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季節の変わり目に体調を崩す人は多いのではないでしょうか。
そんな場合、漢方薬を服用するのも一つの方法です。
今回は、医療法人幾嶋医院の院長である幾嶋泰郎先生への取材を基に、体調不良の症状や理由、解消法、漢方薬の選び方などについて解説します。
あわせて、edimo編集部が選んだ漢方薬も紹介しますのでチェックしてくださいね。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
婦人科医
幾嶋 泰郎
福岡大学産婦人科で研修後、第一生命保険会社で診査医をしながら久留米大学産婦人科で学位を取得。1999年に父の診療所を継承し福岡県柳川市で無床診療所「医療法人 いくしま医院」を開業。開業後に漢方に目覚め柳川漢方研究を立ち上げ、初心者の育成と自身の研鑚に努めている。趣味は風水と手相。自ら球脊髄性筋萎縮という難病(10万人に1人)を背負い、車椅子で診療を続けている。
所属学会:日本東洋医学会、日本産婦人科学会、日本老年医学会
漢方内科・婦人科・小児科 いくしま医院
福岡県柳川市田脇754-3
https://www.ikushima.or.jp/
目次
季節が変わる頃、特に冬から春、夏から秋へ移る時期は、一日の中でも寒暖差が大きく体調を崩しがちです。
具体的な症状としては「昼間の眠気」「気分の落ち込み」「冷え」「肩こり」などが挙げられます。
他に、全身の倦怠(けんたい)感、思考力や集中力の低下、頭痛、微熱、めまい、食欲低下、腹痛、吐き気、下痢なども、季節の変わり目に起きやすい不調です。
これらの原因の一つに体の「冷え」が考えられます。
体温調節の役割を持つ自律神経が普段よりもエネルギーを使うため、疲れやすくなってしまうのです。
体を温める食べ物を摂る、体温調節しやすい服を選ぶ、といった工夫を心がけましょう。
季節の変わり目の体調不良を緩和するために、漢方薬の服用もおすすめです。
ただ、体質や症状によって、適した漢方薬は一人一人異なります。
漢方薬を熟知した医師に処方してもらうのが一番ですが、評判や口コミなどを参照するのも良いでしょう。
おなかがふにゃふにゃして疲れやすい人や、気分が沈み「自分はダメだ」と思いがちな人におすすめ。
胃腸の働きを改善して体力を回復させ、倦怠感や脳疲労を和らげます。
腰や足先が冷えやすく心配性の人に適した漢方薬。
体を温め、貧血症状や水分循環、血行障害を改善します。
一般的には、足腰や泌尿器、生殖器など腰から下の不調を改善する漢方薬として知られていますが、冷えにも効果があります。
冷えからくる胃の不調に悩む人におすすめ。
消化機能を促進し胃痛や胸やけを鎮めます。
血行を促進して冷えを抑える働きもあります。
【監修者】婦人科医幾嶋 泰郎のコメント
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | 形態 |
クラシエ薬品クラシエ薬品|四物血行散(第3類医薬品) | 散剤 | ||
東洋漢方製薬エナジー|東洋の当帰芍薬散料エキス顆粒(分包)(第2類医薬品) | 顆粒 | ||
ツムラツムラ漢方安中散料エキス顆粒(第2類医薬品) | 顆粒 | ||
松浦薬業六君子湯エキス〔細粒〕65(第2類医薬品) | 細粒 | ||
クラシエ薬品漢方セラピー|「クラシエ」漢方八味地黄丸料エキス錠(96錠)(第2類医薬品) | 錠剤 | ||
ジェーピーエス製薬当帰四逆加呉茱萸生姜湯(第2類医薬品) | 顆粒 |
低血圧で体がだるく、朝起きられなかったり、立ちくらみに悩んだりという症状に効果があります。
月経不順など婦人科系の症状や、産前産後の滋養強壮にも使われ、弱った体を回復させる働きがあります。
散剤タイプ。
形態 | 散剤 |
効果・効能 | 貧血に伴う全身倦怠、低血圧、月経異常、婦人科諸疾患に起因する神経症状(目まい、のぼせ、耳鳴、頭痛、不眠、憂うつ症、不安感)、子宮出血、産前産後及び妊娠による貧血、妊婦の強壮、産婦の強壮 |
体力が比較的乏しく、冷え性で疲れやすい人に処方される漢方薬。
婦人科系の症状や、足腰の冷え、肩こりや頭痛に効果があります。
顆粒タイプ。
発売元 | エナジー |
形態 | 顆粒 |
効果・効能 | 比較的体力が乏しく、冷え性で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ |
胃が弱く、冷えやストレスで胃が痛む人におすすめ。
胃を温めて、胃の調子を整えます。
神経質でストレスを感じやすい人に適した処方です。
形態 | 顆粒 |
効果・効能 | 体力中等度以下で、腹部は力がなくて、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱 |
胃腸の働きが低下していて疲れやすく、日常的に貧血で手足が冷えやすい人に適しています。
食欲不振や消化不良に効果が期待できます。
スティック包装の細粒タイプ。
形態 | 細粒 |
効果・効能 | 体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐 |
頻尿や残尿感など排尿困難の漢方薬として知られていますが、他に、疲れやすく、手足が冷えやすい人の諸症状に効果があります。
錠剤タイプ。
形態 | 錠剤 |
効果・効能 | 体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿で、ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れ |
血液の流れを整え、内部から体を温めます。
冷えからくる頭痛や腹痛、生理痛を改善します。
顆粒タイプ。
形態 | 顆粒 |
効果・効能 | 体力中等度以下で,手足の冷えを感じ,下肢の冷えが強く,下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの次の諸症:冷え症,しもやけ,頭痛,下腹部痛,腰痛,下痢,月経痛 |
季節の変わり目は気温差が大きく、さらに生活環境の変化が重なると、心身ともにストレスのかかりやすい時期です。健康を保つ方法の一つとして、今回ご紹介した漢方薬も参考に、検討してみてください。
漢方薬は基本的に、食前や食間などの空腹時に、白湯(さゆ)で飲みましょう。