 院長。かゆみをなくすことをライフワークに掲げ、患者さんが希望を持てる診療に日々尽力。現在までに2,000以上の医学論文・医学専門書を執筆。また、国内外で年間最多250以上の講演会・学会発表・保健所指導を行う。受診患者の99%(年間約3万人)の症状を軽減・消失に導いた、世界有数の皮膚病・かゆみのスペシャリスト。

うるおい皮ふ科クリニック
千葉県松戸市日暮1丁目16-7
http://www.uruoihifuka.com/pc/index.html

足のニオイの原因は? 

ブーツのニオイに鼻をつまむ女性

足のニオイの原因はいくつか考えられますが、その根幹にあるのは雑菌(皮膚常在菌)です。

足に元々潜む常在菌が汗と混ざった皮脂や古い角質、垢などの汚れを分解すると、ニオイの元となる物質ができ、酸っぱい嫌な刺激臭を発する原因になります。

足は汗をかきやすい!

足の裏には汗腺が集中しているので、足は他の部位に比べて汗をかきやすく、その量は一日およそコップ1杯分ともいわれています。

足の裏に汗をかくと角質がふやけやすくなり、常在菌に分解されて悪臭を放つようになります。

足のニオイ物質はイソ吉草酸(イソ吉草酸アルデヒド/3-メチルブタン酸)といい、実は悪臭防止法という法律の規制対象になっているほど、悪臭の代表格といえる物質です。

水虫などの病気の可能性も?

足のニオイが強い場合は、水虫に感染している可能性もあります。

水虫の原因となる白癬菌は、カビの一種で感染性があります。

白癬菌も高温多湿で不潔な環境だと活動的になり感染力が増します。

白癬菌そのものはニオイを発しないものの、白癬菌によって皮膚が荒れて抵抗力が落ちると、そこに雑菌が入り込み増殖し、ニオイを発するようになります。

特に足の指の間にできる「指間びらん性水虫」は強いニオイを発する傾向があります。

市販の水虫薬を用いてかぶれる方も多いので自己判断は止め、皮膚科を受診することをおすすめします。

ブーツは雑菌の温床⁉

長時間、靴や靴下を履きっぱなしにすると足が蒸れて汗をかきやすくなるため、ニオイの原因になります。

どの靴や靴下でも可能性がありますが、特にブーツは汗や雑菌の温床になりやすいといえます。

その理由に、防水加工が施されていること、足を温める保温性に優れていること、ロング丈で革製など気密性の高いものが多いため湿気がこもりやすいこと、比較的ブーツ内部のお手入れが難しいことが挙げられます。

ブーツの内側は、足裏の汗で蒸れた高温多湿で通気性の悪い状態で、雑菌が繁殖しやすく、ニオイ物質による嫌なニオイが生じやすい局所環境となっています。

また、汗を吸収しにくいストッキングや厚手の靴下を履くことで、さらにニオイを生じやすくなります。

フットブラシを活用しよう! 

フットブラシで足を洗う女性

足のニオイ対策におすすめなのがフットブラシです。ここでは、フットブラシについて見ていきましょう。

フットブラシを使うメリット

足の裏や指までしっかり洗浄できるフットブラシは、今やバスグッズとして広く定着・普及しています。

足のニオイの原因となる汚れや古い角質なども簡単かつしっかり取り除けるので、足のニオイに悩む方におすすめです。

また、足裏だけでなくかかとの角質ケアや足のマッサージもできるので、ケアしながらリラックスしてバスタイムを楽しめるというメリットがあります。

フットブラシの選び方(素材、毛足の長さ、硬さなど)

フットブラシには、床に置いて使うタイプ、手に持つタイプ、シューズ型などさまざまな種類があるので、目的や好みに合わせて選ぶといいでしょう。

例えば、バスルームの床に置いて使うタイプのフットブラシは、座ってブラシにしっかり足を乗せ、足を前後に動かすだけで、ゴシゴシとしっかり洗うことができます。

指先部分のブラシが長く、上下にブラシがついているシューズ型のフットブラシは、指のすき間にもしっかり入り込むので、足の甲を含めて足全体をしっかりと洗いたい方におすすめ。

素材や硬さなどは自分の好みに合った感触のものを選ぶことをおすすめします。

ゴシゴシしっかりと洗ってブラシの刺激を感じたい方には、塩化ビニルなどの硬めの素材がおすすめ。

反対に刺激が少なめが好みの方や足裏の皮膚が荒れているなどの理由で皮膚への負担を避けたい方は、シリコンなどのソフトな感触の素材のものを選ぶといいでしょう。

※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。

※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。

足のニオイ対策におすすめのフットブラシ7選

商品名画像詳細を見るタイプ

トーンtone|抗菌フットブラシシェル

置き型

コモライフコモライフ|足裏角質洗浄マット

置き型

東和産業東和産業|シリコンフットブラシ

ブラシ

サンパックサンパック|フットグルーマーグラン

置き型

アートブラシ浅草アートブラシ|馬毛のフットブラシ 「さくら」

ブラシ

マーナMARNA|足スッキリブラシ

ブラシ

大阪銘板daimei|ヘルシーフットウォッシャー

シューズ型

<置き型>

トーンtone|抗菌フットブラシシェル

長さの違う2種類のブラシで足裏はもちろん足の指の間までしっかり洗浄する置き型タイプのフットブラシ。

先端に向かって毛が長くなっているため足の指の間まで洗浄でき、中央の太く先が丸い毛で足裏を洗浄しつつ程よい刺激を与えます。

化学物質を使用せず、100%天然素材の日本製抗菌剤を配合

フック穴付きで、壁掛けして保管できます。

カラーはピンク、水色、緑の3色展開。

コモライフコモライフ|足裏角質洗浄マット

足裏を重点的に洗って清潔を保つ足裏洗浄マット。

特殊繊維で足裏の角質汚れをかき出し、しっかり洗浄して匂いを防ぐ効果が期待できます

椅子に座ったまま、マットに足を乗せるだけで手を使わずにすっきりと洗えて簡単。

マットの中材は無膜ウレタンを使用しているので水切れ抜群

マットの裏面に吸着シートがついているので、使用後は壁にそのまま貼り付けられます

東和産業東和産業|シリコンフットブラシ

シリコン製の柔らかなブラシで泡立ちよく足裏をすっきり洗えるフットブラシ。

ブラシの一部が長くなっているので、足指の間にしっかりフィット。

裏面はすべり止めが付いているので使用中に滑りにくくて安心

使い方は、片足で本体を押さえながらもう片足をブラシの上に乗せてゴシゴシこするだけと簡単です。

フックの穴が付いているので、使用後はそのまま浴室内のフックに引っ掛けて保管できます。

サンパックサンパック|フットグルーマーグラン

入浴時に毎日1分程度使うだけで、足の洗浄やニオイ対策はもちろん、血行促進効果も期待できるフットブラシ。

長くて強い1456本ものブラシの先端に塗布したスクラブコートが、肥大化した古い角質だけを除去するので、かかともツルツルに!

妊娠中のむくみケアにもおすすめです。

カラーはムーンライト、サンシャイン、スターホワイトの3色から選べます。

<手持ちタイプ>

アートブラシ浅草アートブラシ|馬毛のフットブラシ 「さくら」

浅草で100年以上にわたり、生活に欠かせないあらゆるブラシを作り続ける「アートブラシ社」が作ったフットブラシ。

100%馬の毛を使用しており、固すぎず柔らかすぎないちょうどよい肌触りが絶妙です。

かかとや洗いにくい足指のすき間もしっかり洗浄できます。

持ち手は足裏型、ブラシ部分が桜の花の形になったこだわりのデザインにもぜひ注目を。

マーナMARNA|足スッキリブラシ

足の指の間を重点的に洗えるフットブラシ

たっぷりの泡で足の指の間を包み込んで洗うから、スッキリとした洗い心地が得られます。

U字構造になったブラシの間に指を通して前後に動かして洗うだけで、汚れとニオイを一気にケアできます。

持ち手には指圧ができる突起が付いているので、足の甲や足裏などの筋肉のコリもスッキリほぐせます

<シューズ型>

大阪銘板daimei|ヘルシーフットウォッシャー

左右両方のサンダルがくっついたようなハート形のフットブラシ

柔らかな樹脂でできた程よい長さと弾力のあるブラシがついているので、足の指先までしっかり洗えます。

使い方は、ブラシにお湯をかけてからボディソープをかけ、座ってから両足を入れて前後に動かすだけ

適度な柔らかさのブラシで足全体に心地よい刺激が広がります。

足を清潔に! 

足を洗う女性

足の洗い方と拭き方

ニオイの元となる雑菌を除去するためには、足の洗い方が重要です。

足の洗い方

① 湯船に浸かるまたは洗面器などにお湯を張り足湯をし、足の皮膚を柔らかくする。

② よく泡立てた石けんやボディーソープで、やや強めにしっかりと洗う。

指の間は特に汚れが溜まりやすいので念入りに洗いましょう

足の雑菌を殺菌・消毒できる洗浄剤を使うと、よりしっかり雑菌を除去する効果が期待できます。

爪のケア

爪の中の汚れもニオイの原因となりやすいため、石けんの泡で丁寧に洗いましょう。

専用の爪ブラシ(爪の間の汚れをかき出すブラシ)を用いて爪の奥の汚れまで洗い落とすことが望ましいです。

古い歯ブラシを活用してもいいでしょう。

足の爪を長いまま放置しておくと爪の間に汚れがたまりやすく、雑菌の温床になる恐れがあります。

足の爪は適度に短く切りそろえ、常に清潔にするなど、日頃からケアしておくことが大切です。

角質ケア

足裏は、角質がたまりやすい部位。

かかとが厚く硬いなど足裏に角質が堆積している場合には、剥がれ落ちた角質(垢)に雑菌が繁殖することによりニオイが生じるので、ケアが必要です。

足裏の角質は落としにくいので、週に1~2回程度、やすり、軽石、角質リムーバーでかかとを中心に適度に取り除きましょう

足裏を強くこすり過ぎるとかえって角質が厚くなってしまうので要注意です。

また、角質を無理に剥がしたり、ハサミでカットしたりすると、皮膚を傷つける危険性があるのでやめましょう。

フットスプレーや五本指靴下も効果的

制汗・殺菌・抗菌・消臭などの効果が期待できる消臭アイテムの活用がおすすめです。

特にフットスプレーは簡単に足のケアができる便利なアイテム。

ストッキングの上からでもさっとスプレーできるので、忙しい朝にも便利です。

ただし、使用されている香料によっては不快なニオイを発生させる可能性があるので、無香料のものを選ぶのが無難です。

五本指靴下は指が1本ずつ分かれているので、指と指の間が蒸れることがありません。

指の間にまで生地がフィットし汗をかいても効率よく吸収するので、普通の靴下に比べてニオイの原因となる汗が溜まりにくく雑菌の繁殖を抑えるため、ニオイ対策に効果的です。

ブーツのケアもお忘れなく! 

いろいろなタイプのブーツ

ブーツはニオイを発しやすいといっても、たまには履いておしゃれを楽しみたいですよね。

では、ブーツのケアはどうすればいいのか、見ていきましょう。

毎日同じ靴を履かない

同じブーツは連続で履かずに、3日位の感覚をあけて履くことが理想的です。

脱いだブーツは乾燥させる

一度履いて蒸れたブーツはすぐに靴箱にしまわず、風通しのよい場所でしっかり陰干しして(素材や天気によっては天日干しも可)乾燥させましょう

天気が悪く湿度の高い日や、どうしても連続で履きたい場合は、ブーツや靴専用の除湿剤を使用するといいでしょう。

靴用の乾燥機やドライヤーで早めに乾かすという方法もおすすめ。

新聞紙や週刊誌の紙を丸めて詰めることも、ブーツ内部の湿気取りに有効です。

消臭スプレーやインソールを活用

靴用の消臭・殺菌スプレーやインソールの使用も有効。

日常的に出かける前と帰宅後の2回のスプレーの使用を習慣にしましょう

ブーツを洗うのは大変ですが、インソールだけなら洗うのも乾かすのも簡単な上、替えもすぐ購入できます。

まとめ

ブーツはおしゃれを楽しめるだけでなく、特にひざ下が覆われているロングブーツは温かく防寒対策もでき、寒い時期にはぴったりなアイテム。

しかし、ブーツを脱いだ時の嫌なニオイに悩んでいる方も多いと思います。

汗、角質、雑菌による刺激臭を防ぐためには、足とブーツの両方に目を向けたさまざまな対策が必要です。

その一つとして、足の消臭ケアに有効なフットブラシでのケアを日常に取り入れ、足を清潔に保ちましょうね。

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