edimoはアフィリエイト広告を利用しています。
ショートヘアに普段と違ったアレンジを加えたいなら、濡れたような毛束感のウェットスタイルを試すのも一つの方法です。
今回は、美容師・毛髪診断士の藤巻正典さんに、ショートヘアのウェットスタイルづくりに適したスタイリング剤の選び方や使いかたのコツなどをお聞きしました。
あわせて、edimo編集部おすすめブランドのスタイリング剤を紹介します。
取材・監修協力※商品紹介部分は取材・監修範囲外です
美容師・毛髪診断士
藤巻 正典
美容クリニックと融合したヘアサロン「LonaLona(ロナロナ)」に所属するメディカルヘアスタイリスト。美容師として30年のキャリアがあり、美容師の手が荒れないシャンプートリートメントを開発。他にもさまざまなヘアケア商材を扱っており、頭皮や髪を守るメニューを提供。メンズ顧客が大半を占めるヘアサロンで指名率100%を達成するなど、男性からの支持も厚い。現在は毛髪診断士として、AGAのカウンセリングや頭皮診断・ケアといった分野でも活躍の場を広げている。
ロナロナクリニック
東京都港区新橋3-7-7 Tビル2階
https://lonalona.jp/
目次
ウェットスタイルは、髪が濡れているように仕上げたヘアスタイルのこと。
実際に濡れているわけではなく、ジェルやオイルなどのスタイリング剤を髪に塗布することで、濡れ髪のようなツヤや毛束感を演出し、持続させるものです。
ドレスアップしたい時や、トレンド感を出したい場合など、特にショートヘアの人におすすめです。
また、硬質で広がりやすい髪のボリュームを抑えたり、ミディアムボブでルーズな動きを出したりしたい場合にも適しています。
逆に、細くて柔らかい髪質やロングヘア、ミディアムでもストレートヘアには、ウェットスタイルは不向きな場合が多いです。
ウェットスタイルを作るのに役立つスタイリング剤には、ワックス、バーム、オイル、ジェル、グリースなどがあります。
それぞれの特徴は次のとおりです。
いずれも、硬めのクリームのようなテクスチャーで、髪を立ち上げたり、ボリュームや自然な動きを出したりしやすいのが特長。
キープ力はソフトなので、後で直すこともできます。
ヘアバームは、原料はオリーブオイル、シアバター、蜜蝋など天然由来のものである場合が多く、手に取ると体温で溶けて透明になります。
髪になじませることで毛束感を出しやすいのが特徴です。
いずれも、ショートからボブ、ミディアムウルフなどの髪型に向いています。
湿らせた髪にワックスとオイルを混ぜて、手のひらで髪束を握るようにして付けると、動きが出やすいです。
半透明のジェル状の整髪剤。
セット後は乾燥して固まり崩れにくいのが特徴。
ツヤとウェット感もしっかり得られます。
剛毛や多毛で短い髪型の人におすすめ。
湿らせた髪全体になじませてタイトに抑えると、普段と違うクールな仕上がりになります。
ワックスより水分が多めで、とろみのあるテクスチャーです。
ジェルのように固まることはないので、セット後の直しも簡単。
手に付いても水で簡単に洗い流せて便利です。
髪が太くてボリュームが出てしまう人におすすめ。
ヘアオイルは、植物性、鉱物性、動物性の3つに分類されます。
よく知られているのは椿油やオリーブオイルなどの植物性ヘアオイル。
セット力はありませんが、傷んだ髪の保護やツヤ出しにおすすめ。
ネコ毛やくせ毛のショートやボブヘアの毛先にルーズな外はね感を出すなど、ナチュラルスタイルに仕上げたい場合に向いています。
湿らせた髪に、何回かに分けて全体へ塗布します。
毛束感や動きを出したいなら、オイルにバームをしっかり混ぜると効果的です。
髪の質や悩みによって、スタイリング剤を使い分けましょう。
ゆるくパーマをかけてボリュームを持たせたうえで、植物由来の軽めのヘアオイルなどでスタイリングしましょう。
毛先にだけゆるくパーマをかけて、ヘアオイルとバームを混ぜてスタイリングすると、柔らかさが出て全体のボリュームバランスを整えやすいです。
湿らせた髪に、ヘアオイルと水溶性ワックス(またはグリース)を混ぜて使用するのがコツです。
ワックスを指先にとって手のひらになじませ、ヘアオイルをワンプッシュ足して、さらにゆっくりなじませてから、手のひらで髪を握るようにして付けていきます。
※監修者は以下で紹介する商品について、選定や紹介文の監修は行っておりません。
※紹介商品は、上記記事内で記載した効果・効能を保証するものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている説明文をご確認ください。
商品名 | 画像 | 詳細を見る | タイプ | 内容量 |
KOKOBUYproduct|ヘアワックス | ヘアワックス | 42g | ||
ビジナルアロマキフィ|オーガニックバター ウェットアレンジ | ヘアバーム | 40g | ||
b-exロレッタ|ハードゼリー | ヘアジェル | 300g | ||
ウテナMe&Her|MILKY GLOSS GEL | ヘアジェル | 100g | ||
中野製薬ナカノスタイリング タント|グリース4 | グリース | 90g | ||
阪本高生堂クールグリースG | グリース | 210g、87g 、30g | ||
NILE PROMOTIONNILE|スタイリングオイル ヘアオイル 濡れ髪ウェット グラビティウェット100ML | ヘアオイル | 100mL | ||
ホーユーNiNE|マルチスタイリングオイル | ヘアオイル | 100mL |
ロサンゼルスで活躍するヘアスタイリストが開発したヘアワックス。
発売から10年以上が経過した今も根強い人気を誇っています。
保湿効果が期待できるシアバター、スタイリング力を高めるビーズワックス、髪にツヤを生み出すビタミンE、潤いをもたらすアロエベラという、4つの自然由来原料を使用。
ヘアスタイリングだけでなく、リップケアやハンドケアにも使えます。
タンジェリン、ダマスクローズ、ネロリの3種類の香りを展開。
天然由来成分を95%以上使用した本格的オーガニック処方のヘアバター。
殺菌作用や保湿力に優れた天然ミツロウ、ダメージの補修・保湿効果が期待できるアルガンオイルやツバキオイルなどのボタニカルオイルを配合しています。
ローズとゼラニウムの天然精油を使った、優しいフローラルな香りも魅力。
シリコン、石油系界面活性剤、鉱物油、合成着色料、動物性原料、パラベン、エタノールは不使用。
リップやハンドケア、練り香水としても使えます。
ベタつきの少ない、ウォーターベースのスタイリングジェル。
セット力が強く、束感のあるスタイリングにおすすめです。
ダマスクローズオイル、ハチミツエキス、ローヤルゼリーエキスを配合。
ローズ系の優しい香りです。
柔らかなテクスチャーで、髪全体にムラなくなじませやすいジェル。
保湿成分として月見草油、毛髪トリートメント成分として加水分解ケラチンセラミドNGが配合されており、パサついた髪でも濡れ感のあるスタイリングを維持しやすいのが特徴です。
無着色、シリコーンフリー、合成着色料フリー。
透明感を感じさせるフルーティフローラルの香り。
のびがよく、毛髪同士を密着させる力の強い「ナカノファイバー」を配合したグリース。
ウェット感を維持しつつ、遊びのある動きをつけたスタイリングが可能です。
シトラスフローラルの香り。
ウェット感、ツヤ感、セット力を絶妙なバランスで実現したグリース。
ワックスと併用するのもおすすめです。
爽やかなライムの香り。
のびのよいテクスチャーで、しっとりとまとまる濡れ髪スタイルを実現してくれるヘアオイル。
マルラオイル、ホホバ種子、アーモンド、アボカドオイルという4つの天然由来成分が配合されており、髪のダメージをケアすると同時に、乾燥、摩擦、熱などのダメージから髪を守り、美しい髪へと導いてくれます。
香りはアップルフラワーとカリフォルニアの2種類。
指通りの良さにこだわったスタイリングオイル。
ウェットな質感とナチュラルな束感を演出したい人におすすめです。
コメヌカ油、コメ胚芽油が配合されており、毛先までしっかり保湿し、パサつきや乾燥から髪を守ってくれます。
ゼラニウムをメインにバーベナ、リリーなどを加えた、フローラルで柔らかい香りもポイント。
重さのあるツヤ感が持続する「リッチ」、程よい軽さのあるツヤ感が楽しめる「ライト」の2種類を展開しています。
ボリュームを出したい場合は、ワックスを少なめに付けてドライヤーの冷風でスタイリングするのがコツ。
タイトに仕上げたいなら、湿った髪全体にオイルを塗布しましょう。
ごわつきやすい髪には、湿った髪全体に重めのオイルをなじませた後、バームを手のひらに広げてから、毛束感を出したい部分に付けると、キープしやすいです。
オイルを全体に塗布してから、さらにオイルとグリースを手の平でまぜて混ぜて塗り付け、そのあと自然に放置すると自然なウェット感を得られます。
湿らせた髪にジェルをなじませた後、さらにジェルとグリースにオイルを混ぜてスタイリングすると、クセを上手に活かしたウェットスタイルになります。
顔周りに気になるクセがある場合は、湿らせた髪全体にヘアオイルやヘアミルクを塗布し、ドライヤーでクセを伸ばしてから、さらにグリースやジェルでウェット感を足すという方法もあります。
濡れたようなツヤと毛束感がおしゃれなウェットヘア。
湿らせた髪に付けて手ぐしで手軽にスタイリングできるので、いつものショートヘアやボブヘアの印象を変えたい時におすすめです。
自分の髪質に合ったスタイリング剤の選び方やスタイリング方法を見つけ、今回ご紹介したアイテムも参考に、検討してみてください。