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長い自粛生活が終わり、これから久しぶりにバカンスを楽しむという人もいるのでは?
海や旅先で肌が焼けるのを防ぐために、日焼け止めや美白などのスキンケア用品を使ったり、日傘や帽子などのグッズを取り入れたりする方は多いでしょう。
もちろん、事前の日焼け対策は大切ですが、保湿やクールダウンなど日焼け後のアフターケアも同じくらい重要だということを知っていますか?
日焼け後の肌は軽いやけどをした状態と同じ。また、紫外線はシミやそばかす、ニキビなどの原因になるため、お手入れをせずにうっかり放置してしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があるのです。
そこで今回は、美容皮膚科タカミクリニックの山屋雅美副院長に、日焼け後の肌に必要なケアやケアの注意点、アフターサンケアアイテムを選ぶ際のポイントなどを伺いました。
合わせて、edimo編集部おすすめのアフターサンケアアイテムもご紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
美容皮膚科医
山屋 雅美
美容皮膚科タカミクリニック副院長。埼玉医科大学卒業後、東邦大学医療センター大橋病院皮膚科、三井記念病院皮膚科勤務を経て、2011年美容皮膚科タカミクリニックに入職。2021年、タカミクリニック副院長に就任。ニキビ・毛穴などの美肌治療から、シミ・しわ・たるみなどのエイジング治療まで幅広く診療を行う。
美容皮膚科タカミクリニック
(松本ビル)東京都港区南青山3-18-20 松本ビル3F・4F・5F
(モンテプラザ)東京都港区南青山3-18-5 モンテプラザ2F・3F・4F
https://takamiclinic.or.jp/
目次
日焼け直後の真っ赤になった肌は、軽いやけどのような状態に陥っています。
この状態を「サンバーン」と呼び、紫外線を浴びた数時間後に皮膚が赤くなり、1~2日間にわたり、ヒリヒリとした痛みを伴ったり、水ぶくれができたりするのだそう。
一気に大量の紫外線を浴びたときに起こりやすいといわれています。
また、赤みやヒリつきが落ち着いた日焼け後の肌は、紫外線ダメージによりバリア機能が低下しているため、肌の水分が蒸散して、乾燥しやすくなっているのだそう。
さらに、紫外線ダメージから肌を守るために防衛本能が働いて、角質が厚くなっているため、化粧水が浸透しにくくなっているのだとか。
山屋先生いわく「肌内部の水分が保持できず、肌に水分が入りにくくなっているため、肌の乾燥が進行している状態」だと言えるのだそうです。
日焼け後のケアを怠ると、皮膚の角質層の乱れからカサつきやかゆみ、赤みなどの炎症を起こしやすくなるのだそう。
また、日焼け後の肌トラブルは直後に現れるものだけではなく、長年の積み重ねによって、肌のしわやたるみの原因になることもあります。
日焼け後に一番してはいけないことは、そのまま放置すること。
サンバーンの症状が数日で治まったとしても、紫外線を浴びてから数日後に色素沈着(サンタン)が進行するといわれています。
浴びた紫外線量や皮膚のタイプによっては肌の黒みが数カ月から数年間落ちないこともあるのだそう。
そのため、肌が赤くなるという「SOS信号」を見逃さず、早めにケアすることで、紫外線によるダメージを最小限に抑えましょう。
紫外線ダメージを最小限に抑えるためには、日焼けに気づいたらすぐにケアを始めることが大切です。
山屋先生いわく「日焼け後の72時間以内のケアでシミができるかできないかが決まると言っても過言ではない」そう。
また、正しい知識を身に着けずに自己流で進めてしまうと、肌の状態をさらに悪化させかねないので注意しましょう。
日焼け直後から積極的に美白ケアを行いたいと思う方も多いと思いますが、日焼け直後の肌は敏感な状態のため、段階を踏んでケアを行うことが大切だそう。
日焼け直後の「ヒリヒリほてり期」、ほてりが治まった「カサカサ敏感期」、肌が落ち着いた「本格ケア期」の三段階に分けて、ケアを行っていきましょう。
水や保冷剤(無い場合は冷えたペットボトル)をタオルにくるみ、しっかりと冷やして、肌の赤みやほてりを抑えましょう。
肌が赤くヒリつきが出ている状態では、積極的なスキンケアができないので、外側からではなく内側からのケアを取り入れます。
ビタミンC、トラネキサム酸、L-システイン配合の医薬品やサプリメントなどの摂取がおすすめです。
肌のバリア機能を回復させて、肌が潤いを保てる環境へと整える保湿ケアから始めましょう。
ただし、まだ肌が敏感な状態のため、低刺激の化粧水やアラントイン、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分が配合されている敏感肌用のアイテムを選ぶようにしましょう。
バリア機能を高めて保湿をするセラミド配合のアイテムもおすすめです。
また、肌に刺激を与えるクリームやオイルなど油分の多いアイテムは避けて、油分の少ないゲルタイプや乳液を選びましょう。
ほてり、ヒリつき、乾燥が治まり、肌が落ち着いたら本格的に美白ケアを始めましょう。
ここからのケアが将来の肌を左右するのだそう。
肌のターンオーバーを整える角質ケアと合わせて、抗酸化作用と美白作用のあるアイテムで紫外線ダメージを排出、蓄積させないようにするのが大切。
もちろん、保湿ケアも引き続きしっかりと行いましょう。
山屋先生によると、ターンオーバー周期の関係から、ケアを始めて1カ月を過ぎた頃から少しずつ肌が変わっていくのだそう。
そのため「3カ月はケアを続けるのが大切」といいます。
アフターサンケアアイテムには、ローションやミルク、ジェルなど様々なテクスチャーがあります。
自分にとって使いやすいものを選びましょう。
アフターサンケアアイテムの中で最もスタンダードなのはジェルタイプ。
炎症を抑えて肌に潤いを与えるアロエやコラーゲンなどが含まれていることが多く、高い保湿効果が期待できます。
みずみずしいテクスチャーで爽快感を感じやすく、夏の暑い時期でも気持ちよく使えるでしょう。
また、ローションタイプは日焼け後のほてった肌にバシャバシャとたっぷり使えます。
保湿力があるタイプならコットンに浸してパックのようにも使えるでしょう。
ただ、サラサラ感を出すためにメントールやアルコールが入っているものは肌への刺激が強い場合もあります。
肌が敏感な時期に使用すると逆に肌が荒れてしまうこともあるので、肌への刺激が気になる方は「低刺激」などの記載があるものを選ぶとよいでしょう。
アフターサンケアアイテムを選ぶ際には、日焼け後の肌の炎症を抑えたり、乾燥を補ったりする整肌成分や保湿成分が含まれているかどうかをチェックしましょう。
山屋先生によると、バリア機能修復に効果のあるセラミド、シミの原因となるメラニン生成の抑制に効果のあるビタミンCが含まれているものがおすすめだそう。
他には、アロエベラエキスやコラーゲン、グリセリンなどの保湿成分が入っているものもよいでしょう。
防腐剤やアルコールは、スキンケア用品の保存期間や品質を保持するために含まれており、特にメントール系の商品にはアルコールが含まれていることが多いです。
肌への刺激が強いため、多く配合されていると逆に肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
心配な方は代わりに天然の添加物などが使われているものを選ぶとよいでしょう。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | タイプ | 内容量 |
大正製薬コパトーン|アフターサン オイルフリー ジェル | ジェル | 140g | ||
メイコー化粧品ボディジェル ブルーハワイ | ジェル | 150g | ||
シー・ボディイルコルポ|ミネラルボディシャインジェル | ジェル | 200g | ||
近江兄弟社近江兄弟社メンターム|サンベアーズ アローバジェル | ジェル | 200g | ||
明色化粧品明色カラミンローション | ローション | 155ml | ||
ジェイディービーネットワークブラックコング|モイスチャライジングジェル | ジェルローション | 180g |
レジャーやスポーツなどアクティブシーンに特化したUVケアブランド「コパトーン」のオイルフリージェル。
アロマエキスとメントール配合で、ほてりを抑えて、潤いをチャージできます。
ひんやりとしたオイルフリージェルなのでベタつきにくく、サラッとした使い心地。
アウトドアを楽しんだ後の肌に使ってみてはいかがでしょうか?
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
30代・女性
ヒンヤリするが刺激は無いので使いやすい。オイルフリーだからベタつきも残らないのが嬉しい。
40代・男性
ヒリヒリやチクチクがおさまるし、ほてりもひく。ベトベトしないものいい。
40代・男性
ほてった肌をひんやりしずめてくれるので気持ちいい。
タイプ | ジェル |
内容量 | 140g |
主な有効成分 | |
主な配合成分 | 水、変性アルコール、アロエベラ液汁、カルボマー、TEA、メントールなど |
カクテルの「ブルーハワイ」をイメージした爽快感あるボディジェル。
サトウキビエキスやレモン果汁など日本原産の15種類のボタニカルエキスを配合するとともに、アロエと海洋深層水の保湿成分配合で、肌に潤いを与えて整えます。
ジェルタイプなのでスッとなじみやすく、さっぱりとした使い心地。
アクアブルーのジェルを塗ると、南国を思わせるパイナップルの香りがほのかに広がります。
ユーザーのレコメンド※メーカー収集コメント
20代・女性
べたつかずサラッと使えるボディジェルです。透明感のある青色で見た目も爽やかです。暑い夏使うにはピッタリだと思います。パインの美味しそうな香りも個人的に好きです。少しかき氷のシロップっぽいかもしれません。あまり強い香りではないので、全身に塗ってもほのかに香る感じです。生活感のないお洒落なデザインなので、持ち運び用やプレゼント用にも良さそうだと思いました。
タイプ | ジェル |
内容量 | 150g |
主な有効成分 | |
主な配合成分 | ペンチレングリコール、アロエベラ液汁、グリチルリチン酸2K、ヤエヤマアオキ果汁、ウメ果実エキスなど |
潤いバリア機能で紫外線がもたらす肌ダメージと乾燥に対応したボディ用美容液。
保湿成分の「フラーレン」をはじめ「プラセンタエキス」や「ビタミンC誘導体」など28種類もの美容液成分を贅沢に配合しています。
合成着色料やアルコール、パラベン、鉱物油、石油系界面活性剤を含まず、肌に優しいのもうれしいポイント。
子どもや敏感肌の方でも安心して使えるでしょう。
タイプ | ジェル |
内容量 | 200g |
主な有効成分 | |
主な配合成分 | α-アルブチン、ビサボロール、フラーレン、プラセンタエキス、加水分解コンキオリン、サンゴモエキスなど |
肌を引き締めて、潤いを与える天然保湿成分「アロエベラエキス」を配合したジェル。
日焼け後のヒリつきを抑えるとともに、肌の乾燥対策におすすめです。
ひんやりとした冷感ジェルなので暑い時期でもスッと気持ちよく使えるでしょう。
冷蔵庫などで冷やしてから使うとさらに爽快感が高まりそうです。
タイプ | ジェル |
内容量 | 200g |
主な有効成分 | |
主な配合成分 | 水、BG、カルボマー、TEA、アロエベラ液汁末など |
日焼け後のほてりを抑える、天然由来成分配合の薬用ローション。
アロエエキスとモモの葉エキスを配合しており、日焼け後の肌に潤いを与えて、肌荒れを防ぎます。
オイルフリー、界面活性剤フリー、無香料、無着色なので肌に優しく、子どもを含めて家族全員で使えるでしょう。
ひと夏で使い切れるコンパクトサイズなのもうれしいポイントです。
タイプ | ローション |
内容量 | 155ml |
主な有効成分 | カラミン、シメン-5-オール |
主な配合成分 | アロエエキス-1、桃葉エキス、d-カンフル、クロルヒドロキシAI、BG、ゲラニオール変性アルコールなど |
日焼けによるシミやそばかすを防ぎ、肌に潤いを与えて、皮膚を健やかに保つジェルタイプのローション。
アロエベラ液汁とアロエベラ葉エキスの2つのアロエベラ由来の保湿成分が配合されています。
ぷるんとした質感のジェルは、伸ばしやすくベタつきにくい使い心地。
日焼け後のほてった肌をサラッとクールダウンできるでしょう。
タイプ | ジェルローション |
内容量 | 180g |
主な有効成分 | |
主な配合成分 | BG、グリセリン、PEG-8、PEG-20ソルビタンココエート、アロエベラ液汁、アロエベラ葉エキス、カンゾウ根エキスなど |
日焼け後のケアは早めに始めることが肝心です。
紫外線の影響によるシミやそばかす、ニキビを防ぐためにも、今回紹介したアフターサンケアアイテムを参考にして、自宅でケアを行ってみてはいかがでしょうか。